この大快挙!シリーズもいよいよ終盤である。
今まで引っ張るだけ引っ張って、民衆を欺く悪代官のように汚辱と欺瞞にまみれたタイトルでここまでなんとかきたんである。
「大快挙!(序文)」
「大快挙!Vol.1」
「大快挙!Vol.2」
「大快挙!(箸休め)」
「大快挙!Vol.3」
更に今回は悪びれる様子もなく、「大快挙!(道草)」ときたもんだ。
写真のチョイスだけで精根尽き果てたので、ならばVol.4の祝勝会の話は次回にしたいのである。そのための美人局的時間稼ぎを画策している筆者なんであった。
Vol.4のラストに向けて写真を選択。明日からこれらをPhotoshopで加工編集して、本文を書く予定....予定は未定ではあるけれど。以前にも使ったフォルダ内の写真のデスクトップショット。
これはオマケ。
日曜フレンズでは南部リーグのローカル大会を敢行。相手は有馬子ども会。試合後西有馬小ドームのピロティーでまだフレンズに入らない小さい子たちが数人遊んでいた。Kamiya3兄弟の妹Kukuru。フレンズのアイドルでもある彼女。
「Kuku、写真撮るよ〜!」と言ったら、きょとんとしてカメラ目線を向けてくれた。
Tomiokaコーチの娘さんに続き将来のQueens候補の一人である(^-^)/
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2013年10月29日火曜日
大快挙!(道草)
2013年10月26日土曜日
大快挙!Vol.3
ブログは鮮度が命と公言しておきながら、大会終了後このシリーズは早1週間も経とうとしているではないか。すでに賞味期限はギリギリか。でもまだ消費期限はあと少し猶予ありきと判断しての今回のVol.3なんである。極力の簡潔明瞭でいこう。
閉会式と表彰式である。宮前の大快挙なんである。
大会のどなたかが挨拶中、何が可笑しいのかQueensの姫たちはクスクス笑いをこらえておる。先頭のHimariは下を向いているが、実はこれうつむいているのではなく、笑いを隠すために下を向いているのだった。
閉会式では一般観客もグランドへ降りて思い思いのカメラを構えることが出来る。もっとも筆者はそれが許されなかったとしても、何食わぬ顔で報道陣を装って潜入するつもりであったけれど。皆は1塁サイドから遠慮して固まったままだったが、筆者はマスコミ各社のカメラの邪魔にならぬ程度に、コマネズミよろしくうろちょろしまくったんである。
6年連合宮前クラブ、単独出場の富士見台ウルフ。
野球小僧どもは試合時の真剣な顔とは打って変わって普通の小学生らしい笑顔に戻ったようだ。
Ogasawara監督とMatsui監督が何やら談笑しているのを、「あっちはなんだか楽しそうだなあ〜」と目線を送る赤いQのユニフォームの28番Mochidaコーチ。29番Murataコーチは訳ありでここの列にはいない。Koshimizu監督は所用で不在だった。
晴れやかな笑顔で優勝旗、楯、カップ、賞状、その他ゴマンと授与されるQueens姫たち。
一人ひとりにメダルを首からかける役員たち。心無しか男子にあげる時よりも皆、顔が柔らかいと思うのは筆者だけではあるまいて。
大きな大会のご多分に漏れず大勢の役員、主賓の挨拶があった。
長身痩躯のダンディー氏がマイクを持って本塁ベースに歩み寄る。アレ、どこかで見たことのある紳士であった。筆者の記憶に間違いなければQueens28コーチMurataさんにそっくりの、JA常務理事Murataさんなんである(^-^)
女子野球に立派な優勝旗を提供していただいたスポンサーのJAさんである。もちろん陰で暗躍したのは某女子チームのK代表である。
宮前区少年野球連盟では過去に神奈川県大会、川崎市大会などにおいて幾度も快挙を成し遂げその名を県下に轟かせてきた。今回の快挙が大快挙なのは5,6年連合、女子Queens、単独出場チーム4カテゴリー全てが決勝まで進出したことである。ましてやそのうち3つが優勝まで成し遂げた。頑張った指導陣、連盟、父、母たちのサポートもさることながら、オトナの思惑などそっちのけ、主役は飽くまで「子どもたち」だ。この子らを大いに褒めたたえてやりたい。
上の写真は筆者が撮ったもの。「はいみなさん、このカメラのレンズが見えますかあ?見えてない人は写りませんよ〜」と数枚パシャリ。
そーこーしてると、後ろから連盟Nishimuraさんがやってきた。Kasaharaさんが「Nさん、ちょっとテッシーを入れて、Nさん撮ってよ〜」
Nishimuraさん喜んでと、筆者のカメラで撮ってくれたのが下の写真である。
はあ。上と下でまるで「ウォーリーを探せ」みたいだ。あるいは2枚の絵の間違い探しみたいじゃん(^-^)さて眼鏡をかけてないウォーリーはどこでしょうか?
