2012年3月28日水曜日

広島の車窓から

♪タランタンタン、タ〜ララ〜♪
《世界の車窓から》
今日は広島から東へと向かう列車の車窓からお届けします。
「東へと向かう列車♪」といえど、華やいだ街でキミへの贈り物を探すつもりはないのである。携帯電話からブログを投稿出来る設定にしたら、こんな旅の途中でも日中ブログアップが可能に。前回は夜行バスからの投稿。《電話を切るボタン》を勢いで二度押して、一時間かけて書いた文章が、一瞬にして海のモズク、じゃない、海の藻屑と消えたのには悄然としたけれど。

昨日午後は酒都西条からローカルバスで45分揺られて配偶者の実家へ行き、用事を済ませて帰りもバス。路線は何十もの停留所があるのだけれど、ほとんど通過のスルーパス。乗り込んだのは筆者も含め4人だけの、愛すべき田舎のバス道中なんである。

写真1は、いかにもという感じの素朴な車内。これに室内全面に毛皮を張り込んで、田畑を疾走すれば《トトロ》に出てくる猫バスに変身できるのにな。
写真2は降車ボタン。
降りるためにはかなりの危険を覚悟しなければならないようだ(^O^)《危険…バスが止まるまで席を立つな…の下の部分が欠落したようだ…》

その晩は西条へ戻り、ホテル近くのファミレスで晩飯を摂取。ほどなく部活の団体とおぼしき高校生が25人ほど群れをなしてやって来た。お揃いのジャンパーには《県立広島》の刺繍。女子も数名ほどいたから、男女混合の部活といえば陸上部であるのは昔から相場が決まっている。春休みなので遠征か合宿だろうか。最初は女子だけ固まって座っていたのだが、女子マネージャーの電光石火の指示で席を分散させた。将来合コンの時は優秀な幹事になれるだろう。先輩後輩男女入り混じり、和気藹々と食事をする高校生を見るのはなかなか良いものだ。
それにしても驚いたのは、キョウビの若者は方言をほとんど話さなくなったことだ。筆者は地方へ行くとその土地の訛りを聞くのが愉しみなんであるが、全くと言っていいほど願いは叶わず。これは全国的な時代の趨勢かも。
彼等がオッサンオバサンに成長した頃は、1億3000万総標準語化した日本になっているかもしれない。ただし、大阪弁だけはしぶとく生き残るに違いないけれどね(^^ゞ

写真3は岡山あたりの車窓から。
これから別役実を読み、静岡あたりで居眠りこいてなければ、かつ天気が良ければ富士山の写真ものちほどアップしようかな(^O^)/

2012年3月26日月曜日

広島へその2

またまた広島である。夜行バスから携帯電話からの投稿。
実は一時間かけて書いた文章が、変な揺れで、先程全部消失。
改めて書き直すも、これが限界である。もうじき消灯だし。
とりあえず車内で読んでいる本のワンカットを掲載す。
では朝までサヨウナラ。
ああ〜、あの文章を返してくれ〜(T_T)

2012年3月24日土曜日

雨とスコアブック

毎年参加している関団連大会シリーズの開幕。藤沢方面への遠征が多いのが玉にきずなんであるけれど、区内のトーナメント試合では早々に敗退を喫するチームには、年間通じて子どもらにより多くの試合経験をしてもらうには良い機会であるに違いない。

朝Macを起ち上げメールチェック。外はビミョーな雨模様。二日前の天気予報では今日は終日傘マーク。一日前の予報は曇り。今朝はといえば午後からガッツリ晴れとのこと。少年野球を15,6年もやっていると、天気予報を妄信すると痛い目にあうのは経験済みなんである。「明日は雨だから今晩遅くまで飲んでもOK、どーせ中止だろうて....」これで何度失敗したことか。
昨晩からずっと雨、今も小雨。どうにも午後から晴れる兆候はないのだけれど....と思っていたら監督からの一斉メール。「午後の試合は決行します」

雨空を見て家を出る時ふと思いついて、半ば衝動的にA3サイズのクリアファイルを持って出た。これがのちに松下幸之助的電球のパッと閃くアイディアだったことの照明、じゃない、証明になるんである。
目指すは一路藤沢方面。会社のでかいワンボックスを操るのはOhshiroさん。高速を爆走し1時間で到着。藤沢天神小学校スタジアムである。まだ天気ははっきりしない。降るのか晴れるのか。その優柔不断さと言ったら、初めて女の子にコクられた男子中学生のモジモジ感に似ていなくもない。

