2016年5月17日火曜日

厚意の行為は好意か?

大事な防犯大会2回戦なんであった。ここを突破していざ上を目指せるかどうか、いわば今のフレンズの実力が試される一戦であった、と筆者は思っていた。
しかしその前に、サンダースVSバーズの熱戦が目の前で繰り広げられていたんである。戦場カメラマンとしての血が騒ぎ、彷徨徘徊しちゃうんであった。
サンダースエースはあのGジュニアに選出されたSoraくんの弟、5年生Yamadaくんなんであった。手元でぎゅんぎゅん伸びる速球は秀逸だ。

Bの主将Yazawaくんの本塁スライディングのシーン。滑り込むと同時にセーフのアピール。一点をもぎ取るための闘志の表れであろう。ジャッジはセーフであった。

審判で言えばこちらも負けてはいない。フレンズ今年の事務局長になったToyodaオヤジ、通称トヨケン。母マネージャーの愛妻Tomoちゃんと共に、陰に日向に八面六臂の活躍を見せる。今日は一塁塁審なんであった。いつもはひょうきんにおどけてみせる彼も、こんな時は鋭い眼光で責務を全うしていた。

バーズと言えばKentaくん。相棒ピッチャーくんも苦しい試合を力投する。

サンダースには先日筆者の写真を撮っていただいたSonobeさんがいる。筆者と同じく宮前連盟の帽子を保持しているTakahashiさんと共に、サンダースの戦場カメラマンとして銃弾と砲火をくぐり抜けてきた、いわば少年野球カメラマンの同胞のようなもの。今度中東へ潜入取材の際は連絡を取っておこうか。筆者もあんなドデカイ望遠レンズが欲しいものである。早速LINEでスコアラーTsudaさんに送った。
サンダースと言うより、連盟重鎮MatsuiさんやHonmaさんはこの日は連盟として職責を全う、円滑な試合運営に腐心していた。


結果はサンダースの貫禄勝ち。「サンダースは選手一人一人が野球を実によく知っている」という話を試合後、バーズKawataさんと話した。Queensオヤジ兼バーズ28番Yoshikawaさんは試合途中からBチームへ合流のため戦線離脱。
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やっと第2戦目フレンズVSワイルダース戦なんである。しかし、筆者は前半のみスコアラーをやったので写真は後半のほんの少ししか撮ってない。


試合終盤までFが僅差でリード。このままイケルかと思ったのだが、安打数に勝るWが最終回4点を返し大逆転。


見方はいろいろだけれど、「勝てる試合を落とした」時ほど悔しいことはない。

最終回、筆者はカメラを構えてセンター後方にいた。このアングルから撮る理由は親御さんたちが普段我が子を撮る写真にはない新鮮な角度であるからで、それがブログに載ったとき「うちの子、打つ瞬間こんな表情をしてるんだ!」なんて思ってもらえたら嬉しいという気持ちがあるからなんである。また思いがけずに良い写真を撮るチャンスにもなるからでもある。逆にバックネットの真後ろから撮るのは公式戦では絶対御法度。それどころか、ネット裏に当事者チームの帽子をかぶった者がいること自体ダメなんである。他のチームの試合や、練習試合ならばまだ良しであろうか。かく言う筆者も良かれと思って今まで他のチームの試合を、ネット裏から連盟広報として撮ったことは何度かあるが、少し戒めたほうが良いのかもしれない。ネットの真裏を避けてネットの両端からならばOKなんであるが。昨年全国大会の神宮球場で本塁真裏の記者席から撮った、グランド地面すれすれに撮った写真のダイナミズムは実際素晴らしかった。

センター後方からシャッターを切った瞬間、審判がこっちを指差して大声でナニか叫んでいる。よく聞き取れなかったが「....そこのカメラああ〜....」
瞬時に理解した。俺、またやっちまったか?県大会や全国大会ではセンター後方からの撮影は絶対無理なのは知っている。昨年何度か痛い思いをしてるし。第一公園ではおとなしく外野からのショットは木陰に身を潜めて撮影するんであるが(これは連盟からOKをもらっている)、各小学校グランドでは身を隠す場所がないのがほとんどだ。大師球場でもOKだった。(本当はNGなのに単に注意されないだけかな?)前の試合でもセンター後方での撮影は審判から何も言われなかった。

