2012年3月16日金曜日

人も動物も生き物

ちょっと前の話ではあるけれど、3月3日はひな祭りの女子のイベント大会。
この日は花フラさんとの試合終了後、一服しながら談笑していたら配偶者から電話あり。「今日のひな祭り、覚えているよね?」

焦った。失念していたんである。娘の娘、Minamiのひな祭りの日で、パーティーに呼ばれていたことを。速攻50ccのハーレーをかっ飛ばし帰宅、神木本町にある彼女の家へ。ほどなく娘夫の両親もやって来て、例によって宴会の始まり。娘も娘夫のKazumaもあまり酒は飲まないのだけれど、その我々両親たちは大の酒好きなんである。困った親たちなんである。
ピーチク、パーチク大きな口をあんぐり....。

お開きのあとは我々と、Kazumaの兄と両親の5人で、久地へタクシーを飛ばし地元の居酒屋「勘太」へ。我々にとってはアウェイの地での酒盛りであったが、ここに居酒屋のご夫婦が飼っているワンコがふたり。白と黒のポメラニアン。7ヶ月だそうだ。抱っこすると、ほわんほわんの毛並みにつぶらな瞳。なんちゅー可愛らしさ!酒の肴もすごく旨かったけれど、もっぱらこのポメふたりをオカズにして酒がすすむ。
奥の座敷から白と黒がかわりばんこにこちらをうかがう、文字通りのワンカットの写真。

全部可愛いけれど、写真を見てから気づいた。
足の先っちょが最高なんである。なんとも言えないちいさな足。

ふと気づいた。
1時間前にいた娘の家のMinamiの足元と似ていることに。
こちらはすでに1歳と3ヶ月のニンゲンではあるけれど。
人も動物も同じ、素敵に可愛い生き物なんだなあ。
ホッ。
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2012年3月15日木曜日

早春の陽気

以前もお台場の小話を書いたけれど、今回もそれ。
台場には筆者のクライアントの会社があり、久しぶりに打合で行ってきたんである。ポカポカ陽気の早春とも言えるほどの天気。やっと「早春」というコトバを使っても許されるようになったと思うわけで、メデタシメデタシなのだ。

担当者と13:00からむっつり...、じゃなかった、みっちり2時間、図面を皿を舐めるように検証しつつ打合。その間尻のポケットの携帯が5度ブルブル咆哮する。客との打合中なので携帯が鳴っていることはオクビにも出さず、打合に没頭するのだけれど、電話なのかメールの着信なのかくらいは気になるところ。最近はケツのブルブル具合でそれを見分ける、というか、感じ分けられるようになったスキルを身につけた。(嘘)

打合から解放されて表に出てフジテレビ本社方向へブラブラ。携帯を抜き着歴を確認。案の定全部メールであった。5個のメールのうち2個は例によって「迷惑メール」ここ1,2週間また連日いらっしゃっている。どう考えてもこんなメールに引っかかるヤツはいねえだろう、というような内容だ。初めて携帯を買ってもらった中学生ならいざ知らず、こちとら「携帯持ってる暦15年」なんだかんな、ナメンナヨってなわけで。曰く「あなた様に2億円の入金準備が整いましたのでお知らせいたします。つきましては下記URLから至急ご連絡下さい」って、笑っちゃうしかないアホメール。速攻削除。もう一つは新監督Otsuboさんから、日曜のスコアラー帯同可否に関するもの。あとの二つは...内緒(^^)....てゆーか、午前にこちらから打ったメールへの返信であった。

フジテレビ通用口には例によって芸能人の「デマチ」をするオッカケの女の子が数名、以外に陰気な雰囲気を身にまとい路上にタムロしていた。
携帯カメラでフジテレビ本社屋のお馴染み、あの球体を直下から見上げて撮ってみた。

すぐ近くでは何の番組か知らないけれど、TVカメラと音声さんとインタビュアーの3人ひと組で街頭アンケートを実施中。フリップに貼付けた人の写真を見せて感想を訊いていたみたいだ。通りすがりと思しき女子が応えていた。(この手のインタビュー映像は、本当に通りすがりの素人かどうかはヤラセの場合もあるからご用心なんである)
「エ〜っ、こっちはあり得な〜い!」
「こっちはマジ、ヤバイっすよねえ〜」
みたいな...。
早春の陽気の気分の高揚も手伝い、ニッポンは平和だなと感じた次第ではあるけれど、ふと震災の被災者のことが頭をよぎりどうにも複雑な気分に...。

