2017年6月18日日曜日

神宮のささやかな想い出

日曜のこんな時間にブログを書くのは久方ぶりなんである。今日の午後は体験会であったが、すぐに無情の雨が降り始め無念にも解散となってしまったんであった。ポケットのiPhoneも冷たい雨でずぶ濡れでバイクで帰還、熱いシャワーを浴び冷や酒をグビリとやれば、ほどなくして睡魔に襲われズブズブと撃沈、夕方蘇生するも仕事をする気にはなれず、今日息子夫婦から届いた「父の日」のプレゼントを眺めながらまた酒を飲み、重い腰をあげてブログ画面と向き合っているわけなんであった。それに明日からちょっと忙しいので今日中に書いておけば精神的余裕も生まれるというもの。そんな計略もあって書き始めるわけで。「イッテQ」までに完了出来ればいいのだが。(今は「笑点」の時間である)

さて昨日土曜は今日と違い素晴らしい好天であった。北部大会VS宮崎モンスターズ戦であった。先発はMは素晴らしい超速球派のHandaくん、FはShohma。HandaくんのボールにはこのあとF打線がきりきり舞いすることになる。

Mの監督はちょいワル系ベテラン監督のKohnoさん。良く通る声で選手を鼓舞する。


ジャッジメントはMoritaさん。みなさんお気づきだろうか?今年から選手のサングラスが認可されたことに伴い、ベンチスタッフもサングラスがOKとなったんである。但し帽子の上にグラサンを載せる行為は危険なのでNG。筆者は知らずに先日のウルフ戦観戦時にみなサングラスをしていることに違和感を覚えて、本部に確認したところ大人もOKになったとのことだった。筆者は数年前からスコアラーは真夏の強い日射しのもとしばらくスコアシートを見てから、おもむろにグランドに目線を移すと視界が真っ白になってかなわんわいと、周囲にベンチのサングラス着用の是非を問う提言をしていたんである。ミラー系のスポーツグラスはダメとの噂もあったが、どうやらそれもOKみたいである。筆者は若い頃から外出の際、冬以外は薄い色のサングラスを掛けているヒトなので朗報であった。
Moritaさんもマスクの下にサングラス着用であった。


試合は一方的なモンタペースの展開。3回終了時4:0であった。昔からモンタやレッパと聞くと「打つ」打のチームというイメージが強いんであるが、そのチームカラーを踏襲しているモンタなんであった。

ちょっと休憩...。
給水タイムである。担当のお母さんが攻守交代の間に審判たちに水を補給手渡しする、昔からの少年野球の風物詩。たまたま筆者の近くではFのY.Kaito母が三塁塁審の父Yasudaさんに水を渡すシーンに遭遇。偶然夫婦なんであった。美女と野獣のカップル...いやいや奥さんがエマ・ワトソンに負けないくらいの美女であるのは間違いないが、ダンナYasudaオヤジは野獣とは真反対の物静かな優しいヒトなんである。夫婦でなにやら談笑しとるではないか。ナニナニ、フムフム、何ですと?
「アナタ、今日は晩ご飯何が食べたい?」
「う〜ん、そーだなあ。キミが作る料理ならなんでも良いよ」
....なんて言ってるわけないか(^-^)

閑話休題。
さてそれにしてもMのTeramotoくんである。(司馬遼太郎ふうの書き出し)
彼は今日は捕手だった。下手すると投手の投げる球よりも、彼の二塁への走者刺殺の送球のほうが速いんである。盗塁を成功させることが出来るのは、たぶんこの地球上でイチローかウサイン・ボルトくらいであろう。打ってはレフトオーバーのツーベース二本、攻守に渡って大活躍であった。

失策も多くFは無得点であったが、4回にGakuの左中間タイムリーで一矢報いやっと2点を返すのがやっとだった。このところGakuが良い働きをしているのが印象的である。