しかし、この試合で言われてしまったのは「審判によって裁定が違う」ことの表れであろうか。いわゆる「俺がルールブックだ!」審判によって低めをストライクに取る人とそうでない人と様々である。人間なのだしそれが個々の個性なのだからそれはそれで良いと思う。(審判によって極端に相違があるのは論外であるが)それぞれの個性によって「センター後方からの撮影は少年野球と言えどもダメなものはダメ」と厳格に規制することは間違いではないであろう。正論は正論、過去現在未来いつでも正論は正論であり続ける。
おそらくその禁止の理由は高校野球やプロなどに於ける「キャッチャーのサインを盗むような卑劣な行為の禁止」もさることながら、少年野球に於いては「バッターの子がカメラを気にして幻惑されるから」的なことなのだろうか。それならば筆者の負けである。確かにそれなら納得しちゃう。今後このアングルから撮る場合は、センター後方の更に奥の目立たない場所を確保出来た場合にのみ決行しようか。練習試合なら許されるだろうか。
「厚意を持った行為は必ずしも好意として受け止められない」のである。
とかくこの世は住みにくい。

一瞬公平性に釈然としない気持ちを抱えながらも、学習仕切れていない自分に対しての自責の念と反省の気持ちを抱えベンチへ帰ろうとした時、試合は負けの瞬間を迎えたのだった。この試合に勝てなかったフレンズにも釈然としないどんよりとしたブルーな思いを胸に。

......
さてここからは気分を変えて有馬ドームへ戻り練習。
中学OB連中が来襲。賑やかにいろいろ練習を手伝ってくれる。彼らを見て今更ながら気がついた。幼い頃に比べて中学になると、頭の大きさはさほど変わらないのに、体がぎゅんと大きくなったために、オトナになったなあと感じることなんである。小学生時分は頭でっかちの4頭身だったのが、首から下が成長して6頭身から8頭身になったりしちゃうのだった。イラストを描く時に子どもとオトナを描き分けるには子どもは頭を大きめにすれば、一発で子どもっぽくなっちゃうのであることは漫画界の常識だ。TakutoにしてもHiroにしてもオトナっぽくなったと感じるのは、首から下の体が大きく成長したからなんであった。

グランドの片隅ではバレーボールでパスラリーを楽しむ母たちの姿が。
ここ10年ほどであろうか、フレンズ母の何人かはママさんバレーチームに所属して、フレンズ以外での日夜、バレーに没頭しているんである。その人数たるやもはや「有馬フレンズママさんバレーボール部」と言っても過言ではないくらいに盛り上がっているのだ。
以前NonちゃんがフレンズLINEに皆の会話の流れで「Tさん今度、アタシたちのバレーボールも取材にきて写真撮って下さいな」とコメントがあった。

もしそーなったら、この少年野球「晴耕雨読」BLOGのサブタイトルは「少女野球Queensと、川崎及び宮前区の少年野球と、有馬フレンズと及びママさんバレーを応援し、時に個人的由無し言をほざいたりもする、うんざりするほどの写真と長ったらしい文章のオモシロマジメ的雑文集的ブログ」と、改題せねばならないかもしれない。


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2016年5月13日金曜日

ペコちゃん頑張る

ごめんなさいなんである。前回ブログで東京新聞Teshigawaraさんの文言を「三振を喜ぶ親はいない」とショートカットして書いてしまった。後日後悔しきり。思い返せば正確には「見逃し三振を喜ぶ親はいない」だったと思い至った。この「見逃し」というところが氏の言いたかったポイントだったに違いないのだ。言葉の微妙なニュアンスなので読者にうまく伝わるか否か自信はないけれど、「三振を喜ぶ親はいない」と「見逃し三振を喜ぶ親はいない」では大きく言葉の主旨が違って来る。大変失礼申した。反省しきりm(_ _)m

