2019年8月10日土曜日

そこに驕りはあったのか

真夏の炎天下、朝から終日野球尽くし、帰宅後は、ジンジンに熱した肌にギャンギャンに冷たいシャワー、その後のキンキンの冷たいビール、「99人の壁」を見ているうちに、程なく意識が遠のき、予定調和的まどろみ爆睡、気がつけばまたビール片手に、Macへ向かうブロガーの悲しい性(さが)、今日は本当に疲れた一日であった。勝っていれば疲れも吹き飛ぶはずだったのだが。

ジャビット本大会、強豪ひしめく三鷹調布巨大グランドなんである。

宮前連盟協力要請にて、参加チームからスコアラー2名が本部ネット裏のスコアを担当す。終日3試合のスコアをフレンズスコアラー本部長Ohmoriオヤジと筆者が馳せ参じることに。筆者はフレンズ半分、連盟半分の立場ゆえ当然の帰結であろうか。
連盟からはOgasawara、Nishihara、Satoh、Fujisawaの各氏。かつてOgasawaraさんと苦楽を共にした巨人軍のS.Johsukeさんもいらしていた。

2試合分スコアラーのあと、いよいよフレンズの番である。筆者はいつもの戦場カメラマンに変身。仮に2試合ともこのチーム相手ならば、今のフレンズなら勝てるはずと密かに期待を寄せる。しかし甘かった。のちに自分を責めることになる。取らぬ狸の皮算用。

対戦は地元三鷹の井口ヤング戦。大変失礼な物言いになるが、試合まえはFに勝機ありとみた。それはFの誰しもが思ったに違いないはずだ。
...ただし普段通りの野球が出来ていればの条件付きではある。初回3:1と井口Yがリード。予想外に打ち込まれた。


どこ見てんの?と、振り返るHaru。

だたっ広い広大な立派な球場の常、河川敷ルールと同じく外野を越せばあっという間にランニングホームランが成立するわけで。それが飛び出したのはFではなく3回のYであった。しかも下位打線8番打者に打たれる。


しかしその裏F、先頭Manatoの特大ツーベースを皮切りに、四死球絡みで3得点、8:4のダブルスコア。まだまだ勝負は諦めない空気感はあったものの、一方残された時間はさほどなく、若干悪い予感もし始めた。

最終回Akiがこの日2本目となる強烈な安打を放つも反撃ならず。

話変わって。
「一富士二鷹三茄子」と言う格言がある。初夢に見ると縁起がいいとされるものである。ここ三鷹でも富士山が見えたのである。「一富士二鷹三茄子」をもじって「三鷹で見たか富士三を」
どー見てもコレ、富士山ではないか。

炎天下の灼熱地獄に耐える本部席のテントであった。

閑話休題。
負けは負け。敗軍の将多くを語らず、ではあるけれど、少なく語らせて貰えば、圧倒的な力の差で負けたのなら納得すれども、今日の敗戦はなんとも消化不良で、どーして勝てなかったのだろうと、不思議な気分である。敗因を究明すれば何点か列挙出来うるけれど、それを超越したところでの不思議な負けであった。勝てる、あるいは勝つつもりで臨んだ試合だったし、何よりも今年のフレンズ選手やベンチスタッフが、並々ならぬ思いでこの大会に臨んでいることを少なからず知っている筆者には、なんとも言い難い試合なのだった。驕(おご)りがあったとしたらそれは筆者だけのものかもしれないが。

とにかく宮前にとっては羨ましい限りの素晴らしく巨大な総合グランドであった。何面にも分かれて1日で一挙十数試合を消化出来る。この素晴らしい芝生の球場を目に焼き付けておこうと、ワンカット撮ってみる。調布飛行場の隣、荒井由実的中央フリーウェイ。

おっといけねえ。
明日もOhmoriオヤジと連盟本部スコアラーとして朝が早い。負けてフレンズのいない大会で縁もゆかりもないチームの、炎天下のスコアブックの白は目に眩しすぎるわけで。それだけは避けたいよね、なんて車中Ayumuちゃんと話しながら来たのであったけれど、現実となってしまったのであった。
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2019年8月4日日曜日

祝・悲願達成!

