2019年5月27日月曜日

子どもたちの眼差し

昨日に続き本日日曜は実に暑かった。ただ湿気がない分まだ凌げたわけだけれど。熱中症は高気温に湿気が加わると汗が蒸発しにくくなり、たがために体内に熱がこもるため発症するらしい。よって比較的カラリとした天候だったために、全国の運動会でも熱中症は少なかったんだそーである。今年こそ仕事部屋のオンボロエアコンの買い替え時期だと、今一度自分に言い聞かせてみるわけで。

暑かったのは天候だけではない。宮前では防犯大会準決勝2戦、有馬小ではたまなみ大会のフレンズの、暑く熱い戦いが展開していたのだった。
しかーし、なんである。写真選択作業だけで今日は力尽きて、ジャック・レモン主演の「酒とバラの日々」のごとく、酒に溺れてブログはご勘弁、今日はいっそ寝ちゃいたいわけで。

しかしながらサービス精神旺盛、食欲旺盛、物欲旺盛、創作意欲旺盛、○欲旺盛(?)の少年野球「晴耕雨読」ブログ、サービスカット厳選4枚だけアップしたい。
防犯ではウルフVS花フラは、いつものウルフらしからぬ戦いぶりだったらしく(関係者からの見聞による。筆者は観ていない)、花フラ勝利で決勝へ。
続くヤングVSモンタ戦の厳選2カットがこれ。結果はヤングが後半戦巻き返し逆転の末に来週の決勝に駒を進めたのだった。

午後は有馬ドームへ。途中Queens会長SohmaさんからLINEが入る。この炎天下二人の姫のやまゆり二次セレクションに同行しているとのこと。
有馬小での、たまなみ大会では小倉少年野球部との熱戦。その秀逸の2カット。
主砲Akiは凡フライ連発だったが反して4番Manatoに待望の今季第1号逆転ツーラン本塁打が飛び出した。ちゃんとその瞬間の表情も捉えられた一枚。彼の目線は遥かレフト後方のプール上空へ飛翔する白球を見据えていた。

更にベンチで応援する下級生たちの面々。実に可愛いくも真剣な表情であった。逆光にも拘わらずくっきりと良い角度で撮れたショット。これは来年の記念誌に載せても良いくらいの出来栄えであった。写真の出来よりも何よりも、彼らの眼差しが素敵だった。

この日の試合ブログはまた後日としたい。今日はこれで筆を置く。
もう少しジャック・レモン的ウィスキーロックとともに、これを酒の肴にしたい。
本日遥か遠方より届いた連盟事務局の至宝、Nishimuraさんからの、「柳川名産有明海苔の佃煮」をペロペロつまみながら。
Nishimuraさん、この場を借りて連盟関係者を代表して、
「ありがとう!」
筆者だけではない。今夜は多くの関係者がこれに舌鼓を打ちながら笑顔になっているに違いない。

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2019年5月26日日曜日

等々力と亀

いつもの野球ブログではないにしろ、いつもの野球ブログに近からず遠からず、少年野球と日々雑感の中間的ブログなんである。

昨年暮れあたりから、年が明けてこの4月頃まで仕事が忙しく毎日大変かつ充実した日々を過ごしていたのだったが、GW前にメインクライアントの担当者が働きすぎで調子をおかしくしてしまい、ドクターストップでついに会社を休職したのを機に、他のクライアントからもお声がかからず、このところ緩い毎日なんである。これだからこの商売は困ったもので、食うためにいっそ郵便カブでバイトでもしなきゃならなくなるのは、遠い将来ではないかもしれない。いや待てよ。その前に125ccの原付2種免許を取らねばだ、なのだった。
新聞を読めば人生100年時代と言われる昨今、高齢者が長く働く環境を整える方向へ政治的には動いているが、それにはまた弊害も山積しているのが実情である。

そんなこんなの過日、所用にて等々力へ行ってきたんである。等々力といえばかの「野球場再建問題」は一体どーしたのか?川崎中の野球関係者の耳目(じもく)を集める中、不肖筆者、記者魂でもって現地取材してきたのだった。