TV取材がかつかつ間に合った。TVカメラに群がる嬉しそうな姫たち。主将Himariと殊勲のHinataがインタビューを受ける。オンエアされて全国からファンレターが殺到したらどうしよう。その際はYamaguchiチームマネージャーよろしくなんである(^-^)
最後にいい絵が撮れた。
インタビュアーが「じゃあみんな、あっちからこっちへ向かって帽子を投げて駈けてみようか」と提案。そしたら、あらオドロキの言葉がカメラマンから発せられたんである。
「はいみなさん、このカメラのレンズが見えますかあ?見えてない人は写りませんよ〜」と。先ほど集合写真の時に筆者が言ったことと全く同じことを言っていたんである。
行きますよ〜!よーい、スタート!
帽子を投げあげ駆け寄る姫たち。いい顔してるぞ。
最後にカメラマンがインタビュアーに言っていた一言を筆者は聞き逃さなかった。
「うん、いいぞ。こりゃあ、番組最後にスローモーションで編集して決まりだなっ」と
(^-^)/
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閉会式と表彰式である。宮前の大快挙なんである。
大会のどなたかが挨拶中、何が可笑しいのかQueensの姫たちはクスクス笑いをこらえておる。先頭のHimariは下を向いているが、実はこれうつむいているのではなく、笑いを隠すために下を向いているのだった。
閉会式では一般観客もグランドへ降りて思い思いのカメラを構えることが出来る。もっとも筆者はそれが許されなかったとしても、何食わぬ顔で報道陣を装って潜入するつもりであったけれど。皆は1塁サイドから遠慮して固まったままだったが、筆者はマスコミ各社のカメラの邪魔にならぬ程度に、コマネズミよろしくうろちょろしまくったんである。
6年連合宮前クラブ、単独出場の富士見台ウルフ。
野球小僧どもは試合時の真剣な顔とは打って変わって普通の小学生らしい笑顔に戻ったようだ。
Ogasawara監督とMatsui監督が何やら談笑しているのを、「あっちはなんだか楽しそうだなあ〜」と目線を送る赤いQのユニフォームの28番Mochidaコーチ。29番Murataコーチは訳ありでここの列にはいない。Koshimizu監督は所用で不在だった。
一人ひとりにメダルを首からかける役員たち。心無しか男子にあげる時よりも皆、顔が柔らかいと思うのは筆者だけではあるまいて。
大きな大会のご多分に漏れず大勢の役員、主賓の挨拶があった。
長身痩躯のダンディー氏がマイクを持って本塁ベースに歩み寄る。アレ、どこかで見たことのある紳士であった。筆者の記憶に間違いなければQueens28コーチMurataさんにそっくりの、JA常務理事Murataさんなんである(^-^)
女子野球に立派な優勝旗を提供していただいたスポンサーのJAさんである。もちろん陰で暗躍したのは某女子チームのK代表である。
宮前区少年野球連盟では過去に神奈川県大会、川崎市大会などにおいて幾度も快挙を成し遂げその名を県下に轟かせてきた。今回の快挙が大快挙なのは5,6年連合、女子Queens、単独出場チーム4カテゴリー全てが決勝まで進出したことである。ましてやそのうち3つが優勝まで成し遂げた。頑張った指導陣、連盟、父、母たちのサポートもさることながら、オトナの思惑などそっちのけ、主役は飽くまで「子どもたち」だ。この子らを大いに褒めたたえてやりたい。
上の写真は筆者が撮ったもの。「はいみなさん、このカメラのレンズが見えますかあ?見えてない人は写りませんよ〜」と数枚パシャリ。
そーこーしてると、後ろから連盟Nishimuraさんがやってきた。Kasaharaさんが「Nさん、ちょっとテッシーを入れて、Nさん撮ってよ〜」
Nishimuraさん喜んでと、筆者のカメラで撮ってくれたのが下の写真である。
はあ。上と下でまるで「ウォーリーを探せ」みたいだ。あるいは2枚の絵の間違い探しみたいじゃん(^-^)さて眼鏡をかけてないウォーリーはどこでしょうか?
TV取材がかつかつ間に合った。TVカメラに群がる嬉しそうな姫たち。主将Himariと殊勲のHinataがインタビューを受ける。オンエアされて全国からファンレターが殺到したらどうしよう。その際はYamaguchiチームマネージャーよろしくなんである(^-^)
最後にいい絵が撮れた。
インタビュアーが「じゃあみんな、あっちからこっちへ向かって帽子を投げて駈けてみようか」と提案。そしたら、あらオドロキの言葉がカメラマンから発せられたんである。
「はいみなさん、このカメラのレンズが見えますかあ?見えてない人は写りませんよ〜」と。先ほど集合写真の時に筆者が言ったことと全く同じことを言っていたんである。
行きますよ〜!よーい、スタート!
