2016年11月13日日曜日

青の新人戦

いよいよ新人戦が開幕なんであった。各チームともに手探りながらも、来期の戦力をこの時期にどう調整し立ち上げてくるか。フレンズは第二試合。第一公園に到着するとすでにヤングVSモンタの試合が白熱していたのだった。
それにしてもヤング3塁側のスタンドに座っているあの美人はいったいだれだろう?QのYamaguchiさん、QヤングのKurashigeさん、旧QヤングのMochidaさん。その隣にいる謎の美女であった。

連盟本部席に行くと会長が興奮していた。「Ayakaが凄いよ」
そーなんである。来期、強豪猛打打線が予想されるモンスターズ相手に、終盤まで僅か2失点の好投を見せていたのだった。筆者は途中からだったので内容は分からないが、あのモンタ相手に淡々と投げる球は、打者を翻弄することしきり。

拮抗した試合展開。
イケメン、ちょいワルオヤジコーチ軍団のモンタベンチ。

それにしてもあの子はいったい...。

最終回裏、ヤングの攻撃。Ayakaはバント。きれいにグランドを球が転がっていく。

必死に一塁へ疾走するAyaka。完全にアウトのタイミングではある。

Katsugeさんの両腕が左右に伸びる。セーフになった。

モンタも渾身の力投で必死の投球。

両チームにも5万の大観衆にも息詰る緊迫の空気が漂う。打席はこれまたQ姫のYuriko。たまらずモンタは選手自らタイムを要求。この場面でこれはなかなか出来ることではない。しかも絶妙のタイミングで。


Ayakaは三塁まで進塁している。その間名将ヤングKurosuさんが動いた。Ayakaに耳打ちをする。次に打席に入った選手にも。(※後日談。耳打ちの内容は試合後本人に訊いたけれど、今後のベンチワークに影響もあろうかと思い、ここでは開示しないでおこう)

スクイズであった。投球はスクイズ警戒で故意かどうかはわからないが、大きく高いボール球となり捕手が必死でキャッチしマスクをぶん投げて飛び出す。走者Ayakaはすでにスタートを切って本塁へ突っ込もうとしていたのだった。驚いた彼女は慌てて3塁へ戻ろうとするが...。

これはこの試合もそうだし、次のフレンズ戦や3試合目の試合でもそうだったけれど、やはりこれが新人戦なんである。大舞台で緊迫した場面ではまだ守備面でのほころびが露呈するのであった。
三本間での挟殺プレーにエラーが出てしまった。Ayakaが本塁へ生還する。スライディング後思わずセーフのジェスチャー。スキージャンプ競技のレジェンド葛西紀明が、K点越えで勝利を確信したときのポーズに似ているではないか。その後もボールは外野を転々とし、次の走者も生還。

このあと劇的サヨナラゲームとなった。(このあと二試合目のフレンズも似たような試合展開となるのだが、それはまたいずれ近日中のアップなんである)
Kurosu,Ishikura,Sakoの三氏、久々にヤングベンチで白い歯がこぼれる光景を見た気がする。ヤング応援父母たちも大いに湧いていた。
強豪モンタナインには逆に良い経験になったと思う。この悔しさをバネに更に強くなることだろう。

それにしてもあの謎の美女はいったい...。
実は筆者ここへ来てすぐMochidaさんらと話をしていたんであった。もちろんこの子はあのQueens2013年のレジェンドとなった黄金時代の主将Himariだった。有馬中の3年間、女子硬式野球京急で活躍し、いよいよ来年は高校受験なんであった。
小学生当時と変わってない可愛らしさに加え、ちょっとオトナっぽくなって彼女の笑顔はオジサンには眩しかった。彼女のタイムLINEでは、本当に中学時代を思い切り満喫した様子が伝わって来て楽しく嬉しい。これからも頑張ってほしい。
試合後会長らと談笑する。会長は相好を崩しっぱなしでもっとデレデレだった。

この時季、まだまだ青いチームが多いと思うのであった。当然である。例外は昨年のウルフ。この新人戦ですでにAチーム並みの走攻守揃ったずば抜けたチカラを備えていた。それが今年の快挙となったのは周知のとおり。
まだ新人戦始まったばかりだけれど、ここから冬の練習を経て「青の時代」から来春には新緑が芽吹くように緑に変化するんである。
このあとの「まだ青い」フレンズの試合。次回ブログにて。

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2016年11月12日土曜日

秋は十人十色

今日土曜日は珍しく終日フリーで、Queensへちょっとした所用もあって第四公園ドームへ行ったのであった。リトルグリーンズとの練習試合である。しかしQは高学年姫たちはこぞって学校行事などで参戦できず、多くの主力を欠いての対戦であった。この日は宮前、いや全国的にナニかと学校イベントが多い時季なのだろう。ゲージュツの秋なんである。
リトグリとQueensHinataの投手姿を活写すると、偶然全く同じフォームの瞬間を捉えちゃった。左足が地面に着くか着かぬかの瞬間。

このところQには新入部員が何人か。筆者はYamaguchiマネージャーからの連絡網で「新しい仲間」の入部を知るのだけれど、実際本人たちを見るのにはタイムラグがあって、久しぶりに行くと「あれ?またQ姫が増えてるぞ」となるんである。嬉しいことについ先日も体験入部してくれた子がいる。なんと横浜市鶴見区からである。野球経験ありでいきなり試合にも抜擢なんであった。すごく上手いとコーチたちの評判は上々。

リトグリの活写。ちなみに宮前ではリトルグリーンズの略称というか愛称は、他チームは「リトグリ」と言うけれど、リトルグリーンズは自分たちのことを「グリーンズ」と言うのである。


マウンドはAkaneにスイッチ。Hinataと風貌が良く似てるので間違えちゃうこともある。


超満員の外野席をライトからレフト方向へ彷徨。(なんちって)
レフトのAohaは上空を横切るヘリコプターの爆音が気になって仕方ない様子だった。

Queensはすでに来期体制に入っている。30番監督は会長、代表の説得によりKoshimizuさんの続投が決定。28番長嶋茂雄...じゃなかったKurashigeさんも留任。加えて29番コーチはOBNoeri父Satohさんが就任となった。野球のユニフォームに腕を通すのは小学生の時以来とのこと。今季の29Imanishiさんは2020年東京五輪に向けてP社の仕事が忙しいらしいのだった。Imanishimさんは今季でユニフォームを脱いだ。これからは東京五輪のためにひと肌脱いでほしい。


来期を見据えるKoshimizu監督。小説「月に雨降る」にも登場する晴海の新店舗「輿」(こし)も無事オープンした。なかなかの盛況らしい。(※小説中では「輿路」である。店内の描写は筆者の全くの空想である)こちらも東京五輪の2020年には外国人観光客で超繁盛するに違いない。
外野席を埋め尽くした樹々の葉っぱたちは、秋の日差しに思い思いの色にようやく色づきはじめたのだった。

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