2025年6月16日月曜日

梅雨時の野球は悩ましい

さて宮前子ども会大会 なんであった。前日の雨で開始時間を大幅に遅らせ、会長杯第四試合を第一から第四公園にスライドしての、アクロバット的チカラ技を駆使して開催となった。この時季梅雨入りとなって連盟藤澤事務局長の頭が痛い季節なんである。学校行事、大会時のQueens女子選手、上部大会へ出場のチームらを勘案し、今後のスケジュールを見据えつつ、雨予報を睨みながら、中止、順延、リスケを見極めるわけで、並大抵の心臓ではやっていけないはずだ。「心臓に毛が生えている」と言うけれど、藤澤さんの心臓には剛毛がモジャモジャ生えているに違いない。尚且つセンシティブな判断も要求される実に困難極まる役職なんである。試合ブログは2試合のみ。

●子ども会大会 モンタMo(宮崎)VS松風Ma(梶ヶ谷)

松風の主将エースくんはまた一層速球に磨きがかかり、球が速くなったように見えるのは筆者だけだろうか。初回先攻のMoはすでに2点先制していた。その裏のMaはすかさず1点を返す。Moのエースくんも豪速球が冴える。

しかし2回のMoは実力を発揮し、主将を中心とする上位打線のバットに快音が響き、更に3点を追加し5:1とする。小雨がばらばらと、パラつき始める。

ところがなんであった。3裏のMaの攻撃では脅威の粘りの攻めを見せて、あの強豪怪物くんのMoから3点を奪い返し、またしても1点差となる5:4の好ゲーム。

しかし最終回のMoは更に1点追加し6:4とした。小雨そぼ降る灰色の空の下、最終回裏はMoが逃げ切り上に駒を進めたのだった。大奮闘したMaにも大きな拍手を送りたい。

ここで第一を後にし、急遽スライドした会長杯の第四へ急行する。

●会長杯 フレンズVSワイルダース

初回両軍無得点で回は2表のFの攻撃中だった。ちょうどHinataが打席に立ったところに出くわし、粘りに粘って見事な右中間を破るヒット。むむむ、今大会はHinataが10番を背負っているのか。面目躍如の打席だった。

次打者がドスドスと打席に入ったのは貫禄のEito。横だけじゃなく少し縦にも伸びたように感じる。いきなりの初球をバットが一閃見事に捉えた。打球は高々と舞い上がり灰色の空と同化し消えた。対空時間の長い飛球だった。ボールは空に吸い込まれてもう落ちてこないんじゃね?と待ちくたびれた頃に、突然レフトスタンドのベンチに急降下して着弾したのだった。スタンドの観客は蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う。会長杯ルールに基づき立派な先制ツーランホームランとなった。

ドヤ顔で悠然と三塁を回るEito。ベンチメンバー、ナインらとハイタッチ。3枚目写真後ろのMaeda母はハイタッチではなくハグをしたがっているよーだった(^-^)

しかし驚きはこの裏のWの攻撃にもあったのである。先頭に立った主将の4番くんもいきなり見せてくれた。Eitoと全く同じ位置へ着弾する、目には目を歯には歯をと言わんばかりの見事な打球のホームラン。またしても逃げ惑う観客席。こちらも出迎えるベンチ、応援団ともにヒートアップしちゃう。2:1とする。

3回のFの攻撃はもう詳細は書けない。結論から言うと、1番のYamatoから始まった攻撃は給水タイムも入り、打者2巡目も後半まで届く大攻撃に発展したのだった。3本の長短打(ただし厳しく判定をすれば相手敵失含む)が四球、盗塁などを絡めて、この回だけで10得点したのだった。ヒットかエラーかの判定は、両軍に幸せになるようスコアをつければ敵失ではなく安打にするのは、筆者も昔スコアラーだった頃の少年野球判定基準である。

打席と三塁走者が監督サインに応じるが、見事にシンクロ。それもそのはず双子のHiro&Keiだった。

F監督のShohtaはますます、変装が下手な謎の中国マフィアか、お忍びで日本に来ているアラブ系石油王みたいじゃないか。29,28はItoh、Kobori両コーチ陣。

安打は主将のHRのみに押さえ込まれたW軍。最終回勝負は決まったものの、ここで両軍ともに会場中を笑顔にさせるシーンがあった。もう一本の安打を放った女子選手。これだけでもW応援団もベンチも大騒ぎに。よく見る光景ではある。一塁走者となって何度も牽制球にヒヤッとさせられるがギリでセーフに。この場面でアウトにならないでくれと、筆者を含め誰しもが願っていたに違いない。

試合は12:1でフレンズ。これからまた梅雨空に悩まされながら試合は続くのだった。

※やっとブログ脱稿。「続・続・最後から二番目の恋」に間に合った。

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