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2024年5月9日木曜日

母の日はスペシャルゲームで

 筆者が20th宮少連創立記念誌に携わったのは、今から14年前のことだった。当時はプロのデザイナーを起用して、筆者はメインの表紙やマップなどピンポイントで制作に参加した。Kasaharaさんが存命の頃で、編集長はこれまた業界プロの連盟副事務局Nishimuraさん(福岡)だった。編集委員会も後半に入り、委員会打合でページ数の関係で特別に「ポエム」のページを作りたいと、鬼編集長から打診があったんである。ポエム=詩なんて小学生の宿題以来書いたことがない。首を捻り頭を抱え込みながらアイディアを練った。少年少女野球にまつわる詩をフツーに書いたのではつまらないし、逆に美辞麗句を並べて鼻持ちならない作品に陥る危険性がある。そこで閃いたのが、野球少年の目線と、その父親の目線、更に母から見た我が子の、三者の立場に分けて書いて、最後に連盟からのメッセージとして、未来を見据えた希望と願いを書こうと思ったのだった。もっとも最後が連盟からのメッセージだとは誰も気づかないと思うけれど。子、父、母、三者の詩を均等に書くつもりが、やはりどうしても長くなったのは最後の母の目線の詩であった。子に対する思い入れはきっと母親が一番強いと思うのである。昔一度掲載したような記憶もあるが、当時の記念誌のページを再掲載。

という訳で「母の日」なんであった。来たる5/12日曜は防犯大会と母の日が見事にマッチング。一ヶ月ほど前にFujisawa事務局長からこの日の一部アイディア、プランをチラリと聞いたのだが、素敵な提案にもろ手を上げて賛成したのだった。今日連盟役員LINEでその全貌が明らかになったんである。想定した以上のスケール感。ここで詳細は書けない。キーワードは「ピンク」...連盟・審判部からちょっとした選手と母へのサプライズ演出。当日は4試合だから8チームのみの試合となるがお楽しみに。特にお母さん方の多くの参加応援を。そして子どもたちは普段照れくさくて言えないだろうけど、その日は母への感謝の気持ちを伝えてみよう、1本のカーネーションの代わりに。きっとお母さんはカーネーション100本分くらい嬉しいと思うよ。

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もう一発別件ブログ発動。昨年宮少連新生ロゴマークを制作し、その後連盟キャップを始め、多くのアイテムに展開してきた。Fujisawaさんの尽力で大会冊子や連盟ALLのLINEグループアイコンもその一例。名刺も作り各方面に好評のようである。更に今回ステッカーを作ったんである。

機会があればいつかは作りたいと思っていたが、ひょんなことから作らざるを得ない状況になったと言うのが正直なところ。大昔から筆者の個人的な名刺や年賀状などを発注したり、フレンズ、Queens、連盟関連などでも利用してきたネット印刷会社「プリントパック」から一ヶ月前にメールが来たのだった。「お客様のポイントが3300ポイント(円)貯まってるよん、4月末で期限が切れちゃうけど、どーする?」と言う内容だった。スーパーのポイントでレジのおばさんから「月末で53ポイント消滅しますよ」と言われてもなんとも思わないけれど、3,300円といえばちょっと勿体ないではないか。プリントパックHPでステッカーをタダで作ることを決めたまでは良いが、データ入稿方法が「イラストレーター」データ限定なんであった。これは世界中のグラフィックデザイナーが愛用しているAdobe社のアプリ。昔は筆者も使っていたがMacのOSバージョンアップと共に古くなり使用不能になって久しい。一時は諦めて3,300円をドブに捨てるつもりだった。しかし起死回生、「イラストレーター」は今サブスクに移行し昔のように買取で10数万円する訳ではなく、一ヶ月4,000円程度の月払いになっていたのである。と言っても年がら年中使うアプリではないので、7日間の無料体験版を使うことにしたんである。

ステッカーは連盟とQueensどちらか一方なら10シート発注で2,800円で済む。(定価は1万円ほど)すぐに即決、両方作っちゃおうと。筆者がまだフレンズ在籍だったならフレンズ分も大盤振る舞いで作ったけれど断念...。合計5,600円で3,300ポイントを充当したとしても2,300円の持ち出しだが、気にしない気にしない。無料期間でイラレで作ったデータがこれ。ピンクのラインはレーザーカットの指定ラインである。一枚一枚ペリペリと剥がせるタイプ。ついでにTDテシマデザイン事務所のステッカーもご愛嬌で追加。

今週GW明けに現物が届いたんである。連盟19名個々に全種数枚づつ配付し残りを連盟用に保管。連合ヘルメットに貼る計画もある。Queensは選手個々と、各家庭保護者にも、もちろん監督コーチスタッフの分も配付予定。その写真を一挙掲載して今日はおしまい。

土曜はQueensJA杯で境川。日曜は連盟初の粋な試み、母の日スペシャルゲームが開催なんである。

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2024年5月5日日曜日

防犯大会開幕 ブログ3段活用

 5/5奇しくも子どもの日に防犯大会開幕となった。しかも五月晴れの快晴なんである。前置きが長いのが「晴耕雨読」の悪癖、今回は早速行ってみよう。なぜなら開会式行進の全17チームの勇姿も掲載しちゃうからだ。試合は2試合のみとはいえ、全写真何枚になるかは怖いのでカウントしてない。

