2019年10月8日火曜日

昨日よりも明日へ

ネタは一週間以上経ってしまったけれど、世の中には3秒ルールというものがあるように、当ブログにも例外として一週間から1,2日経ってもすぐに拾い上げれば十分食せるものがあるのだった。それどころか、近年流行りの熟成肉というものがあるように、一週間以上寝かせることによって、より一層マイルドで味わい深いネタになったりする。
....か、どーかはかなり怪しいのであるが、なんとか29日の川少連初戦ブログなんである。諸事情により写真中心にて許されたし。

今年の川少連は30th記念大会、総勢1700名の選手が競い合う大会となって多くの球場に分かれたのだけれど、フレンズはAブロックにて(ラグビー風に言えばプールA、なんちゃって。にわかラグビーファンなんである)大師球場であった。川崎少年野球の聖地である。対戦は今年一度対戦した南河原リトルウィングス。

初回、2回と相手に点を取られて2:0。フレンズ慌てることはない、強豪ではあるけれどFが勝てる気がしてならなかったのだった。まだ十分時間はある。

ただ主砲Hideakiのバットからはこのところ快音が聞かれないのが気にかかる。火を噴くバットが彼の代名詞だが火を噴くどころか、梅雨時の風呂場のように湿りがちなバットなんである。杞憂に終われば良いのだが。2015年全国への切符を手にした時以来の、Yuiの目の覚めるようなホームランが脳裏によぎるわけで。

3裏Fは9番Haruyaがレフト線安打で出塁すると、トップバッターTsukasaのレフトオーバータイムリー二塁打で1点返し、さらにもう一点加点し2:2の同点と追いついた。

ところが喜びもつかの間、4回にはMLがすかさずまた一点勝ち越して3:2とされる展開に。いやはや接戦または僅差のゲームは想定していたが、3回に逆転まで行けなかったのが後々悔やまれるパターンか。
途中から雨がそぼ降る中Tsukasaが力投する。望遠で見ているとメガネが雨粒に覆われてかわいそうだった。ピッチャーライナーなどがきたら、視界が狭くて一瞬の判断が遅れて怪我しないだろうかと心配になる。他球場でも雨中戦となっているだろう。

安打数はML5本、Fは4本。1点ビハインドのまま迎えた最終回、Fは同点または逆転サヨナラの熱い思いを胸に攻撃するも安打が出ず。なんとか3塁まで走者を進めたが挟殺されて万事休す。

この結果が今のフレンズの実力かもしれない。「俺たちのチカラはこんなものじゃない。ここで立ち往生なんてしてる暇はない。もっと上を目指すんだ」と、筆者も思っていたのだったが。それはどこか自分を鼓舞するための方便であり、ジャビット優勝や宮前秋季準優勝の強いイメージが先行して、それはそれで誇りに思うけれど、反面、弱い部分に無意識に蓋をし、目を背けていたのかもしれないのだった。

と、思ってもあとの祭り。アフターフェスティバル。これで6年生は宮前公式戦は全て終了である。6年にもまだ若干の大会出場はあるけれど、公式にはこれからは新チームに移行することになるわけで。毎年のことであるが、この時期はどこも同じだけれど、チームの活動がバラバラになる。6年生は手持ち無沙汰になり、連合はもう一度召集され、5年以下は新人戦を控えて、オレンジも開催されている。
チームの過渡期。人心を掌握しひとつにまとめなければいけない、ある意味一番難しい時期なんである。長年少年野球をやっている筆者が言うのだから間違いない。ベテラン指導者なら誰でも理解できると思う。昨日の敗戦よりも明日の光。
....。
さて筆者的には常に頭を悩ませているのは、記念誌なんであった。おかげで頭髪は更に面白いように抜けて行き、帯状疱疹が再発し、喉にポリープが発見され、胃潰瘍で胃に穴があき、ギックリ腰と関節痛と捻挫と骨折が一度にやってきたかのようである。

ため息を吐きつつも自分を鼓舞し、明日になればなんとかなるさ的に、Macの電源を落とすのだった。
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2019年10月6日日曜日

98%+2%

今週は土曜も日曜も仕事である。今日土曜の昼食は一週間乗っていないカブにまたがり、気晴らしを兼ねてスシローへ行った。仕事の閉塞感を払拭する意味でも、シャバの空気を吸うのはリフレッシュ効果があるのは自明の理。筆者のカラダはラーメンとパスタとビールで出来ているけれど、一年に何回か鮨がどーしても食べたくなるんである。今日がその日だった。しかし行ったけれど超満員で諦めて、向かいのステーキガストへ。一年に何回かステーキもどーしても食べたくなるんである。明日も仕事でフレンズには行けないことは認識していたので、思い切りニンニク醤油ソースをたっぷり絡ませて肉を食したのであった。翌日妙齢の素敵な女性とチューをするかもしれない可能性がある場合は、ニンニクソースは当然ご法度なんであるが、その可能性は98%ないので安心して肉にかぶりついたのだった。はて、残りの2%はいったいどーしたものだろうか。現実的には100%ないのであるが、せめて2%の可能性を捨てずに生きるのがオトコの本懐というものだろう。いくら歳を重ねても2%が0%になったら、オトコを捨てる時である。

