2018年9月12日水曜日

雪辱戦の軍配は

さて秋季大会最終日残り3試合怒涛の掲載なんである。けれど、いつも書いているようにスコアブックがないので、曖昧な記憶だけで間違った記述をすることは本意ではないわけで。ゆえに写真中心となってしまうのは否めないことは、どーぞご理解頂きとう存じましまするなんである。

フレンズ敗退のあとはもう一つの準決勝戦。宮前2強のひとつウルフとブルアロの戦いなんであった。


この日は途中からカメラの調子が突然おかしくなった。シャッターが押せないんである。ここぞと言う瞬間にどうしても切れない。注意して見てみれば「メモリ不足」とのこと。なんじゃそりゃ。普段は数試合数百枚は楽勝で撮れるのに、200枚あたりからダメになっちゃう。SDカードは16GB。原因が分からぬまま、それでも試合はズンドコ進んで行くわけで。仕方ないので今日撮った分から不要と思われるカットをバンバン削除して空きを作り撮り進めた。(帰宅してMacにつなぎ初期化したら回復した)
そんなことはどーでも良いことであった。しかし当時の筆者はかなり焦ったんであった。
試合はウルフ優勢のまま進行してゆく。

Fujisawa副事務局長のジュニアがスコアボードの記入係を任命された。オヤジは「汚ねえ字だな〜、もっとちゃんと書けよ」とハッパをかけていた。連盟本部席は和やかな空気に包まれる。後々お兄ちゃんのRenくんが交代で手伝いにやってきた。Fujisawaとーちゃん、ガッツリこき使っていた。大変聡明で大人相手でも物怖じしない性格の持ち主である。Renくん、将来は連盟事務局長の椅子を狙っている、とはNishimuraさんの推察である。

試合はギュンギュン回を重ねる。

結果はブルアロ3:8ウルフA1であった。
ところで、巨人軍の本拠地は東京ドームであることは幼稚園児でも知っている。テントを膨らませて全天候型の建築を担ったのは竹中工務店。そしてついに宮前の甲子園と呼ばれる第一公園にも緻密なテント工法で立派なドームが完成しちゃったのだった。
ほれ、この通り。この日は突風の吹く日であった。

オープン戦決勝はアリコVSワイルダース。

新調したアリコのユニフォームである。Gカラーの黒とオレンジのツートンカラーを踏襲したデザインかな。最近のユニフォームは印刷技術の進化に伴い模様などを印刷でまかなっている。プロ野球でもそうだ。

両軍ともに選手のプレーに一喜一憂、歓声と嘆息が交差し入り混じる。

結果はアリコの勝利、優勝であった。
すぐにオープン戦表彰式が執り行われた。

さて満を持して本大会決勝戦であった。「決戦の金曜日」ならぬ「決勝戦の日曜日」なのだった。決勝戦をジャッジする審判団。ウルフVSイーグルス。この宮前2強対決ではすっかりお馴染みとなった本部席のウグイス嬢(?)

フレンズ軍団もじっと観戦。電線に止まるスズメみたいである。

E投手はピンボケになってしまい申し訳ない。

例の本塁クロスプレーの2枚。


まさに決勝戦の名に恥じない拮抗した接戦であった。実力伯仲、緊迫のゲーム展開であった。両軍ともに超美技、ファインプレーの連発。その度にベンチのみならず観戦のギャラリーからも歓声が沸き起こっていた。筆者もカメラを構えながら「うおっ!すげえ〜」と小さく声が漏れたほどであった。いつか、ブログ写真に打撃は一切なしで、守備だけに特化した写真を撮ってみたいと今思いついた。打撃よりも守備のシーンを撮る方が数百倍難しいのである。打撃は動きが固定されていて予定調和的なカットになるが、守備は激しい動きがあって更にイレギュラーな想定外の展開があるからである。

結果や如何に。ウルフが2018年宿敵イーグルスを破って雪辱を果たしたのだった。汚名を雪(そそ)ぐ。辱めを雪ぐから雪辱を果たすと言う。名誉挽回なんであった。「汚名挽回」は誤用なのでご用心。夏の甘い誘惑にもご用心、なんである。
両軍ともに決勝戦に相応しい好ゲームだった。

エールを送った後の優勝の瞬間の帽子投げ。過去の経験から望遠レンズでは上手く撮れないことを学習しているので、すかさず標準レンズに替えていざ帽子投げの絵を撮ろうとしたんである。「フレーフレー、イーグルス、フレーフレー、イーグルス....」