さてさて、さては南京玉簾なんであった。
防犯大会初戦VS向ヶ丘キッズ戦なんである。おっとその前に第一試合はKurosu大将の軍団鷺沼ヤングVSAbe長官率いる松風スラッガーズなんである。試合詳報は省略したい。


大番狂わせと言っては松風に失礼を承知で。予想に反してヤングが苦戦しちゃったんである。反して松風のなんと意気揚々と元気なプレーで点を重ねる展開なんであった。

Queens姫でもあるAyaka。先日も書いたけれど頑張る瞬間に必ず舌をペロリと出してしまうんであった。写真を撮って初めて分かる選手のクセなんである。昨年のフレンズ「最強の二番手投手」であるKyohもそうだった。おそらく本人は無意識なはずだ。小さい子が打撃の時に目をつぶるのを覚えてないように。舌をちょろりと出すのは本人にとっては、歯を食いしばることと同義なんであろうと思う。決して悪いことではない。それだけ頑張っている証拠だと筆者は思う。昨年のフレンズKyohは舌ぺろりの「ペコちゃん」投法で全国まで上り詰めた陰の立役者なんであるからして。
Ayaka、下の写真ともに「ペコちゃん」なんである。スマホの方は二本指で拡大されたし。女子なんだし可愛いではないか。

結果は....。
いつになく大声で叱咤していたKurosu監督。大将の顔に刻まれたシワが、妙に深いと感じたのは筆者の思い過ごしだろうか。


さてさて、あさって、しあさってなんであった。
二試合目はフレンズVSキッズ戦である。キッズ主将はエースでもあるRika選手。今年の宮前は女子選手が主将が実に多いんである。たぶん宮前史上最多の数字ではなかろうか。

Rawlingsのフラッグをバックに打撃三者三様。

数億枚の写真の中からベストチョイスな4枚。

結果はフレンズの快勝。今年宮前公式戦初勝利なフレンズなんである。

このあと午後は「あじさいリーグ」で河川敷に移動。井田ふたばこども会戦。駐車場から延々試合会場まで歩いてきたNatsuki母。「アタシ歩くのめっちゃ嫌いだし。もう歩かないかんね」と宣っておられた。普段はめっちゃアグレッシブなんであるが。

大昔、確か縄文土器時代の頃にブログに書いた記憶があるが「惑星直列」なんである。筆者は一塁側からカメラを構えていた。満塁の場面での前進守備。ショートセカンドファーストが本塁寄りににじり寄る。なんか面白い絵が撮れそうな予感を感じ取った私は、すかさずファインダーを覗く。惑星直列になった。投手Shohが3塁へ牽制球。その瞬間「あっち向いてホイ」的に内野手皆がアッチ向いたんであった。更にこの絵はパースペクティブ(遠近法)を如実に物語る絵でもある。バニシングポイント(消失点)は言わずもがな、僅かにずれて三塁方向である。

「きょうのわんこ〜」その1

井田打線爆発。

「きょうのわんこ〜」その2


主将Kaitoが衝撃の投手デビューを果たした。ここ数試合キャッチャーからセンターへ。チーム随一の強肩である.....からの〜ピッチャーデビューなんであった。先の舌ぺろりの「ペコちゃん」に対してこれは口元を突き出す「タコちゃん」投法か。

こちらはモデルデビューを果たしたSaki。Natsukiがしおらしく女子力たっぷりに、道ばたの花で髪飾りを編んでSakiに載せたんである。意外であった。普段男勝りのNatsukiであるが、やはり女の子なんだなと感心しちゃった。すかさずSaki母のんちゃんがスマホでカシャリなんである。

おいおいお前は試合を観てるんか?と訝(いぶか)しがる読者の気持ちは分かる。
ならばついでにこれはどーよ、なんである。(カメラの操作を間違えたらしくいつの間にジオラマモードになっていた)
30番監督Itoh=30Kg

29番Shohta=29トン。

アルミパイプが3センチほど湾曲していた。めげることはない、良いことだ。

試合はShohma、Kaitoの二塁打他、そこそこ安打を放ったのであるが、それを相手は上回っていた。先頭Yoshidaくんは連続3本の二塁打を打つ。
結果11:3の惨敗なんであった。
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