帽子を投げあげ駆け寄る姫たち。いい顔してるぞ。
最後にカメラマンがインタビュアーに言っていた一言を筆者は聞き逃さなかった。
「うん、いいぞ。こりゃあ、番組最後にスローモーションで編集して決まりだなっ」と
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2013年10月25日金曜日
大快挙!(箸休め)
大快挙!シリーズもいよいよ終盤である。しかし自分でも嫌になっちゃうほどの、「今まで経験したことがないほど」の記録的な豪雨、いや長文に食傷ぎみで辟易しているのではないかと思いきや、存外読者諸氏には概(おおむ)ね好評のようで、内心ほっとしている筆者なんである。
今日は満腹になる前にちょっと写真で箸休めといきたい。
閉会式後Queensの少女たちを何枚も写真に撮った。集合写真もたくさん。一部母や監督が不在だったのは残念至極。子らが数名優勝旗やカップを持ってカメラの前に整列。
「会長〜!会長も入って入って〜」
まんざらでもないSohma会長、ニコニコのしのし後ろに納まった。ファインダー越しに、
「ハイ、行くよ〜。ハイ、チ--------.......。」
.........(ん、なんか違うなあ。会長恐いオーラ出し過ぎ。まるで運慶快慶じゃん)
「会長〜、会長だけ怖い顔してますよ。もっとニッコリ〜!」
と言った瞬間、箸が転んでも可笑しい年頃の少女たちが爆笑。会長だけはまだ運慶快慶状態でまさに仁王立ちを保っている。
やっとニッコリの会長を中心に記念撮影は滞りなく終えたのであった。
今日、Kasahara代表から連絡網が回ってきた。
明日の川崎宮前版のタウンニュースにこの川少連の結果や写真が掲載されるとのこと。連盟や筆者からもQの写真など提供しており、小ブログ「晴耕雨読」も参考にとのことで記事が楽しみである。
大快挙!シリーズは閉会式と祝勝会がまだ控えている。週末はまた台風の襲来らしい。雨で試合練習が中止で仕事がなければ、近々アップの予定なんである(^-^)/
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今日は満腹になる前にちょっと写真で箸休めといきたい。
閉会式後Queensの少女たちを何枚も写真に撮った。集合写真もたくさん。一部母や監督が不在だったのは残念至極。子らが数名優勝旗やカップを持ってカメラの前に整列。
「会長〜!会長も入って入って〜」
まんざらでもないSohma会長、ニコニコのしのし後ろに納まった。ファインダー越しに、
「ハイ、行くよ〜。ハイ、チ--------.......。」
.........(ん、なんか違うなあ。会長恐いオーラ出し過ぎ。まるで運慶快慶じゃん)
「会長〜、会長だけ怖い顔してますよ。もっとニッコリ〜!」
と言った瞬間、箸が転んでも可笑しい年頃の少女たちが爆笑。会長だけはまだ運慶快慶状態でまさに仁王立ちを保っている。
やっとニッコリの会長を中心に記念撮影は滞りなく終えたのであった。
今日、Kasahara代表から連絡網が回ってきた。
明日の川崎宮前版のタウンニュースにこの川少連の結果や写真が掲載されるとのこと。連盟や筆者からもQの写真など提供しており、小ブログ「晴耕雨読」も参考にとのことで記事が楽しみである。
大快挙!シリーズは閉会式と祝勝会がまだ控えている。週末はまた台風の襲来らしい。雨で試合練習が中止で仕事がなければ、近々アップの予定なんである(^-^)/
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2013年10月23日水曜日
大快挙!Vol.2
Queens3冠達成の興奮も冷めやらぬうちに、次の試合のウグイス嬢のアナウンスが場内に響き渡った。川少連6年生連合チームの決勝戦である。これは今年の川崎市でのNo.1の区を決する戦いと言える。例年宮前クラブを率いるは名将Matsui監督。今までこの大会では数々の名勝負を演じてきた代表監督である。
最初に断っておきたい。試合が始まって間もなく....、「Tさん、メシ行こうよ」と言われ、等々力近くの飲食店へ出撃してしまったんである。水を差すようで申し訳ないが、序盤の攻撃を除いてほとんど観戦していないのだった。うっかり八兵衛または敵前逃亡または職務放棄と言われても致し方ない。誹謗中傷は甘んじて受けちゃう俺なのだ。なんか文句ある?居直り強盗も甚だしいか(^-^)
更に言えば周囲から聞き及んだ断片的な情報を元に、曖昧模糊とした記述で試合詳報は書けないし、悪くすれば誤った内容で人心を惑わす火種を撒くことになりかねない。ゆえに結果だけの報告としたい。
恐ろしいほどの投手戦であった。クラブのエースはレッドパワーズのTsukamoto君。連合に入り急成長を遂げた選手だ。このままドラフト会議でドラ1で指名されるんじゃないかってくらいの見事なピッチング。緊迫の接戦だった。野球は5:3あたりが面白いと言われるけれど、緊迫のゼロ行進、無失点の投手戦は玄人好みの醍醐味がある。ただ投手戦と見るか貧打戦と見るかは紙一重であるけれど。最終回にはクラブ主将グリーンズのYoshikura君が締めた。シリーズMVPレッドソックスの上原に匹敵するクローザーとなった。
結果はなんと1:0での辛勝であった。接戦を制するチームは真に強いチームだとも言われる。特に上位での対戦となればなおさらだ。今年も川崎No.1となった宮前クラブの子どもたちの頑張りに惜しみない拍手を送りたい。
さて時系列は若干歪むけれど、先のQueens戦の途中から大師球場で熱戦を繰り広げている5年連合、宮前ヤンキースJrから続々と戦況報告がはいる。主に5年連合代表のKasaharaさんへの情報だった。FBだかLINEだかツイッターだか知らないが氏はブツクサ言いながらも嬉しそうにスマホで返していた。さて5年連合の結果は...。
これまた1:4のビハインドから5:4のドラマチックな大逆転劇を演じての優勝だった。
続く最終戦は満を持して川崎No.1を決める単独チームの決勝戦である。
