2025年7月4日金曜日

赤い旋風 プライドジャパン全国大会へ


さてそろそろお蔵入りになっていた、数ヶ月前のネタを書こうかと思案していたのだった。これは近所の公園の樹の切り株から始まる、東急田園都市開発構想にまで至る壮大な物語、かどうかは読者の感受性によるけれど、いつかは是非書こうと画策していたんである。ところが...。

そんな金曜の朝、ルーティンとなった朝刊の後の「タウンニュース宮前版」をみて、またしても野川レッドパワーズの面々の写真が飛び込んできた。はて面妖な、高円宮賜杯県大会は惜しくも3位で終わり、時間もだいぶ過ぎているわけで、新聞ネタとしては新鮮味に欠けるはず。などと思いつつ記事を読んでみたら...。

なんと「プライドジャパン全国選抜学童野球大会」に出場決定とのこと。公的団体以外での私的団体主催の全国大会は数あれど、これはスポーツ庁後援の全国大会。全国各地域の県大会などの公式戦で、優勝や上位入賞などの成績を残したチームに絞り選抜し、8月の富山での全国大会の出場権利を与える...ざっくり言うとそんな感じだ。

昨年もそうだが、レッパは今年も神奈川の頂点まで後一歩のところまで上り詰めたのだが、準決勝では今大会数回目のタイブレーク無しの抽選にまでもつれ込み、抽選負けとなったのだった。抽選で負けるというのは特別の悔しさがまとわりつく。選手や保護者、コーチ陣も悔やんでも悔やみきれない忸怩たる思いがあっただろうと、想像に難(かた)くない。あの時の悔し涙をこの大会で思う存分拭い去って払拭して欲しい。我々宮少連としても誇りに思うのであった。

朝のルーティンになった「晴耕雨読」再読と誤字脱字チェック、更にレッパギャオスブログを見ると掲載されていた。そしてレッパインスタも一発目にこの話題が投稿されて❤︎「いいね!」しておいた。

※タウンニュース宮前版7/4号 及び※レッパブログから転載

更に遠征費用の捻出のために、クラウドファンディングまで開始したようだ。確かに莫大な費用がかかるわけで。富山での宿泊先ホテルは、主催者側の指定したホテルに限定されるとのこと。大会運営を円滑にするためと、どうやら「町おこし」も絡んでいるようだった。確かに地元には大金が落とされるわけで。

ちょっと思い出した。10年前フレンズが高円宮賜杯全国大会に出場した2015年、1回戦は滋賀代表、2回戦は町田の球場だったが、相手は大分県代表チームで、遠路はるばる応援席は数少なくそれでも一生懸命応援していた。こちらは地の利を生かして宮前各チームから大勢の応援団が集結し、立錐の余地もないくらいだった。あの時は皆さんの応援、本当にありがとうございました。改めて感謝いたします。敗戦後多額の費用を捻出して来たであろう大分のチームが不憫だった。しかしこれも全国大会あるあるの、悲喜交々(ひきこもごも)なんである。

さて閑話休題、そのクラウドファンディングに筆者もささやかながら支援させていただいた。今朝みた時はまだ5万程度だったが、今(21:15)は8万まで爆あがり。達成目標の16%まで来た。期限まで41日とのことだが、こーゆーことは「善は急げ」なんである。そのうちに、と思っていると機を逸してしまうわけで。

