2016年4月12日火曜日

ありがと合同練習

さて、北部大会VS松風スラッガーズBチーム戦なんであった。
先発MはKikuchiくん、FはShoh。試合詳細はあえて省略したい。いつもならスコアブックをiPhoneで撮影しそれをMacに取り込み、ブログ投稿入力画面の横にそれを表示しながら書くんだけれど、うっかり八兵衛スコア撮影を忘れちゃったんである。

F打線はガシガシ打ちまくったんであった。相手エラーも重なりのっけから大量先制点。無理もない。想像通りだったのであるけれど、Fは単純に6年二人を外しての5年以下のBチーム構成に対してMのそれは、普段からA,B分けて活動しているために、Aには主力の5,6年生がBには小さな子たちの構成なんである。いわば低学年チームに近いものがあるのだろう。たぶんそんな事情なんだろうと思っていて、試合後松風Tawaraさんに確認したらやはりそーだったんである。
Kunjiがきれいなヒット、更にYuunosukeもライト前へヒットを打つ。二人とも普段おとなしい子なのだが、公式戦で安打を打つことなどまれで、それだけにかなりテンションが上がっていたようだった。表情を見ればそれが分かった。Yuunosukeなどは二塁ベース上で嬉しそうに小さくガッツポーズ。彼らのバットから手に伝わった打った瞬間の感触が、野球が面白く好きになるきっかけに絶対なるはずだ。

カメラで撮った写真でないと分からないことってあるんである。例えば打つ瞬間選手は目をちゃんと見開いているか?リアルタイムでは見えないはず。写真に撮るとそれが分かる。昨年のオレンジから気づいていたけれど3年K.Kaitoはインコースは間違いなく目をつぶって振ってしまうんであった。それでも大人びた饒舌な理論家である彼は、投手のワイルドピッチには3塁ランナーに対してちゃんと「本塁へ突っ込むな」を意味する左手で制するジェスチャーはしっかりやっちゃうんである。監督のサインにもヘルメのツバに手を当てることも忘れない。
野球(他のスポーツも)をやっている子どもたちは、攻守にわたってその一挙手一投足にその子の性格が如実に表れるから面白い。

打席が紅一点Anjuの時だった。Anjuは監督Itohの姪っ子である。昨年Itohくんが野球道具一式を買ってやってフレンズに引っ張り込んだ将来の逸材である。今では野球大好き少女で人見知りしない性格はまっこと頼もしい限り。WPかPBか覚えてないが3塁ランナーが突っ込んで来た。走者、捕手、打者が本塁上で交錯しAnjuが見事スッテンコロリン、転倒ひっくり返ったんであった。経験の浅い3年女の子....。普通ならば「大丈夫かっ!」となるとこだが、お転婆娘Anjuは何事もなかったように立ち上がりその後出塁し3塁まで進塁、更にホームまで帰還を果たしたのである。母親に似たんであろうか?(^-^)

先日中学生になったばかりのOB、Hajimeも来た。オヤジは残業と糖尿対策で激ヤセし自慢の太鼓腹は見る影もなくしぼんでしまったのだが、息子のHajimeはそれと反比例するかのようにますますオヤジ化しちゃってウシガエルのような腹になっていた。3塁側ラインに立って後輩たちを応援していたけれど、つま先はラインぎりぎりだったが、腹は空中でファウルグランドに飛び出していたんであった。これは規定違反なのか?きっと「野球競技者必携」に記載されていることだろう。

..............
試合後、はて?
Fは地元に凱旋してもグランドがない。強引にMさんに頼み込んで合同練習を。Mコーチはしっかり重鎮Urabeさんに確認を取っていた。さすがである。合同練習の良いところは子どもたちがチームの垣根を越えて仲間になれることや、大人にとっても他チームのコーチング手法に新たな発見を見いだして参考になることである。毎年の連合チームなどはその典型である。
内野ノック組、外野ノック班、低学年チームの3班に別れてグランドをフルに活用。それぞれに専門のコーチ陣がついてやったのだが、ほとんど松風さんにおんぶにだっこだった。普段から練習メニューがきっちり確立していることを容易に想像させるに足る風景であった。コーチ陣の厚さを目の当たりにした思いであった。感謝!
敬意と感謝を込めて松風中心に写真を掲載。
外野ノックでは昨年Queensの新戦力となったAkaneも伸び伸びやっていた。
内野ノックはFの29番Shohta。その体躯はHajimeの100万倍はあろうか。



