2015年2月2日月曜日

いい塩梅だ

「塩梅(あんばい)」の語源は大抵の大人なら知っているかと思うのだけれど、そうなんである。塩梅とは梅を塩漬けにする際の塩加減の良し悪しを言うわけである。塩と梅酢の加減次第で良い梅が浸かることから「うん、いい塩梅だ」となったらしい。それが転じてものごとの計画や指示が的確なことも案配とか按配とか言うわけである。但し高校受験生諸君。厳密にはちょっと違うかもしれないので、高校入試にこの問題が出たら筆者のこのブログは忘れて臨んでほしい。

高校1年のころ多感な筆者は毎日サッカーの部活に明け暮れていた。夏の合宿にはOBのかなりのお年を召した名物おじさんOBがやってきた。氏は練習風景を見ながら「ん、やんばいだ」鋭いシュートを見て「ん、やんばいだ」華麗なドリブルをみて「んー!やんばいだ」と言っていた。多少山形訛りも手伝っていたのだが「やんばいだ」が実は「いい塩梅だ→いあんばいだ→いやんばいだ→やんばいだ」と変化した結果であることは当時の筆者でも理解出来た。
塩梅というのは実に大切なことで、ものごとの絶妙なバランスを保つことも「塩梅」と言い換えて差し支えないだろう。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。とかくこの世は住みにくい」
夏目漱石なら知っているが高校受験生ならややもすると知らない子もいるかもしれない。
住みにくいこの世の中を絶妙なバランスで生きてゆくことも「いい塩梅」と言えるのかも。その塩加減は学校の勉強では獲得出来ない、大人になって社会に揉まれて初めて学習出来ることなんだろう。

今日日曜は素晴らしい好天に恵まれて、フレンズの子らは午前中、冬の練習の定番、走り込みを横浜方面でやった。筆者の息子娘が現役だった頃も西有馬と有馬中学のブロックを何十周も走ったものだった。地味で苦しい練習ではあるが小学生とはいえこの足腰の鍛錬がないと長い1年間を戦うことが出来ないし、その副産物として粘りや精神的な強さをも養えることにもなるわけで。

筆者はお昼にどうしても蕎麦が食いたくなり、学校への途中そば屋へ寄った。食後外で一服していると近くの華やかな光景が目に入る。なにやら燃えるというより萌えるようなやたら白い風景であった。えっ、まさかもうこの時季に梅?
まだ2月1日である。しかし白梅がこれでもかと言わんばかりに凛とした冷たい空気の中で咲き誇っていたんである。

今日はフレンズロゴを胸にあしらったオリジナルパーカーが手に入る。オトコ物1着3,160円。母たちは紐をピンクに変えたのでほんの少し高く3,280円。良いではないか、なかなかのアイディアである。昨今革新的な印刷技術で衣服への高度なプリントが主流になりつつあるけれど、やはり手仕事の刺繍がしっくりきちゃうわけで。
それにしてもiPhoneで撮り、NIKONP100でも撮りもしたが、どうしてこうも色がバランバランなんであろうか。太陽光、室内の人工光、フラッシュの有無、光の加減などで色が全然違って来る。光の「塩梅」で写真の色は大きく違って来るわけで。左下はフレンズLINEにアップされた母マネKeiの写真。ロゴと紐のピンクがリンクしちゃって良い感じである。

このブログを書いていて想いだした。
2008年に宮前5年連合ルーキーズのTシャツを作った時に、当時のフレンズ主将Kenta母に頼まれて作ったオリジナルロゴ、「Rookies」
自分の作ったデザインが現物になった時が作者にとっては一番嬉しい瞬間である。
店舗設計業もそうだけれど、平面2D(二次元=x+y)のパソコンから飛び出してそれが肉眼で確認出来る3D(三次元x+y+z)のモノになった時が最高なんである。
フレンズロゴもルーキーズロゴも、チーム内のバランスも含めて「いい塩梅」で少しずつ前に進んでいると実感する今日このごろなんである。
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