2023年秋季大会、昨日のJr決勝に続き、本大会決勝戦なんである。ただしスコアブックがないので、いつも通りざっくりになって詳細な瞬間は書けない。たとえばXX選手がX球目を打ってどこそこ方面へXベースヒット...なんてゆー表現は無理なんである。仮に微かに記憶にあっても安易には書かないようにしている。万一間違いがあるとイケナイからだ。またファインダーでヒットを打った選手を追っていると、ボールや守備の行方を半分しか見ておらず曖昧になり、2塁へ到達しても果たしてそれが、2塁打なのか、ワンヒット+ワンエラーなのかも不明な時もある。(間違い覚悟でどちらかを判断し書いちゃうこともあるけれど)しかしじゃあ、スコアブックがあれば良いかと言うと一概にそーとも言えない。ざっくり書けなくなり詳細に書くハメになって、時間がかかっちゃうことがあるからだ。でもやはりメリハリも付くし正確になるので手元にあったほうが良いに違いない。おっと、また前置きが...。白昼に伯仲の白熱した決勝戦なんである。
さて決勝戦は今季4強のうちの2チーム、宮崎モンスターズVS富士見台ウルフ少年野球クラブの頂上決戦である。初回表Mは無得点、その裏Wの攻撃では幸先良く1点先制となる。両軍投手ともにキレのある豪速球を投げる宮前を代表する長身痩躯の本格派だ。
その後2,3回共に拮抗しゼロが並ぶ。手垢の付いた表現なれど、まさに「決勝戦に相応しい」緊迫の展開となる。均衡を破ったのは4回のM。同点どころか更に1点をもぎ取り計2点、2:1と逆転に成功す。
ところがである。取られたら取り返すがあらゆるスポーツ競技の基本形。その裏Wも奮起し2点を追加し2:3とすぐに逆転する展開となった。
やはり実力伯仲の両チーム、反撃しても大量得点には至らず、逆に言えば反対のチームは守備が固く大量失点にさせないわけで。もちろん投手層の厚さは言わずもがなである。さすがは決勝戦であった。終盤5回裏Wはついに主将を含めた主軸で追加点2を入れた。これで2:5と引き離す。3点差は微妙なラインか。
ところがである。さすがは強豪モンタ軍。この3点差を繋いで1打、繋いで1打と死力を尽くして、この終盤6回に3点を返し、ついに5:5の同点に追いついたのだった。ゲームの流れは果たしてどちらに。
裏のWは無得点となり、ついにタイブレークに突入したのだった。決勝戦ならではの白熱のゲームとなった。7表Mは2得点す。
7:5で迎えた裏のW軍。果たして同点または逆転なるか...。スコアがなく下手なことは書けないので以下、写真で想像を膨らましてくだされ。
サヨナラのランナーが本塁を踏む瞬間。対照的にそれをじっと見つめるM捕手くん。彼は自らタイムをかけるなどしてチームを鼓舞したのだったが。
結果、Wが3点を入れて7:8X逆転サヨナラ優勝となったのだった。筆者昨日のブログに書いたはずだが、やはり「終盤逆転のウルフ」の異名は未だに健在だった。この印象は決して近年持ったわけではなく、大昔から抱いているイメージで、実際何度も目の当たりにしている。まさにウルフらしい勝利となったのだった。モンタの粘りも強豪らしく実に素晴らしいもので、決勝戦に相応しい...おっと、もう聞き飽きたか。
さて、ここまでは土曜までの話。翌日曜のオレンジ開幕戦はまた次回、なんである。ここでオマケ。連盟本部裏では試合前後は慌ただしく動き回るが、試合中はどーしているか。大体は椅子に座って試合を注視したり、次の試合のメンバー表チェックや、翌週や次の大会の予定を担当者同士で打合せしたりしている。試合中筆者は座るより外に出てカメラを構えるのがほとんどだ。そんな中、本部の机にはストップウォッチが3個。試合開始からの計測や、イニングごとのタイムなどやることは一杯あるんである。そのワンカットを。
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