新年明けてから実に晴天続きで、果たしてこのままで良いのだろうかと、むしろ懐疑的になっちゃうほど気候的には快適な正月、みなさまいかがお過ごしなんであろうかと思う、今日この頃なんである。
筆者的にはクライアントとのリミットがあるため今日4日から仕事始めとなった。脳みそがぬるま湯に浸かっていたせいか、頭の中のディスクはスロースタートだったものの、フル回転するまでにはそう時間がかからなかった。個人事務所にとっては仕事があることが、何よりもモチベーションになっちゃうんである。
●時間は少し遡る。元日は息子家族がやってきて賑やかな正月。マーゴたちがどんどん大きくなっていくのが楽しい。筆者と息子は頭の構造が似ているせいか「コーチとトレーナーの違い」や「目標と目的の違い」などで文学的ディスカッションし久々に盛り上がった。会社では飛び級で部長になって、某銀行のシステム開発などでべらぼうに忙しいらしい。娘家族は3日に来た。一番上のマーゴMinamiは今年6年生になっちゃう。
●時間は更に遡る。2日はのんびりし近くの恒例有馬神明社へ。初詣客は2日目とはいえなかなかの人出であった。相変わらず凛として可愛い有馬神明社なんである。
●時間はもっと遡る。昨年暮れにいつも散歩に行ってる中央公園へ。この辺は有馬地区ではおそらく一番高い土地になる。地価ではなく標高がである。公園から長い下り坂を見下ろすと、なんと富士山が見えちゃうのだった。しかし「雲ひとつない青空」では条件が不十分で「雲ひとつない青空でかつ、地平線も真っ青なくらいの大快晴」でないと見えない。夕日に映えるダラダラ坂の向こうに富士山...とはいかない。
●時間はぎゅんぎゅん遡る。下の写真はもっと以前にiPhoneの最大望遠で撮ったもの。ほんの少しだけ富士山のシルエットが望む。いつかここで「雲ひとつない青空でかつ、地平線も真っ青なくらいの大快晴」の日にチャレンジして掲載したい。地平線が少しでも白く霞がかっているとダメなんである。今年の「晴耕雨読」的目標にしちゃう。
●時間は遡る。昨年12/14に愛犬りんが逝ったことはここで書いた。その後ブログを読んだ名も知らぬ愛犬家の読者さんからコメントをいただき、過去に全く同じ思いをしたとのこと。逝く直前の眼差しはいつもと全く違う光が瞳に宿るのだった。切々と何かを訴えるようなあの瞳は一生忘れない。
翌日は終日一緒に過ごし三日目にペット葬儀社で荼毘(だび)にふし、骨壷が戻ってきた。今までのニャンコのキジ猫「ももこ」と黒ネコ「ぴあの」も含めて遺影を作った。それぞれの骨壷の横に設置した。
半月経った今でもまだ、無人の家に帰宅した時は「りーん!どこにいるの?帰ったよ〜」と虚空に呼びかけ、夕方5時になると「りーん!出ておいで、ゴハンだよ〜」と遺影に向かって小さく呟く日々。濡れた頬はまだ乾きそうにない。心の傷を癒すにはもう少し時間がかかりそうだ。
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