2021年2月7日日曜日

ひこうき雲

 このところの晴天はいったいどーしたものだろう。日本海側は大雪だと言うのに。さて今日はQueensの卒団式であった。コロナ禍の中、例年の盛大なJAを借り切っての式は避けて、他チーム同様、御多分に洩れず第一公園のオープンエアーで開催となった。ある意味これだけ広大な会場で卒団式をすることは歴史的なことである。良からぬ輩(ヤカラ)のウィルスどももこれなら雲散霧消、すぐに尻尾を巻いて退散するに違いない。...と、思うことにする。

帰宅後仕事して夜はQブログを書こうと思いきや、仕事にトラブル発生し、やむなく夜は写真選択だけで手一杯なのだった。昨年から手掛けている案件の図面は建築と内装のコラボで、筆者の内装チームは建築のデータを元に粛々と進めていたのだが、今日上がってきた建築のサッシュ詳細図面が今までのモノと全く異なるもので、愕然としたのだった。これだとイチからまた詳細を描き直さねばならないわけで。速攻クライアントに確認のメール「唖然としました。いったいどーなってるんですか!」更に30分ほど電話で話し、クライアント担当者側から建築サイドへ修正の要望データを送ることになった。担当もずっとリモートワークだが、月曜に直談判しに行くらしい。そんなわけでQブログは次回へ持ち越しなんである。筆者は明日日曜も仕事である。


ただでは転ばない「晴耕雨読」。七転八倒からの七転び八起き。せっかくなので先日近くの公園で撮った梅の便りを載せたい。全てiPhone12Proでの写真。

紅白のコントラスト。白梅は五分咲きといったところか。

これは?ツバキっぽく見えるけどサザンカ?Googleレンズで検索するも今は忘れちゃった。

梅といえばこう言うピンク色を想像するのが常。梅の向こうにいる春の桜に期待を持たせるからだろうか、ピンク色には日本人にとってナニカ淡い期待感を感じさせるものがある。

その公園の真ん中にある桜の大樹はまだまだ、硬い蕾で身を閉ざしていた。「期待に胸が膨らむ」と言う慣用句があるが、これは「蕾が膨らむ様子を春への期待感」になぞらえたものなのだろうか、なーんてiPhoneの画面越しに思ってみる。

帰宅して仕事に戻ろうと思った矢先、静かな機械音が上空から聞こえてきた。ジェット機だった。普通なら一瞥しておしまいなのだが、これが実にひたすら愚直なまでに「一直線」なんであった。飛行機雲はよく見かける光景だ。ジェットの排気ガスに含まれる熱い水分が、大気中の冷気と反応して生成される雲の現象。普通は雲の後ろの方がすぐにぐずぐずになって飛行機雲の航跡は曖昧模糊となってしまうものだが、これは違った。ずず、ずーっと定規で引いたように直線をキープしていたんである。

後ろの航跡から先頭の飛行機まで。

おそらく上空がほぼ無風状態だったのではないだろうかと、想像しちゃう。こんな綺麗な航跡は滅多に見れないのではないだろうか。

図らずも昨年の医療従事者への感謝の気持ちを込めた、ブルーインパルスの見事な編隊飛行を想起することになった。あの時コロナの閉塞感が少し和らいだことが、これを見て胸に去来したのだった。

※動画も掲載。途中90度回転して見にくいけれど、そーゆー時はアナタの首を90度カクンと曲げて見て欲しい。肩こりがほぐれるかもしれない(^-^)


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2021年2月2日火曜日

山形「鬼滅の刃無限列車」

 前回からの続編なんである。日曜はフレンズ体験会(ティーボール)開催。今年から正式に幼稚園児や小さい子を対象に「ジュニアフレンズ」というカテゴリーを発足。月間スケジュールにジュニアを定期的に組み込んで活動することになった。野球の楽しさを広く知ってもらうことはもちろんだが、将来のフレンズ戦士の育成ももちろん視野に入れての企画である。毎年ギリでやっているが、ここでなんども書いているように、勝ち負けよりもまずは「人」である。会社でも同じだ。売り上げをあげて利潤を追求するには、まずは社員=「人」がいないことには話にならないわけで。