試合は初回に一挙4失点。2回は三者凡退に抑えたけれど、この頃からポツポツ雨が降り始めた。これだから天気予報はアテにならんちゅうに。
ところで、スコアラーで雨の試合を経験した方でないと理解できないかもしれないが、スコアブックに小雨が降り掛かると、シャーペンで記入しようにもどうにも書けないのである。また傘をさしても風向きでどうしても濡れるのだ。水に濡れた紙に鉛筆でモノが書けない状態を想像していただきたい。無理に力を入れて書こうとすると紙面が破れそうになる。つるつるしてシャーペンの芯が滑る。切れない包丁で白髪ネギを作ろうとするような感覚。
ここで発作的に持ってきたあのA3クリアファイルが大活躍なんである。
クリアファイルの中にスコアブックをずっぽり入れてしまい、ワンプレーごとに中を覗き込み記入するんである。一見面倒なようだけれど切れない包丁よりは数万倍素敵な空間がそこにはあるのだった。冷たい深海に潜った潜水艦の中で日光浴をするような気分なのだ。未だかつてやったことはないけれど(^^)
これをご覧のスコアラーの方はA3クリアファイルは雨の日の常備品である。お試しあれ。

後ろから誰かに傘をさしてもらいつつスコアをつけたことも何度もあったけれど、アレはその人がかなり濡れてしまうので申し訳ないのだ。
雨中、何も言わないで黙々と付けていたら、Inoue母マネが傘を持ってきてくれた。その気遣いはさすがである。
3回からはかなり降ってきた。この回終われば主審の判断で中止だろうと思っていたら、案の定、宍戸錠、あしたのジョー、5:1のまま命拾いのノーゲームとなった。後日再試合である。
クモの子を散らすように車に分乗し退散。しかして、ほどなく高速に乗るころにはガツンと太陽が顔を見せる。天気予報は当たっていたのか、ハズレだったのかよく分らない一日。本拠地有馬小学校スタジアムに帰れば、水たまりに反射する春の日射しが眩しかった。

2012年3月19日月曜日

春季開幕!

いよいよ春季大会の開幕である。残念ながら空は曇天。昨日食べたのは天丼。まだ雨が降らないだけマシと思えば、気持ちがどんだけ救われるかわからない。何しろシーズン開幕だから嬉しくないわけがない。昨日が雨だったので、事務局や早朝の設営の各チームのメンバーの方々総動員で、おつかれさまです。ヤングKurosu監督のニンマリ顔はいつ見ても楽しい。こっちもニンマリしちゃう。

開会式中はバックネット裏の本部席にずっといた。一介のチームのコーチである筆者には聖域である本部席....なんちゃって。実は先日、記念誌で大奮闘されたNishimura編集長からメールあり。「ウルフのマグネットボード作って下さい」と。氏の出身チームである「富士見台ウルフ少年野球クラブ」のOgasawara監督とチームに、個人としてこのボードを贈りたいと。どんなボードかって、概略は先日のこの小ブログを↓↓↓
野球マグネットボード

これのウルフ版を制作。Nishimuraさんに手渡し談笑す。有馬子ども会のOhtakeさんもやってきて「お〜っ」興味津々。更に....。全く予想だにしなかった展開になっちゃった。連盟事務局の要Honmaさんはこれを見るなり「各チーム集めて制作希望を募ろうよ」ムムム、の早業。副会長のKasaharaさんに負けない電光石火の英断である。
開会式終了後、Kasaharaさんがニコニコ「やあ、テッシー元気〜!?」やら、ヤングホークスのKurosu監督がニコニコ「Tさん、コレコレ、例のDVD持って来たよ」と言って、ヤングの卒団式で上映する記念DVDを貸してくれたり。慌ただしくふと振り返ると、バックネット裏ではNishimuraさんが熱心に各チームに熱弁をふるっていた。Queens代表でもあるKasaharaさんからは電光石火の速攻オーダーをいただいた(^^)/Amazonもびっくりなんである。
このへんの詳細はまた近日、号外・別冊・特別編・ディレクターズカットのブログにしたい。
ムフフ...。この写真。今気づいた。競馬の予想屋に群がる競馬ファンみたい。或いは築地のセリ市場での光景か(^^)
さて試合である。
初戦は長沢ドングリーズ。白幡台ドームへ移動しマグネットボードを見ながら先発メンバー表に書き込む。ほどなくドングリーズの母スコアラーがご挨拶にいらした。「Hと申します。Queensではお世話になり....」
QのIzumiちゃんのお母さんであった。Queensの皆さんは顔と名前がまだほとんど分らないので、こんな出会いは大歓迎である。もらったメンバー表のなんと達筆なことか。おお、しかもIzumiちゃんは.....おっといけねえ、Qの広報部長であるからして、選手の名前にちゃん付けはイカンわな。自分の会社の社員を他社に紹介するのに、さん付けで言うようなものだから。...そのIzumiが先発投手なんである。7番を打っていて、8番は弟さんのKeisukeくん。
それにしても白幡台小学校の近くにそびえる塔に、巨大なC球が乗っていたのは何故だ?

