2016年5月9日月曜日

得点を自信に、失点を反省に

8日、日曜日は歴史ある防犯大会なんであったけれど、その前に7日QueensVSフレンズの練習試合があって、時系列を無視するとBLOG的にはナニかとよろしくないんである。たった一日の違いは、賞味期限5月7日のイングリッシュマフィンと5月8日のクロワッサン程度の差しかない。ならばイングリッシュマフィンのほうを早めに食べちゃうわけで。
カリッと焼いたイングリッシュマフィンを半分に切って、マーガリン+オニオンスライス+塩+粗挽き黒胡椒+生ハム+からしマヨネーズでおいしくいただきたい。

あれは忘れもしない2013年、初めてQueensとフレンズが練習試合をやった。Himariの代のQの黄金期であった。女子には負けないぞという気負いがあったのか、フレンズはプレーの全てが悪循環し、逆にQueensは当時の猛攻打線が爆発しイケイケドンドン、20数点対いくつかで惨敗を喫したフレンズなんである。逆に言えばQにはとても自信になって勢いが付き、このあとの大会で破竹の連勝街道をまっしぐらなんであった。

練習試合、所は第一公園ドーム。宮前少年野球のメッカである。ここで練習が出来るだけでも幸せなんである。声をかけてくれたのは監督Koshimizuさん。連合監督時代にフレンズの若きコーチ(20代前半)のShohtaがお世話になった縁もあるのだった。


筆者本日はQueens側につく、と言っても練習試合、そこはそれ、あっち行ったりこっち行ったりするんであるが、基本Queens広報部長の重責を果たすべく帽子もQのをかぶって戦況を見つめることにした。勝ち負けの話ではないと言いつつ、どちらにも勝ってほしいし、どちらにも負けて欲しくないわけで。世界中で一番日本をこよなく愛するアメリカ生まれの在日米国人が、WBC決勝日米対決でどっちも頑張ってほしいと願うようなものである。

初回表Qは2本の安打とFの四球失策がらみもあり、3点を先制。先発Shohはきっと次々に打席に立つQueens姫の美貌にコントロールが狂ってしまったのか。
冒頭の2013年あの時の悪夢が蘇る。しかしFのチカラは知っていたので、まだまだ大丈夫、むしろQへの期待を込めて良い試合になるかと思ったのであった。もっと点を取ってもいいぞQueens、なんて。

しかし昨年の面影はなくなってしまったとは言え、やはり男子チーム、その裏Fはクリーンナップ以降の長短打で6点を返して6:3。
ベンチ周りの点景。

Fの女子である、フレンズ監督Itohの姪っ子Anju。大人びたこの身長でまだ3年生なんである。先日Sohma会長が優しくQへの勧誘をしたら、きっぱり竹を割ったように言い放った「いえ、入りません!」と。鬼の形相の会長かと思いきや、破顔一笑「そこまで言われるとむしろ気持ちいいな」と大笑いしていた。
そのAnjuが代打で起用。4番主将の代打なんである。かろうじて四球で出塁。


その後Fは尚も6点加点。しかし3回にはQも踏ん張り1点をもぎ取る。Q二番手はAyaka。
Ayakaの舌ペロリの「ぺこちゃん投法」についてはまたの機会に譲りたい。
ドリフ。「宿題やったかあ〜!」「顔洗ったかあ〜!」「ボール磨いたかあ〜!」

練習試合なのでQも代打起用でKurena(Coo)も打席に。

見てくれこの笑顔。Yurikoである。9番ながら終盤見事にツーベースヒット。筆者が審判なら、こんな笑顔を見せられたら2塁打を思わず5塁打とジャッジしてしまうだろう。
憎めないなあ〜(^-^)


試合は14:6でFの圧勝。
Fは6失点を反省し、Qは6得点を自信にして欲しい。やはり男子には厳しく女子には甘い筆者であるが、ジョーダンではなく本当にFは反省点が多すぎるんである。ただ、伸び伸び野球が出来れば勝てるのだという一種のセオリーを垣間みた気がしたんであった。そういう意味ではFも収穫のある試合だったと思う。