最後はお定(き)まりのベーランリレーで締め。競争になると子どもらはテンションMAXになる。まずは1回戦ものすごい接戦で0.07秒差くらいでMに軍配。

ならばとまた2回戦に突入。今度はハプニングありーのFの勝ち。落球したり、転んだり、セナ/プロ/マンセルのF1デッドヒートのように、相手選手を抜く場面も。
更に勝負をつけたろうと3回戦まで敢行。最後はMが勝った。


Fもそうだったが、松風の母ギャラリーも興奮し大いに惜しみない拍手をしていたのが印象的だった。AB併せて相当数のお母さんたちが来ていたんであった。
Bの試合の時も松風の子がエラーしても笑顔で温かい拍手を送っていたのも素敵であった。

最後はお互い握手でお別れ。
急なお願いにもかかわらず合同練習を快諾いただき、この場を借りてありがとうございましたm(_ _)mなんであった。

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2016年4月10日日曜日

ささやかな昭和の記憶

今日日曜も晴れてフレンズ野球にいくことが出来た。北部大会Bの試合で対するはAbe監督率いる松風スラッガーズ。試合前AbeさんやKikuchiさんと談笑。今年から川崎連盟からのお達しで試合ベンチ入りの監督&コーチは「指導者講習会」を受けた者が最低一人は必要とのこと。ウチからはItoh監督とKakenoコーチが受けに行った。松風からはAbeさんも。筆者「Abeさんはもう、むしろ、指導者を指導する立場じゃないですか」と。Abeさん「滅相もない、とんでもないですよ〜」と言って、連合艦隊司令長官は意気揚々と出かけて行ったんであった。

さて断っておきたいのだけれど、ここから怒濤の松風戦ブログに突入は出来ない。試合後松風さんに無理を聞いていただき合同練習になり、更に松風&フレンズの寄せ鍋の最後の締めはうどんかラーメンか、いやいや子ども大好きのベーランリレーを3回戦もやったんである。ブログ写真ネタテンコ盛りなので一気呵成に書こうにも時間がない。なので今日はサワリのみでお許しくだされましなんである。

Mの本拠地は梶ヶ谷小または西梶ヶ谷小ドームを使っている。Fの有馬小もそうだがご多分に漏れず1学年3クラス程度の少子化の波押し寄せる学校なのだそうだ。それでも20数名のチームであった。Fはこの日にMaeda二人兄弟の入部が決まってもなお、18名である。その梶ヶ谷小へ相当ぶりに行った。(たぶん筆者は6,7年ぶりか)ブログを書き始めの頃にここでの試合を書いた記憶が蘇る。

いきなりコテンと懐かしい赤いポストがお出迎え。
昔フレンズで2年連続で海ほたる経由で木更津方面へ合宿に行ったことがあった。筆者はふっさふさの竹野内豊から、ぱっさぱさの温水洋一に変貌を遂げるその過渡期であった。地元のチームと練習試合をやったのだけれど、確か記憶に間違いがなければ、木更津のある小学校の校庭にもやはり赤いポストがちんまりと立っていたのを思い出す。

※ここまで書いて試しに検索したら2011年頃に書いたブログがヒット。
ちゃんと赤いポストのことに触れていた。
「グランドルール」

ささやかな「昭和の記憶」がこんな所に存在していることに、ちょっと嬉しくなっちゃったんであった。
松風戦ブログは次回にて(^-^)

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ピンクのじゅうたん

2回連続でQueensブログとなる。今日土曜は久々にフリーで午前はQueens本拠地宮崎第四公園ドーム、午後は有馬小ドームでスコアラーなんであった。

Queensの2016年版マグネットボードを届けに、春の柔らかな陽光を浴びつつ、オロロンオロロン、オンボロバイクを駆る。ここでは思いがけず桜がまだ盛大に咲き誇っていたんである。これを目にすることが出来ただけでも来たかいがあった。だいぶ散りかけているものの、鑑賞に十分耐えうるだけのボリュームは保持。青と緑とピンクのコントラスト。

久しぶりに見るQ姫たち。なかなか良い感じに仕上がってきてるではないか。個々の成長が感じられた。小さい姫たちもついこの間までバットに振り回されていたのが、ちゃんとバットを振り回している。受動態から能動態へ。責任感が強く小さい子の面倒見の良い主将Ayanoも一段とたくましくなっていた。以下写真を散文風に人と桜を交えながら。


打撃で特筆はMiku。安定したバッティングフォームから正確にポイントを捉えて外野へ強い打球を打ち込んでいる。目を見張るものがあった。サウスポーHonamiも鋭い打球を右翼線へ飛ばす。6年生は3人だけだがみんな成長著しい。


