2016年1月20日水曜日

多難の船出、大きな希望

恒例2016年フレンズ新年会兼選手たちの「壮行会」なんである。
これを数年前から連絡網で「決起集会」と言う傾向があり、毎年その言葉を盲目的に継承しているが、いくらなんでもそれは違うと思うんである。ブルジョアジーに対抗するルンペンプロレタリアートじゃあるまいし、お代官様に槍を持って戦う百姓一揆でもなければ、ましてや労組が奮起して会社に賃上げ要求のデモを決行しシュプレヒコールするわけでもないし。フレンズでは「うるさいことを言うオヤジ」と思われたくないので、細かいことは進言せずに父母たちに任せているんであるが、しかし殊(こと)に子どもたちに正しい日本語を伝承せんがためには、ちょっと忸怩たる思いを胸にはらみつつ苦笑しながら、いつかは直して欲しいと思うのであった。

会の前に司会を頼まれたNishiharaオヤジが「これ決起集会ですかねえ?」というので「いや、壮行会でしょ」と筆者。「ですよねえ〜」
「え〜静粛に。それでは2016年度新年会兼壮行会を始めま〜す」「んぎゃっ!」
和気藹々スタートなんである。

ブログ的には簡潔に行こうじゃないのよ。
監督挨拶は弱冠31歳の筆者の息子と同期だった、新監督Itoh。(この「弱冠」の使い方は間違っている。本来「弱冠」は二十歳の若者を限定で指す言葉である)
29番はMitsuyoスコアラーの息子、OBのInoue。もっと若いぞ。
28番は昨年からチーム全体を盛り上げてくれたOhshiroオヤジが留任。
新生フレンズのスタート。まさにスタッフともども一新し文字通り新生フレンズなんである。裏方の重要なポストである事務局にはToyodaオヤジ。本人曰く奥さんと街を歩く時にはいまだに手をつなぐという熱々カップルなんである。但しその真偽のほどは定かではない。その奥さんは今年の母マネージャーでもある。頼もしい限りだ。


乾杯〜!
むむむ....心なしか寂しいわけで。
そーなんである。昨年までの6年生OB及び1年間濃密な時間を共に過ごした父母たちは、もういないのであった。10人が卒部しその抜けた穴は、そのまま筆者のココロにぽっかりと開いた穴の大きさでもある。
しかしその穴も時間とともに風化し、今のフレンズが少しずつ前進するうちにかさぶたでフタがされるのであろう。卒業する父母にはこの感覚は分かるまい。毎年、年初に感じる寂寞(せきばく)感である。チームに残る他のOBコーチ・監督ならお分かりであろうか...。

おっといけねえ、壮行会なのにセンチメンタルは似合わない。
乾杯は大人も子どもも何故かやたら笑顔になる瞬間だ。


子どもたちはしゃぶしゃぶ食べ放題のメニュー。子らはこの宴会大会が大好きなんである。因に筆者のしゃぶしゃぶの嗜好は、牛はゴマだれで豚はポン酢で食すのが好きだ。しゃぶしゃぶはポン酢豚3に対してゴマだれ牛1の割合で食べるのが良い。おっと関係ないか。

各テーブルを活写。全部を載せたいけれど、一部のみ。ただ他のチームにも今年もよろしく、という意味で母テーブルの写真は外せない。全国の少年野球関係者のみなさま、新生フレンズを、子ども、共々父母たちも4649なんである。

さてブログ誌面には限りがあるんである。本当はいくらでも延々書けるけれども、写真ばかりが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)したんでは、フレンズ関係者は良くても、他の読者には冗長なダレダレのブログになりかねないのであるからして。
割愛してしまおうかと思ったけれど、最低限子どもは載せようではないか。16名しかいないけれど。
今年は昨年とは人数もレベルも全く違うチームになる。それでもこの子らの奮起に期待したいし、我々指導者も父母もそれを支えねばならぬ。
16名の今年の抱負を述べよ。「将来はプロ野球選手になりたいです」でもいいし「将来は鮨職人になりたいです」でもいいぞ(^-^)




全員Aチーム。入ったばかりの子も多い。嬉しいことだ。しかしルールすら覚束ない子も何人もいる。昨年の今の時季の子らは例えば「タッチアップ」はほとんどが理解して実践出来ていたが、今年はルールと同時に一番大事な「挨拶」の仕方の、ゼロからのスタートになりそうだ。
とは言え、子どもの可能性は無限であることは前回書いたばかり。厳しい船出ではあるけれど「僕たちは、これから何があっても前を向いて、ひたすら前を向いて行こうと思います」(Byスマスマ・キムタクの弁を流用なんである)

さて親たちの写真も全て撮ったのだけれど、かなり割愛しよう。では掲載基準は...。
昨年のオレンジボール以降入部し、この会に参加出来た初々しい親に限定しちゃおっかなと。これまた新生フレンズの新しい顔。世界中の少年野球の皆様、どうぞ4649なんである。

最後の写真、Kakenoオヤジ、いやオヤジというには違和感があるか。KakenoくんはフレンズOBであり前監督Satohの6年生の時のチームメイト、主将なんである。フレンズでは伝説の選手として今でも語り継がれているのだった。甲子園経験者でプロから指名がかかるかと期待されながらも、その後社会人野球に進んだ強者である。その彼が古巣フレンズにKaitoの父親として帰ってきたんである。フレンズでは新監督Itohの強い要望で、父でありながらも、正式に指導陣コーチとして登録。チームへの熱い思いは今も健在なんであった。

2016年、新生有馬フレンズ。更に宮前少年野球、他のチームも含めて今年も盛り上がることを期待したい。それがひいては川崎や神奈川、日本の少年野球の発展に繋がる大きな希望なんである。(ちょっと言い過ぎか(^-^))
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