2025年6月22日日曜日

砂塵の悪霊、水の神龍

 悪の化身、砂塵魔現る。

砂嵐を鎮(しず)めるべく、水の神、神龍(シェンロン)の舞い。

うーむ。この2枚いつかインスタにあげてみようか。

そんなわけで今日は子ども会宮前大会、準々決勝なんである。後半2試合を取材活写。

●花フラVSヤング

初回Y軍無得点の裏Hは、早速主将Horieくんの見事な安打。2塁上で地上に舞い降りた緑の鶴のようだ。しかしながら無得点。

対するYも奮戦するも得点には至らず。Y主将エースくんは投球のたびに気合いの声を発声するほどの力投が続く。

本部裏では次試合のウルフ監督Tomeさんとフレンズ謎の中国人...じゃなかった監督Shohtaたちが攻守決めのジャンケン大会絶賛開催中。

それにしても第一公園名物、見慣れたとはいえ凄まじい砂塵の嵐。あまりに点が入らずスコアボードに動きがないので、いっそあのライトグランドへ行って砂嵐に身を委ねて、ライトから見て本塁方向がいかに見づらいかの検証すべく、筆者は米国のトルネードハンターみたいにライトへ向かったのだった。久しぶりのH前監督TadaiさんとQコーチJinushiさんに遭遇。Tadaiさんは野球を離れて日夜ゴルフ、麻雀、競馬を謳歌する日々を送っているんだろう...と、言ってやろうと思ったが言いそびれた。

筆者がライトフェンス後方へ到着すると、ああ、これが自然の神のなせる技か。あれほど暴れまくっていた砂嵐がパタリと止んでしまったんである。いくら待っても砂塵はやってこない。トルネードのど真ん中から本塁方向の写真を撮ってみたかったのに。或いは筆者が砂の悪魔を鎮める神だったのかもしれない。(んなわけないか)

そーこーしているうちにスコアボードが急展開、続々とHに点が入るのが遠目に認識できた。

結果途中まで拮抗した展開なるも、後半Hの猛攻でY奮闘虚しく7:0でHの勝利。

インターバル間にしばしご歓談を。冒頭の砂塵がひどすぎるため4試合目前にゴーストバスター稲井班が出動した。砂塵の悪霊を一掃すべく火炎放射器のごとくホースで水撒き放射。むしろ昨日マンション理事会でAED講習を受けた宮前消防署に通報すべきだったか。水の龍がうねるように舞う。神龍(シェンロン)が舞い降りた。

閑話休題。

●フレンズVSウルフ

最初からネタバラシになっちゃう。筆者長年フレンズのコーチをやってきて今は連盟とQueensの広報となったが、今でももちろんFを応援をしているわけで。これは連盟メンバーや審判団も同じで、やはり各自出身チームを心で応援しているのである。もちろん連盟の日々の業務においては贔屓目をなくし公平性を確保して臨んでいることは言うまでもない。そんな筆者はFの試合ブログではF寄りの内容になっちゃうことは、何度も書いた。しかし、今日はFにほとんどいいところがなく、「晴耕雨読」史上初、Fよりも相手チームの写真の方が多くなってしまったんである。悪しからず。

先発Wマウンドは名実ともにエースとなったNanako。筆者のみならずNanakoファンは実に多いのである。彼女のこの投球が最後までFを苦しめることになる。筆者の見立てでは豪速球を投げる投手は何人もいるが、Nanakoのそれは、速球なのに更に重さが加わり打ち負けてしまう球質なんである。(と思う)

F無得点、初回裏のWは早速本領発揮す。白い狼たちがFトモダチ軍団に牙を剥き襲いかかった。4得点し0:4の幕開け。

傷に塩を擦り込むようにF主将Kohdaiにまたしても砂塵の悪魔が襲いかかる。泣き面に蜂、実に可哀想で不憫である。

2回のF、中軸からの打線もNanakoの快投に歯が立たず。

WのNanako4連続写真。三塁手FのShohのアピール虚しくW軍に翻弄される。三塁塁審はQコーチでもあるOkamotoさん。奥様はQのインスタ担当である。

宮前ビッグスリー=レッパ、モンタ、ウルフの実力は嫌と言うほど熟知している。しかしながらFはもう少し点が取れるかと淡い期待があったのだが、Fナインの奮闘虚しくゼロ更新が続く。反してW軍は意気揚々とダイヤモンドを駆け巡ることになった。

