2024年10月13日日曜日

週末は等々力で逢いましょう


本日日曜、市学童のレッパ・モンタの準決勝は見送り、粛々と、ダラダラと、悶々と、非効率的な空気感の中で仕事をしていたら、気になっていた朗報が飛び込んできた。

●モンタ5:4ガッキーズ

●おし沼5:6xレッパ

そーなんである。数字からして拮抗した死闘だったに違いない宮前の両雄は共に勝ち上がって、すなわち週末の決勝戦で宮前対決が実現したのである。だいぶ昔も宮前同士の決勝戦が大師であったが、当時の川少連(現市学童)からは、「なんだよ、だったら宮前の第一公園で決勝やったらいいじゃん」なんて、笑いながらジョーク混じりに皮肉を言われたものだ。久しぶりの宮前決戦となる。転じていえば、今季の宮前は川崎のトップレベルにあったとも言える。ただ、近年ビッグ3と他のチームとの差が大き過ぎて、連合チーム構成には逆にマイナス面も現出してしまうという、宮少連にとっては致し返しの「諸刃の刃(もろはのやいば)」なんである。本当の最強連合チームで臨む市長杯は既に動き始めている。連合はこちらに期待したい。

さて連合ならば今季のQueens(=スマイリーズ)も決勝戦へ。来週の等々力決勝は宮前だらけになるのである。ではでは、生まれ変わった今季のQueens準決勝戦を。

瀬田と諏訪両面でシスターの試合が同時開催。隣では麻生VS中原だった。麻生の名物ベテラン監督は泣く子も笑う名将Katsukawaさん。

さてこちらではシートノック開始。レッパ戦が終わったばかりのSatsukiとMiyu。サツキとメイではない。レッパユニから真紅のQユニに着替えて余力を残し元気はつらつ参戦。

対戦相手は強豪多摩ウィンドフラワーズ。こちらも歴史ある常勝軍団で今は監督の座を退いたが、この人無くして多摩WFを、ひいては女子野球を語るなかれとまで言わしめるレジェンド名将Minobu前監督。(写真中央)

初回から先頭打者のMiuが大仕事をやってのける。強振した打球は外野を転々いきなりのスリーベース。Airiの内野ゴロの間に本塁を踏みまずは1点先制す。

更にNana&Kotohaの超重量打線コンビが2塁打3塁打の連打を放つ。

ここで終わらないのが今季のQueens。Sacky、Satsukiの後Coconaにも2塁打、Cocomi四球を選べばラストのMiyuが2点タイムリーの連打の猛攻となった。初回で6点を挙げちゃう今季のQueens。何度も書いているが下位打線からでも点が取れる、或いは上に繋げるのは強いチームの証なんである。

打撃だけではないQ投手陣。先発エースのSeiraは合宿(?)で欠場、白羽の矢が立ったのはSackyだった。これがまた素晴らしい投球を見せてくれる。打たせて取る、まるで円熟味のあるベテラン投手のような精度の高いピッチング。多摩は初球から好球必打の打撃で、2球で打ち取りツーアウト。更に3人目も初球を打ち上げた。名手ファーストへの凡飛...。誰もが歴史的3球でスリーアウトチェンジの珍記録達成かと思われたが、ここでMiuがポロリをやらかしてくれたのだった。これはこれで一同苦笑いであった。

2回には更に1点追加し7:0。1塁走者Airiのロケットスタートの瞬間は、まるでターボエンジンを積んだドラッグレースのクルマだ。

Sackyのほぼ三者凡退の好投が続く中、回は3回に回る。(←3個の回が並んだ)筆者はうっかり八兵衛、丘の上にいてCocona二塁打、Cocomiのヒットを見逃した。慌てて戦場へ戻るとラストバッターMiyuがこの日2打数2安打目のレフト前の一撃を捉えた。

そしてAiriに打順が回る。爆裂音と共に打球は高々とレフト上空を飛翔し、フェンスの向こうへ着弾したのである。見事としか言いようのないスリーランホームランであった。打撃からベースラン、ベンチでの祝福のハイタッチまで一連の写真をどーぞ。ベンチで待ち受けていたSackyはきっとこう言ったに違いない。「ねえ、ひまわりの種誰か持ってない?」なんて。筆者はカメラを放り出しコストコのペットショップへ行きリスの餌コーナーでひまわりの種を大量に買い、急ぎグランドに戻ったのだがセレブレーションには間に合わなかった。(個人的妄想です)会場の度肝をぬく素晴らしいHRであった。

終盤は応援に来てくれたフレンズOGのRikoと母、更にフレンズOhmoriAyumuちゃんと談笑しているうちにゲームセット。その間選手交代でMisoraとAoiがグランドで躍動していたようだ。集合のコールを聞き慌ててグランドへ戻る。多摩相手にここまでの圧勝を遂げるとは素晴らしい。12:0の打撃圧勝の陰にSacky、Misoraの好投快投が光った。守備もエラーは1個のみ。つくづく野球はチームプレーなんだと改めて思う。

