2019年6月17日月曜日

人生の延長戦

昨日日曜のこど会大会本大会の部である。対戦カードは「キツネとタヌキ」(以前も書いたような記憶が...) 「キツネとタヌキ」じゃないか、「赤いキツネと緑のタヌキ」、うーむ、もうちょい、そーなんである「赤いレッパと緑の花フラ」なんである。
※写真は久々いつものNikonではなく兄貴からの貰い物のCanonで撮った。腱鞘炎になりそうなくらい重いのだが、色がビビッドで鮮やかなのが特徴。反して明暗が濃くなりすぎる危険もあるも(ピーカンでは顔の表情が真っ黒になりがち)、商業カメラマンは好んでこのCanonを使う。世界中のスポーツカメラマンは大抵がCanon。今後どーしようか悩むのであった。やはりCanon、実に良いな。

途中三本間での挟殺プレーにて、スリーフィートライン逸脱の解釈をめぐって、試合が中断。珍しく10分ほどの長きにわたり時計が止められたのだった。
※詳しくないお母さんのための解説を簡単に。※一本間はラインが引いてあるが、例えば三本間の場合、塁間を結ぶファウルラインを基準にファウルグランド側とフェアグランド側に各々約90cm、計約180cmの幅をスリーフットラインとし、走者は走塁の際はこの目には見えない180cmの走路を走らねばならない。ただし守備に全く絡まない場合はオーバーしても構わないが、守備側のタッチプレーを避けるためにこのラインをオーバーした場合は、アウトを宣告されるというもの。
...なのだが、これ以上にまだ細かい解釈が規定されているらしい。スリーフィートラインはその場面場面で可変する場合があるのは初めて知った。

レッパ優勢のまま中盤で花フラ2点を返すも6:2で終盤を迎える。

レッパにはQueensのKarinがいていつもながら大声を出して頑張っている。花フラにもQのHaruHinaコンビ、終盤代打で登場す。

結果はそのままレッパ勝利。
勝者Rはもぐもぐタイム。Karinの妹ちゃん、誰よりも元気に飛び回っていた。まるで赤いハイビスカスの周りをブンブン飛び回るちっちゃいミツバチのように。

......あっ始まった。ちょっと中断しちゃう。最終回なんだもの。

1時間半後ブログ再開........。

さて、2戦目以降はジュニアの部、ドングリーズVSサンダース。
Sのジュニアチーム監督は前神奈川県議Iidaさんがいる。氏は東海大山形出身ということもあり、他人とは思えない親近感があるのであった。筆者山形にいる頃は東海大山形高校すらなかったのだけれど。

転じてDにはMikoKukoの父Sekizawaさんがベンチ入り。海と空の間でマグロを下ろす包丁のごとく、切れ味鋭い采配なるか...。監督ではないので、采配ではないものの、細やかにいろんな選手に声をかけ親身に指導をしていたのだった。

こちらでも三本間の挟殺プレー。

Dの猛攻に矢も盾もたまらずS監督Iidaさんタイムを取る。

結果はDの大勝だった。このうちの5年生諸君は来季宮前野球を背負って立つことになるわけで、低学年大会やオレンジの趣旨と違い、ジュニアの試合にはそれなりのレベルと緊張感と集中力が要求される。
明日の宮前戦士、頑張ってほしい。

....
1試合と2試合目の途中、ブログ文中で、
「......あっ始まった。ちょっと中断しちゃう。最終回なんだもの。」
という妙な一文に違和感を覚えたアナタは鋭い。
最終回と言っても野球ではなく、フジTVのドラマ「ラジエーションハウス」なんであった。「半沢直樹」にはどっぷりはまったけれど、普段あまりドラマは観ないんであるが、久々この月9の「ラジエーションハウス」にはハマってしまった。
理由は大きく二つある。めっちゃ凄い経歴と医師免許を持っているのに、陽の当たらない放射線技師として働く主人公。まるでかつてはインテリアデザイナーとして飲食店舗をデザインしてきた者が、今はそれを陰で支える緻密な設計図を描く立場になった筆者とカブるからであった。ただ大きく違うのは最終回主人公はアメリカからオファーがあって旅立つのに対して、筆者はしがない自営業者を細々と営んでいる点である。
もう一つの理由は、エンケンはじめ個性豊かな脇役が楽しいのと、窪田正孝と本田翼の恋の行方、しかし何と言っても本田翼が可愛いすぎる。本田翼の名前の由来については以前ここに書いた通り。HONDAファンであるからして余計に翼ちゃんが可愛いのである。本田ロスとまでは行かぬまでも、明日からまた当分彼女が見れないと思うと、ちょっぴり寂しいのであった。来週、特別編が放映されるらしいのだが。

人生の最終回60回を過ぎて、今は延長戦1年目に突入。
果たして何回まで延長戦に耐えうるか、あるいは人生の延長戦をどう楽しめるのか。
謎は深まるばかりである。
その謎が解けるのは何年後かに審判の「ゲームセット」のコールが、枕元で聞こえた瞬間であろうか。
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紫陽花

やはり疲れちゃって今日日曜のブログは後日に譲るわけなんであるが、その前座として「日々雑感」的短文ブログを書いてから寝ることにするかと思う、今日この頃みなさまいかがお過ごしですか、なんである。

日曜はフレンズもAB分かれてあちこちで活動、第一公園では子ども会大会2回戦が開催。筆者は午前のみ第一へ行き、午後は帰宅し浦和のホテル物件の仕事なんであった。
レッパVS花フラを一塁側報道カメラマン席からレンズを向けていると、こんな写真が撮れた。