宮前川崎、そして神奈川県代表として出陣するレッパナインに是非支援のご協力を。CF支援は至って簡単。下記URLからどうぞなんである。

野川レッドパワーズCF

さて冒頭に書いた「公園の樹の切り株から始まる、東急田園都市開発構想にまで至る壮大な物語」はまたいつか書いてみたい。ヒントに謎の写真を2枚。

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2025年6月29日日曜日

少年野球分析官MJBLアナリスト

 本日日曜は会長杯2試合といよいよ佳境に入った子ども会準決勝2試合、そのうちの2試合を。

●会長杯 モンタMo VS 松風Ma

まずは初回Moが2点先制での幕開けとなった。

ところがその裏Maも奮起しあの強豪怪物くんから1点をなんとかもぎ取り2:1とした。ライト前ゴロにせんと送球を焦り一塁手がジャンプ捕球を試み、その着地前に打者走者が駆け抜けセーフ、更にすでにスタートを切っていた三塁走者が本塁を駆け抜けたのだった。(写真と記憶だけの記載なので、若干の齟齬(そご)があれば許されたし。

さて本部裏に戻るとヤングの御大(おんたい)KurosuさんとアリコのKawakoshiさんが、何やらやり取りをしていた。久々に遠くからでもKurosu節が聞こえてきたのだったが、行ってみると...。Kurosuさんがいきなり筆者に向かって言った「ねえ、豊島さんさ、俺の写真撮ってよ」と。オボロながら断片的な話をまとめると、アリコ50th記念誌にKurosuさんの顔写真を、Kawakoshiさんに渡す約束だった(?らしい)。筆者頭の中のMacを起動し即座に流れを分析類推する。筆者がKurosuさんの写真を一眼レフで撮り、Kawakoshiさんのアドレスがわからないので、これを連盟藤澤さんにメールし、更にKawakoshiさんへメール転送してもらう...。今の時代あまりに煩雑すぎるではないか。即答した。「だったら今ここでKawakoshiさんのスマホでKurosuさんを撮っちゃえば?」スピード解決だった。昔のスマホなら一眼レフには敵わなかったけれど、今はむしろスマホの方が的確な写真が撮れたりする。iPhoneで映画も撮った作品すらある。「ここをバックにこの角度から撮って」と、二人を明るい場所へ誘導し撮影会をプロデュースした。美しい青草をバックに綺麗な写真が撮れたはず。陰影補正とトリミングは必要になるが、それは記念誌のプロがやるはずだ。

更に本部裏では何やら新しい部署が創設されたのか、テーブル一個用意されて稲井・小濱両氏が何やら難しい顔でパソコンに没頭していたんである。おそらく連盟IT部長藤澤さんの命により、選手の投球回転数やHRの場合の打球速度や角度、推定飛距離などのスタッツ(統計数値)を解析する、宮少連分析部を作ったのである...まさか本気にしないでね。実は県の要請で県大会へ出場するためのチーム名簿をクラウド上に入力する(かどうかは筆者の想像)ために、手弁当のノートPC持参で必死に入力していたんであった。右端はマトリックスのエージェント風G2こと辻さん。「ザギンのチャンネエとシースー」的な呼称なんである。さて目線を再びグランドへ向けると2裏で3:1とMoリード、3表のMo攻撃が始まった。ここからは詳細は書けない。凄まじい攻撃で電卓が必要なほど得点数字がスコアボードを賑わせたからである。

イケメンで聡明なスポーツマンを絵に描いたような(個人的感想である)Moの主将君に、いつかは出るだろうと思っていたHRがついに飛び出した。

3回のMoの得点だけで18点、トータル21:1となったところで、筆者は弁当を買いに中座することにした。結果はこのままMoの勝利となる。奮闘虚しく敗退のMa軍だった。

さて例によって試合間のお口直しタイム。近くのセブンへ弁当を買いに。昼食抜きでも平気だったが公園を離れて喫煙タイムが欲しかったのが本音である。電子タバコのささやかな水蒸気をあげていると、セブン近くのマンションの入り口で何やらピーチクパーチク聞こえてきた。おお、スワローズだった。天井に燕の巣が営巣されて子ツバメたちが、甲高い声をあげていたのだった。餌を待って喉を枯らしている。さぞかし喉が渇いたろうと筆者セブンに戻って、ヤクルトを買って子ツバメたちに与えたのは言うまでもない。

