2021年9月4日土曜日

歴戦の雄、雨に散る

 秋季大会決勝トーナメント戦も大詰めとなった土曜、小雨そぼ降る中でのリトルグリーンズVSヤングホークスの好カード、勝者は明日の決勝に駒を進めることになる。ヤングは30th記念大会リーグの激戦を最優秀の成績で突破してきたわけで、決勝トーナメント、絶対に負けられない戦いがそこにはあった。...なんて。

例によって筆者は連盟広報兼記念誌カメラマンとしてファウルグランド内で撮影。しかし、ピーカンでもなく暗くもなくの、中途半端な薄暗い雨模様の光加減は、カメラマン泣かせであった。どーにもピントが合わずクッキリとした鮮明な画像が得られないことをお許しあれ。

初回早速2点先制するLG軍に対し、その裏すかさず1点を返すYH軍団。

その後両軍無得点のまま回は進み4裏、YHが一挙3点を返し2:4と鮮やかに逆転。

しかし今季いくつもの接戦をものにしてきたLG、5回には打線が奮起大量5点を入れ7:4と逆転する。その後YHも1点を返し7:5と追撃。内容の濃い戦いとなった。

次々と本塁に生還する選手たち。実はここに一人のオトナも本塁ではなく本部席に生還した者がいた。連盟復帰おめでとー、事務局のIT担当大臣、Fujisawaさんであった。

最終回に大きなドラマが待っていた。後がない後攻のYH、3月から始まった激動の記念大会リーグ戦を長期にわたって戦い抜いてきた、いわば「歴戦の雄」の意地を見せたのだった。主砲の長打などで、7:7の同点に追いついたのだった。しかも制限時間切れの10数秒前だったんである。歓喜に湧くYH軍。土壇場で特別延長戦へ突入となる。

無死1、2塁からの特別延長戦。LGは大技小技を織り交ぜて4得点し、11:7とする。昔のように無死満塁ならいざ知らず、走者は二人のみ、4点の差は大きくYHにのしかかる。

その裏YHも死力を尽くし1得点、11:8と猛追。更に得点圏に走者を置いて打者はライト前安打、これをライトNishimuraくんが本塁バックホームの好返球、チームの要、捕手Torigoeくんが半身を回転しタッチに行く、走者はまさにタッチの差でアウト。その時の様子を6枚ほど連写したのだが、かいつまんで3枚に凝縮。

結果は追いつ追われつ、抜きつ抜かれつの素晴らしいゲーム内容、LGの勝利となった。無念のヤングも素晴らしい戦いぶりだった。最終回時間ギリでの同点に追いついた彼らは、下を向く必要はなく、自信と誇りを持って上を向いて欲しいと願うのだった。

明日はいよいよ2021秋季大会兼30th記念大会、決勝戦である。

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