2025年4月7日月曜日

桜と「ペンは剣より強し」


昨日書いたブログタイトルは当初「58年前の優勝カップ」だった。しかしアップしたのち、しばらく考え込んでしまったんである。58年前第一回防犯大会があったのは事実。当時はまだ宮少連自体が産声(うぶごえ)すらあげておらず、警官だったSasaki会長の父上が近所の子供達を集めて野球を教え、防犯大会を始めたわけで、その時に果たしてこんな立派なカップを用意できたのだろうかという、素朴な疑問が浮かんだのだった。サビ具合を検分するといかにも年代物ではあるが。もしその後何年か経ってからカップが誕生したならば、タイトルの「58年前の優勝カップ」は嘘になるわけで。かと言って宮少連が創設された34年前に作ったカップとも思えず、金属を侵蝕した錆加減がもっと古そうに見えるのである。まるで筆者の顔の「老人斑」みたいな。古いカップを宮少連が受け継ぎ、下の銘板プレートだけ付け替えた可能性もある。昨晩執筆中に連盟に確認しようにも、夜遅くだったため躊躇したのだった。アップしたのちしばらく逡巡してタイトルを書き換えた。「優勝カップ 58年の歴史」と。真偽のほどはさておき、これならあながち広義においては間違いではないはず。タイトル文一つでも結構悩む事しばしばなんである。

かと思えば凡ミスもよくやらかしちゃうのである。眠い目をこすりながら「準決勝」を「準々決勝」と書いたり、「高津ドリームス」を「高津ブレーブス」と間違ったり。他に指摘されなくてもどこかに間違いが潜んでいる可能性だってある。文章を公器として書く際はゆめゆめ文言の間違いは排除せねばならない。また「ペンは剣より強し」の英国の格言を肝に銘じ、マイノリティーの誰かを傷つけないようにもしなければいけない。いやはや文章を書くというのは何かと骨の折れる作業ではある。

また前置きが長くなってしまった。さて日曜は開会式の後の初戦である。※開会式の模様は、昨日のブログをどーぞ。

●防犯大会 ライナーズvSワイルダース

Queensはこの前日のライオンズ杯で優勝を飾り、この勢いでライナーズQ姫たちには頑張ってほしいものである。1回表Lの主将Hikari、背番号0のSawaなどの活躍で1点先制する。

その裏のW軍も奮闘するも無得点。

内野からの悪送球を一塁手のHikariがジャンプ一番跳躍し、空中でキャッチしベースを踏む。ファインプレーと言えよう。しかし着地した一瞬後グラブからボールがこぼれ出て、完全捕球と見なされずセーフの判定。致し方ない。筆者がスコアラーなら一塁手の失策ではなく送球した内野手のエラーにする。しかしこの後の同じようなプレーではしっかり捕球し挽回。セカンドのShioriもハツラツプレーしていた。Lには監督OhishiさんとOhtakeコーチのQメンバーもベンチイン。

2表のShioriの打席。ライオンズでの活躍は以前とは違う、目を見張るものがあった。ここでも伸び伸びフルスィング。

2裏Wの反撃開始。本塁クロスプレーも炸裂。

後ろ髪引かれる思いで途中で第四へ転戦する。あちらでは区長杯のフレンズ戦があるわけで。のちの速報LINEにて3:10でワイルダース勝利を知る。

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さて箸休めである。第四へ向かう途中で駅前さくら坂のカットを撮ってみた。小台公園は圧巻の桜、鷺沼は春待ち坂、宮崎台はさくら坂、福山雅治は桜坂なんである。カブを画角に入れて坂下方面を撮る。

今度は坂上方向を撮った。...帰宅後Macで大きくして見て気づいた。むむ?この写真にはどこか不穏な空気が感じられるではないか。妙な霊でも写り込んでいるのではないだろうか。邪悪な男の怨霊が画面の隅に...ワカリマスカ?

口をへの字にして口角が下がった男がいた。何かに怒っているようなまるで運慶快慶の像のような形相だ。そーなんである。偶然右のサイドミラーに筆者の顔が写り込んでいたんである。自分的には普通の表情なのだが、客観的に見ると怒っているように見える。歳とともに口角がダダ下がりになって余計にこうなってしまったのだった。

第四に着くとここも桜満開。

試合中の普通に撮ったワンカット。

これを桜の散ったことを強調するためドラマチックに撮る。

更にこれをフランス映画のワンシーンのようにボカシを強調して撮ってみた。

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閑話休題。箸休めだったのにもう満腹状態になってしまったではないか。

●区長杯 フレンズVSアリコ・花フラ(AF)

初回Fは単打2本ながら打者8番まで回り4点先制す。

その裏AFも同じく2単打ながら打者4人で効率よく1点を返す。

Fのビブスを着た給水係、美人女子力アップでチームのパワーもアップ。

2回Fは1,2番の連打に続き塁上を掻き回しちょうど打者一巡する展開で5点を加える。9:1と引き離す。ラストバッターはQ姫であるMiki。同じくRukaはコーチャーズBOXで声援を。