第一に帰還し外野観覧席で摂食する。筆者夏の定番は冷やし中華とおにぎり1個。今日の本部裏は子ども会の関係で椅子の数が少ないから外野に陣取ったわけである。メシを終えてグランドを遠くに見るとちょうど、レッパA VS 白神が集合の瞬間だった。iPhoneで途中から望遠で撮ってみた。

●子ども会準決勝 レッパA VS 白神(HS)

初回Rが3点先制し裏のHSは無得点。QueensでもあるShihoの豪速球が唸りを上げる。しかし並の打者なら空振りするも、百戦錬磨のR軍はむしろ豪速球が大好物のようだ。

2回を終了し更に3点を追加したR、6:0とHSを引き離す。HSの打席で久々に見た「大根切り」打法。しかも見事な二塁打となって、本部裏でも笑いと共に話題となった。ベンチにはQ父Horikoshiコーチの顔も垣間見える。

HSにはもう一人Q姫Chisakiがいる。最近滅法ボールの芯を叩く打撃ができて急成長している一人だ。彼女がDBで出塁するとShihoのバットに快音が響き、王者Rから4点を奪取する素晴らしい展開となった。6:4と肉薄するハクシン軍。

しかし地力に勝る王者赤いチカラ軍団。本領発揮と言わんばかりに長打攻勢、特に主軸に2本のHRが飛び出した。まずは主将くんの一撃はセンター後方の葉が生い茂る樹木の真ん中に吸い込まれる特大の一打。

更に打線は途切れることなく背番2番くんにもHRが飛び出す。打った瞬間の彼の打席は撮れてないが、ニッカニカ笑顔で本塁帰還する。ハイタッチで出迎えるベンチメンバーたち。

ホームランボールは子ども会が一旦預かりとするため、係のお母さんたちがセンター後方付近で発見したボールを本部に持ち帰った。それを見たSatoh(Mamo)さんが「あれえ、ちょっと汚れすぎている」...そーなんである。真っ黒に汚れたボールを発見し持ち帰ったのだった。明らかに試合球ではなく練習などで行方不明になったボールに違いない。「洗っちゃえばいいじゃん」なんてお笑いジョークも飛び出したが、これはまずい。再度お母さんたち「HRボール探し隊」がスクランブル発進した。

筆者はのちのブログ執筆のために資料画像としてHR打球の落ちた瞬間を撮っておくことがある。ブログにはほとんど載せない。彼の打ったその時の外野の写真をカメラ画面で検証してみた。ボールは写ってないがセンター後方ややライト寄りに着弾したと判断。しかも超速ライナー性の当たりだったはず。写真をみても決定的な場所まで特定することは困難。だが、筆者は戦場カメラマンであり空間デザイナーでもある。空間認知力は多少自信があるわけで。ボールが写ってないのに、着弾場所をピンポイントで推定するには、画面に映った人物4名の目線を、バニシングポイント=消失点に終結するとほぼ判明するんである。下の写真の4名の矢印がその解を示していたのだった。横バーのあるネットからライト寄りへ3枚分のネット後方に違いない。しかもライナー性だったから、土手付近に着弾せず、もっと奥の丘の上に転がっている可能性が高い。お母さん隊とは別にSatoh、Nishimuraさんと共に捜索隊パーティーを組んで筆者も現場へ急行した。

ほらね、あったあった、ピタリ推測通りネット3枚目後方の林の奥の道路手前の雑草の中に、チョコネンと鎮座する真新しい真っ白なホームランボールを発見したのだった。

この件(くだり)下の写真参照。俺、米国CIA情報分析官上級アナリストになれるかも、と思い上がったけれど、待てよ、その前に英語喋れんわい!(^-^)

試合は王者Rの横綱相撲、15:4だった。さてそーこーしてるうちに、もうこんな時間。今週もなんとか日曜中にアップ出来たことに安堵する筆者なんであった。

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