おお〜やってるではないか。
仮囲いの透明板から激撮した外野照明灯。たぶんセンター後方のものと思われる。

この写真はいったい?丸の中にポールが見える...。

iPhoneで撮ったものであるが、実は仮囲いのパンチングメタルの穴から撮ったんである。パンチングメタルとは建築用語で有孔鉄板のこと。鉄板以外でもアルミやステンレスもあるし、この開口率も様々で穴の大きさと鉄板との比率もいろいろである。さらに言えば、金属板の厚みは通称テンロク(1.6t)から...。ハイ、もうやめましょう。この辺の建築的専門的話はヤングSashikiさんや、花フラTadaiさん、バーズYoshikawaさん、フレンズNakamuraオヤジならご理解いただけるだろうか。

仮囲いの周囲をグルリと回ってみる。陸上競技場が見えてきた。川崎フロンターレの本拠でもある。その昔筆者の娘(小学生の頃)がリレーで後方からゴボウ抜きを演じて一位になった記憶が蘇る。さらに息子が野球をやめて川崎北高陸上部の時に、400mで大会新記録で優勝したことも記憶に残る競技場であった。甲子園と同じく公立校は私立校にライバル意識を持つのが常である。反して私立校は公立校にはさほど意識しないのも常なのだが。当時のライバルは法政二高のランナーだったらしい。その選手とデッドヒートの末に息子が勝ったのだった。言っておくがこれは親バカの息子娘の自慢話ではない、単なる事実なんである。しかしその翌年息子が卒業し、同大会記録は後輩の法政二高にあっさりと塗り替えられたらしい。良いではないか。こうして若人たちが切磋琢磨することは実に素晴らしいことだ。

それにしてもこの陸上競技場。当時の記憶となんか違う。下のコンクリート造は昔の記憶のままだが、上層部は今っぽい雰囲気を醸している。来年の東京オリパラ新国立競技場は隈研吾設計によるもので、近代コンクリート建築に木材を多用しているが、巨大建築に木材を多用する手法は今に始まったことではない。ご多聞に漏れずこの川崎等々力でも木材を使った増築がなされていたのだった。特殊液に浸潤させた不燃木材なのか、木目をプリントしたアルミスパンドレルなのかは不明。※あとで調べたらフロンターレとして既存の球場にさらに三層目、三階部分を増築したらしい。サッカー専用ではなく陸上競技とサッカーの共存施設なんである。

さて目線をもう一度野球場の仮囲いに転じる。いろいろ不遜な噂があったけれど、どうやら予定を大幅に延期したものの来年12月に完工予定だった。旧球場を解体後、地盤を掘り起こすと、事もあろうに有害物質(?)が検出されて、それがために予算と工期の大幅な変更を余儀なくされた結果らしい。まるであの政治的「忖度」問題で幼稚園建設が...カゴイケさん的アレみたいである。等々力のここはその昔池だったらしくそれを埋め立てて今の環境になったのだが、どうやらゴミ的なものも混じえて整地したようだ。昔はそんなのが当たり前だったのだろう。今回はそれをすっかり除去し一新、新生等々力硬式野球場建設なんである。
川崎の高校球児、中学球児のみならず、宮前はじめ川崎の少年少女野球にとっても完成が待ち遠しいものである。
請負は日本でも超一流ゼネコン鹿島メイン幹事会社のJVであった。設計も山下設計なら大手設計である。

旧球場を知る人ならご理解いただけるはず。新球場は旧球場のレフト付近がホームとなり、逆にメイン入り口だったところがセンター方向の外野席となる。仮囲いの外では新球場建設の槌音高しはどこ吹く風と言わんばかりに、ジーサンズとバーサンズのゲートボール大会が花盛りであった。