5年以下も頑張っているぞ。

ピンクのじゅうたん。
時折の風にはらりひらり桜舞い散る。贅沢この上ない風景。満開の桜の遠景は華やかなれど、一枚一枚の淡いピンクの花びらは愛おしいくらいに可憐。Q姫たちも満開の花を咲かせてほしいと願う。

ロングショットから本塁方向を狙うとその手前に桜の花吹雪、ピントは本塁だが手前の花びらが良い感じでボケてまるで雪が降ってるような白い斑点になっちゃったりして。

「冷やし中華はじめました」...ではなく、
「アイスクリームはじめました」
Queens恒例名物、中休みのアイスクリームタイム。代表Murataさん曰く「今日はあったかいから、今年初のアイスクリーム」そういえば今まで大人へのコーヒーはホットだったけれど、初めてアイスコーヒーもお目見えしたんであった。
練習中「集合!」と言ってもてろてろ時間がかかり山のように動じないが、「アイスあるから手を洗ってこい!」と言えばその俊敏性たるや風のごとし。アイスの風林火山的理論を発見したのだった。

ブルーシートはもうすぐ桜の花びらに埋没しそう。このまま花見をやっちゃおってか。
Tanaka母と話をしていたら、このブログお隣高津区の少年少女野球関係者にも読んでもらっているとのこと。宮前のみならず女子野球は川崎全区あげて盛り上がっていかねばならない。女子野球は選手の絶対数や大会数が少ないから、一個の団体だけでなくみんなで大きくならないといけないんである。これは少年野球以上の問題であろうと思う。

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さて午後はフレンズ「あじさいリーグ」スコアラーで有馬小へ愛馬をUターンする。ところでみなさんは自分のバイクなりクルマをオトコかオンナに例えて考えたことがあるだろうか。ウチの豆タンクはオンナである。娘が結婚して家を出た時に残していったもので、中古のオンボロであるが、馬に例えたら牝馬のような気がする。さしずめ、黒いハリアーのような四駆ならば、オスの黒豹みたいなイメージか。白ならばメスのスノレパ、雪豹みたいに。

あじさいリーグはVS横浜フューチャーズ戦。監督さんは甲子園球児だったのだそうである。主審を務めていただいた方も若かったがかなりの野球経験者と筆者は見た。複雑なメンバーチェンジをスラスラと伝えに来たり、投手に投げる球が真っすぐ芯のあるボールだったりしていたからだ。
Queensでもそうだがフレンズでも新1年生、昨日まで幼稚園児だったHaruが満を持して真新しいユニフォームで。

試合は写真がない。「あじさい」と言えどスコアラーでベンチ入りしているので、カメラは自粛した。先発横浜FはMizumotoくん、有馬Fは5年生エースShohma。
試合は4者連続三振を取るもののいつもの制球難もあり四死球も連発、有馬Fが0:5で完敗。試合前から実力差は明らかだったけれどそれにしても打てないんであった。打者が塁に出なければ何も始まらないのが野球。


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いつのまにやら中学生高校生の懐かしいOB連中が来ていた。最後はたまたま通りかかったという大学生のKazuもグランドへ。フレンズの苦しい時代を背負って主将を務めていたKentaとKohta。二人とも高校野球を続けてこの春めでたく卒業。この時代のOG、Queens姫でもあったHarukaも就職が決まったそうだ。さすがKentaが本気で投げると目にも留まらぬ豪速球を投げ込む。このKentaも小さい子の面倒見が良かった立派な主将だった。

Kohtaを見ていて誰かに似てるなと思う。すぐに「誰それに似ている」と夢想するのは筆者の癖なんである。
おおそーだ!妻夫木聡じゃねっ?クリソツとはいかないまでも、感じは似てると思うんだがいかがなものだろう。

因にしつこいようだが筆者が30代から40代の頃は竹野内豊似だったんである。決して自己主張ではなく周囲からよく似てると言われたものだった。特に女子に...。筆者にも「モテ期」があったとするならばその頃だったか。ちょうどフレンズに入った頃であり恵比寿に設計事務所を構えた時代であった。当時の筆者を知るフレンズ関係者はほぼいなくなったので、多少大言壮語的に恐る恐る言ってみる。ちょっと詐欺師になったような気分ではあるが。

しかして今は見る影もないし、髪もないし、金もない。はてさて今の自分は有名人なら誰に似ているかと自己分析してみちゃう。
ピタリと瞬時に思い浮かんだのは、ジョニーデップでもなければましてやジョージクルーニーでもない。
この人だった。温水洋一的筆者なんである。

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