2023年4月13日木曜日

春季Jr決勝戦やいかに

 やっと春季大会ジュニアの部、決勝レッパVS花フラ戦である。ようやくロッキー山脈の麓に辿りついた気分...と昨日書いたけれど、これからこの山を登らねばだ。まるで4時間の長編映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」のケビン・コスナーが、最後にアメリカ先住民族の妻を連れて、険しい雪山に登るラストシーンのようである。

と言っても既に日にちが経ってしまっているわけで。昨日の昼飯も思い出すのに苦労する筆者には、4日前の試合の記憶を鮮明に詳細に記述せよと言われるのは、円周率を40桁まで述べよと言われるのに等しい。したがって試合経緯は省き、写真の印象とおぼろな記憶で記載する本ブログなんである。※ちなみに以前は、試合から4日経過したらお蔵入りにしていたのだが。

球場に着くと1:1のイーブンだった。筆者がカメラを構えると2回表のRの攻撃はいつ果てるともしれない長い攻撃が始まったのだった。

Hirano部屋の親方がドスコイのポーズ。

Rジュニアには主将SatsukiとMiyuがいる。Queensなんである。二人とも大活躍だった。Noguchiジュニアくんも奮戦していた。

19番くんが見事な打撃でランニングホームラン。必死の激走でホームインし、ベンチで手荒い祝福を...。

ベンチで手荒い祝福を...受けたのも束の間、捕手からのアピールプレーで審判がああ無情の宣告。「バッターランナー、アウト!」ホームベースの踏み忘れである。写真にはないが確かに審判はベースを踏み忘れているところをしっかり見ていたんである。ちゃんとアピールしたHの捕手も立派であった。この回Rは大量9得点す。

2裏にはHも奮闘するも1点しか奪えず。本塁クロスプレーではこんなシーンも。拡大するとわかるけれど、走者の指があと1ミリ届かなかった。「三苫の1ミリ」の逆パターンであった。Q姫二人が同時にアウトのアピール。

3回にもRは猛攻のその手を緩めず6得点。前回の19番くん、またしても激走Part2。ホーム手前でHirano親方の大声が飛んだ「今度は踏めよ-----!」しっかりホームインしたのは言うまでもない。この時本部裏では皆大爆笑だった。ジュニアならではの楽しい場面であった。

試合は強豪Hを下しRの圧勝であった。Hジュニアたちも頑張った。前々々回ブログで掲載したが、特別に帽子投げのシーンを再度掲載。

粛々と閉会式の模様は写真にて。こーしてようやく春季大会は本大会もジュニアも無事幕を閉じたのだった。連日のブログアップの過酷な労働に耐え、筆者もやっと連盟広報の任を全うし、ロッキー山脈を下山の途につくのである。おっと、もう数日後には防犯大会ジャビットカップが始まっちゃうではないか。5月からは防犯大会だ。更なる宮前野球少年少女の奮闘を期待したい。

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2023年4月12日水曜日

2023ライオンズ杯後編 W優勝


モンスターズとQueensが仲良く初戦を突破し、更にモンタは優勝を決めた。それではQueensはどーよ?の決勝戦はVS麻生シスターフレンズなんであった。数々の優勝経験を持つ強豪麻生の監督は言わずと知れた、名将Katsukawaさん。前回記述のようにカメラバッテリー激減のため今回は麻生ベンチは撮っていないが、かろうじて仁王立ちのKatsukawaさんが納まっていた。

さて試合である。初回は互いに1得点ずつの1:1で迎えた2表Qの攻撃、2死走者無しからラストバッターMiuが内野安打で出塁すると、先頭に返りAinaが2,3盗したMiuを安打で生還させ逆転。更にQの主将で主砲SakiがセンターオーバーのツーランRホームランで、3:1とする。Sakiは昨年ヤングでこの多摩川でフェンスオーバーの川へ着弾する特大本塁打も放っている、男子顔負けのスラッガーなんである。またこの決勝のMiuは俊足を生かして3打数3安打、しかも3得点、つまり全て本塁を踏んで生還しちゃっている大活躍であった。(※途中からカメラが死んでとうとうiPhoneオンリーにて)

ところがAも黙っちゃあいない、伊達に強豪の名をほしいままにしているわけではない。その裏AもQと似たような展開で、下位打線2死走者なしから2得点し、4:3と肉薄する。更には3裏には流石に底力のあるA、また2点を返し、4:5と逆転に成功する。

いつもならQ、このまま足元を掬われて...となるところが、今季は違った。違うどころか大いに違った。4表にはQにとってビッグイニングとなった。Miuのタイムリー内野安打で同点とすると、2,3番で2点勝ち越す。これは当然スコアブック写メを見ながら書いているけれど、今日のスコアラーはAina母。スコアは実に綺麗で分かり易い。

そしてQにはとんでもない超大型新人が加入したんである。ソフト経験者の5年Airi。何度か体験に来ていて今日が公式戦デビューとなった。我々周囲の大人誰もがその秘めたる実力を認めていたのだが、代打で出た打席では快足を飛ばしていきなりの三塁打を放ったんである。

iPhone画像では心もとないので、Queens第二の広報ガール、Hiori母の一眼レフ写真を拝借。筆者の写真よりも数倍綺麗に素敵に撮れている、お世辞ではなくって。色合いの濃淡からして多分Canonだろう。(以降、5枚ほどHiori母Saorinカメラウーマンの写真掲載)Airiはニッコリ笑うと、Qの伝説のOG、Himariを彷彿とさせる笑顔である。実によく似ているではないか。

その後もQの打棒の勢いは止まらずこの回10得点す。相手四球失策での得点での勝利はあまり喜べないが、この試合はちゃんと打ち勝ったところが素晴らしい。

優勝を決めたモンタナインも応援してくれた。ふと見ると河川敷に散歩に来たオジサンも熱心に観戦...と思ったらHP担当のナベちゃん、Watanabeさんであった。(^-^)14:5このままQの勝利、Queensの優勝なんである。

さて閉会式。宮前のW優勝。しかしこれだけで今季の宮前を占うことは危険だが、ともあれ、めでたいことではある。以降はサクッと行きたい。そろそろ「晴耕雨読」的バッテリー残量もピコンピコン鳴り始めたからだ。
この勝利にはもう一つの意味があった。数年前Koshimizu前監督から引き継いだ現監督Satohさんが艱難辛苦、幾星霜、苦節を乗り越えて、初の冠大会優勝なんであった。多摩と麻生、強豪であり仲良しのチームに勝ったこともQナインやチームにとっては大きな自信になるに違いない。久々の優勝の歓喜であった。

Saorin記者の写真をもう一枚。姫たちの笑顔が眩しい。

さて日曜の春季ジュニアレッパVS花フラはまた次回なんである。ウルトラの星に帰って英気を養ってからまた執筆予定。やっとカナダのロッキー山脈の麓に辿り着いた気分である。