2019年6月17日月曜日

紫陽花

やはり疲れちゃって今日日曜のブログは後日に譲るわけなんであるが、その前座として「日々雑感」的短文ブログを書いてから寝ることにするかと思う、今日この頃みなさまいかがお過ごしですか、なんである。

日曜はフレンズもAB分かれてあちこちで活動、第一公園では子ども会大会2回戦が開催。筆者は午前のみ第一へ行き、午後は帰宅し浦和のホテル物件の仕事なんであった。
レッパVS花フラを一塁側報道カメラマン席からレンズを向けていると、こんな写真が撮れた。

ぬな?、はて、面妖な?。手前のモヤモヤは一体何奴じゃ、皆の者、出会え、出会え〜、とココロのなかで声を出してみる。もちろん確信犯的に撮った写真ではある。
頭の中で「これはナニ?」のクエスチョンマーク「?」が明滅する。
ピントを手前にすれば...。
やはりしっかりと「?」マークではないか。

よく見れば頭の部分は若干ひしゃげて細くなっている。思いは一気に20年前まで飛ぶわけで。筆者現役オヤジだった頃、朝靄をついてグランド設営に何度も通ったものである。内外野のフェンスを構築するためにこの鉄筋を巨大ハンマーで、ガキンゴキン、筆者だけでも何十回叩き込んだであろうか。単純計算すればガキンゴキン打撃数×年間公式戦数×20年、いや30年...。途方もなく叩かれ続けたわけで、さすがの硬い鉄筋も平べったくなるわけである。その数十年間、金を産む錬金術師のように、宮前連盟および各チームの男たちの仕事がそこにあるのだった。あの硬い鉄を変形させるには何千回と打たれてきたのだろう。その彼のひたむきな姿勢に「頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」なんである。ちなみにこの鉄筋、どんだけ硬いかと言えば、世界で最も硬い食品と言われるカツオ節にはわずかに及ばぬも、世界で最も硬いアイスの異名をとる、井村屋のあずきバーくらい硬いのだった。

さて、話は急転す。昨日土曜はいかにも梅雨時らしい、しとしとぴっちゃん的雨空、仕事の合間を縫って散歩する。何度かここで書いてるけど、筆者どんだけ忙しくても毎日歩かないとエコノミークラス症候群になっちゃうカラダなんである。たった数日間これを怠っただけで右足がパツンパツンに浮腫(むく)んでしまうんである。

傘をさしてすぐ近くの有馬川の橋を渡ろうとした時だった。橋の名は「有馬あじさい橋」
日常何度も通っている橋なのに、こんなに単純明快な命名に今まで気づかなかった自分を恥じたのだった。
あじさい橋の袂(たもと)には、野生の紫陽花がしっかり群生していたのだった。
いつか有馬川にかかる無数の橋の写真を撮ってみたいと、昔から思っているのだが、うんと暇な時期にちょっとづつ挑戦してみたいと思うわけで。
これにカタツムリがネッチョリもったり這っていたら、梅雨時の風物詩的写真としては、最高の一枚になったに違いない。

余談。
高校生の頃、深夜放送の文化放送セイヤングを聴いていた。谷村新司のアレであった。あの頃買ったシングルレコードにアリスの「紫陽花」がある。堀内孝雄のソロボーカル。
歌詞は「紫陽花の花が咲く〜、心優しい季節がくる〜、けえれええど〜、私は独りきり〜....」だったかな?。
郷里山形で過ごした18年間を想起してしまう紫陽花なのだった。
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