試合後は合同練習。名監督Koshimizuさんのもと、男女関係なく守備につく。
さすがに監督ちょっといつものQのノックよりは強めなんであった。

..............
有馬ドームに戻り午後は練習。世代は違うけれどOBのKazuとKentaが来てくれた。筆者も含めて当時のコーチに挨拶もきちんと。他チームでもそうだろう。こーゆーところが野球の良いところでもある。
若いフレンズではある。監督Itoh32歳、29番Shohta20代。

OBのKazuは大学3年生、Kentaは今年社会人になったばかりの18歳。みないずれもバリバリの高校球児であった。監督は現役当時副将だったがあとはみな主将だった。子らのバッティングピッチャーを務めた。緩くもなく速すぎでもなく。しかし実際これが難しい。Kazuは小学生相手に気を使いすぎてか、最初はとんとストライクが入らない。徐々に良い球を放れるようになる。

風になびくのは何も鯉のぼりだけではない。お茶のペットボトルのラベルもぴーぴーぴらぴらなびいていた。

二人のバッティングピッチャーは子ども相手に2割くらいのチカラで投げていたが、休憩時間になると二人でバッテリーを組み互いに100%本気モードで交互に投げる展開に。さすがである。形相が一変する。しなる右腕、躍動する肢体、目にも留まらぬスピードボール。Kentaがビーンボールを投げてキャッチャーKazuが受け損なった時にはKazu、後輩Kentaに「おめえ、これが硬球だったらぶっ殺してるかんな!」と言う。こんな性格、母親に似たのに違いない(^-^)それでもKentaもニヤニヤしながら豪速球を投げる。KazuもKentaも兄貴がいてだぶだぶユニフォームの入部当時のことを覚えているが、それを思えば光陰矢の如し、実に楽しい光景である。


最後はKazuをセンターに置いて外野ノックの場面。
筆者大声で叫ぶ「Kazu!本気のバックホーム見せてくれ〜」
すかさず周りの子らに言った「いいか、よく見てろよ」
ぱしっ!
ずさっ!
びゅんっ!
きーーーん....。
ばすっ!
イチローばりの「矢のような返球」という見本のようなプレー。
子どもはもちろん母たちからも歓声が上がる。

...........
次回は賞味期限5月8日のクロワッサン的な防犯大会開会式の模様をお伝えしたい。例によって全チーム行進の写真はあるのだが、素人カメラマンゆえの反省点多し。今度は一塁側のコーチ陣の前からガッツリ撮ってやるぞと決意を新たにするんであった。

では次回まで「美人局(つつもたせ)」的に終わる少年野球「晴耕雨読」BLOGなんである。(^-^)
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2016年5月6日金曜日

GW点景活写

GWの点描なんである。

5月1日(日)
この時季西有馬の花壇の写真を撮るのはもうすっかり恒例となってしまったけれど、今年は最盛期を逸してしまいチューリップはすでに首が取れてしまっていた。

そのかわり新種のチューリップを発見したんである。妙な形で変なブルーのチューリップであった。

このあと有馬小へ。白真(はくしん)少年野球部と練習試合。筆者はスコアラーゆえに写真は少ない。相手チームは回を追うごとに守備のローテーションをめまぐるしく変えてきちゃうけれど、それをきちんと正確に伝えてくれるので、こちらもスコアブックの即座の対応が出来る。パニクることもあるけれど、複雑な選手交代を瞬時に理解し対応出来た時は、結構楽しいものなんである。これはスコアラーでないと分からない感覚かもしれない。


5月4日(水)
あじさいリーグVS長尾少年野球部戦。
この日もたまたま筆者がスコアラー。有馬フレンズスコアラー部内では週末の予定が確定した時点で、誰がどの試合を担当するかをLINEグループで協議、決定するようにしている。昔は筆者がほとんどやっていたが、近年ではずいぶん楽出来るようになった。
なので写真はほとんどない。

先日のブログでも書いたけれど、今年のなんと四死球の多さよ。あまり誇張すると他のチームが「待て」のサインばかりで攻めに来るわけで、ホントは企業秘密にしたいんだけれど、事実なんだから仕方がない。ストライクの時はキレのある速球がズバズバ、ズババンと打者の膝元を抉るように決まるのだが。

