「あな、おそろしや」
穴が恐ろしいのは、角を曲がった瞬間マンホールのフタが開いていた時。
ANAが恐ろしいのは、嵐の夜旅客機が行方不明になった時。
アナが恐ろしいのは、ニュース原稿を読み間違えた時。
または姉の雪の女王が意固地に怒り狂った時。...なんである。
「あな、おそろしや」
中学生になれば習うはずだが、「あな」は「ああ!」と同義であり、「ああ!なんて恐ろしいことだ」という意味であることは、紫式部なら知っているが、3歳児は知らないはずだ。
筆者にとってああ!なんてこったい的な恐ろしい事件が次々と身に降りかかって来たこの1,2週間なんである。
先日のブログに「時限爆弾付き便座」の話を書いたばかり。その後の顛末を詳細に書けば恐怖映画を1本撮れるくらいのものだった。思いだすだけでも身の毛もよだつ展開が待っていたんである。夢に出てきそうになるので端的に書けば、Amazonでウォシュレットを購入、素人でも設置可能、早速説明書をさっと読み流しただけで作業開始、まずは給水バルブを締めたつもりでホースを抜くと.......もの凄い勢いで水が噴出、天井まで吹き上げあっという間に床は水浸し、パンツまで全身びしょ濡れ頭は落ち武者状態、水はインダス川のごとく廊下、キッチンから仕事部屋まで溢れ流れ、目も開けていられないほどの水圧で映画「ポセイドンアドベンチャー」のように死ぬ思いの中でやっとバルブを締め切り、周りを見れば床には琵琶湖のように満々と水をたたえる光景に唖然とし、すぐさま階下の住宅へ急行し天井からの豪雨のような漏水に気を失いそうになり、床に頭を擦り付けんばかりに平身低頭、幸い階下の住人さんはとても人のいい方で笑って許していただいたけれど、今後の現状復帰の賠償は必至、行く末を案じればぶっ倒れそうになってしまったのであった.....。実際本当の話、その晩は昼間の恐怖と自分の情けなさであまり眠れなかったんである。
現在内装屋からのクロス張替の見積をマンション管理会社を通じ保険会社に査定に出している。近年査定が厳しくなり何割かしか下りないらしい。トホホな事件であった。
しかも今年に入ってキッチンのガス台の調子もすこぶる悪いんである。3口のうちのひとつが20秒後には火が消えてしまうんである。さすがにガス相手に素人では無理か....。
もしこのブログが一週間以上更新していなかったならば、「川崎市のマンションでガス爆発。素人がガス台を修理しようとしたことが原因か?現在消防が調査中。警察はここに居住していたTの行方を追っている」なんてゆー新聞記事を読者諸氏は目にすることになるかもしれない。
その時は皆さんよろしく、なんである。
さてそんなこんなで満身創痍の身も心も財布もボロボロの筆者に畳み掛けるような恐怖の事件が昨日あった。
仕事はもちろんのこと、今やパソコンがないと死活問題になるほどの人は相当数いるはずだ。一家の主婦ならばまだともかく、仕事上パソコンがないことにはどうにもならないサラリーマン、自営業者はかなり多いはず。筆者などの設計業界はパソコンがなければ仕事は確実にゼロになる。サラリーマンはPCが壊れたら会社が当然新しいのを用意してくれるけれど、個人事業者は全て自腹なんである。
iMac2007.2GHz.IntelCore2Duo。メモリ2GB.内蔵HDD500GB.外付HDD1TB。
筆者の相棒Macである。ヘビーユーザーにしてすでに7年が経った。3年前にHDDがクラッシュして大手術の末に心臓を入れ替え今日に至るも、最近かなりフリーズが頻繁に起きるようになったんである。そろそろヤバイとは覚悟はしていたけれど。ディスプレイの「焼け」も目立ってきていたし。
2月から静岡浜松での仕事が入り、いまのうちに確定申告の準備を少しでも進めようと、昨日夕方からExcelで数字と格闘していたんである。いつものようにフリーズしちゃった。うんともすんとも言わない。いつものように電源ボタンを押して強制終了し、時間を置いて再び起動。これで普通はまたサクサク仕事が出来るんであったが、昨日は違った。
Mac特有の「じゃーーーん♪」という起動音はなるものの、その後画面は真っ白、筆者の顔面は真っ青。「いつもと違うぞ!」長年Macと喜怒哀楽を共にして来たからワカルのだ、これは尋常ではないと。
必死こいて様々な再生手術を試みるも結果は似たり寄ったりで、いつものデスクトップ画面に到達しないまま、画面はホワイトアウトしたまま「禁止マーク」や「?マーク」が点滅するのみ。
こりゃだめだ。血の気が引いて行く。明日大枚はたいて最新iMacを買いにいかねばだ。決心した。息子が最近その最新のiMacを購入したばかりなので電話してAmazonと価格ドットコムとヨドバシの値段を調べてもらったりした。27インチ欲しいなあ、でも高いなあ。Windowsマシンの安いものとMacの安いものとでは倍以上違う。
寝る前にもう一度だけ再生を試みようか。3,4時間ほどさんざんやったけれどP,R,Command、Optionキーを同時に押しながら起動させる方法だ。PRAMクリアという起動方法。何度もやったけれど最後のあがき。これでダメなら明日渋谷のAppStoreへ行こう。逆に買い替えのいい機会なのだと自分にいい聞かせつつ。むしろ喉から手が出るほど最新Macが欲しかったのも事実であるからして。
「じゃーーーん♪」
青天の霹靂。青空に白い打球が吸い込まれるような爽快な光景を目にした時のように、何事もなかったように素敵ないつもの画面が現れたんであった。キセキだった。
「マジかよっ!」
違う意味でぶっ倒れそうになった。
今日はだからこうして、かろうじてブログ更新出来ている。
しかし三途の川の一歩手前に来ていることには変わりないはずだ。いつまた救急搬送の憂き目にあうかもしれず。
もしこのブログが一週間以上更新していなかったならば、愛機iMacが三途の川の向こうへ渡ったものとして、しばらく喪に服しているとご理解頂きたいと思う今日この頃なんである。その時は皆様よろしくなんである。
蛇足というか次回予告というか。
小欄少年野球「晴耕雨読」BLOGでは、積年の願いであった宮前全21チームのリンクを計画している。各チームのロゴを一枚のJPGに編集しそれをクリックすれば連盟HPに飛んでいく仕組み。もちろん個々のテキストリンクも貼ろうと画策。連盟の力を借りようとも思ったけれど、ナイーブな障壁もあり断念し自力で勝手にリンクすることにした。
これらのロゴを編集しちゃうんである。
詳しくはまたいずれ(^-^)
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