「みなさん、この青空を見上げてみてください。まるで今日の晴れ舞台を祝福しているような、素晴らしい天気となりました」
今年の元日に逝去された、子ども会前会長Yajimaさんならこんなふうに始めたのではないだろうか。あの名演説が聴けない今は寂しいばかりだ。実に素晴らしい野球日和となった3月3日だった。
さていよいよその時がやってきたんである。球春到来、2024宮少連春季大会の火蓋が切って落とされたのだった。同時に純粋な少年野球ブログを書くのもチョー久々な「晴耕雨読」なんである。写真枚数は第一公園3試合だけでも数百枚に上り、よってブログ掲載は極端に削らせていただきたい。最後まで書けるか、あるいはPart2として続編につなげるかは現時点で不明、五里霧中、暗中模索、暗夜行路、志賀直哉、なんである。(賢明な良い子のみんな、「志賀直哉」は四字熟語じゃないからね。大正時代の文豪だから) 何はともあれ今年も、春を迎え大空に羽ばたく野球少年少女の姿を伝えていきたいと思う、「晴耕雨読」的な今日のこの日であった。
●開会式編
まずは開会式を。毎年パターンは同じではあるけれど、各チームの子どもたち保護者たちにとっては初めてのケースや、まだ2,3年目という場合もあろうかと思う。それが17年ほど書き続けている書き手と、数年で巣立っていく読み手の決定的違いなんである。
優勝旗返還。
Matsui会長挨拶から始まり、市議県議の来賓議員さん、グリーンスポーツ社長Tsunodaさん。連盟新キャップは昨年Gスポーツさんへ発注。筆者も苦労したけれど、GスポーツさんやメーカーMizunoさんも四苦八苦しながら製作していただいたんである。
選手宣誓はレッパ主将君。いかにもレッパ伝統のキャラっぽくて、かつ頼もしいキャプテン。スピーチ内容も素晴らしく会長が自ら握手を求めたほどである。拍手喝采であった。
筆者も高齢となったが、これも恒例となった球場全体のカット。コロナ禍では寂しい思いがあったが、今日は丘の上は押すな押すなの、電線に留まる雀のように満員御礼なんであった。
●フォルコンズVSヤング
ご存じ昨年川崎市議会に初出馬でダントツトップ当選を果たした高戸ともこ氏が始球式。若い頃はテニスを...おっと今でも十分お若い。筆者の娘よりも若い女性であるからして。...テニス女子だっただけあって運動センスは折り紙付き。華麗なフォームから繰り出された豪速球は、高低は若干高めながらも左右のコースはドンピシャのど真ん中のストレート、ノーバンで捕手のミットに収まった。
2024春季初戦の主審はベテランTanakaさん。「プレー!」のコールが青空に響き渡る。初回主将で主砲でエースの女子選手が安打をかっ飛ばすF軍。QueensのCoconaなども多数在籍のF。
裏のヤングは猛攻開始。一挙4得点で0：4。
新生ヤングAチーム監督はQのOGでもあるSashikiさんにスイッチ。ジュニアの指導では定評のある同監督、ヤングナインも長短打で躍動する。
Fは今季11名のギリで開幕に漕ぎつけた。更に女子は内5名が在籍し、つまりFはほぼ50%が女子でできている。女子率は50%なれど、女子力は100%のFなんである。ネット裏の運営デスクも2名中2名が女子、母の女子力100%なんであった。
試合はYが完勝であった。
●ライナーズVSイーグルス
時間も押し迫り粛々と写真掲載にて。初回Lは無得点。
ベンチスタートではあるが、LにはQ女子Sawaがいる。Eが裏に先制点1点を挙げる。Sawaの父は運営席で戦況を見つめる。
試合は前試合同様、一方的な展開でEがダイヤモンドを駆け巡り大差で勝利。
●花フラVSバーズ
今季優勝候補の一角を担うであろう花フラ、対する大エース大打者が卒業しジャイアンツユースに進んだSekiくんのバーズ。父監督Sekiさんは相変わらず柔和な笑顔で淡々と平常心で試合に臨んでいた。
ホームでのクロスプレーでは、なぜか主審Ohtsukaさんも両足が宙に浮いているカット。Hまずは1点先制。
Hエースくんのキレのある速球に手が出ないB。今季宮前投手陣でも打者でも筆頭になるであろう選手だろう。対して長打を放ち一矢報いるB主将くん。
Hは1,2回小刻みに得点していたが、3回以降は大量追加得点に転じる。2：0から一気に2桁得点へ猛チャージしちゃう。
試合結果は明白なるも、控え選手になんとか試合経験を積ませてあげたい両軍は、次々とメンバー交代の嵐。最後のB攻撃では父母応援団も盛り上がる展開となった。がしかし、結果は花フラの圧勝となった。
やっとブログ終了。日付はもう月曜である。実はこのほかにも伝えたいエピソードが2個。2月末全軟連通達で学童野球にも適用される「大谷ルール」？の話。...更にQueensコーチDaiちゃんにおめでたい知らせが。これらはまた次回ブログなんである。筆者的には麻布と台場の仕事2案件と、遅々として進まぬ確定申告作成で悶々としちゃう3月初旬の今日この頃なんであった。
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