ぬな?、はて、面妖な?。手前のモヤモヤは一体何奴じゃ、皆の者、出会え、出会え〜、とココロのなかで声を出してみる。もちろん確信犯的に撮った写真ではある。
頭の中で「これはナニ?」のクエスチョンマーク「?」が明滅する。
ピントを手前にすれば...。
やはりしっかりと「?」マークではないか。

よく見れば頭の部分は若干ひしゃげて細くなっている。思いは一気に20年前まで飛ぶわけで。筆者現役オヤジだった頃、朝靄をついてグランド設営に何度も通ったものである。内外野のフェンスを構築するためにこの鉄筋を巨大ハンマーで、ガキンゴキン、筆者だけでも何十回叩き込んだであろうか。単純計算すればガキンゴキン打撃数×年間公式戦数×20年、いや30年...。途方もなく叩かれ続けたわけで、さすがの硬い鉄筋も平べったくなるわけである。その数十年間、金を産む錬金術師のように、宮前連盟および各チームの男たちの仕事がそこにあるのだった。あの硬い鉄を変形させるには何千回と打たれてきたのだろう。その彼のひたむきな姿勢に「頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」なんである。ちなみにこの鉄筋、どんだけ硬いかと言えば、世界で最も硬い食品と言われるカツオ節にはわずかに及ばぬも、世界で最も硬いアイスの異名をとる、井村屋のあずきバーくらい硬いのだった。

さて、話は急転す。昨日土曜はいかにも梅雨時らしい、しとしとぴっちゃん的雨空、仕事の合間を縫って散歩する。何度かここで書いてるけど、筆者どんだけ忙しくても毎日歩かないとエコノミークラス症候群になっちゃうカラダなんである。たった数日間これを怠っただけで右足がパツンパツンに浮腫(むく)んでしまうんである。

傘をさしてすぐ近くの有馬川の橋を渡ろうとした時だった。橋の名は「有馬あじさい橋」
日常何度も通っている橋なのに、こんなに単純明快な命名に今まで気づかなかった自分を恥じたのだった。
あじさい橋の袂(たもと)には、野生の紫陽花がしっかり群生していたのだった。
いつか有馬川にかかる無数の橋の写真を撮ってみたいと、昔から思っているのだが、うんと暇な時期にちょっとづつ挑戦してみたいと思うわけで。
これにカタツムリがネッチョリもったり這っていたら、梅雨時の風物詩的写真としては、最高の一枚になったに違いない。

余談。
高校生の頃、深夜放送の文化放送セイヤングを聴いていた。谷村新司のアレであった。あの頃買ったシングルレコードにアリスの「紫陽花」がある。堀内孝雄のソロボーカル。
歌詞は「紫陽花の花が咲く〜、心優しい季節がくる〜、けえれええど〜、私は独りきり〜....」だったかな?。
郷里山形で過ごした18年間を想起してしまう紫陽花なのだった。
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2019年6月12日水曜日

勝者が敗者に学ぶべきこと

子ども会大会初戦は第四公園、まずはメイツVSヤング戦であった。

「敗戦の将、多くを語らず」とは日本の武士道精神を表す代表的文言である。しかし、ヤングの御大Kurosuさんに至っては、たとえ負けても舌は滑らかなんであるが、ましてや勝っていれば舌にエンジンオイルを注入したように、まさに「絶好調の舌口調」なんである。ニッコニコであった。こんがり綺麗に日焼けしていたが、ゴルフだろうか、ハワイだろうか、まさか日サロじゃあるまいて。

主砲の二人がセンター左横の柵越えツーベース。会場がどよめくほどの見事な長打連発であった。


メイツ監督Ohtsukaさんの背中に哀愁が漂い始めたころ、ゲームセット。
試合は1:6でヤング。

さてライナーズVSフレンズである。

一回表Lが1点先制。しかしその裏Fは打者一巡半以上16人の攻撃であった。ただし猛攻ではない。16人で4安打だけだったからだ。中でも特筆は主将Aki。センター左寄りの柵越えタイムリーツーベースのあと、一巡して巡った第二打席は、これまた超ライナーでの柵越えタイムリーツーベース。1イニングで2打席連続柵越えのタイムリーツーベースの4打点であった。他にはRairenや代打Kaitoが安打を放つ。1表裏終わって1:12と大差がついた。フレンズブロガーとしておかしな話だが、心中頑張れライナーズと思ってしまう。



2本めのライナー柵越えには観戦していた審判Hayashiさんなんか、破顔一笑、もう笑うしかないほどだった。

フレンズ美人妻軍団から選抜された、ネット裏のMatsui、Takahashi両美人母。Takahashi母は筆者のカメラに気づきシャイに顔を隠していたが、これがNatsuki母ならドドンとピースサインしていたに違いない。

大差がついてもLの選手たちは最後まで元気な声を絶やさず、健気に頑張っていた。勢いがある時はいいが、敗色濃厚の時のフレンズは選手もベンチも見習わねばいけない。諦めないココロ。

下の写真、これ、EXILEのチューチュートレインを後ろから撮った写真ではない。
あるいは右肩下がりの営業成績で下方修正しなきゃの棒グラフみたいである。

3裏Lは1点返すも、結果は2:17でFの大勝であった。
Lナイン頑張って欲しい。転じて勝ちに奢ることなくFは邁進して欲しい。
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