ちなみに以前の原付スクーターではマフラーから盛大な白煙をあげていたので遠出は無理だったが、今回はカワイイ赤カブ60thアニバーサリー号で行ったのは言うまでもない。上り坂で3速から2速に落としてテロテロ走っていると、右後方から爆音を轟かせながら大型バイクが筆者の肩スレスレに追い越して行ったのには一瞬驚いた。右側はかなり余裕があったにも関わらず、ぶつかり気味にギリで追い越して行ったんである。
「すいませんねえ〜、パワーがなくって原チャリで」と思う反面、
「この若造め、貴様、誰に向かってやってんのか分かってるのか」と独りごちたのだった。その背後を目で追うとそのバイクは次々と車の車列の隙間を蛇行しながら、割り込みを繰り返しあっという間に前方へ走り去った。アレでは車の運転手も驚くに違いない。アクセルを踏み込もうとした瞬間、後方からいきなり目の前にバイクが滑り込んで来るわけで。
まあ、いいや。赤い新しい愛馬を等々力の新広場の木陰に置いて休ませながらのワンショット。

.....
さて今日までフレンズの創立40周年実行委員兼、記念誌制作チームリーダーとしてスケジュール管理表を作成した。来年3月までの予定を今までの経験上から作成。10年前と違い今回は時間があるので、かなり緩やかなスケジュールとなる。10年前はこれを記念誌も式典も指揮しながら4ヶ月でやったのだから、今にして思えばゾッとするわけで。幾晩も徹夜したものだった。よくやったものだと当時の自分と実行委員や母たちを褒めてあげたい。

今日は川崎全体的に小学校の運動会日和。熱中症云々がマスコミで喧伝されているが、それでもやはり曇天や雨天でやるよりは少々暑いくらいの晴天がいいに決まっている。午後、すでに時遅し内蔵助と認識しながらも、まずは西有馬小へ。
やはりもう佳境だった。偶然Riku母が受付に来たのを目撃した。(※中央下の白い姿)
いったい今年はどーしたのだろうか、各家庭のテントは禁止になったのだろうか。毎年夥しい数のテントの群が林立するのであるが、今年はすっからかん。すでに撤去したのだろうか。

以前の原チャリでは「ギュンギュン、ギュルルル、ブロロロロ」的な擬音語を多用していたが、新生赤カブでは「シュンシュン、シュルルルル、ブリレロロ」なんである。軽快な独特のエンジン音とともにごっついエンジンブレーキの振動も体にモロに響くわけで。
次に向かったのは有馬小であった。
こっちは佳境どころかちょうど閉会式なんであった。綺麗なトラックを描いた楕円形が眼下にあった。前述の等々力を想起する。それにしても少子化の児童の少なさよ。
こののちにフレンズLINEにアップされたのだが、最後のPTA会長兼フレンズ28番のMaedaさんのスピーチ動画。子供らを讃えると同時に各方面の関係者への感謝の気持ちを述べていた。ちゃんとサングラスを外していたのは言うまでもない。(^-^)

....
港北コーナンで買い物があってついでに北山田公園へ行った。ここはフレンズが毎年花見をするところである。今年は諸事情でやっていない。晴天の土曜午後にしては閑散としていた。やはり運動会がらみか、過剰な熱中症予防報道だろうかと思う。池に行くとにょっこりひょっこり頭を出す輩がいた。
このショットだけではわかるまい。

アップするとこれである。蓮の葉からヒョッコリはん。

生態系を破壊する外来種の害獣なのか、可愛い日本の固有種なのかは分からない。どちらにしても彼ら生き物には罪はないわけで。かなりデカイ亀であった。
そーこーしていると、池辺りに鳩が。じっと亀と対峙し見つめ合うのだった。
動物同士の彼らの会話を聞いてみたいものである。夢を記録出来るマシンと、動物語が分かる機械を発明したら絶対ノーベル賞だと、昔から思っているのだが、科学技術がどんだけ発達しても世の中そう甘くはないようだ。

亀くんは鳩には素っ気ない素ぶりで、悠然と一直線に筆者に向かって来た。程なくするとついにカメラのファインダー越しに彼と目が合ったんである。
「オメエ誰だ?」と言わんばかりにじっと俺をみる。じっと手を見る石川啄木みたいに。負けじと筆者も言った。
「オメエこそ名を名乗れっつーの」

そんな筆者の思いを意に介さず、亀くんはそのガメラのような巨体を悠然と揺らしながらまた群生する蓮の中へ泳ぎ去って行ったのだった。

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2019年5月19日日曜日

本当の実力は?