もしこの番組がオンエアされた時は筆者が映っているやもしれず。たぶん筆者の後ろ姿が画面の背景の端にいるかもしれない。その時は頭頂部の光が反射して失明の恐れあるゆえ、みなさんには是非サングラスをかけて観ることを推奨したい。
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2012年3月14日水曜日

野球マグネットボード完成

このブログのヘビーユーザー、またはフレンズ関係者ならご存知、野球のスタメンを考える際のマグネットボードが完成しちゃった。2012年版。今年でいくつめを作ったのだろうか。
「デザイナーが大工を兼任」または「フェラーリ」或いは「AppleMacintosh」
と自任する。
共通項はナンデカッテ?
設計者自ら金槌をふるい、家を建てる。
エンジン供給とボディー製作が一体となったF1チーム。
オペレーションシステムMacOSとハードが一体化したコンピュータ。
頭で考えたデザインを実際に自分で作ることなんである。「シナプスの入り江」と「指先に走る電気信号」が一体化する瞬間を味わうことが出来る。(....なんちって)

まずはMacで去年と今年のメンバーの総入れ替え作業。
写真・名前・英文スペル・背番号・学年....間違いがないか何度も校正し、イラレで制作。画像はAdobeIllustratorで作ったデスクトップ写真。

打順を決めるエリアの選手個々のマグネットプレート製作。
一個のプレートは5層の材料で構成されている。つまり5種類の材料を貼り込んでいるんである。これは繊細な集中力と同時に腕が軽い筋肉痛になる力技の両方を必要とするんである。これマジッす。

次に守備位置を決めるエリアのマグネット。
ステッカー用紙に印刷したものに透明の紫外線カット耐水フィルムを貼り込む。そのシートを一個一個サークルカッターで丸くカット。この時だけはローガンキョーを必要とす。ロナルド・レーガン、レオナルド・ローガン?中心点を0.5mm狂っただけで失敗作になっちゃうからだ。これを更に20mmφのマグネットに貼り込む。

3年前から使用している、ベースになるマグネットボードに並べてみた。
左守備、右打順のボード。思わず自チームの打順と守備位置を真剣になってあれやこれや....かなり楽しい半面、どっぷり悩むことたましば。白紙のメンバー表を見ただけではこうはいかない。ウィスキーロック片手にチェスを楽しむがごとく楽しめるんでる。
監督は右のボードで先に打順を決める。とりあえず守備のことは考えずに。
そのあと左のボードで個々の守備位置を考えていく。
これらをビジュアルに立体的にシームレスに思考できちゃうのだ。ここがこのボードの最大の価値だと思う。
監督もさることながら、これをもらったスコアラーもラクチン。
メンバー表にはこれを見ながらサクサク書き込んでいけるんである。
試合前に主審が「キャプテ〜ン!ジャンケン!」のコールにも慌てずメンバー表を渡せる。
この使い勝手の良さは使った人でないとわからないかもしれないけれど。
また、「座学」にも活用出来る。
今の打球に対する守備位置のとり方や、フォーメーションの回り方、ランナーとアウトカウントの相関関係での守備選手の動き方など、子どもにわかりやすく説明出来ること間違いない。
子どもはこれ、いじるのが大好きなんである。

野球のExcelスコア集計ソフトは全国のみなさんに数年前から無償で差し上げているけれど、さすがにこれは頭と時間と労力を酷使するので止む無く有償。監督やコーチ・スコアラー個人のオヤジの財布からボランティアではキツイので、年間通じて使用することを思えばチームの部費からなら十分まかなえるかも。
なんせ、世界に一個しかない写真入りオリジナルだしね(^^)
来週あたりには、いちおう、このマグネットボードの第2弾をブログアップ予定なんである。(^^)/
(※ご購入、ご興味のある方は右、ワンコの「自己紹介」クリックからメールでどうぞ)
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2012年3月11日日曜日

Don't forget 3.11

忘れたくとも忘れてはいけない日がある。
忘れようとも忘れられない日がある。

無念の思いを抱いて瓦礫の暗闇で人生の目を閉じたひと。
襲いくる津波に家族を念ずる間もなく息することを止められたひと。
大きな花を咲かせる前に、ちいさな芽のまま奪われた子どもたちのいのち。