ガッツリピーカン晴天の下(もと)、6,7家庭が参加してくれた。まことに嬉しいことである。

Nakamura、Maeda両父コーチ主導で楽しく和気藹々と時間が過ぎてゆく。

最後は軽く試合形式で。父母も子どもに混じって参加。西有馬の入り口には2015年高円宮賜杯全国大会に出場時のノボリが風にはためいていた。筆者のデザイン制作であるが、あの時の苦労と楽しさが胸に蘇る。

既報の通りiPhone12Proに機種変しちゃったからには、嬉しげに動画も撮ってみたいわけで。以前の7ではこーも綺麗には撮れなかったはず。せっかくなので動画もアップ。

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例によってこのあと横浜牛久保公園へ赤カブの舵を切り、エコノミークラス症候群予防のためにガッツリ散歩運動。いつきてもこの種類の違うカモ二羽が仲良く寄り添っているんである。おそらく夫婦なのだろうと思う。片方がスイスイ水面を進むと、すぐに片方が慌てて付いて行く。人間界で言えば、カナダ人のオトコと日本人のオンナが結婚したように。QueensOGのSachiko父母、ジェフとエミー元気にしてるだろうか。

水面ではカモたちがスイスイ浮かんでいるその下で、巨大な鯉がズングリむっくりゆったりと泳いでいたのだった。まるで日米合同のイージス艦隊と、ロシア原潜がニアミスしたかのように。

徳生公園の池を見晴るかすと、水面(みなも)のさざ波に陽光が反射して、びっくりするくらいキラキラ輝いていた。「冬の宝石」Part2であった。動画にて。

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さて話は変わって最後に素敵な写真を。

「鬼滅の刃」の社会現象的大ブームは周知の通り。筆者は昨年Amazonプライムでアニメ全巻を観た。勧善懲悪に加えて敵役である鬼の悲しい心の内側をも描いて、実に日本人の琴線に触れるストーリー、これに加えてアニメとは思えないような丹念に描かれた映像の精密さに圧倒された。しかし映画「無限列車」を観に行くほど若くはないわけで。ブレードランナーの続編は独りで喜び勇んで観に行ったけれど。

今日久々に「山形39グループLINE」が賑わった。昨日今日「晴耕雨読」を読んだ人のために解説すると、これは筆者の中学時代の同級生LINEなんである。当時のクラス約40名のうち半数近くの18名が参加。既読スルーも多いけれど筆者にとっては望郷の念を禁じ得ない、素敵なツールなんである。Noriちゃんという女子から山形の「鬼滅の刃無限列車」の写真がアップロードされた。彼女は中学時代吹奏楽部で、今は音楽教室の先生をやっている。真夏の山形花笠踊りでは見事な激しいダンスのパフォーマンスを繰り広げ、実にアグレッシブな62歳女子だ。筆者なら5分で熱中症と腰痛とでぶっ倒れるだろう。

山形の「鬼滅の刃無限列車」とは。映画と同じ型式のSLが山形の第二公園に保存されている。筆者が高校生の頃から既にあったように記憶する。駅前のホテルを右折した先にあったはずだ。鬼滅にちなんで山形市行政をあげて、無限列車を再現しちゃったらしい。鬼が嫌うという藤棚までLEDで再現。全国あちこちに「鬼滅の刃」の聖地なるブームがあるが、山形のこれも聖地の一つである。仮にこれが東京の渋谷宮下公園の上に出来たなら、全国から物凄い数のファンが押し寄せたに違いない。鬼滅、機密、気密、「三密」になることは火を見るよりも明らかだ。

以下、Noriちゃんに承諾を得て掲載。雪の白に夜景の青白さが映えて、実にバエちゃっている、綺麗なショット。

コロナで気が滅入ることばかりだが、....?おお、気が滅入るって、「気滅」じゃないか。

それはともかく、気が滅入ることばかりばかりでない。山形39LINEでは時候の挨拶から始まって、コロナで窮地に陥った仲間の、お互いの身の上を案じ、気遣いと励ましの言葉が溢れている。むしろコロナで郷里の互いの絆が深まったように感じて、一人しんみり嬉しくなっちゃう今日この頃なのだった。