本日日曜は昨日に続き連盟広報からの速報ブログなんである。
まずは愛媛で開催のNPBガールズトーナメントに参戦している神奈川代表YAMAYURIは、今日も勝って上位へ進出したとのこと。40数チームの全国大会ゆえ、まだ先は長いわけで。滞在費などが大変と思うけれど、頑張ってくだされまし。

そーなんである。今日は朝霞のRawlingsJAPANフレンドリーカップの準決、決勝であった。本大会開催以来あと一歩のところでその冠を逃して来た宮前ナイン。今年にかける意気込みは半端なく、宮前全6年生を対象にレベルアップ教室まで開催し、まさに宮前のチカラの底上げを図って来たわけで。フレンズの筆者が言うのもなんだけれど。

ここからはさも観戦して来たかのような、事実だけを正確に伝える新聞記者と、想像力と妄想力が真骨頂の小説家を足して2で割ったような内容となる。
準決の相手は日本のレッドクローバーズ戦。連盟Satohさんからの速報メールの最後には「クラブ勝利、決勝進出です」との文字が踊っていたのだった。
「晴耕雨読」特派員であるChihiroちゃんはじめ、他の関係者からの写真がLINEに届く。
かつてなんども連合チームのベンチに入って来た、フレンズ監督Itohくんも少年野球指導の視野がグッと広まり、さらに自身のレベルアップにもなっているだろうと想像する。今のフレンズ父母たちは知らないかもしれないが、現総監Satohくんもその昔若い頃には(今でも若いが)宮前連合にコーチとして参加し、MatsuiさんやOgasawaraさんの元で学んで来たのである。
Itohくん、実に楽しそうであった。
Yoshikawaオヤジの背中。何も聞くな、俺の背中を見て大きく育て...なんちゃって。
涼を取るための小型扇風機は、アイリスオーヤマ的なモノだろうか。
決勝までの空き時間にChihiro母からこんな写真が来た。Kaiが誰かとじゃれ合ってるような写真。
「これ誰だか分かりますか?」と、コメント付きで。
すぐに返信。
「ジャミラ!」
正解はクラブ主将に抜擢されたAkiであった。
※ちなみにジャミラとはウルトラマン怪獣で、旧ソ連の宇宙飛行士が宇宙に放り出されて怪獣になってしまい、地球に戻り仕方なくウルトラマン(セブンだったかな?)と戦うという、救いのないとても悲しい話で、涙無くしては語れない、子ども心にも深く印象に残っていたんである。筆者の息子も子供の頃冬になるとセーターでこれをやって遊んでいた。「セーター伸びるからやめろ」と言っても嬉々としてやめなかった。
今大会、Akiのホームランは飛び出すのか?しかし昨日に続き決勝でも別のヒーローが誕生したんであった。
決勝の相手はブラジルである。(送ってもらったスコアによると、日系の選手が多いみたいである)アイルトン・セナやペレの母国である。関係ないか。
簡単に表記する。3回終了時でブラジルが0:3とリード。ところが4回表の宮前クラブの攻撃では打者一巡の猛攻というより、相手四球や失策に乗じAkiの安打などもあり一挙4:4の同点に追いつく。湧き上がる夏の入道雲ともっと湧き上がる宮前ベンチと応援団。筆者見てないけど(^-^)
更になんである。走者二人を塁に置き打順はトップに返り昨日ホームランを放っているKasamaくん。なんと二日連続でレフトオーバーのスリーランホームランで一気に7:4と逆転に成功す。ここが勝負どころとOgasawaraマジックも炸裂したに違いない。

試合はそのまま守り切り宮前勢が初の栄冠を勝ち取ったのだった。宮前悲願の達成であった。帽子投げの動画も送られて来た。アレはいつ見ても良いものである。
宮前のスポンサーでもあるRawlingsのHandaさんと、連盟事務局長のSatohさんのツーショット。特派員に特命を出して撮ってもらった。Handaさんいつもありがとうございます。Satohさん大変お疲れ様でした。
フレンズLINEにもItoh監督から動画と写真が来た。主将AkiとそのYukimatsuオヤジとのスリーショットに「優勝」の金のパネル。
もし筆者がもらうならこのパネルに書いてあって欲しいと思うのは「副賞NISSAN GT-Rニスモ50周年記念2020年バージョン1台」なんである。
もしYukimatsuオヤジがもらうならこのパネルに書いてあって欲しいと思うのは「副賞米俵1年分365俵」に違いない。
来週はいよいよフレンズのジャビットカップ本大会。相当な不安要素を抱えつつも、Akiが戻ってフレンズナイン全員野球で大暴れして欲しいものである。
最後はクラブの面々の恒例集合写真。連盟HPにもアップされる予定。みな実に良い笑顔であった。
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宮前連盟広報から

