全国どの少年野球チーム、いや様々なスポーツチーム、いやスポーツのみならずあらゆる団体では卒業、卒団を迎えた子たちのために「送る会」「お別れ会」みたいなものを催すことであろうと思う。我がフレンズも後多分に漏れず毎年の年末の一大イベントである。他県のあるチームなどは新旧交代の9月にやるところもあれば、新学期の春休みに入る前に開催するところもある。筆者が初めてこのチームに関わったのは、息子が5年の終わり頃。野球をはじめるには遅すぎたのであるが、翌年6年になりその年は神奈川県大会決勝まで行かせてもらった。年間勝率は9割5分以上の黄金時代。夢のような1年間であった。その時代は送る会の開催は年末ではなく、年が明けて1月の末にやっていたんである。会場は団地の集会場で畳敷き。う〜む懐かしいぞ。終われば全員で片付けと掃除をして二次会へ。
時は過ぎ2012年。
ここ近年の送る会は車で5分の横浜にあるオンワード研究所。過去2年ほどはその中のレストランでの開催。しかし今年は大宴会場を借り切ってやっちゃったんである。少人数のチームゆえスペース的には余白たっぷりの会場である。筆者は会場準備があるので、母たちと先遣隊のクルマで先乗り。いつものことであるがテーブルにはコーチからの色紙、記念のメダルやネーム入りボール、写真立てなどなど。写真立ては筆者の力作なんである。写真加工ソフトで編集する時間よりも、この子らの年間何百枚の中からベストの数枚を選択することのほうが神経を使う。実はこの写真立ての中にはヒミツが隠されているのだ。おそらく100年経っても子らは気づくまいけれどね。
Kanedaコーチの乾杯でスタート。
このブログで毎試合とまではいかないけれどベストプレーヤー賞を発表しているのはご存知のとおり。その年間最多得票者をまずは表彰。主将TakumiとABで活躍した3年Ruiであった。ベストプレーヤー賞はアナログな記憶に対して、年間成績発表は飽くまでデジタルな記録。「選ばれなかった子は可哀想」という気持ちは毎年筆者の胸に去来し心を痛めるのであるが、ここはココロを鬼にしてやっちゃうんである。「俺もきっと獲ってやるぞっ」という、子どもたちの士気を鼓舞する意味合いもあるのだ。但しどんだけ子らがそれを理解してるかは怪しいけれど。
打撃三冠の首位打者から本塁打王、打点王、最多試合出場や最高長打率、最高出塁率.....。項目はその他多岐に渡る。
今年はサプライズとして5年以下の子たちからも色紙を贈呈。母たちのアイデアらしい。コーチからの色紙は毎年凝った作りで、母が夜なべして手袋編んでくれた....じゃない、刺繍してくれちゃったんであった。なんと驚きの名前部分が全て刺繍なんである。(写真は前出)筆者パソコンを使う仕事をしているが、こういうアナログな手作り感満載のものには叶わないといつも思う。しかし、来年、再来年の母たちにプレッシャーがかかるのを危惧するのは筆者だけではあるまい。
OBやOBコーチ、OB母たちも参加で和やかな雰囲気。
母たちのテーブルでも大盛り上がり大会。日本人って写真に収まる時、いつからこんなにピースサインをするようになったのだろうか。困ったときのピースサイン。これさえあればとりあえず写真は楽しいものになるのだ。筆者カッコつけのガキの頃はこのピースサインが大嫌いであったが、今は自然と出来ちゃうのであった。ハイ、喜んで!なんてね。
オヤジたちのテーブル。ほんの数年前には父親の参加が極端に少ない時代があった。でも今は子どもの数は少ないけれどオヤジの参加率は抜群である。いろんな協力体制など、実務面での底力は実に頼りになる。どしどしチーム運営の中核を担って欲しい。
子どもらのテーブルでは相変わらずの邪気のないピースサインの乱舞。ヤツらはなんで写真を撮られる時にピースサインをするのかを分ってないであろう。むむむ?俺たち大人も分ってないか(^-^)
さて前編のクライマックスは言わずもがな6年親たちの「ご挨拶」である。
毎年何人もの親たちの涙を見てきた。これは絶対欠かせないシーンなんである。筆者会場へ前乗りして、ステージへスポットを当つつ他の全体照明の落し方を係員からしっかり学習したのだった。
