2016年2月5日金曜日

トンネルの向こう側

このところ、ずず、ずーーーっとQueensの記念誌仕事をやっている。仕事終わってメシ食ってからおもむろに始めるんである。このパターン、年末年始から始まりここ2,3週間ではほぼ毎日のルーティンワークとなった。昨日写真関係はあらかた編集しプロットし終えたのだった。先週の連盟新年会のブログはやはり当分書けそうにない。

ところがなんである。
ハタと気がついた。少女野球の記念誌なのだが、野球をプレイしてる写真がないではないか。公平性を意図して数人で写っている写真を中心にセレクトしており、個人的な写真を敬遠していた結果、一個も野球をプレイしているものがなく、すとんと抜け落ちていたんであった。もっと雄弁にデザイン意図を委員会に諮るべきだった。

愕然とした。これではいかんぞ、と。認識を改めて、再度過去の「晴耕雨読」に収蔵されている膨大な量の写真群から選択をし直すことに。あくまで委員会父母が苦労して収集し夜なべして選んだ写真を中心にしつつも、一旦白紙に戻し、筆者独自の視点からもう一度精査追加したんである。それでも公平性にも配慮しながら。自分が撮った写真ばかりにならずに、提供して下さったOBたちの写真を出来るだけ掲載したい。取捨選択、苦渋の選択....。筆者が立てた印刷発注締め切りまでの約2週間のスケジュール。土壇場でブレーキがかかってしまった。本来なら今日で写真編集は終わっていなければならんのに....。
でもあとで後悔はしたくない。今日はこの時間まで右往左往しちゃったんである。

Queens記念誌制作委員会LINEグループが大活躍。こちらが質疑をアップすれば速攻返信があり、編集に反映出来た。フレンズ30周年記念誌の時には想像もつかない素晴らしいコミュニケーションツールである。OBにもLINEし正確性の是非を問うてみたり。
何千枚もの写真の海で溺れそうになりながら、粛々と追加セレクトの1枚1枚の写真をトリミング加工作業。

そんな天文学的枚数の写真に埋もれながら、やはり名実共に最高の写真はこれだった。母たちがイチオシの1枚。筆者の撮ったものではない。2枚目は筆者が撮った公園の写真。これらを見ていると天からひらひらと、なぜか、表紙デザインのイメージや、書かねばならぬ作文のワンフレーズも舞い降りてきた。しかし、まだまだイメージのトンネルの入口に立ったに過ぎないけれど。トンネルの先はいまだ闇に閉ざされているのだった。その先の小さな光が消えてしまわないうちに、すぐにスケッチブックをたぐり寄せ鉛筆でエスキースを描いてみる。

この、もやもやっとしたイメージを忘れないように意識して寝ると、
....ますます眠れないんである。


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