宮前代表は富士見台ウルフ。毎年大柄な選手はいないのに、試合が終わってみればウルフが勝っていた、なんていう試合展開が多い。子どもたち一人ひとりが野球をよく知っているチームである。
ウルフのエースはイケメンSugita君。何やら周囲の女子たちにワサワサ密かに噂されているほどのモテ男なんである。
対して相手チームエースは嘘だろってゆーくらいの堂々たる体躯の本格派豪速球投手であった。
宮前クラブの試合が終わりこれを観ずに帰宅した人は一生悔やまれる損をしたはずだ。球史に残る名勝負であった。最終回を終えて1:1のこちらも拮抗した接戦なのだった。
決勝戦では珍しくないいわゆる「特別ルール」での延長戦。学童野球では9回まで続けられる。
延長8回表を無死満塁から無得点で終えてしまった相手チーム。これも以外と良くありうることだ。観ていて落胆の色が隠せないほどだった。当然後攻のウルフサイドや宮前応援団席からは「勝った!」の安堵感が漂っていたはず。筆者は違った。魔物が棲むのは甲子園だけじゃないのだ。息子が野球をやっていた頃、現役フレンズオヤジコーチの時に神奈川県大会決勝で延長9回まで行き涙を呑んだ経験があったからだった。
圧巻はこの場面。
その裏無死満塁から打席に立った打者に対し、ベンチは当然スクイズを選択するものと思っていた。たったの1点を取れば勝ちなんである。強攻策に出ると最悪はホームゲッツーで一挙に分が悪くなる。確実にたったの1点奪取すればゲームセットの場面。しかし特別ルールでは結果を気にせず打球を強く叩けという、フレンズ代表Yanagisawaさんの論理も頭をよぎる。吉と出るか凶と出るか、ここにも魔物はいるのか?
ウルフ打者のバットが火を噴いた。
超前進守備への強烈なライトライナーで1死、ライトから瞬時にファーストへ送球されて1塁走者が戻りきれず1塁ホースアウトで2死、一瞬の間があって、ファーストはボールをセカンドへ転送、一気にスタートを切っていた2塁走者はヘッドスライディングで帰塁するも間に合わず3死.......。あっと言う間のトリプルプレーの完成である。
特別延長戦でのトリプルプレーというのを初めて見た。トリプルプレー自体、少年野球ではありがちだとは言うものの、数年に一度しかお目にかかれないものだ。過去の記憶が正しければフレンズで一、二度やられた経験がある。しかし特別延長でこんな光景を見るとは想像もしなかった。
宮前の応援という立場を忘れ、呆然とする筆者であった。
結果は9回の死闘を終えて3失点に2得点であと僅かに1点及ばず、トータル5:4での惜敗。
試合終了後、ベンチ前で膝からくず折れて号泣する子どもたち。
金メダルは失ったけれど、キミたちの心には大きな勲章が宿ったはずだ。
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最初に断っておきたい。試合が始まって間もなく....、「Tさん、メシ行こうよ」と言われ、等々力近くの飲食店へ出撃してしまったんである。水を差すようで申し訳ないが、序盤の攻撃を除いてほとんど観戦していないのだった。うっかり八兵衛または敵前逃亡または職務放棄と言われても致し方ない。誹謗中傷は甘んじて受けちゃう俺なのだ。なんか文句ある?居直り強盗も甚だしいか(^-^)
更に言えば周囲から聞き及んだ断片的な情報を元に、曖昧模糊とした記述で試合詳報は書けないし、悪くすれば誤った内容で人心を惑わす火種を撒くことになりかねない。ゆえに結果だけの報告としたい。
恐ろしいほどの投手戦であった。クラブのエースはレッドパワーズのTsukamoto君。連合に入り急成長を遂げた選手だ。このままドラフト会議でドラ1で指名されるんじゃないかってくらいの見事なピッチング。緊迫の接戦だった。野球は5:3あたりが面白いと言われるけれど、緊迫のゼロ行進、無失点の投手戦は玄人好みの醍醐味がある。ただ投手戦と見るか貧打戦と見るかは紙一重であるけれど。最終回にはクラブ主将グリーンズのYoshikura君が締めた。シリーズMVPレッドソックスの上原に匹敵するクローザーとなった。
結果はなんと1:0での辛勝であった。接戦を制するチームは真に強いチームだとも言われる。特に上位での対戦となればなおさらだ。今年も川崎No.1となった宮前クラブの子どもたちの頑張りに惜しみない拍手を送りたい。
これまた1:4のビハインドから5:4のドラマチックな大逆転劇を演じての優勝だった。
続く最終戦は満を持して川崎No.1を決める単独チームの決勝戦である。
宮前代表は富士見台ウルフ。毎年大柄な選手はいないのに、試合が終わってみればウルフが勝っていた、なんていう試合展開が多い。子どもたち一人ひとりが野球をよく知っているチームである。
ウルフのエースはイケメンSugita君。何やら周囲の女子たちにワサワサ密かに噂されているほどのモテ男なんである。
対して相手チームエースは嘘だろってゆーくらいの堂々たる体躯の本格派豪速球投手であった。
宮前クラブの試合が終わりこれを観ずに帰宅した人は一生悔やまれる損をしたはずだ。球史に残る名勝負であった。最終回を終えて1:1のこちらも拮抗した接戦なのだった。
決勝戦では珍しくないいわゆる「特別ルール」での延長戦。学童野球では9回まで続けられる。
延長8回表を無死満塁から無得点で終えてしまった相手チーム。これも以外と良くありうることだ。観ていて落胆の色が隠せないほどだった。当然後攻のウルフサイドや宮前応援団席からは「勝った!」の安堵感が漂っていたはず。筆者は違った。魔物が棲むのは甲子園だけじゃないのだ。息子が野球をやっていた頃、現役フレンズオヤジコーチの時に神奈川県大会決勝で延長9回まで行き涙を呑んだ経験があったからだった。
圧巻はこの場面。
その裏無死満塁から打席に立った打者に対し、ベンチは当然スクイズを選択するものと思っていた。たったの1点を取れば勝ちなんである。強攻策に出ると最悪はホームゲッツーで一挙に分が悪くなる。確実にたったの1点奪取すればゲームセットの場面。しかし特別ルールでは結果を気にせず打球を強く叩けという、フレンズ代表Yanagisawaさんの論理も頭をよぎる。吉と出るか凶と出るか、ここにも魔物はいるのか?