この日はGWまっただ中ということもあり、久々に「オヤジ飲み会」を開催。新人の父Maedaさんにみんなからエールを込めて一言。といっても半分は自分のフレンズの中での「人生の来し方」を述べてからの話になった。
フレンズOBでもあるKakenoくんは前監督Satohと同期で、緑東シニアから東北高校へ行き甲子園まで経験したスラッガーである。更に世界大会(@台湾)のメンバーまで選出された選手なんである。フレンズ伝説の選手の筆頭なのだ。今はひとの親となり一人のオヤジとなったが、少年野球に対する熱き思いはハンパないのであった。
更に兄弟二人をフレンズに入部させてくれた前述の新人Maedaオヤジ。こちらもなんと国士舘高校の甲子園出場球児なんであった。本人は謙遜しているが、ちゃんとベンチ入りメンバーだったんである。この二人のオヤジ、やたら気があったみたいだった。


5月5日
本日こどもの日なんであった。
有馬小ドームへ向かう前にずっと気になっていた「有馬神明神社」のこの時季の恒例巨大鯉のぼりを撮影に。これもここでは毎年恒例になっちゃった感がある。
いろんな角度から撮ってみる。オートで撮るとぴたりと空中に固定された画になるので、もっと風に泳ぐ動きを表現したいではないか。

なので、風で尾がブレている感じを撮ろうと、マニュアルにしてシャッタースピードを1/30くらいでゆっくり目で撮るとこんな感じ。素人ながら事実を伝える写真よりは、躍動感や臨場感を優先したいわけで。

今日はフレンズ恒例母たち手作りのカレー大会なんであった。
その前に午前は記録会。遠投+50m走+ベーランのタイムを競う。これを11月くらいにもう一度やったら、それは如実に塗り替えられていることだろう。オトナはどんどん数字が低下するが、子どもは数字がぎゅんぎゅんうなぎ上り、鯉のぼり。まるで「柱の傷は一昨年の〜5月5日の背比べ〜」的に手に取るように目に見えて成長が分かるものであろう。子どもよりも親のほうが喜ぶだろうか。「ちまき」は食べないがカレーを食べる5月5日なんである。セレクトした写真を掲載。母たちも参戦する。小さい子を中心に。

わんこ「ハナ」

50m走。何十枚も撮ったうちのほんの一部。
今日は中学OBの子らも来てくれている。

ベーランタイム。野球を知らない人のためにベーランとは「ベースランニング」の略である。ダイヤモンドを一周するタイムである。


Yanagisawa代表なんである。70をとうに超えてもなお、そのノックの正確性は研ぎすまされたナイフのようにミリ単位でグランドを刻んでいく。
青の空中を飛ぶ白球。望遠で捉える一瞬は難しいのだが、一枚だけ画角の中央に収まった。

さて昼はカレー大会。今年もお母さんたちありがとう、ごちそうさまm(_ _)m
辛口と中辛と甘口を作るのが恒例だ。筆者はいろんな家庭の味が楽しめるのでこの日は毎年楽しみにしている。
おかわりしたのは言うまでもない。

写真2枚目いろいろ目隠ししているのは、ややもすると邪推する向きもあろうかと思うけれど、決してそーゆーことではない。オトナの事情とゆーヤツをご理解いただきたい。
子どもたちから母たちへお礼の挨拶。
「今日はおいしいカレー、ありがとうございましたっ!」

このあと筆者は木陰で不覚にも居眠りをブッこいてしまったけれど、その間母たちの「女子会」は元気に延々続いていた。

午後は親も入れての紅白試合。
写真二枚目はバックネットの隙間から撮っていた写真。投手WPで筆者のレンズへ向かってボールがすっ飛んで来た瞬間。咄嗟にシャッターを切ると同時にカメラをよける動作をしたものなんである。ああ〜驚いた。動体視力はとんと衰えてしまったが、危険予知能力はいまだ健在らしい。

誰がやったか知らねども、キャッチャー道具を使ったこのパターン。
大昔からみなこれをやるのは、太古の昔から連錦と続く少年野球のDNAなのだろう。これを見た小さい子が高学年になった時にまたやるに違いない。

今週土曜はKoshimizu監督から要請の宮前Queensとの練習試合である。
筆者ははて、どっちに行こうか?
もちろん、Queens広報としてカメラを構える所存である。
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