忘れない。忘れてはいけない。
時を経て記憶の風化の入り口に立ち止まり逡巡したとき、
自ら振り返り命の重さを手のひらにのせてみよう。

生きていることへの感謝のきもち。
生かされていることへのありがとう。
僕たち大人は、そんな心を持てる子どもを育もう。
僕たち大人は、大きな花を咲かせるよう彼らの背中をそっと押してあげよう。

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3.11 14:46
練習を中断し全員で黙祷。
追悼。
被災された方々のご冥福をお祈り申し上げます。


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2012年3月10日土曜日

謙虚な気持ち

極寒の3月4日、日曜日。
昨日のGカップ花フラ戦に続いて、この日は練習試合が組まれた。場所は西有馬スタジアム。筆者少し遅れて5万の大観衆の待つ会場へと急行。終盤までスコアラはKanedaコーチに任せて球場カメラマンとして奔走。最後はベレー帽とチョッキ(死語!)を脱ぎ捨てスコアラーに変身す。


花フラさんの土曜の対メイツ戦、激戦の印象があったのだけれど、結果は7:3で花フラ勝利。僅差とは言えないけれど大差での圧勝とも言えないスコア。しかも花フラ単打2本、うちは単打1本・二塁打1本。まあ、お互い褒められた打線ではない。ええい、この際、極寒の気候だったので極貧の打線だったということにしちゃおう。
前回ブログどおりQueensの女子二人もがんばっていた。Noeriは四球から盗塁を決め、Suzukaは精彩を欠いた1,2打席を払拭するかのように、最終打席で二遊間を抜ける単打で打点1、得点1。

フレンズベストプレイヤーはこの日先発、若干四球が多かったものの、打撃ではタイムリー2ベースを放ち打点2を挙げたMamoruに決定。

午後は有馬ドームに移動し近隣の横浜のチームとこれまた練習試合。
今季から28番に就いたNishikawaコーチの努力によって、変則A,Bチームの試合が実現。DH制で小さい子も出場させるスタイル。高校野球や昔のプロ選手の話をさせればこの人の右に出るヤツはいない。筆者なんぞ全く聞いたこともない選手の出身校や、どこの球団に入ったかなどのデータがiPhoneのハードディスクみたいにギッシリ詰まっているんである。「クイズミリオネア」に出て、野球のそんな問題が出たら、テレフォンに頼らずみのもんたの「ファイナルアンサー?」の前に正解を言っちゃうであろうことは火を見るよりも明らかなんである。

相手は茅ヶ崎エンデバーズ。スペースシャトルみたい。第一試合では4年生以下のメンバーで対戦。これは純粋Bチームとはいえないのでスコアブックはつけないことにした。スコアを付けなくて良くて、じっくり試合観戦出来るなんて年間通じて何試合もない。お互い小さい子ならではの珍プレー続出。
二試合めはうちは6年生以下、エンデバーズはオール5年生。そういう意味では不均等ではあるけれど、スコアをつけた。こちらは6年もいるけど2年もいるんで。うちはほぼまんべんなくヒットが出て結果7:1の快勝。
しかし、勝因は打線ではないと思っている。
エースの主将Takumiの力投だと思う。なぜなら昨年までうちは制球難で落した試合が山ほどあるけれど、開幕間もない試合でTakumiは四死球2個のみ。
試合後、ヤツの肩をたたき声をかけた。
「おうTakumi、ナイスピッチングだったぞっ」
彼の返事は、
「いえ、最後の回にフォアボールを出しちゃったので、自分としてはあまり....」
その謙虚な「キモチ」が嬉しいじゃないか。
ベストプレイヤーはTakumiである。

余談。
エンデバーズさんの誰かが、バックネット裏でビデオカメラを三脚に据えて撮っていた。クリック拡大してよーーーく見て欲しい。現実の絵とカメラのファインダーに記録されている絵を。

「現実」での打者のバットの角度と、ファインダーの中のそれ。0.00何秒の差だろうけれど、現実にビデオが追いついていないのである。ほんの少しの現実の過去をデジタルが0コンマ数秒遅れて記録していたのであった。
いっこくどうの国際生中継をやるネタを思い出した(^^)
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