2019年6月12日水曜日

勝者が敗者に学ぶべきこと

子ども会大会初戦は第四公園、まずはメイツVSヤング戦であった。

「敗戦の将、多くを語らず」とは日本の武士道精神を表す代表的文言である。しかし、ヤングの御大Kurosuさんに至っては、たとえ負けても舌は滑らかなんであるが、ましてや勝っていれば舌にエンジンオイルを注入したように、まさに「絶好調の舌口調」なんである。ニッコニコであった。こんがり綺麗に日焼けしていたが、ゴルフだろうか、ハワイだろうか、まさか日サロじゃあるまいて。

主砲の二人がセンター左横の柵越えツーベース。会場がどよめくほどの見事な長打連発であった。


メイツ監督Ohtsukaさんの背中に哀愁が漂い始めたころ、ゲームセット。
試合は1:6でヤング。

さてライナーズVSフレンズである。

一回表Lが1点先制。しかしその裏Fは打者一巡半以上16人の攻撃であった。ただし猛攻ではない。16人で4安打だけだったからだ。中でも特筆は主将Aki。センター左寄りの柵越えタイムリーツーベースのあと、一巡して巡った第二打席は、これまた超ライナーでの柵越えタイムリーツーベース。1イニングで2打席連続柵越えのタイムリーツーベースの4打点であった。他にはRairenや代打Kaitoが安打を放つ。1表裏終わって1:12と大差がついた。フレンズブロガーとしておかしな話だが、心中頑張れライナーズと思ってしまう。



2本めのライナー柵越えには観戦していた審判Hayashiさんなんか、破顔一笑、もう笑うしかないほどだった。

フレンズ美人妻軍団から選抜された、ネット裏のMatsui、Takahashi両美人母。Takahashi母は筆者のカメラに気づきシャイに顔を隠していたが、これがNatsuki母ならドドンとピースサインしていたに違いない。

大差がついてもLの選手たちは最後まで元気な声を絶やさず、健気に頑張っていた。勢いがある時はいいが、敗色濃厚の時のフレンズは選手もベンチも見習わねばいけない。諦めないココロ。

下の写真、これ、EXILEのチューチュートレインを後ろから撮った写真ではない。
あるいは右肩下がりの営業成績で下方修正しなきゃの棒グラフみたいである。

3裏Lは1点返すも、結果は2:17でFの大勝であった。
Lナイン頑張って欲しい。転じて勝ちに奢ることなくFは邁進して欲しい。
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2019年6月9日日曜日

ふたつの敗戦

土曜午前は低学年大会、午後はたまなみ大会、本日日曜は子ども会大会、と大会づくしにて、大会の大海(たいかい)に溺れそうになる、井戸育ちのカエルのような気分である。

低学年大会は4年生以下だ。ジュニアより弟分で、オレンジより兄貴分的な気分イレブン、いい気分。フレンズは少人数ゆえにブルアロと組んで「ブルーフレンズ」として参戦。対するはバーズ。バーズ投手くんはこれが本当に4年生?低学年?と言えるほどの素晴らしい堂々たるピッチング。スピード感抜群である。

BF先発は主将Haru。幼稚園児の頃から知っている者にとっては、体格が実にがっしりしてきたと思う今日この頃。園児の頃は妖怪ウォッチとドラゴンボールに夢中で、「オレ、野球ヤンないもん。サッカーやろうかな」と豪語していたのだが、今は偉大な兄の足跡を踏みしめて、すっかり野球少年に変貌を遂げたのだった。

「Ayumuくん、また宿題忘れてきたの?しょうがない子ねえ。放課後残って勉強していきなさい」と、先生に叱られて机に向かうAyumu少年みたいな、少年のようなオヤジスコアラーOhmoriくんであった。

試合はBが優勢、BF劣勢のまますぎてゆく。
BのNagoyaくん。お父さんはフレンズOBコーチのInoueオヤジと職場で同僚なんだそうだ。偶然知ったのだった。

3回終了時で4:2。

破天荒、天真爛漫、唯我独尊のまだ野球の「や」の字も知らないRikoの弟くん、三塁まで進塁し本塁を伺う。それはまるで路地の角を曲がったら、いきなりライオンと遭遇した仔犬のような表情であった。

そんな野球初心者的選手はお互い様なんである。

結果はBFの敗戦。放課後の勉強から解放されたAyumuくん、Inoueハーレーライダー、Satoh総監。

一夜限りの逢瀬と別離を惜しむように、一発でブルーフレンズ解散式となったけれど、子らには良い想い出となろう。一期一会。

第二戦は松風VSリトグリ。

午後は赤カブを駆って有馬ドームへ。昨年あたりから自発的に意図的に恣意的にスコアラーの回数を減らしている筆者ではあるが、久々に記録係に。しかしスコアラーは実に楽しいのには変わりない。スコアラーなので写真少なめ。

相手は千代ケ丘チャレンジャーズさん。筆者の現役オヤジ時代から名の通った古豪。宮前以外の川崎では栗木ジャイアンツなどが強豪として長年その名を轟かせているが、この通称「千代チャレ」も、今年は高円宮賜杯神奈川県大会出場を果たしている。

試合前に総監Satohくんが千代チャレSatohさんを連れてきた。韻を踏んだわけじゃなく。
Satohさんも小欄の読者さんとのことで、初めてお目にかかったのだった。
筆者名刺を出して、少年野球「晴耕雨読」ブログのブロガーの正体を明かしたのだった。タイガーマスクを脱いだ佐竹選手のように...なんちゃって。
こーしてこのブログを通じて見知らぬ方と邂逅できることは、筆者にとっても執筆のモチベーションを高める一因となり、とても嬉しいことである。今年の年初にはQueensつながりで女子野球の他区の父とブログの小説「月に雨降る」を通じて、同じような出会いがあったばかりだった。

千代チャレバッテリーは重量級コンビ。簡単には打ち崩せそうにないのは、火を見るよりも明らかだった。ベンチを瞬間移動して写真を撮り、すぐにまたベンチに入る。審判は宮前からNakagawaさんに来ていただいた。深謝。

通常投手が投げたボールがショートバウンドして捕手が後逸した場合、記録上は投手のワイルドピッチになり、捕手のパスボールにはならない。捕手のSatohくんはショーバンをなんどもプロテクターで前に転がし受け止めていたが、ショーバンを一度後逸(落球だったか?)したことがあった。その時に彼が投手に声をかけた。
「ごめん」と。
彼の責任ではないのに。その時に筆者はスコアにWPを記入していて、図らずもバッテリー間の強い信頼関係を垣間見たようで、少年野球の実に清々しい場面を見せてもらったと思ったのだった。(※若干筆者の事実関係に誤認も含まれる可能性あり)

途中そのバッテリーが交代しつつ、Fは全く歯が立たなかった。特筆すべきは唯一安打らしい安打を放ったのは紅一点のAnju。二遊間を強烈なスピードで抜ける見事なヒットだった。
結果は相手千代チャレも3安打中、2塁打1本内野安打2個の僅差での打撃内容だが、2:1でFの惜敗。とうとう、たまなみ大会も終わってしまったのだった。


...
さて、今週は仕事が忙しい。浦和のホテル物件と住宅リフォームの案件が同時進行。加えてフレンズ記念誌仕事もカブってくる。日曜の子ども会大会初戦ブログはまたいつか...。
なんである。
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