想い出した。
一昨年の全国大会、猛暑の神宮球場では、独りぽつねんと蒸し暑く暗い神宮の階段を、ひょこひょこ上り下りしている、幼い彼を見かけて不憫に思い声をかけたのだった。まだ入部して間もなく右も左も分からないまま、身を持て余していたのだった。筆者は球場の記者席からあちこちせわしなく移動している最中だった。
「おい、Gaku元気か。おまえだけベンチに入れなくってゴメンな」
「はい」
「独りで大丈夫か?」
「はい」
「迷子になるなよ」
「あ、はい」
...その彼が今や外野への大きな打球を飛ばす。ふと、当時のそんな会話を想い出した。


試合は8:2でモンタの勝利。公式戦まっただ中を縫ってのローカルゲーム。ローカルだからと言って負けて良いはずはない。少しでもチームが負けに慣れ始めると、公式戦でもそれが影響するからである。負のスパイラルの連鎖は避けたいのである。
.......
さて、今、時計は20時前。TVではダッシュ村、もうすぐイッテQ。ほとんどTVは観ずにBGM状態でブログに集中しておった。う〜ん。一気に今日の体験会まで書くつもりであったが、次回に譲りたい。写真選択に30分、ブログ執筆は平均2時間はかかるんである。
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2017年6月17日土曜日

快勝1試合2ホーマー

昨晩は40歳で新婚のクライアントでもある男と渋谷で話し込み、焼肉屋とバーで散財しちゃい、帰宅はギリで0時前。今日は疲れて危うく今日のブログアップも失念するところであった。駆け足で子ども会大会、VSブルアロ戦なんである。

試合前の投球練習。アンパイヤーが指で指示を出す、その写真を一枚ずつ撮ってみたんである。それを合成。そーいえば、子どもの頃初めてアンパイヤーという単語を聞いたとき、「アンパン屋?」と思ったものだった。(今、誰が木村屋やねん?と一人ツッコミを入れてみる)
ファイブ...フォー...スリー...ツー...ワン...サンダーバーズ、ア、ゴー!なんである。

南野川ブルーアローズ監督は闘将Yoshidaさん。先発はB,Ogasawaraくん、FはShohma。


今日は主将でエースのShohmaの独り舞台であった。先頭打者で打席に立ち、フルカウントで粘った末の10球目、バットを振り抜くと打球はぐんぐんレフト上空を切り裂き、フェンスの向こうへ着弾、いわゆる先頭打者ホームランなんであった。第四公園の地の利とは言えアッパレワッペンを10枚あげて欲しい。打った瞬間のカット。


続く5年Shoh、更にGakuのセンターへのタイムリー安打などで合計4点を先制す。


代表曰く、投手で一番悪い状況は簡単にツーアウト取ってから四球を出して失点するパターン。今日のエースShohmaは7回102球完投、被安打こそ散発5本あったものの全て単打で後続を断ち、四球は3個のみの力投を見せたんである。


筆者はカメラを持ってドームの周囲を徘徊していた。左中間後方の観客席ベンチでYanagisawa代表やKaneda顧問、アラガネーゼAraganeオヤジらと談笑しながらカメラを構えていたんであった。打席は5回3度目のShohma。その瞬間がやってきたんである。今度は初球を叩き、打球はセンターオーバーのこの日二本目となるホームラン。湧きに湧くF観客席を尻目に淡々とダイヤモンドをクルージング走行する。アッパレワッペンを追加であと100枚貼ってやりたい。
彼はどんなに良いプレーでもガッツポーズをするでもなく、ニッコリはにかむだけなんである、いつの時でも。いったい父母のどっちに似たんだ?と思っちゃうわけで。しかも兄とともに相当なイケメンなんであった。これまた、いったい父母のどっちに似たんだ?


試合は最終回Bが一矢報いて1点返したものの、結果6:1でF。
カメラのファインダーを覗いていて、真っすぐレンズに向かって飛んで来る打球ってたまにある。Kunjiの打席がそれだった。あっと言う間に(1秒弱くらいで)自分に向かって飛んで来る打球は、怖さは微塵もなく実に面白く楽しい。ただ、カメラが壊れるのを避けるため思わず逃げちゃうのは致し方なし。
主将Shohmaの投打の大活躍や、他のメンバーの頑張りもあり、久々に「快勝」と言えるゲームであった。


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