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2021年2月1日月曜日

キラリ冬の宝石

 土日も仕事だったけれど、数時間ならまいっか、てなわけで、まずは土曜は午前だけQueensへ。今日日曜も午前フレンズへ行き、昼は味噌ラーメン+餃子をはむはむし、ついでに近くの横浜牛久保公園で散歩運動不足解消、すぐに帰宅し仕事に戻り、夕方クライアントへデータ送信。

土曜も実に快晴だった。山形の友たちは雪に埋もれて暮らしているというのに。第一公園では久々に会長Sohmaさんの元気そうな顔があった。Satoh監督、Mochidaヘッドコーチらの根気強いコーチングには、いつ来ても頭が下がる思い。連盟Satohさんとも今季の春季大会の予定談義や、新設なった外野フェンスの検分。

昨年からQueensの新しいホームページを着々と準備。担当はWatanabe父。沖縄に赴任している息子さんにリモートでHP作成を頼み、父はOGとなった今年だが、Watanabeさんが管理運営をしてもらえることになった。実に嬉しいことである。卒団してもチームのために力を貸してもらえることは、本当に素晴らしいことだ。筆者もフレンズを卒業してからOBコーチとなり、そーゆーOBコーチスタッフが実に少ないのを、目の当たりにして20数年過ごして来たわけで。もっともフレンズは総監督Satoh、監督Inoue、理事Itohと、OB選手が主要スタッフを構成しているのは宮前でも特異な存在であろう。これはこれで、面白く興味深いことなんである。OB選手が社会人になりチームに帰って来てコーチになることは素敵なことだ。Qの先のSatoh、Mochida、Kurashige、各氏もOG父コーチである。また大ちゃんやリョウくんも宮前の選手OBコーチである。そんなQueensが筆者は好きだ。

Q選手にiPhoneカメラを向けたら、Watanabeさんが画角の隅に入っていたのであえてそのまま活写。HP更新のためだろうと思う。新しいQueensのHPリンクは当「晴耕雨読」右にロゴを貼ってあるので是非、ポチクリを!ただしまだ出来立てで、細部は未調整ではあるけれど。

前回Qブログに続いてこれまたライト方面へ。ふと後ろの斜面を見ると氷が張っていた。何やら記者魂の探究心が疼(うず)いて近寄ってみたのだった。正中近い冬の陽光を浴びてキラキラ光る光景が目に入る。

近寄ってよーく見ると崩れた霜柱の大群だった。もう少しするとこれも儚(はかな)く溶けてしまいそうだ。一個一個が太陽の光を反射してまるで「冬の宝石」みたいに光り輝いていた。iPhone12Proだから撮れたのかどうかはわからないが、少なくとも前の7ではこんな一眼レフのようなボケ感のあるドアップの鮮明な絵は撮れなかったと思う。

仕事に戻る前の帰路、春には桜が綺麗な小台公園に寄ってみた。老木の切り株があった。樹齢何十年か、何百年かしら。それを思えばそろそろ老境の域に入ったと自認する筆者などは、まだまだ若造で、ヒヨッコだと自省することしきりである。

真ん中に穴が穿(うが)たれていたので、近くにゴロンと落ちていた枯れ木、おそらくは彼の生前の梢だったかもしれない枝を差してあげた。

これではバランスが整い過ぎて絵的にツマラナイではないか。なのでもう一本追加してみた。

「生前」と書いたけれど、彼は多分まだ生きているのである。ここから時間をかけてあちこちから芽を出し、枝を伸ばし、葉を蓄えて蘇生するのではと思う。

Queensやフレンズのみならず、人数不足で青色吐息なのは珍しくないと思ってもう何年経つだろうか。今季宮前春季では「30周年記念大会」と銘打って連盟事務方が着々と現在準備中である。しかしブルアロとイーグルスが選手不足で本大会には出場出来ず。明日は我が身。なんとしてでも勝ち負けよりも人を集めることが重要課題である。

全チームがいつかコロナに負けず冬を乗り越え、「芽を出し、枝を伸ばし、葉を蓄えて蘇生する」、そんな春を迎えたい。

....日曜のフレンズ体験会ブログはまたいずれ。

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