やっぱ、こうでなくっちゃね。感無量、胸に込み上げるものがあったはずである。
※余談。主将のTakumiは数日前に急性盲腸炎で入院。予定ではこの会までには退院出来ないとのメールが来た。最後の最後であまりにも可哀想ではないか。速攻Takumi
父母には内緒で代表含むベンチスタッフ5名にメール返信。「送る会で母にお見舞いの花束をあげよう」と。全員の快諾を得て花束を用意。ところが予定外にこの日に退院が出来て出席できることになった。病気見舞いを急遽退院祝いに変えたんであった。更に驚くべきことに、チームの子ら全員が千羽鶴を折っていたんである。これを提案した親に脱帽である。チームが一枚岩になり、ひとつになれるのは何も野球のプレーだけではない。
だいぶ長文になってしまった。いつも書く前は寝る時間がもったいないから今日こそサックリいくぞっ、と思って書き始めるのだけれど、あにはからんや案の定、ダラダラのだだ漏れ駄文のこのテイタラク。
次回、後編は絶対サックリ行くぞとココロに誓って、今日も就寝は深夜2:00なんであった。
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2012年12月19日水曜日
2012卒業生送る会・前編
カテゴリー
スコアラとスコアブック集計,
チームをめぐる仕事と遊び,
少年野球
有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2012年12月18日火曜日
2012卒業生送る会・序章
はあ〜、やっと2012年も終わりを迎えたと実感しちゃう昨日の「有馬フレンズ卒業生を送る会」なんであった。筆者の子どもが小学生だった若い頃と違い、今ではクリスマスよりもこの「送る会」のほうがよっぽどメリークリスマスなんである。更に忘年会も一緒にやってきたような(^^)
写真を撮った数、316枚。まずはこの中からブログ用に厳選してみた。たくさん選ぶと写真加工だけでアップアップになっちゃって、自分の首を締めてしまう(或いは墓穴を掘るとも言う)のが分っているので、極力少なめに......。やっぱり無理なんである。笑いあり涙ありなんだもんね。厳選したつもりが結局テンコ盛りになった。どんだけテンコ盛りになったかと言うと、ロシアのツンドラ地帯の公衆トイレの○○○の山くらいカッチカチのテンコ盛りなのだ。
と言うわけでこれは前編・後編・番外編に分けないと書ききれへんぞっ!との結論に至ったわけである。仕事で時間もないので一発でさらりと書きたいのは山々なんであるが。
今回はプロローグ。
がしかし、一枚だけ最後に撮った全員集合写真だけアップしちゃう。
選手人数も少なくて弱小チームではあるけれど、子どもも大人もこんな笑顔で「ひとつ」になれるチーム力があるんだぜっ!(^-^)/
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写真を撮った数、316枚。まずはこの中からブログ用に厳選してみた。たくさん選ぶと写真加工だけでアップアップになっちゃって、自分の首を締めてしまう(或いは墓穴を掘るとも言う)のが分っているので、極力少なめに......。やっぱり無理なんである。笑いあり涙ありなんだもんね。厳選したつもりが結局テンコ盛りになった。どんだけテンコ盛りになったかと言うと、ロシアのツンドラ地帯の公衆トイレの○○○の山くらいカッチカチのテンコ盛りなのだ。
と言うわけでこれは前編・後編・番外編に分けないと書ききれへんぞっ!との結論に至ったわけである。仕事で時間もないので一発でさらりと書きたいのは山々なんであるが。
今回はプロローグ。
がしかし、一枚だけ最後に撮った全員集合写真だけアップしちゃう。
選手人数も少なくて弱小チームではあるけれど、子どもも大人もこんな笑顔で「ひとつ」になれるチーム力があるんだぜっ!(^-^)/
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2012年12月16日日曜日
2012セーフッ!