Fから入手した筆者の手元にあるスコアシートはFは真っ黒で赤線が一本もなく、Wのそれは真っ赤に血塗られていた。紙面いっぱいに赤の線が縦横無尽に毛細血管のように這っていた。スコアラーならわかるはず。安打と得点だけは赤で表記するのが常識である。結果0:18でW勝利。Fは無安打の敗退。逆に言えばW投手陣の圧巻の投球と守備力。Fはこれを機に更に精進し頑張ってほしいとしか言いようがない。いちフレンズOBとしては。

...

実は筆者、試合を最後まで見ることなく第一を後にしたんであった。Fの試合で中座は初かもしれない。うちにはワンコ、ミニチュアダックスの「ここあ」がいて、家人がいないときは熱中症防止のため猛暑の夏場はエアコンをつけて外出する。(電気代もったいなっ!昔なら考えられないが)...しかし、今日は風が通ってそこまで用心する必要はないかと、エアコンなしで窓を全開で第一へ来たのだった。だがここまで遅くなるとは思わず、心配になってきた。筆者のスーパーカブ・スペシャルプレミアムアニバーサリーレッド号にまたがって、自宅へ爆進し帰宅。玄関を開けるとそこには、ハアハア言いながらもちょこねんとして筆者の帰りを待っていたワンコがいた。...ホッ。まずはキンキンに冷えたビールをプッシューグビリ、更にシャワーを浴びて晩飯を挟みブログ執筆、そして今ブログ脱稿となった。ブログを明日に持ち越すことはできない。月曜から仕事が詰まっているんであった。

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2025年6月21日土曜日

老兵の紫陽花は

今日は6/20金曜日夜なんである。明日は大会4試合とQueens練習があるけれど、ちょっと無理っぽい。 なぜなら数日前から仕事案件が2物件同時多発的に受注し、時間がないんである。明日も仕事になる。更に今期は筆者のマンションの、10年に一度輪番で巡ってくる担当理事になって、明日は日中防災委員会と夕方定期理事会の出席があるワケで。今期は毎月2回土曜に理事会と長期修繕計画委員会の二つに出席せねばなんである。重責ではあるが、おかげで筆者のマンションは川崎市内でも、星5つのかなり優秀な管理組合として川崎市から優良認定を受けているらしい。高齢化と老朽化の両輪に挟まれて、少しでも住み良いマンションになるよう歴代の熱心な理事メンバーの努力には敬意を表したい。

おそらく日曜には宮少連第一公園へ行くつもりではあるが、明日土曜は久々にパスとしたい。

さて梅雨真っ盛りの今日この頃。しかしながら梅雨に入った途端に今週は猛暑日の連続。今年は梅雨がほとんど無いかもとの予報もある。近くの「有馬あじさい橋」の紫陽花はこの猛暑でシオシオのヨレヨレで枯渇しそうになっていた。他所の紫陽花は元気に咲いているのに。いや、筆者は知っている。猛暑のせいではなく、ここ数年色を失いなんとか僅かなDNAに基づき必死に咲いているこの紫陽花。おそらく寿命なのではないか。数年来見ていて、ここの紫陽花はボロボロで決して綺麗ではないが、老齢でも毎年必死に花を咲かせる姿に己のあと先を重ねてしまうのは、筆者がそれだけそれなりの年齢に達したせいかもしれない。

昨日鷺沼の居酒屋でつい最近40歳になった息子と何年振りかでサシ飲みをした。来月また何度目かの転職をするのだが、逞しく生きる息子を見て親としてはこれ以上ない喜びだった。互いの近況や仕事や家庭の話などで一喜一憂。帰宅後インスタ用に息子との写真を撮らなかったことを後悔する。

なーんて人生を達観するにはまだ早すぎるか。或いは遅すぎるのか。せめて明日ではなく、「今」を元気に楽しく生きていきたいと思う、今日この頃なんであった。

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