ウルフ打者のバットが火を噴いた。
超前進守備への強烈なライトライナーで1死、ライトから瞬時にファーストへ送球されて1塁走者が戻りきれず1塁ホースアウトで2死、一瞬の間があって、ファーストはボールをセカンドへ転送、一気にスタートを切っていた2塁走者はヘッドスライディングで帰塁するも間に合わず3死.......。あっと言う間のトリプルプレーの完成である。
特別延長戦でのトリプルプレーというのを初めて見た。トリプルプレー自体、少年野球ではありがちだとは言うものの、数年に一度しかお目にかかれないものだ。過去の記憶が正しければフレンズで一、二度やられた経験がある。しかし特別延長でこんな光景を見るとは想像もしなかった。
宮前の応援という立場を忘れ、呆然とする筆者であった。
結果は9回の死闘を終えて3失点に2得点であと僅かに1点及ばず、トータル5:4での惜敗。
試合終了後、ベンチ前で膝からくず折れて号泣する子どもたち。
金メダルは失ったけれど、キミたちの心には大きな勲章が宿ったはずだ。
※集合写真は一部連盟HPからと宮前クラブSugiokaさんからの提供。
※執筆に当たっては一部連盟Nishumuraさんからの情報提供。
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2013年10月22日火曜日
大快挙!Vol1
はてさて今回のブログはいささか荷が重いんである。なにしろ宮前Queensの3冠達成に加えて宮前連合6,5年生チームも同時優勝という、とんでもない快挙を成し遂げたからに他ならない。ただでさえ小ブログは長いことでつとに有名...かどうかは知らないが、アイドルタレントが「今日の夜ゴハンはコレを食べました」みたいな下らないほんの5,6行書いたブログが一日100万アクセスなんてザラなわけで、ほんの少し心の底がザラついてしまう筆者なんである。しかしそれはそれ、これはこれ。極力簡潔な文章を心がけて、いざ開始。(とは言うものの、やはり長くなるであろうから一度トイレを済ませてから読んだほうが得策かもしれないんである)
試合前のベンチ風景。シートノックは内野Koshimizu監督、外野はMochida、Murata両コーチの鉄壁の指導陣。スコアラーはKitamatsu母、お世話係のMochida母にSone母というこれまた黄金の美人妻トリオ。他にYoshida、Yamaguchi両コーチもベンチ入り。総勢8名のQのベンチスタッフは最強の布陣。Queensは最強の布陣だが、最強の夫人はデビ夫人である。
宮前スマイリーズ(=宮前Queens=以下Queensと呼称)VS嵐、じゃなかったVS川崎ニュースターズの決勝戦は、等々力スタジアムでAM8:27に球審のコールでゲームスタート。先攻Queens、後攻は川崎である。
スタメンはトップのHinataから9番Fuukoまで、セカンドNoeriも舞い戻りのこちらも最強の布陣なんである。Queensだけに女王の貫禄で、一人ひとりが普段の力をフツーに出せば絶対に勝てる。しかし短期決戦では何が起こるか分らないのがスポーツの怖いところであり、面白いところでもある。「魔物」が棲んでいるのは何も甲子園だけじゃない。両チームのシートノックを見てQは伸び伸びやれば十分に勝算ありと睨んだ。
ナインの打撃を並べた写真は「涙の理由」に続き親たちにとってはQueensの永久保存版である。
初回トップのHinataがいきなり中前安打で出塁すると3番Himariが左前に落すタイムリーでまずは先制点を挙げた。前回打撃不調だった主将にとっては1塁塁上で、安堵のため息のひとつでも漏れたに違いない(^-^)
次の2回表にはワンアウト後レフトオーバーのソロホームランが飛び出した。Ayanoである。4球目の甘く入ったストレート(※学童野球においては全てストレートであるけれど)を強振しての見事な打球。ベンチも応援団席も大騒ぎ。これで今日は波に乗った気がした。
更に3回には2打席目が回ってきたHinataがまたも連続安打で出塁すると、盗塁暴投がらみの1点、続くNoeriも四球暴投などで更に加点して、ここで4:0のリード。
しかし4回裏には川崎の主砲Akina選手にライトオーバーの長打が出て、失策がらみの唯一の失点。4:1。しかし前回試合と違い全く動じることはなかったQueensである。