2回に続き3回もラストMikiから始まった。内野安打で出塁しトップに繋ぐ。2,3番DaichiとEitoのシングル連打が功を奏し更に3点を加えて、ダメ押しに更にダメ押しし、12:1とした。

「五寸釘」ならぬ「ドスン釘」のように打席に仁王立ちのEito。昨年に比べ横よりも縦に伸びたのがよく分かる。パワーも技術も右肩上がりになったと思う。

3裏のAFは奮闘虚しく得点には至らず。FはBチームと言えども投手陣を2枚看板、3枚までしっかり準備出来ているようで、強さの理由の一つだろう。2番手Johがしっかりとクローザーを務めて三者凡退に切ってとった。

12:1でFが決勝進出となった。

おやおや?試合後選手をMaeda監督、Satoh総監始めベンチスタッフが一人ひとりタッチで出迎える。これってプロ野球やMLBなどでよく目にする定番のセレブレーションじゃないか。実に素敵で粋な光景であった。チームが一枚岩になる一つの行為であると思う。ぜひ定着してもらいたいものだ。

ずんずんずらずら、ズラズラーリと冗長に書いてしまったが、さて最後にもう一発。第四の桜並木は過去にも何度も見てきたし何枚も掲載してきた。これもあとでMacで見て気づいたんである。見慣れた下の写真を見て今までどうして気づかなかったんだろーか。冒頭の写真。

↑桜の木が垂直ではなくほぼ全部左に傾いているんである。Why?日照の加減で成長がこうなったのか、或いは人為的な育成なのか、または通路を広くするために桜たちが会議を開き、以心伝心で我々ニンゲンどものために左へ傾いてやろうぜ、と打合をして成長したのだろうか。誰か知ってる人がいたら教えて欲しい。今度Queensの山林管理のプロ、ナベちゃんに訊いてみようっと。見慣れた風景や手慣れた仕事や事象にも、まだ新しい発見があることに気づき、ちょっぴり嬉しい気分なのだった。

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2025年4月6日日曜日

優勝カップ 58年の歴史

 

今日日曜は宮前はもとより神奈川でも長い歴史を誇る防犯大会の幕開けであった。実に58年前に遡るわけで。今58歳以下の読者はまだ生まれてないことになる。開会式後防犯初戦と、途中第四へ転戦し区長杯1試合を取材したけれど、いかんせんワカリマスネ?脳内電池が保たずにギブアップ、全部は無理なので開会式だけを掲載することにしたい。試合は次回なんである。

開会式である。今回は以前よくやっていた行進も取り入れての開会式である。「行進賞」は会長特製、珠玉のトマトなんである。今大会は春季同様18チームで、内訳はレッパがA1+A2、グリサン、白神の合同チームが2チーム含まれることになった。ではでは、選手更新を...じゃない選手行進を一挙掲載。ファインダーの四角の右端に先頭がさしかかり、左端に最後尾が収まった瞬間にシャッターを切るのが戦場カメラマンのセオリー。人数が多い時は慌てて後ろへ位置を変えるんである。先陣を切ったのは昨年優勝のモンタ。

ウルフが登場し本塁付近を通過した瞬間だった。全員が帽子をとって右手に掲げフリフリしたのである。会場から笑みが溢れる。昔のオリンピック入場行進でどこかの国の選手団がやったように。筆者的には素敵なアイディアだと思う。この時だけは立ち上がって後ろ姿を活写した。

来賓投票で行進賞をゲットしたのはレッパA1であった。モンタの優勝旗変換...おっといけねえ、「変換」ではなく「返還」である。普段仕事では圧倒的に「変換」を使用するのでPCの漢字「変換」には気をつけねばなんである。

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先日連盟役員に訃報があった。

長年弊連盟の副会長などを歴任してきた栗原さんが過日永眠されました。知らない方も多いかと思いますが、氏は連盟創設時から関わってきた方で、故前会長相馬さんが亡くなられてからは、めっきりグランドにも顔を見せなくなり、我々連盟も時折心配していたものでした。私も相馬さんと共に栗原さんと3人で何度か飲みに行ったこともありました。昔試合撤収後、誰もいなくなった暮れなずむ第一公園のベンチで、コンビニで買ってきた缶ビールで乾杯し談笑した記憶が蘇ります。享年88歳。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

Matsui会長の提案で会場全体、しばしの黙祷。

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来賓挨拶と丘の上の関係者の活写。行進賞をとったレッパナインがニンマリし白い歯がこぼれる。

選手宣誓は奇しくも栗原さんの出身、松風主将Funayamaくん。

初戦開始前に始球式。今回は川崎市議会議員、織田さん。息子さんはアリコ出身である。優雅なフォームから放たれたボールは内角高めの豪速球、投球後に三振をとった投手のようにドヤ顔で吼えた...かに見えたが実は思わぬ失投に自身びっくりしちゃって、会場の笑いを誘ったのだった。

この後の試合ブログはまた次回なんである。

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