このところの陽気で梅もほぼ満開、そんな今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか...的な「晴耕雨読」的序文で始まる、 前回に続き春季大会2日目、3試合中2戦を掲載。まずはこちらから。
●ライナーズVSフォルコンズ
両軍ともにQueens姫の多いチームの対戦であった。特にL監督はHikari父のOhishiさん。筆者は途中から行ったのだが、観戦中の審判が「なかなか好ゲーム内容だよ」と言っていた通り、4裏で2:3でFリードだった。しかし5回にはLが4得点と逆転し6:3とする。運営席にはSawa父Ohtakeさん。
「なかなかの好ゲーム」は嘘ではなく、この後更に面白い展開となる。5裏Fも負けじと奮起し3点を入れて、6:6の同点とし振り出しに戻したのである。「人生ゲーム」でサイコロが6出て大喜びで6マス進んだら、「振り出しに戻る」なんて。人生は実に理不尽なものである。FのQ姫はMiyuna、Kiina姉妹にもう4年生になるKotoneもいる。
互いにほぼ毎回得点の試合。観る方は楽しいかも知れないが、ベンチでは胃が痛くなる展開だろう。同点にされたLは6表にもまた1得点し勝ち越しとする。
最終回ももつれにもつれたのである。1点の僅差を追うFは三塁得点圏まで走者を進める。気が早り気負いのあるFに対し、気が気ではないL。
本部裏は陽が入らない極寒の地だが、階段横の三角デルタ斜面は穏やかな陽射しでポカポカである。ここで観戦するのは「胡散(うさん)臭いオッサン」ではなく「オッサン臭いオジサン」の審判、連盟役員たちである。
三塁挟殺プレーのワンカットにはランコー、ランナー、守備含めてなんと8名が惑星直列の如く収まっていた。
この挟殺プレーが接戦の明暗を分けてLの逃げ切り勝ちとなった。Lベンチを見るとOhishi監督が天を仰ぎ満面の笑みでスタッフとハイタッチしていたのだった。
●グリーンサンダースVSメイツ
筆者ずっとサンダーとは単に雷のことだと思っていた。曖昧な知識を排除し正すのは「晴耕雨読」アカデミー学院の使命である。調べてみるとサンダーとは「雷鳴、雷の音」をいうのだそうだ。雷本体ではなかったんである。ちなみに稲光や雷光はライトニング、落雷はサンダーボルトなんである。応用編「万雷の拍手」とはたくさんの雷が鳴ったような大勢の大きな拍手のことである。
グリーンズとサンダースだから略して「グリサン」なわけだが、もしグリーンズとアリコが組んだら「グリコ」なんであることに気づいた。これを言ったらGのOB連盟Nishimuraさんには大ウケだったが、アリコOBのUekiさんにはややウケでしかなかった。1チームで2チーム分の力が集結なので、まさに1粒で2度おいしいアーモンドグリコなんである。
もとい、閑話休題。試合であった。初回GSは1点先制す。QのYuiがサンダースに在籍している。外野を襲撃する凄まじい砂塵の舞は相変わらずである。
Gには山形県人会宮前支部長のYamakawaさんがいる。合同チームとなって4年生ながらまだあどけない表情のジュニアのRuiくんも参戦。
対するM軍もその裏すかさず1点を返しすぐさま同点とする。GS先発マウンドはYui。
その後時折砂塵に見舞われながら3表まで両者無得点のまま推移。
スコアボードにゼロ以外のプレートが掲示されたのは3裏のMの攻撃だった。2点を入れて1:3と逆点す。
ところがGS軍打線が奮起し6点を返し更に逆点する。スコアは7:3。
味方の打撃で三塁へ果敢にスライディングするRuiくん。まるでアラレちゃんが飛行機を模して両手を広げて「キーーーーン」とやるみたいに、流麗で綺麗なスライディング。すかさず起き上がり投手のボールをガン見するつぶらな瞳がまた可愛いではないか。
更にMも1点を入れる。前試合に続きこちらも混沌としてきた感がある。しかしほぼダメ押しかと思われる3得点したGS、10:4と大きくリード。
ここで筆者は丁稚奉公が郷里へ帰るように、お暇(いとま)をもらって会場を後にした。のちに連盟ALL速報にて10:5でGSの勝利の報に接するのだった。
さて三苫薫が止まらない。いちファンである筆者はグッズが欲しいのだが、日本では手に入らないものが多い。ここで朗報なんである。三苫人気にあやかってブライトンショップ@ジャパンが今週末原宿に出店とのこと。いやはや参った。キャップ25£、パーカー80£、高っか。どーしよー?
更にシーズンオフの今夏には三苫の巨額移籍が現実味を帯びてきた。チェルシーが140億の移籍金を用意しているらしい。三苫は以前からプレミアビッグ6のようなCL参戦できるビッグクラブを目指していることを公言しているからだ。
うーむ、ますます、どーしよー?なんであった。

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