なんとか今年も明日を迎えることが出来そうだ。フレンズの6年生を送る会である。毎晩諸々の準備をしつつ、昨日は新しい本業の仕事の依頼でフレンズにかまけてる暇はなし、スケジュールがきつくなり、思うに任せず。
今日は2012年の連盟最後のイベント、連合チームのお別れ試合に行く予定であったけれど、終日仕事に没頭。ジャイアンツジュニアとのゲームを楽しみにしていたんだけれど。
夜からやっと明日の準備再開。選手の年間成績発表のコーナーで使う、A1サイズの用紙制作。これらには一つひとつ代表のポケットマネーから賞品が出る。各賞品は一昨日仕分け済みである。それもこれも、スコアをつけっぱなしじゃなく、日々のスコアブックの集計をしなきゃ出来ないこと。逆に言えば「集計の集大成」がこれでもある。
このブログでも試合ごとに「ベストプレイヤー賞」というのを発表しているけれど、この年間最多得票者に賞品がある。これはスコアラー筆者TとKanedaさん、Mitsuyo女史のスコアラー互助会が自腹で提供。「ベストプレイヤー賞」とは数字や記録に表れなくとも、光ったプレー、印象に残った選手に与えられるものだ。実際はほとんど筆者が毎回独断と偏見をフードプロセッサーに入れて撹拌し、グラスに入れたあと公平性のエッセンスを加えて決定している。毎年おおよそ納得のいく子が選出されているであろうと自負する。ボロ負けでもいいプレーをした子にはベストプレイヤー賞を与えるし、逆に覇気がない試合や、声が出てない試合などは選出しないこともある。
はあ〜、やれやれ、やっと明日でちょっと肩の荷が下りる。
歯も痛いし、風邪気味だし、仕事のプレッシャーもあるし、年賀状作ってないし....。
プライベートでも哀れで悲しいことが現在進行形だし...。
なんとか2012年も滑り込みセーフ!
それでも明日はガシガシ飲んで思いっきり楽しんで弾けちゃおうと思っているのだ(^^)
おお、明日は投票に行ってから花屋さんへ行き花束を注文し....。
やっぱり今日も、もう寝なきゃなんである。
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今日は2012年の連盟最後のイベント、連合チームのお別れ試合に行く予定であったけれど、終日仕事に没頭。ジャイアンツジュニアとのゲームを楽しみにしていたんだけれど。
夜からやっと明日の準備再開。選手の年間成績発表のコーナーで使う、A1サイズの用紙制作。これらには一つひとつ代表のポケットマネーから賞品が出る。各賞品は一昨日仕分け済みである。それもこれも、スコアをつけっぱなしじゃなく、日々のスコアブックの集計をしなきゃ出来ないこと。逆に言えば「集計の集大成」がこれでもある。
このブログでも試合ごとに「ベストプレイヤー賞」というのを発表しているけれど、この年間最多得票者に賞品がある。これはスコアラー筆者TとKanedaさん、Mitsuyo女史のスコアラー互助会が自腹で提供。「ベストプレイヤー賞」とは数字や記録に表れなくとも、光ったプレー、印象に残った選手に与えられるものだ。実際はほとんど筆者が毎回独断と偏見をフードプロセッサーに入れて撹拌し、グラスに入れたあと公平性のエッセンスを加えて決定している。毎年おおよそ納得のいく子が選出されているであろうと自負する。ボロ負けでもいいプレーをした子にはベストプレイヤー賞を与えるし、逆に覇気がない試合や、声が出てない試合などは選出しないこともある。
はあ〜、やれやれ、やっと明日でちょっと肩の荷が下りる。
歯も痛いし、風邪気味だし、仕事のプレッシャーもあるし、年賀状作ってないし....。
プライベートでも哀れで悲しいことが現在進行形だし...。
なんとか2012年も滑り込みセーフ!
それでも明日はガシガシ飲んで思いっきり楽しんで弾けちゃおうと思っているのだ(^^)
おお、明日は投票に行ってから花屋さんへ行き花束を注文し....。
やっぱり今日も、もう寝なきゃなんである。
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2012年12月13日木曜日
ピンチ!