簡潔な文...と自分に手かせ足かせして書き始めたのに、すでにもう長くなってきているではないか。長くなっても歓迎されるのは奥田英朗の長編小説、長くなると嫌われるのは開会式での議員センセイの長広舌(ちょうこうぜつ)と昔から相場が決まっているのだ。
と言っておきながら舌の根も乾かぬうちに、脇道にそれちゃうのが「晴耕雨読」の真骨頂。
この決勝戦の模様は12月(?)にイッツコムなど神奈川ケーブルTV3社で放映されるんである。TVカメラマンは雨を想定しての重装備で黙々と仕事をしていた。なかなかカッコイイ姿である。彼らは皆おしなべてツバの長いキャップを被っている。仕事ぶりを観察していてその理由が突然氷解したんである。野球だからと伊達にキャップを被っているんではないのだ。TVカメラのファインダーを覗く際に外光が射すと対象物の映像が見えなくなるので、そのツバで光を遮っているのだった。因みにフライが上がると一瞬だけカメラから目を離し肉眼で打球を追い、すぐさまカメラを落下地点とおぼしき方向へターンさせて、またファインダーでターゲットの選手を追うのだった。ますますカッコイイぞ。
閑話休題。Queensに戻ろっか(^-^)
この試合のあとに控えているのが6年生連合チームの宮前クラブの決勝戦があるのだ。更には単独チーム富士見台ウルフの決戦も控えているわけで。宮前からはレッドパワーズ、リトルグリーンズ、サンダース、ウルフetcの子どもたち、大人たちも各チームから続々詰めかけてきてくれた。次の宮前連合の試合があるからとはいえ、心強い応援団である。筆者の入手した極秘情報ではすでに等々力スタジアムは10万人を越す大観衆、2020年東京五輪の新国立競技場を凌駕するものだ。
はてどこまでいったっけか?
そーなんである。4:1であった。Qは4回こそ三者凡退だったものの、5,6回にはNoeriの1打点と死球、盗塁をからめてWPによる1得点、ついに6:1と安全圏まで得点を伸ばした。
写真左上のIchikaに拳を振り上げているKoshimizu監督は決して拳を握りコブシを利かす五木ひろしではない。おそらく「Ichikaあ〜、中途半端はダメだぞ、思い切りガツンと行けよっ!」とでも叫んでいるのであろうか。
躍動するQの姫たち。
それに6回からは「走りのスペシャリスト」Sunaoが代走に、守備ではYumaがレフトに投入された。
いよいよ佳境である。ベンチ裏へ潜入捜査を敢行。奥へカメラを向けると低学年の姫たちが屈託のない笑顔でピースサインをしてくれた。全く緊張感はない和やかなベンチの雰囲気である。これで結果はおのずとついて来るであろうと確信する。美人妻三人衆もそれぞれの持ち場で声援を送っていた。
7回表先頭Noeriがこの日2本目の安打で出塁。次打者はキャプテンHimariだった。
この一年主将として捕手としてチームを牽引し、時にムードメーカーになり、或いはチームメイトを叱咤激励し、ヤングホークスに帰れば主力選手として、また横浜ベイガーでも大車輪の活躍だった。
前回の死闘を演じた麻生戦では主将としての責務を果たせずとも、しかしチームメイトの絆を目に見える形で感じ取ったHimariの号泣。嗚咽をかみ殺しながらの応援席への感謝の挨拶は今でも忘れない。少女の小さな体に宿るハートはあの一戦でひと回り大きくなったはずだ。
そのHimariの最終打席は仲間に恩返しでもするかのように、3投目を迷わずバットが一閃(いっせん)。鋭い放物線を描きながら深い位置の左翼手の頭を超えた。一塁を蹴り二塁を回りHimariの視線の先は外野を転々とする白球が見える。3塁コーチャーの右腕がちぎれんばかりに回っていた。迷わず3塁を蹴って目指した先に大きく見えてきたものは白い五角形、必死でスライディングした.....。ツーランホームランである。
筆者本年度撮った何千枚もの野球写真の中で最高の一枚がこれ。これで今年のピューリッツアー賞は間違いないのだ(^-^)
7回表には計6点の猛攻。Qの攻撃終了時点で12:1の大差であった。
最終回裏の守備位置につくQueensナイン。ここで昨日のブログの宿題クイズがむっくり頭をもたげる。この一枚の写真。何をやってるんだこの姫たちは?
