いよいよ宮前春季最終日、3決と決勝戦なんである。膨大な写真を断腸の思いで割愛し、それでも3決30枚弱、決勝50枚弱、写真はかなり厳選したものだけで計約80枚となる。冗長なブログになりませんように。相当長くなることを覚悟の上で読まれたし。
対するサンダース軍、裏は無得点。いつ炸裂するのか青い稲妻打線。このまま3裏まで1:0のまま。しかしその3裏S軍は緊張の糸を切り5得点し、大技小技を絡めて一気に1:5と逆転に成功。
ヤングの投手遊撃の二人。昨年のフレンズには有馬のツインタワーなる存在があったが、このヤングにもまるで双子とみまごうばかりの、鷺沼のツインタワーメガネくん。その活躍もあってなんとか1点を返し盛り上がるY軍。
最終回YのSakiがやってくれた。今日もS軍を脅かす追加打点を上げる活躍だった。ホッとニンマリほくそ笑むSuzuki父。
1点差まで追い詰めたもののあと一歩届かずのヤング。サンダースの三位確定であった。以下表彰式は写真にて。
さて全国への切符が待っている春季決勝2022年なんである。以前ブログで「決勝はキツネとタヌキの対戦」と書いたのをご記憶だろうか。つまり赤いキツネと緑のタヌキ、赤のレッパと緑の花フラなんであった。試合前両軍ともにまるでウクライナ兵士のように士気が高い。
プレイ!今日大谷翔平はオープン戦でプレイボールの初球を叩き、先頭打者初球ホームランをかっ飛ばした。このとき誰しもが、最後に稀に見る激戦となることは想像しなかっただろう。
「赤力」と書いてなんと読むのか、以前レッパ関係者に尋ねたことがある。「あかか」「あかりき」「あかぢから」まさか「せきりょく」...etc。正解は「赤力」と書いて「レッドパワーズ」と読むのだそーだ。実に言い得て妙。得心する筆者であった。「真剣」と書いて「マジ」と読むみたいな。レッパB監督Hiranoちゃんが外野でズデンと構えてちびっ子たちと観戦。対する花フラも数では優勢の観戦。
両軍ともに従軍カメラマンが勇躍。レンズの放列はABCかCNNかBBCかNHKかのよう。3表ようやく均衡を破ったHが4点先制。
その裏Rも反撃開始。取られたら取り返す。実力伯仲の対戦ほどこーゆー展開が多いことは長年の経験から知っている。R軍も2得点し4:2。更にRは5裏にも1点返し4:3と肉薄す。
戦況は混沌としてきた。1点差なれど最終回2死走者なし、誰しもがHの勝利に疑いの余地がないと確信した。審判であることを忘れHのTanakaさんやHayashiさんが階段を転びそうになりながら欣喜雀躍下りてくる。しかしR9番打者、野武士のようなNoguchiさんジュニアがセンター前ヒットで出塁すると、あれよあれよという間に四球で塁が埋まり満塁。ついに押し出し同点となる。決勝戦に相応しい激戦の末の特別ルール突入。Hサード主将Takehiroくんがあらん限りの声を張り上げてチームを鼓舞する姿が印象的だった。がんばれ野球少年。
特別ルール表、Hは鮮やかな猛攻。長短打大技小技の砲弾を第一公園戦場に降らせ、一気に大量5得点。特別ルールでの2,3点はあってないが如し。しかし5点差ともなると相手チームには漬物石100個分くらいに肩に重くのしかかる。つい先程までの悲壮感あふれたH軍戦士とベンチに笑顔が戻る。
その裏Rは1死後三塁打が飛び出し1点を返すも万事休す。9:5で花フラが死闘を制し優勝となったのだった。負けて号泣、勝っても涙の両軍、実にあっぱれな試合だった。
恒例帽子投げ。実にアグレッシブな花フラ従軍女性カメラマン女史が、円陣の中心で仰向けになりシャッターを切っていた。きっと素晴らしい絵が撮れたに違いない。筆者もフレンズではこの撮影方法が大好きだった。
主将のTakehiroくん。勝って号泣、おそらく極度の緊張感から解放された安堵と感動の涙、チームが勝った高揚感、全てが渾然一体となった結果の涙だったに違いない。(個人的感想です)おまけに試合後興奮して血流が活性化し涙だけじゃなく鼻血まで出ちゃった。(個人的感想です)
以下、閉会式は粛々と写真にて場の空気を感じてほしい。ここでもアドレナリン全開の戦場カメラウーマン、ぐいぐい前に出て来る。素晴らしい戦場カメラマン魂である。
最後にオトナ含めた集合写真。両軍とも川崎上部大会に出場。またこの宮前同士が合いま見えることを願う。かつての2015年伝説のウルフとフレンズの時のように。
※今回終盤の試合詳細が書けたのは、花フラスコアラーのスコアブックを写メに撮って書けた。感謝。
※おそらく「晴耕雨読」史上、写真枚数と文章量の多さでは、ベスト3に入るかもしれない長文ブログであった。0時15分。今アクセス数は120超え。月曜またヨロシクなんである。今晩中に書き上げないと、月曜朝世界中から大ブーイングが来るから、眠い目をこすり必死に書き上げたのだけれど、その原動力となったのは、今日の両軍選手の素晴らしい戦いが筆者の老いた背中を押したからであることを特記する。
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