ピンチなんである。
ただでさえこの一週間は昼は仕事、夜はフレンズ「送る会」の準備を粛々と作業を進めているんであるが、加えてチーム内の諸問題の調整役、来年度のチーム名簿の精査、更に今日は永田町で打合、明日は上野方面で打合、ナニヤラめちゃくちゃ師走っぽくなってきやがった。自営業者としてはド暇な年末よりは幸せと言うべきかもしれないが、限度ってもんがあるんである。自分個人の時間が全くとれない.....。TSUTYAディスカスで借りた松たか子の「告白」DVDは1ヶ月前から観れていずホコリをかぶっているんである。
更に...歯が痛い。恵比寿か地元有馬の歯科医の、どちらに行くべきかを迷う暇すらない。
更に...2,3日前から頭痛と鼻水と悪寒のカゼの初期症状。ヤバイったらありゃしない。
そんなわけでブログネタの数々の金塊を日銀に保管しているものの、しばらくは金庫から引き出すことは出来なさそうだ。ヘビロテユーザーさんには申し訳なし....。
風邪薬をウィスキーロックで、がぶりっと飲み下して今日は寝ちゃうんである。
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ただでさえこの一週間は昼は仕事、夜はフレンズ「送る会」の準備を粛々と作業を進めているんであるが、加えてチーム内の諸問題の調整役、来年度のチーム名簿の精査、更に今日は永田町で打合、明日は上野方面で打合、ナニヤラめちゃくちゃ師走っぽくなってきやがった。自営業者としてはド暇な年末よりは幸せと言うべきかもしれないが、限度ってもんがあるんである。自分個人の時間が全くとれない.....。TSUTYAディスカスで借りた松たか子の「告白」DVDは1ヶ月前から観れていずホコリをかぶっているんである。
更に...歯が痛い。恵比寿か地元有馬の歯科医の、どちらに行くべきかを迷う暇すらない。
更に...2,3日前から頭痛と鼻水と悪寒のカゼの初期症状。ヤバイったらありゃしない。
そんなわけでブログネタの数々の金塊を日銀に保管しているものの、しばらくは金庫から引き出すことは出来なさそうだ。ヘビロテユーザーさんには申し訳なし....。
風邪薬をウィスキーロックで、がぶりっと飲み下して今日は寝ちゃうんである。
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2012年12月10日月曜日
暖かな冬の日
8日土曜には宮前Queensの親善試合を取材に、オンボロバイクを駆って第四公園ドームへ行った。本来なら順番としてはQのTV放映をブログに書きたいところだけれど、スケジュールの小さな隙間でブログアップしようとすると、どうしてもこういうライブ感のある新鮮なネタに走ってしまうんであった。コンビニへビールを買いに行き、いつもの銘柄に手を伸ばしかけたけれど、その横に並んだ新発売のうまそうなビールを思わず買ってしまうような。
相手は東京江戸川区の強豪チームである。とは言うものの事情があり、葛西ヤンキースを中心とした混成の選手構成。4年生の男子も入れてやってきてもらったらしい。江戸川区にはなんと、女子チームが4チームもひしめいている。女子野球が強くなるのも頷ける。相手先発は闘志みなぎる表情の長身投手。すんごい球を投げ込んでくる。対するはQのエースReona。こちらもモデル並みの長身から繰り出す制球力の効いた鋭い速球はそうそう打てるものではない。守護神は4番に抜擢のSara。うちだって今年川崎で2冠達成したチームなんである。
「おお〜!スコアラーの引き継ぎかな」
ダブルスコアラー体制で試合に臨んでいたんである。Yamaguchi母がスコアラーだったけれど来年は卒業...。その引き継ぎで母たちに教育的指導をしていたんであった。新人スコアラーはKitamatsu母。因に余談である。ダンナさんはチームきってのイケメンスポーツマンなんである。しかしQで1番のイケメンは俺だっと言って譲らないのがKasahara代表なんであった。
「ダブルじゃなくてトリプルですよ」
とMochidaコーチに言われ振り返ると、立ってレクチャーを受けていたのはImanishi母。
フレンズも先週からチチハハのスコアラーを育成すべく、ベンチ横で楽しみながら頑張っているんである。
前半戦は投手戦。Qが1点リードのまま1:0...であったけれど終盤江戸川の猛攻にあい一挙6失点。そのまま終了かと思いきや、時間ギリまでやろうということになり、延長戦へ突入。互いにやっとエンジンが温まってきたのか、一転して打撃戦になった。合計点数は電卓がいるほど。新人スコアラーはパニクったに違いない。
冬場のオッサンは日だまりが大好きだ。自分も含めてね。
センターカメラからいい絵が撮れた。宮前連盟の重鎮3人が揃ってる。終盤には日だまりに誘われたわけではないだろうけれど、Matsuiさんもやってきた。
ん!?
Sohma会長始め、Kurihara、Kasahara、Matsui副会長、Sasaki事務局長が画面に納まっている。中々重厚な絵になっている。これにOgasawaraさんが来れば連盟重鎮そろい踏みではないか。
偶然であるが試合後本当にOgasawaraさんが午後の練習のためにやって来たんであった。
「ゲーム!」
ノーサイドで江戸川チーム含めて記念撮影。Koshimizu監督が、
「オラオラ、せっかく遠くから来たんだから野郎どもも一緒に入って」と江戸川の助っ人男子も入れてみんなでパシャリッ。後ろを振り返れば父母たちもわらわら出てきてカメラを構えていた。
熱い闘いのあと、暖かい快晴の冬の日、なんだか気分の良いお昼12時過ぎなんである。
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
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