2018年5月30日水曜日

決勝戦は「打・激戦」

満を持していよいよ防犯大会決勝、ウルフVSイーグルスなんであった。今季の宮前の事実上のツートップと言っても過言ではないだろう。すでに全学童県大会進出を決めている両チームの激突なんである。

決勝はウグイス母...いやいやウグイス嬢がネット裏本部席に招集されるのが慣例である。
美人母たちが本家ウグイスに負けず劣らずの美声で宮前審判団の紹介。

準決、決勝では先発投手をどーするかは監督の悩みどころ。両軍マウンドに登る投手二人。

初回から両軍共に1点取って1点返しての拮抗した展開。

2回表のEが持ち前の打線が猛威をふるい、怒涛の5点を加点し6:1と強豪相手ではセーフティーリードとまではいかないまでも、点差を広げた。
ところがなんである。ウルフは1点取られれば1点ないし2点取り、5点取られれば5,6点取ると言う展開が印象的なチームである。この日もE打線に負けずに裏に6得点し、7:6とすぐに大逆転に成功。

打ち込まれれば当然の帰結として、両軍共に目まぐるしく投手をスイッチする。この試合のスコアラーは相当大変な思いをしたに違いない。一日の投球イニング制限のため、エースは後半へ温存か。

両軍共とにかく空中戦であった。白球が第一公園上空を、夜間の湾岸戦争勃発の映像を見てるみたいに、ビュンビュン飛び交う展開になった。決勝戦は実力伯仲するため僅差での投手戦が多い訳で、そのセオリーを覆す打撃戦...いや、「打・激戦」となる。うーむ、我ながらうまいことを言った。今後もコレ使わせてもらおう。
Eが1点返し同点に追いつくと、その裏Wが2点奪取し僅差で上を行く。前述の筆者の見立てはあながち嘘ではあるまいてと、確信を深める。だって何年も前から何度もそーゆー姿を見てきたからであった。
それにしてもこれだけの打撃戦になれば当然と言えば当然だが、本塁でのクロスプレーの多いこと多いこと。1点を争う場合の野球の醍醐味の一つである。

第一公園の名物は砂塵舞う光景と、それと対照的にのどかな鳩さんの試合参戦である。少年たちの激戦を知ってか知らずか、のんびりフィールドを散歩しちゃうのだった。

さて、5回はEにとってはビッグイニングとなった。更に点を重ねたEに対しWは反撃出来ずに無得点のまま時は流れ...。

試合後本部のウグイス母の元にイーグルス母が駆け寄り抱き合って涙を流していた。ちょっと良いシーンを垣間見てしまった私は、すかさずシャッターを切ったのだった。

おめでとう白幡台イーグルス。帽子投げはすでに掲載したけれど今一度連写のうちの3枚を。

イーグルスはジャビットカップへ。準優勝ウルフ、3位モンタ、4位フレンズはそれぞれの上部県大会へ駒を進めたんである。それぞれの大会での健闘、いや健闘ではなくテッペンを目指して頑張って欲しい。
それとは別に今週末には全学童神奈川県大会にイーグルス、ウルフが出場する。全国へ繋がる唯一の大会。頑張れ宮前、頑張れ川崎、頑張れ少年少女野球なんであった。

閉会式も一気に書こうと思ったけれど、星飛雄馬の大リーグ養成ギブスが腕に恐ろしい負荷をかけるみたいに、今筆者の腕は悲鳴をあげてMacのキーボードに指が届かないのだった。閉会式の写真ブログはまた次回ということで許されたし。

※連盟HPは下記からどーぞ。
宮前区少年野球連盟HP
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2018年5月29日火曜日

猛攻打線に屈す

防犯大会はすでに閉幕したけれど、後追いでよろしければの「晴耕雨読」なんである。しかしながら、3試合ぶんと閉会式を微に入り細に渡って記述することはほぼ不可能に近いわけで、まるで考古学者が恐竜の骨を発見したのちに、研究論文を3年がかりで著すようなものである。ゆえに極力端的にかつフラットな文章で臨みたい。