●第57回 宮前区防犯大会 開会式

...の前に。写真は影日向のコントラストが激しく、顔の表情が暗くなりがち。下はオリジナル写真。

これを軽減せんとMACにプリインストールされているアプリ「プレビュー」で全チーム暗部を光量補正した。ただし逆に明るい部分がいわゆる「白飛び」する場合もあるので油断できない。補正した写真がコレ。全体が妙にクールな空気感になっちゃうけれど、顔が真っ暗よりはマシである。

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昨年度優勝はウルフ。優勝旗、優勝杯の変換。

選手宣誓を見事に決めたサンダース主将くん。

始球式は来賓議員さんから若手の矢沢さん。外角高めの高速カーブボール。キャッチャーは連盟会長Matsuiさん。少年のような野球魂に火がついちゃったか。やはり血が騒ぐのである。筆者も今でもサッカーボールが転がっていると、つい蹴飛ばしたくなっちゃうわけで。

●バーズVSアリコ

初回Bは無得点での幕開け。Seki監督は昨年息子Rentarohくん擁するバーズを、トップの舞台で牽引してきた。今季は打って変わって落差の大きいチームをゼロから立て直す重責を担うわけで。

対するA軍はEndoh監督。1回からいきなりのとんでもない事態に。A打線が断続的ながらもヒットを連発、無死満塁、延々と点を重ねてゆくのであった。

初回から投手交代の策に出るも、焼け石に水状態、苦渋の監督、ベンチ。ついにA軍は12得点する。

B軍変わらず打棒振るわずのこう着状態。ところが2裏にはA軍さぞかしまた大量点かと思われたが、拍子抜けの無得点。

更に3回もゼロだったバーズ、裏のB攻撃を待たずしてそのまま規定により0:12でAの勝利。Seki監督の言を借りれば「これから、これから」確かにもう失うものは何もない、みんな伸び代しかないわけで。前向きに捉えるSekiさんであった。

冒頭で前置きが長いのは「晴耕雨読」の悪癖と自省したが、途中でエピソードトークを挟むのも「晴耕雨読」的ワルい癖。開会式後フレンズ総監Satohくんと談笑していたら、驚くべき偶然、いや必然か、面白い話をしてくれたのだった。傍(かたわ)らにいたライナーズ28番のKamijohさんを紹介してくれた。なんと彼はSatoh総監と同じ年代の選手で当時はレッパの主将だったとのこと。数十年ぶりの再会。総監曰く更に遠征先の対戦相手から「Satohさんですよね?」と声をかけられて怪訝そうに返事したら、実はかくかくしかじか、あの当時の俺ですよ、とか。また、Kamijohさんも最近某チームに入った子の親と自分は同級生だった、とかとか。こんな繋がりの話には枚挙に暇(いとま)がない。

※マシンガンのように聞いた話なので、若干の間違いがあるかもしれない。その際はご勘弁を。文章の趣旨は相違ないと思う。

フレンズは選手OBが監督やベンチコーチをやる、宮前でも前例のない特異なチームだ、と書いたのはもう何年も前だ。近年選手OBたちが大人になって縁(ゆかり)のあるチームの監督やコーチをやる姿はもう珍しくない。ちょうどアラフォー世代になった証拠である。実に感慨深いものである。

●メイツVSライナーズ

そのKamijohさんがLのシートノック。初回Mは幸先よく1点を先制す。

裏のL軍の攻撃では、見事2得点しすぐさま逆転に成功。

LにはQueens姫の4年Sawaが在籍。Ohtake父は毎週熱心にQ練習にもきてくれている。白縁メガネは決して哀川翔ではない。

続いて2裏のL、追加点を入れて1:5。

それにしてもこの試合、やたら本塁でのクロスプレーが異常に多いのであった。それは外野前の浅いタイムリーや、WP+PBなどによることが多かった(個人的見解)かもしれない。Mも猛追し3:5とする。

Lも攻撃の手を緩めず更に3点追加。するとまたMも追う展開に。

終わってみれば5:9でLが毎回得点で勝利となった。ここで筆者はドロン。明日月曜はGW最終日、防犯大会2日目だが、筆者はクライアントとの電話かリモートでの打合の予定があってお休みしちゃうのである。

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最後にオマケ文章を書くのも「晴耕雨読」的悪癖。前置き+中段挿話+最後の余談と、「晴耕雨読」悪癖の3段活用。試合中ふと足元を見たら、何やらモゾモゾくねくねの運動をくり返す物体があった。携帯椅子の日陰に向かって進むナニカの幼虫なんである。(カナブンか?)この灼熱のコンクリートをどーやってここまで来たのだろうかと驚いた。昨年の「暖冬で熊も冬眠しなくなった」との報道も記憶に新しい。夏のような日差しにこの幼虫も、うっかり7月かと勘違いして地面から這い出してきたに違いない。このままではナメクジのように溶けてなくなっちゃうではないか。一生懸命に生きようとするその小さな命は、イタイケであまりに哀れだ。本部へ駆け戻り言った。

「割り箸ってあったっけ?」

「あるよ」と、Ohtakeさん。

「あそこにいる幼虫を地面に返してあげなきゃだよ」

「手づかみでやれば?」と、Fujisawaさん。

「んじゃ、Fujisawaさんやってよ、出来る?」

「俺、無理!」

筆者も子どもの頃はミミズとか蜂の幼虫とか平気だったが、今は無理だ。カナブンの成虫なら喜んで手に取るのだが。割り箸でそっと掴んで、本部席裏の木陰になった木の根元に穴を掘り、本来この時季、彼のいるべき場所に戻してあげたのだった。早起きにも程がある。もう少し惰眠を貪(むさぼ)って良いのだ。

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