冒頭のように、今週末土曜は等々力に宮前勢が3チーム集結。単独優勝はレッパ・モンタどちらでも宮前で確定したが、シスターでもQueensが頂点を目指すのである。筆者は仕事を放り投げて万難(ばんなん)を排し、土曜は終日等々力の人となるのであった。

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赤とんぼと熱戦

 秋ですなあ〜。多摩川の野球少年少女たちの熱狂をよそに、赤とんぼが報道陣のビデオカメラの上で羽休み。

すぐに飛び立ち周囲をひょいひょい数秒間周遊した後、よほどここが気に入ったのか、数台並んだ他のカメラではなく、また同じカメラの同じ場所に止まった。今度は正面からワンショット。仮面ライダーに似てはいるが、よーく見ると田舎の朴訥なおばあちゃんのようにも見えてくるのは筆者だけだろうか。

さて、市学童大会宮前勢は連合軍が全滅となった悲報は記憶に新しい。しかし単独のレッパ&モンタは宮前を飛び出しても、その勢いは衰えることはなく、揃って快勝したんである。そして宮前Queens=女子連合スマイリーズも同様、伸び伸びと今季の本領を発揮し快勝完封試合達成であった。

今回は先に行われたレッパ・モンタの2試合を。脳内電池残量が僅かなので、Queensの試合はまた後日なんである。レッパ・モンタは諏訪と瀬田両グランドで同時開催ゆえ、筆者はモンタのグランドにレンズを向けながら、背後のレッパの歓声に耳を澄まし、十数メートル間を行ったり来たりなんである。戦況の詳細は混沌として書けないわけで、写真にコメントを付与。

試合前野川チロリン村からやって来た助役Noguchiさんが、マウンドでちょっとしたパフォーマンスを披露、程なくして試合開始。

おおっと、隣ではモンタが試合前の円陣を組みチームを鼓舞する。今日は忙しくなるぞ。

レッパは初回無得点。小柄でも豪速球とパワフルな打撃のエースくんが先発。

こちらモンタ軍は初回からエンジン全開、4点を先制する。

レッパも負けじと...(ん?宮前でモンタと戦っている訳ではないが)...2回に5得点し大きくリード。相手チームには見るからに強打者の、体格の良い選手が数名、まだ油断はできない。

ここで「晴耕雨読」的オモシロタイム。レッパ戦本部裏の運営席には両軍の父たち4名がいる。背後から見ると...あららムフフほほほ。すると偶然宮少連のTsujiさんが来て耳打ちしたんである。「Teshimaさん後ろから見て。帽子が4人全く同じ」そーなんである。赤と白のコンビネーションユニフォームの両軍、後ろから見ると帽子は全く同じで、それだけじゃなく、上着のシャツの脇腹の赤いカットも同じなんであった。下も紺色のズボン。(ズボンは死語か?)ここまで酷似した絵は珍しい。本人たち4人は気づいているのだろうか。ほれ。「晴耕雨読」的大好物なカット。

おそらく今季宮前の豪速球ナンバーワン投手くん、モンタの主将は打者を見据えてかどうか、緩急の差がハッキリした投球術を披露。超スローボールを投げたかと思えば、主軸の打者にはキレッキレの全力投球。相手打者を翻弄する展開。筆者はスローボールでストライクを取るのがいかに難しいかを知っている。

序盤を過ぎたあたりから両軍とも全く似たような展開となった。4回終了時両軍とも5,6:0でリード。回の終了時にスコアボードをワンカット撮るのだが、途中からどっちがどっちだか訳分からんよーになっちゃうくらい、正に同じスコアボード。これが最後まで似たような展開となるんであった。

終盤に両軍とも相手に数点失点するのも実に酷似しちゃう。R軍6:1とM軍6:3のスコアボード。

そんなこんなで終盤失点したものの、両軍ともに安定の強さで快勝となった。この後レッパのSatsukiとMiyuは大急ぎでQueensユニフォームに着替えてダブルヘッダーとなるのであった。女子はダブル登録が認められている。

この後すぐに女子のシスターの部が試合開始。Queensは好敵手多摩WFとの対戦。ある意味Qのこの試合が本日最も快勝だったと思うのは、筆者の贔屓目(ひいきめ)だろうか。等々力の決勝戦に駒を進める大一番を制したんである。

明日日曜はレッパ・モンタの準決勝だが、筆者は多摩川に取材するか仕事に埋没するか迷っているんであった。

最後にこのワンカットを。Rawlingsのおニューのグラブ。今日帰宅したらYahoo!で購入した北海道から置き配で玄関に届いていた。この件はまたいつか。さりげなくカティーサーク50度ロックと、今日Queensでもらった、のり塩せんべいも脇役で配置しちゃう。

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