本日土曜は筆者、終日仕事にて買ったばかりの冷房の効いた部屋で粛々とキーボードとマウスで格闘していたんである。が、しかし、この日は宮前にとってはここで既報の通り、多方面にて暑く熱い闘いが繰り広げられていたんであった。フレンズは来週のジャビット本大会を見据えて終日二ヶ所の遠征練習試合に汗を流している。

連盟速報やLINEによる結果を記載。
「専修大カップ」に出場のヤングホークスは初戦敗退。
もう一つの宮前クラブが参戦する「岩井杯」は途中まで3:0とリードしながらも4回に同点さらに逆転され、結果こちらも敗退となった。
「岩井杯」ではあったが、「祝い杯」(さかずき)はあげられなかったのだった。

対してもう一方の宮前クラブは朝霞で開催のRawlingsフレンドリーインターナショナルカップに今年も参戦。ブラジル、ペルー、地元2チーム、江東区、そして我が宮前連合の6チームが参加する大会なんである。
予選リーグはダブルヘッダーにて、初戦地元朝霞のチームと7:0で圧勝、リトグリKasamaくんのホームランも飛び出したそうだ。
続く2戦目もVSペルー戦、6:1で予選一位通過で明日の決勝トーナメント進出決定なのであった。今年こそ優勝の思いは宮前関係者皆の悲願である。フレンドリーと銘打っている訳で、今晩は子供もオトナ関係者も皆、楽しい夜を過ごしていることだろう。例年なら花火大会で夜空を見上げているはずだ。
明日も頑張って欲しい。クラブ招集のKaiの母Chihiroちゃんから電送されて来た写真を。当「晴耕雨読」BLOGの、特派員記者兼戦場カメラマン兼美人妻である。朝霞は思いのほかめっちゃ立派な球場であった。


さてもう一発。
これも既報の通り、QueensのYumenoが神奈川代表YAMAYURIのセレクションを通り、代表メンバーに選出。日本プロ野球機構主催、NPBガールズトーナメントなんである。近年は愛媛県での開催で、全国から精鋭42チームが参集する、女子学童野球では最大の大会であろう。
県連審判でもある宮前の重鎮Uchimuraさんから速報が入った。神奈川YAMAYURI今日の初戦は地元愛媛のチーム。ちょっと自分には記憶にないくらいの点差でのコールドゲームで大勝であった。具体的な数字を表記するには相手チームが可哀想なくらい。昨年神奈川が優勝している訳で、ぜひ2連覇を目指して欲しい。ちなみにQのYumenoは見事ツーベースヒットを放ったそうである。

昨日のタウンニュース宮前版に掲載された記事を転載しちゃう。本来なら新聞記事掲載などは承諾を得ないといけないのだが、数年前タウンニュースに直で問い合わせた経験があり、責任者からメールをもらい大らかな返信内容で全然OKとのこと。ましてやその宮前市民には馴染み深いタウンニュース社には、Qの父もいるのであるからして。遡って大昔、朝日新聞掲載の写真をスマホで撮ってブログに載せ、のちに朝日本社に、これこれシカジカで当ブログは営利目的ではなくむしろ朝日の写真を絶賛する内容だからと承諾を得ようと連絡したら、担当者からは、これこれシカジカで、出典のクレジット入りで写真は有償で購入してくださいと言われたこともあった。彼らも仕事。法令遵守から仕方ないとは言え、世知辛い世の中になったものである。

※出典:宮前タウンニュース2019年8月2日号から
※筆者註1:写真のYumenoはこの数万倍美人である。
※筆者註2:Yumenoのおじいちゃんはこの日、愛媛ではなく朝霞のRawlings大会へ行っていたのだった。

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