誰の発案かは知らない。どうやらベンチスタッフからの指示ではなさそうだ(筆者、真相は知らない)全員がマウンドに集まる。「うぬぬ、なんじゃこりゃ?」と思う間もなく禁断のベンチを飛び越え、グランドへ出てシャッターを切った。1秒遅ければ間に合わなかった。
こともあろうに最後の守備で結束を高めるための円陣と雄叫び(おたけび)ならぬ雌叫びであった。一瞬筆者は青色吐息の相手チームに対して不愉快な思いをさせる失礼な行為ではと戸惑ったものの、サッカーやラグビーでも後半戦開始前に円陣を組んでチームの士気を高める行為があるではないかと、ましてや小学生の野球であることを鑑みて納得しちゃったんである。むしろクリエイティビティーに富んだこのパフォーマンスを是認しちゃうのであった。
球審の集合!のコール。12:1の圧勝での優勝だった。前回の死闘が事実上の決勝戦であった。いよいよエール交換後のアレである。「愛と青春の旅立ち」のラストシーンのアレなんである。
曇り空を一気に吹き飛ばすように天高く舞い上がる帽子のMのイニシャル。
試合後は球場の外で民放各局のカメラの放列と夥しい数の新聞雑誌記者に囲まれてインタビューを受ける、Himari始め、監督、代表たち。その中で神奈川県下と町田をカバーし発行部数221万部を誇る、我々区民にとっては親しみのある「タウンニュース」の美人記者がいた。Mayu記者である。思わずタウンニュース社に記者の正社員募集の枠があれば再就職をしたいと願う有馬フレンズコーチ兼、宮前Queens広報担当兼、少年野球「晴耕雨読」ブロガー兼、宮前従軍記者の筆者なんである(^-^)
はーーーーーーっ。
やはり寄り道するんじゃなかったと思う、すでにこの時間。
まだまだ続きがあるのだ。
連合及びウルフの試合、更に表彰と閉会式、こともあろうに最後はJAでの祝勝会のお話。
仕事がまた徐々に忙しくなってきちゃったから、これはたまらんわけで。
次回は粛々と今度こそ簡潔に連合関連のブログに突入なんである(^-^)/
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試合前のベンチ風景。シートノックは内野Koshimizu監督、外野はMochida、Murata両コーチの鉄壁の指導陣。スコアラーはKitamatsu母、お世話係のMochida母にSone母というこれまた黄金の美人妻トリオ。他にYoshida、Yamaguchi両コーチもベンチ入り。総勢8名のQのベンチスタッフは最強の布陣。Queensは最強の布陣だが、最強の夫人はデビ夫人である。
宮前スマイリーズ(=宮前Queens=以下Queensと呼称)VS嵐、じゃなかったVS川崎ニュースターズの決勝戦は、等々力スタジアムでAM8:27に球審のコールでゲームスタート。先攻Queens、後攻は川崎である。
スタメンはトップのHinataから9番Fuukoまで、セカンドNoeriも舞い戻りのこちらも最強の布陣なんである。Queensだけに女王の貫禄で、一人ひとりが普段の力をフツーに出せば絶対に勝てる。しかし短期決戦では何が起こるか分らないのがスポーツの怖いところであり、面白いところでもある。「魔物」が棲んでいるのは何も甲子園だけじゃない。両チームのシートノックを見てQは伸び伸びやれば十分に勝算ありと睨んだ。
ナインの打撃を並べた写真は「涙の理由」に続き親たちにとってはQueensの永久保存版である。
初回トップのHinataがいきなり中前安打で出塁すると3番Himariが左前に落すタイムリーでまずは先制点を挙げた。前回打撃不調だった主将にとっては1塁塁上で、安堵のため息のひとつでも漏れたに違いない(^-^)
次の2回表にはワンアウト後レフトオーバーのソロホームランが飛び出した。Ayanoである。4球目の甘く入ったストレート(※学童野球においては全てストレートであるけれど)を強振しての見事な打球。ベンチも応援団席も大騒ぎ。これで今日は波に乗った気がした。
更に3回には2打席目が回ってきたHinataがまたも連続安打で出塁すると、盗塁暴投がらみの1点、続くNoeriも四球暴投などで更に加点して、ここで4:0のリード。
しかし4回裏には川崎の主砲Akina選手にライトオーバーの長打が出て、失策がらみの唯一の失点。4:1。しかし前回試合と違い全く動じることはなかったQueensである。
簡潔な文...と自分に手かせ足かせして書き始めたのに、すでにもう長くなってきているではないか。長くなっても歓迎されるのは奥田英朗の長編小説、長くなると嫌われるのは開会式での議員センセイの長広舌(ちょうこうぜつ)と昔から相場が決まっているのだ。
と言っておきながら舌の根も乾かぬうちに、脇道にそれちゃうのが「晴耕雨読」の真骨頂。
この決勝戦の模様は12月(?)にイッツコムなど神奈川ケーブルTV3社で放映されるんである。TVカメラマンは雨を想定しての重装備で黙々と仕事をしていた。なかなかカッコイイ姿である。彼らは皆おしなべてツバの長いキャップを被っている。仕事ぶりを観察していてその理由が突然氷解したんである。野球だからと伊達にキャップを被っているんではないのだ。TVカメラのファインダーを覗く際に外光が射すと対象物の映像が見えなくなるので、そのツバで光を遮っているのだった。因みにフライが上がると一瞬だけカメラから目を離し肉眼で打球を追い、すぐさまカメラを落下地点とおぼしき方向へターンさせて、またファインダーでターゲットの選手を追うのだった。ますますカッコイイぞ。
閑話休題。Queensに戻ろっか(^-^)
この試合のあとに控えているのが6年生連合チームの宮前クラブの決勝戦があるのだ。更には単独チーム富士見台ウルフの決戦も控えているわけで。宮前からはレッドパワーズ、リトルグリーンズ、サンダース、ウルフetcの子どもたち、大人たちも各チームから続々詰めかけてきてくれた。次の宮前連合の試合があるからとはいえ、心強い応援団である。筆者の入手した極秘情報ではすでに等々力スタジアムは10万人を越す大観衆、2020年東京五輪の新国立競技場を凌駕するものだ。
はてどこまでいったっけか?
