2018年5月22日火曜日

上を目指せ、自信を持って

防犯大会2回戦なんである。筆者が戦場へ赴いた時は折しもウルフVSワイルダース戦であった。1回、2回と両者共に譲らず0:0、しかし3回ウルフ打線が本領発揮し、大量11得点を挙げて試合を決めた。


いよいよブルアロVSフレンズなんである。試合前の本部裏では「結構、拮抗したゲームになるのでは」との見方があった。フレンズは前試合で良い勝ち方をしているので、この調子を堅持し臨めば...とは言え、堅い守備力と強力打線のあのブルアロである。果たして。


Fは初回裏敵失や二死満塁から、Manatoの選球眼で押し出しなどで2点を先制。更に3回裏にはここまで無安打だったF打線、Akiに安打が飛び出し、Ichiyaにも綺麗なレフト方向への得点打などが出て4点追加、6:0と点差を広げる思わぬ展開となった。


更に圧巻は4回だった。先頭打者Shohの渾身の一撃による白球は、センター上空をギュンギュン唸りをあげて飛翔。あわや「行く」かと思うほど迫力のある打球はセンターオーバーの見事な二塁打。2番Tsukasaが手堅く送り、その後生還し7点目を追加。

続く3番は一死走者なしでAkiが満を持しての打席。ワンボールナッシングからの2投目を豪快に振り抜くと、打球は高々と五月晴れの宮前上空を舞い上がる。左翼手が懸命にネット際まで背走するも白球はその遥か後方へ見事着弾したのだった。前回も書いたけれどやっと5年になったAki(本当はHideaki)は、宮前少年野球のメッカ第一公園で今季きっと本塁打を打つと思っていた。それを目の当たりにしてやっと思いが叶ったのだった。野球にはどん欲だが、性格が控え目ゆえ皆の手荒な祝福にもハニカミながら応える野球小僧なんであった。



その後もM.Harutoの渋い執念の内野安打や、Ichiyaのスタイリッシュなタイムリーツーベース、最後はK.Kaitoのレフト前得点打で10点差となり結果この時点でコールドゲームとなった。
Akiのド派手なホームランに隠れがちだが、それよりも嬉しかったのが主将Shohの投打に渡る大活躍だった。素晴らしいセンターオーバーも良かったがそれを凌駕する投手成績が素晴らしい。初回被安打1はあるものの、その後は強豪打線に対し無安打無失点無四死球。味方守備も1失策のみ。最初は好投、次第に力投、最後は快投、いや大快投と言えよう。打線が奮起して得点できたのはこの投手の快投でゼロ封にしてくれた安心感あってこそではないだろうか。このShohの投球に呼応するかのように飛び出したのが、Akiの本塁打のような気がしてならない。チームに活力と勇気を与えたのが彼のピッチングだったと思うのは穿った見方だろうか。

来週はいよいよ準決、決勝。フレンズにとっては数年ぶりの快挙である。来週は巨大な王者の壁が立ちはだかっているが、ベスト4に甘んじる気はない。今の俺たちにはもっと上を目指すチカラがあると信じよう、自信を持って...。
.......
3試合目はリトルグリーンズVSイーグルス戦。シートノックと主審のプレー宣告を聞いてのち連盟広報としては後ろ髪引かれる思いで筆者は戦場を後にした。

かつて監督Itohくんと同級生でフレンズOBの息子の家に行く約束があったのだった。宮崎台から田園都市線に乗り南町田へ。息子の高層マンションから見遥かす関東の5月の青空には一点の曇りもなく、息子の仕事の悩みや嫁さんの日常やマーゴたちと拙い会話をしながら、清々しい気分でビールをあおったのだった。

夕方フレンズLINEに祝勝会のお知らせがあったけれど、自分は行かない方が良いと思いながら息子のマンションを辞する。最近妙に寝不足気味な筆者、帰りの電車ではいつの間にこんこんと居眠りしちゃって鷺沼と違う駅で降りてしまい、久々に酔ってしまったのだった。
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