準決勝フレンズの相手は長年宮前の常勝軍団の名を欲しいままにしてきた、王者ウルフなんであった。この一週間熟慮黙考した筆者の見立てでは、フレンズがこのところの勢いを堅持してミスを減らして一枚岩となって臨み、なおかつ相手守備陣に僅かなほころびがもしあれば、そこを怒涛のごとく攻めて行けば、決して撃破することは夢ではないと思っていたんであった。W軍にしてみれば「我が軍も舐められたものよのう。何をちょこざいな、片腹痛いわ、ワッハッハ」と言われそうだが、可能性はゼロではないはずだ。
...はず、だった。

先発マウンドはFはAki、Wはどうするのだろうと注目していたが、エースHinokiharaくんだった。

鉄壁の守備が伝統のWに初回から二つの敵失が出て、Fが2点先制に成功。この時までは「ほらね、言った通りじゃん」と自分につぶやいてみる。いきなりの初回からWはタイムまで取る展開になったのだった。


しかしなんである。ぬか喜びはここまで。取られたら取り返すのがWの真骨頂。猛打爆発7得点しあっさり逆転し2:7。


2回表FはAkiのタイムリーで1点を返すのがやっと。とは言えこれでまだ望みを繋いだ形になった。諦めるにはまだ早すぎる。

しかしその後もWの猛攻が続いた。全安打中、ほぼ半分が二塁打以上の長打攻勢。F軍だって決して四死球がべらぼうに多かったわけではなく、失策も3個のみだった。(※上部大会に行けばエラーしないのが当たり前で、失策数3個はほぼ致命的な数ではあるが)結果地力に優ったWが決勝へと進んだ。


ダークホースが表舞台に躍り出た気分。厳しい見方をすればいくらでも反省点はあるも、Fは準決で涙を飲んだとは言え、Fナインはよく頑張ったと思うのだった。低迷時代のFを想起すれば、たとえベストフォーと言えど十分評価するに値する今大会だったと思う。8月の県大会の東京新聞杯が決定し嬉しいのは間違いないが、是非とも宮前代表として大舞台で恥をかかぬような、勝っても負けても骨太な試合をして欲しい。

さて、ここまではフレンズのブロガーとしての立場にて。
ここからは連盟広報としてのブログなんである。フレンズから幽体離脱して、なるべく公平な立ち位置での「晴耕雨読」なんである。広報と言えば連日報道されている某N大の某おじさん広報のような人にはなりたくないものである。フレンズやQや連盟のブランドが「地に落ちぬよう」配慮せねばなんである。反面教師。

準決もう1試合はイーグルスVSモンタ戦。両チーム共に打撃のチームという印象が強い、重量打線を誇るチームである。特にイーグルスは相手投手がどんなに優秀でも「打つ」わけで、ひとたび打線に火がつけば消防庁の猛者が消火に奔走しても、手がつけられないほどなのだった。
スコアブックがないので写真中心に。

遠くを見遥かすとレフト後方にフレンズオヤジどもと長老組が観戦していた。筆者はこの日、連盟で酒を飲む予定があったためバイク通勤ではなくアシがなく、昼飯に同行することは出来なかった。フレンズの第四公園へも断念した。

やはりE打線の前にMベンチもなす術なしか。嵐の中にあって策を講じる間も無くあっと言う間に終わってしまう試合ってあるものだ。過去に苦渋を飲みいくらでも経験してきたわけで。



終わってみればE軍団が圧勝。
このあと第四公園で3位決定戦がフレンズVSモンタで開催。ほぼ同時刻で第一公園ではいよいよ決勝戦なんであった。
やはり写真中心と言っておきながら、結局終わってみれば文章長くなったし、いつもの「晴耕雨読」的駄文の垂れ流しなんであった。
決勝、閉会式の模様はまた次回。
今度こそ時間かけずにサックリ行くぞと、肝に銘じながら筆を置くのだった。

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