さて野球ブログネタは一週間過ぎたら鮮度を失うし、自身も書くモチベーションが低下しちゃうのである。ましてや明日も仕事でゲンナリする中、ややもすると「負けちゃったしいっそ書かなくてもいいか」という悪魔の囁きに負けそうになる。
いやいや、そうもいくまいて。やはり初戦敗退と言えどフレンズブログは書かねば。

しかーしなんである。夜W杯ラグビーを観ながら仕事していた。前半戦はテレビとMacと交互に対峙しながら出来ていたものの、後半戦では仕事を放棄してTVにかじりついたわけで。サッカーで熱狂する体質ゆえか、ラグビーも実に面白い。自分がこんなにラグビーに熱中するとは意外であった。筆者のカラダはサッカーと野球とF1で出来ているワケで。いやあ、今大会も実に興奮する試合ばかりである。日本戦以外もTV観戦し面白いと思うようになった。奇しくも同時にバレーボールとセカリクが同時開催だけれど、ラグビー熱に影が霞んでしまった感があると思うのは筆者だけだろうか。

試合終了後、フレンズブログのための写真選択しているうちに、もうこの時間、ほぼ01時。
明日も仕事、夜までにクライアントへ数十枚の図面を送付しなきゃである。
初志貫徹し、なんとかお蔵入りだけは避けたいと思いつつも、もう寝なきゃと筆を置く意気地なしなのだった。
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2019年10月4日金曜日

姫たちの黄昏

なんとかブログ、ただしどーにかブログ、しかしやっとこブログの、三重苦に喘ぎながらの「晴耕雨読」ゆえ、写真にてさっくりブログなんである。仕事で疲れているとはいえお蔵入りだけは免れたいわけで。日曜夜までの新宿百貨店改装仕事に追加図面依頼があり、さらに今日池袋音楽スタジオの別件が発生しちゃったんである。

Queens(連合宮前スマイリーズ)の試合は開会式後の第三試合目、午後14:30からである。それまでに何試合か活写してみる。片方のドームでは女子野球が、隣のスタジアムでは連合宮前クラブJrが戦っていた。

本部テントでは各区の事務方がそれぞれの役割分担を粛々と担っている。宮前メンバーに挨拶して回る。クラブJrは快勝であった。川崎30th記念誌で何度もメールのやり取りをしている川少連のSuetomiさんと、この日初めてご対面であった。川少連記念誌をボランティア価格で鋭意製作中である。

長ーーーい時間を経てやっとQueensの試合である。相手はなんと先日シスタージャビットで大敗を喫した中原ルーキーズ。監督主将会議でクジを引く監督あるいは主将は肩の荷が重い。Qの素晴らしい伝統の一つは、OG家族たちが実に多く応援に来てくれることである。一人二人なら他のチームでもよく見かける光景だが、Qは多くのOG家族が和気藹々参集してくれるわけで。

4回までに5失点の5:0とリードを許す。

ファルコンズじゃなかった、フォルコンズOBのOhtsukaさんもビデオ撮影に。OMピクチャーズはこの「晴耕雨読」左にもリンクを貼ってあるのでぜひご覧あれ。

その裏Qの閉塞感を一気に吹き飛ばす打撃があった。主砲Yumenoがレフトフェンスオーバーの文句なしのホームランを放ったのである。女子でこの多摩川球場のフェンスオーバー本塁打はかなりレアである。総監Koshimizuさんも代表Murataさんも今まで見たことないと、目尻を下げ口元を緩ませるのも当然であった。


今年はQにとってある意味転換期。少人数問題に連盟が協力してくれて、連合スマイリーズとして他チームから急遽参戦してくれた姫三人。その一人アリコMinoriは俊足巧打の逸材である。何度も抜けるかと思われた打球をショートストッパー面目躍如の堅守で、Qを救ってくれた。他にもTsugumiなどが参戦してくれて、実にありがたいわけで。

ちょっと休憩...結局文章書いちゃってるから、すでに0:30過ぎだわ。写真を検証しながら書き始めるとつい書いちゃう、やはり職業病と言っても過言ではない。
鳥たちがワラワラ飛んでいる。

これにつられて黒い鳥たちに、何を勘違いしたか白鷺も合流して編隊を組み始めたのは面白かった。

最後はお約束のV字編隊を形成に成功。黒白連合鳥チームのV字編隊飛行をじっと見つめて写真に収める。ふと思った。このQ連合も後半戦V字回復で逆転劇を見たいぞと。

試合は7回までもつれ込んだ。圧倒的な打力で加点する中原に対して、最終回のQはまたしてもこの姫がやってくれた。Yumenoが2打席連続となるランニングホームランを放ち、11:7と猛追する。その前のKarinが起死回生の見事な二塁打を放ち、得意げにガッツポーズ。こんな笑顔が男女問わずチームを救うこともあるのだ。

相手は今大会最強の呼び声高い中原軍団。ジャビットに比べればまだ一矢報いた内容だったろうか。しかし得点は11:7で初戦敗退であった。6年生の数名は号泣していた。

朝の開会式ではこんなに晴天。

しかし暮れなずむ夕刻のQの敗戦に、暗雲垂れ込む隙間から、しくしくと夕陽が胸に射し込むのだった。
「黄昏(たそがれ)」
うんと大昔20代の頃イギリスへ行った時の、JAL機内で観たジェーン・フォンダ父娘主演の「黄昏」という映画を想起した。

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