そーなんである。4:1であった。Qは4回こそ三者凡退だったものの、5,6回にはNoeriの1打点と死球、盗塁をからめてWPによる1得点、ついに6:1と安全圏まで得点を伸ばした。
写真左上のIchikaに拳を振り上げているKoshimizu監督は決して拳を握りコブシを利かす五木ひろしではない。おそらく「Ichikaあ〜、中途半端はダメだぞ、思い切りガツンと行けよっ!」とでも叫んでいるのであろうか。
躍動するQの姫たち。
それに6回からは「走りのスペシャリスト」Sunaoが代走に、守備ではYumaがレフトに投入された。
いよいよ佳境である。ベンチ裏へ潜入捜査を敢行。奥へカメラを向けると低学年の姫たちが屈託のない笑顔でピースサインをしてくれた。全く緊張感はない和やかなベンチの雰囲気である。これで結果はおのずとついて来るであろうと確信する。美人妻三人衆もそれぞれの持ち場で声援を送っていた。
7回表先頭Noeriがこの日2本目の安打で出塁。次打者はキャプテンHimariだった。
この一年主将として捕手としてチームを牽引し、時にムードメーカーになり、或いはチームメイトを叱咤激励し、ヤングホークスに帰れば主力選手として、また横浜ベイガーでも大車輪の活躍だった。
前回の死闘を演じた麻生戦では主将としての責務を果たせずとも、しかしチームメイトの絆を目に見える形で感じ取ったHimariの号泣。嗚咽をかみ殺しながらの応援席への感謝の挨拶は今でも忘れない。少女の小さな体に宿るハートはあの一戦でひと回り大きくなったはずだ。
そのHimariの最終打席は仲間に恩返しでもするかのように、3投目を迷わずバットが一閃(いっせん)。鋭い放物線を描きながら深い位置の左翼手の頭を超えた。一塁を蹴り二塁を回りHimariの視線の先は外野を転々とする白球が見える。3塁コーチャーの右腕がちぎれんばかりに回っていた。迷わず3塁を蹴って目指した先に大きく見えてきたものは白い五角形、必死でスライディングした.....。ツーランホームランである。
筆者本年度撮った何千枚もの野球写真の中で最高の一枚がこれ。これで今年のピューリッツアー賞は間違いないのだ(^-^)
7回表には計6点の猛攻。Qの攻撃終了時点で12:1の大差であった。
最終回裏の守備位置につくQueensナイン。ここで昨日のブログの宿題クイズがむっくり頭をもたげる。この一枚の写真。何をやってるんだこの姫たちは?
誰の発案かは知らない。どうやらベンチスタッフからの指示ではなさそうだ(筆者、真相は知らない)全員がマウンドに集まる。「うぬぬ、なんじゃこりゃ?」と思う間もなく禁断のベンチを飛び越え、グランドへ出てシャッターを切った。1秒遅ければ間に合わなかった。
こともあろうに最後の守備で結束を高めるための円陣と雄叫び(おたけび)ならぬ雌叫びであった。一瞬筆者は青色吐息の相手チームに対して不愉快な思いをさせる失礼な行為ではと戸惑ったものの、サッカーやラグビーでも後半戦開始前に円陣を組んでチームの士気を高める行為があるではないかと、ましてや小学生の野球であることを鑑みて納得しちゃったんである。むしろクリエイティビティーに富んだこのパフォーマンスを是認しちゃうのであった。
球審の集合!のコール。12:1の圧勝での優勝だった。前回の死闘が事実上の決勝戦であった。いよいよエール交換後のアレである。「愛と青春の旅立ち」のラストシーンのアレなんである。
曇り空を一気に吹き飛ばすように天高く舞い上がる帽子のMのイニシャル。
試合後は球場の外で民放各局のカメラの放列と夥しい数の新聞雑誌記者に囲まれてインタビューを受ける、Himari始め、監督、代表たち。その中で神奈川県下と町田をカバーし発行部数221万部を誇る、我々区民にとっては親しみのある「タウンニュース」の美人記者がいた。Mayu記者である。思わずタウンニュース社に記者の正社員募集の枠があれば再就職をしたいと願う有馬フレンズコーチ兼、宮前Queens広報担当兼、少年野球「晴耕雨読」ブロガー兼、宮前従軍記者の筆者なんである(^-^)
はーーーーーーっ。
やはり寄り道するんじゃなかったと思う、すでにこの時間。
まだまだ続きがあるのだ。
連合及びウルフの試合、更に表彰と閉会式、こともあろうに最後はJAでの祝勝会のお話。
仕事がまた徐々に忙しくなってきちゃったから、これはたまらんわけで。
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
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