ドングリーズとうちはドングリの背比べ。小さな子も多くこんな可愛い女子たちが控えで応援。左の主審は連盟審判副部長のHayashiさん。
小さい選手ならうちも負けちゃあいない。デッドボールを回避してしゃがみ込んだYuusukeはますますちっちゃくなった。

うちの先発はエースTakumi。打線はMamoruが体調不良で欠場したこともあるけど、とんでもないお寒い結果であった。
初回裏に5点の大量得点を挙げたはいいものの、2,3,4回にはドングリーズに追撃され最終回には時間制限ギリで同点とされる。お互い目の覚めるようなクリーンヒットはなかったし、増してうちはヒット2本のみ。最終回裏のフレンズ攻撃で2死走者無し。特別ルールの延長を覚悟していたら、四球と相手失策でなんとか1点を入れ...いや、1点をもらいサヨナラゲーム。
勝ったものの、総体的に全然勝った気がしない内容だった。↘↘↘

QのIzumi、いや、ドングリーズのIzumiちゃんは初打席で左前安打で走者を返し1打点の活躍。先日の花フラのQの子もそうだったけれど、男子にまじり女子が真剣に健気に頑張っている姿というのはいいものだった。

このあと「流浪(るろう)の民」となり横浜のチーム茅ヶ崎ドリームスと練習試合を決行。冷たい小雨そぼ降る中のゲームは、更に一層お寒い内容だったのでここでは割愛しちゃうのだった。
てゆーか、もう眠いのである。明日も終日夜まで仕事であるし。
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2012年3月16日金曜日

人も動物も生き物

ちょっと前の話ではあるけれど、3月3日はひな祭りの女子のイベント大会。
この日は花フラさんとの試合終了後、一服しながら談笑していたら配偶者から電話あり。「今日のひな祭り、覚えているよね?」

焦った。失念していたんである。娘の娘、Minamiのひな祭りの日で、パーティーに呼ばれていたことを。速攻50ccのハーレーをかっ飛ばし帰宅、神木本町にある彼女の家へ。ほどなく娘夫の両親もやって来て、例によって宴会の始まり。娘も娘夫のKazumaもあまり酒は飲まないのだけれど、その我々両親たちは大の酒好きなんである。困った親たちなんである。
ピーチク、パーチク大きな口をあんぐり....。

お開きのあとは我々と、Kazumaの兄と両親の5人で、久地へタクシーを飛ばし地元の居酒屋「勘太」へ。我々にとってはアウェイの地での酒盛りであったが、ここに居酒屋のご夫婦が飼っているワンコがふたり。白と黒のポメラニアン。7ヶ月だそうだ。抱っこすると、ほわんほわんの毛並みにつぶらな瞳。なんちゅー可愛らしさ!酒の肴もすごく旨かったけれど、もっぱらこのポメふたりをオカズにして酒がすすむ。
奥の座敷から白と黒がかわりばんこにこちらをうかがう、文字通りのワンカットの写真。

全部可愛いけれど、写真を見てから気づいた。
足の先っちょが最高なんである。なんとも言えないちいさな足。

ふと気づいた。
1時間前にいた娘の家のMinamiの足元と似ていることに。
こちらはすでに1歳と3ヶ月のニンゲンではあるけれど。
人も動物も同じ、素敵に可愛い生き物なんだなあ。
ホッ。
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