天高く帽子の舞を撮るために縦位置に構えて上空を大きく空けるアングルにする。
行くぞ、行くぞ、ようし今だ!
「ありゃまあ、ナシかい」

想定外であった。帽子投げはなく、しょぼんと終了であった。チーム方針があったのか分からないけれど。なんだか「竜頭蛇尾」「臥龍点睛を欠く」的な気分で苦笑いの筆者なんであった。「臥龍点睛(がりょうてんせい)を欠く」の意味は賢明な小学生なら辞書を引いて調べて欲しい。いや、小学生にはまだ早いか。
(※後日談...これは選手たちが自ら話し合って、相手チームへの心遣いなどから意識的に取りやめにしたのだそうである。筆者だけが「脱帽」しちゃったのだった)
....
オレンジがある。新人戦もある。秋季が終わった5,6年生には単独と連合の川崎上部大会が待っている。連合については以前から一部で賛否両論、物議をかもす向きもある。気持ちは十分理解できるも、連合の主旨をご理解いただき各チームにおかれましてはどーぞ、選手たちを気持ちよく送り出していただきたい。

閉会式ブログは元気があれば今週中にまたアップさせたい。
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2018年9月10日月曜日

醍醐味は本塁クロスプレー

今日、秋季大会BLOGの決勝その他本編文章を書くには、少々お疲れ気味なんである。
膨大な写真枚数からブログ用写真だけは選択し終わったのだけれど、このあといざ文章となるとボルテージが下がり、意欲食欲物欲性欲までもが萎んでしまうのだった。
なので、さっくり写真アップにて読者の目先を変えて、その心を翻弄し愚弄し、ケムに巻いてしまおうと画策する筆者なんである。

「Teshimaさん、今日ずっと第一にいますか?」
第一試合前に連盟副事務局長のFujisawaさんから特命を受けたのだった。メディア某所へ送信するための、各試合の写真を1枚ずつ撮って送って欲しいとのことだった。連盟広報としてフレンズ以外も全試合撮るつもりでいたので快諾したんである。帰宅後シャワー浴びてビールグラス片手に早速Macを起動。各試合たった1枚だけを選ぶのは苦労するかと思ったのだけれど、あにはからんや、すぐに終わった。なぜか?選んでいくうちに偶然全部が「本塁でのクロスプレー」になったんである。野球の写真では何パターンか定番のアングルがあるけれど、この本塁でのギリギリのプレー写真はダントツで醍醐味のあるものであろう。サッカーなどはシュートの瞬間の写真と、それをセーブするキーパーの写真はほとんどの場合、別物のアングルで撮られるわけで。一枚の写真の中にシュートとセーブが同居している写真はあまりない。(全くないわけではないけれど)
その点野球の本塁クロスプレーは、攻守の両チームのせめぎ合いが一枚に凝縮されるわけで、実に面白い写真になるんである。
(※文章書くのが疲れると言ったわりには、書き始めるとツルツル湧いて出てきちゃうから困ったもんだなんである)

準決2試合、オープン決勝、の3枚がこれ。

中でも秀逸だと思えたのは本大会決勝でのこの1枚である。
イーグルス三塁走者はスリーフィートぎりぎりのライン取りで本塁へタッチしようとスライディングを敢行突進する。それを野手からの返球を右目で確認し、同時に走者の走るコースを左目でチェックしたウルフ捕手は、体を反転させて思い切りミットでタッチに行く瞬間。体は一瞬5cmほど宙に浮いているのが分かるだろうか。実に素晴らしいプレーだった。

フレンズ帽子から連盟キャップにかぶり直し、ネット裏の本部席でふと見上げた9月の青い空。季節外れの入道雲みたいにカメラマン魂がむくむくと沸き起こり撮った1枚の写真。太陽光のキラリ感をうまく絵になるまで角度を変えて5枚くらい撮ったうちの一枚であった。夏と秋の間(はざま)の、去りゆく夏の哀愁。

...さてここで終わらないのが「晴耕雨読」なんである。
この日は同時に第四公園ドームでオレンジボール大会の開会式があった。毎年フレンズは人数が足りずにNakamuraオヤジが東奔西走、四苦八苦してメンバーを集めてなんとか大会に臨んでいる。フレンズLINEにアップされた写真がこれ。

もう一枚。たぶん開会式前の行進練習だろう。先頭は主将の3年Haru。兄貴のHiroは今や高校一年生、かつて連合チームで第一公園でホームランも打った当時の宮前の名スラッガーである。その弟がヤケにでかく大きく見える。兄貴に似て天然だった幼い子が、いつの間にこんなに大きく成長しているのだった。入部当初の1年生の時には筆者に妖怪ウォッチのジバニャンのなんたるかについて熱く語っていた子も、今や立派なお兄さんであった。

まるで道路を横断するカルガモの親子である。またはブレーメンの音楽隊。さらには鬼ヶ島へ向かう桃太郎の一軍のようだ。
先頭だけ大きくてあとが皆小ちゃい。この一枚を見てこんなモノを連想パロディで作ってみた。本当は枝豆で作ろうと思ったのだが、冷蔵庫をみたらペロリとなくなっていたので、急遽デスクの中のゼムクリップでやってみたんである。
どーよ?(^-^)

秋季大会最終日ブログはまたいずれなんである。
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