それにしても昨日とは別人とはこのことであった。
昨日JA共済カップ神奈川県大会初戦、感動的な一戦をものにして一夜明けた本日日曜、挑んだ相手は高津ドリームズ。筆者は今眠い目をこすりこすり、こすりすぎてアラジンがボワっと登場してきたらどうしようと思うくらい、目をこすりながら書くことにしたんである、今日のQueensブログを。ただし文章少なめで写真でお茶を濁したい。敗戦を長文で埋めることは真綿で首を絞める行為に等しいからである。(と、言いながら結局いつもの長文かも)

境川球場は数年前フレンズが全国大会へ行った年に県大会で何度か、Queensでも何度か来ている球場である。フレンズではBグランドでの雨中戦が印象に残っている。
試合前にはケーブルテレビの取材で主将Mikuが如才なく素直に受け答えしていた。さすがは主将、言うことがいい。話は違うが饒舌でなくても自分の思うところを相手に伝えることが肝要である。大人でもあまり饒舌すぎる奴はどこか胡散臭いと思ってしまうのは筆者だけではあるまい。しかし世の中、饒舌に実力が伴えばそれは最強となる。世渡りにはこの二つさえあればほとんど困らないはずだ。これにもし更にプラスするとなれば、それはおそらく一番大事なもの。その人の人間性や人望、信頼性であろう。これは勉強や仕事の優劣だけでは身につかないものである。


応援にはOGのSekizawa母や昨年のKitamatsu夫妻も来てくれた。コーチKurashigeさんも急遽ベンチ入りとなる。Qのこの前の試合では麻生シスターフレンズが勝ちを収めて上にいくことが決定していた。ベテラン監督の名将KatsukawaさんがQueens会長SohmaさんやMurataさんと談笑。

美人妻Kitamatsu母と一緒に座れば会長はすこぶるご機嫌である。

久々にチカラを振り絞って例の画像を合成してみる。MacOS古いバージョンを再起動しフォトショップで写真加工するわけで結構大変なんである。かつてOgasawaraさんやKasaharaさんを登場させたが、いつか現会長Matsuiさんも登場させたいと画策している日々である。
広大な境川球場を水道局の建物屋上に、ドカリと座ってグランドを睥睨(へいげい)するQ会長Sohmaさんであった。試合前の柔和な笑顔が徐々に険しく変貌することは、この時にはまだ誰も知らない。

さて試合開始。

今日は主軸でエースのYumenoが復帰した。冴え渡る豪速球。初回相手強力打線も凡退とする上々の滑り出し。


Q打線も無得点で回は無情にも流れ、過ぎてゆく。

今日は連盟からSatoh事務局長のほか、Sasaki副会長と審判部長兼YumenoのジージであるKosakaさんも応援に。

中盤までに相手打線は3得点する。頑張れQueens。しかし今日はなんだか元気がない。覇気がない。それは筆者のみならず周囲のオトナ誰しも感じていたことだった。チームを鼓舞するAyaneやTohkoの大合唱、Karinなど数人の甲高い掛け声は最後まで途絶えることなく響いていたのだったが。

Tohkoが安打で出塁、Mikuも連打で続くと更にHinaの内野安打などでやっと2点を返し、3:2と迫撃体勢に。

しかしここからはQは無得点、対して高津軍は猛攻打線に加えて、Qの失策などが再生ビデオを見るようになんども繰り返し、徐々に点差が開く展開。

ベンチも閉塞感、応援団も昨日の勢いは何処へやら、増してや後方テント下のSohmaさんは嘆き節が満載であった。確かに何か元気がない。筆者的にはどこかの一本のネジを締め直せば閉塞感を打破し起死回生、一瞬で昨日のような盛り上がりを復活できるような気もしたが、それができれば苦労はしないというのが、少年少女野球の常でもある。
最終回QはAyaneが一人出塁するも凡退となり、大差でゲームセット。

Qのチカラはこんなものかと思う反面、いやいや本当はこんなものではないと反論する自分がいた。果たしてどちらが正しいかは謎のままだが、ぜひ後者であって欲しいと、いや後者に違いないと思うままカメラレンズにキャップを締めて従軍戦記を終えたのだった。
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