ローカル大会とはいえ、6年生にとっては小学野球の最後の大会である、南部リーグ。宮前区南部にあるチームが一堂に会するもので、6年生の慰労を兼ねた親睦の色合いが濃い。大会はすでに昨年終わったけれど、閉会表彰式後の全チーム紅白戦がまだであった。これはここ2,3年前から幹事チームの発案で始まったもの。その紅白戦が先日の日曜に開催された。現役フレンズはグランドがなくブルーアローズと合同練習に行ったため、筆者は西有馬ドームでこの南部リーグイベントをのぞいてみることに。
超小学生級の大型選手から小粒でもぴりり系の子どもらが、うじゃうじゃ試合をやっている。アリコ、ヤング両軍監督とも全員を打席と守備につかせることに神経を使っていたが、二人とも楽しそうだった。
アリコ・フレンズ・フォルコンズ・レッパの連合軍を指揮するはアリコHaradaさん。プロ野球春のキャンプレポートをしに来た張本勲のような貫禄と風貌。久々に会ったフォルコンズのFukumotoさんも。今年はKomatsu監督の勇退に伴い新監督に就任した若き「永遠のハーレーライダー」なんである。
うちのInoueコーチもTakumiが卒業に伴っていよいよフリーのOBコーチとなる。チームや子どものために、個人で選手らをいろんな所へ連れて行ったりもした。高校野球神奈川県予選へ連れて行ったりとかとか。Takumiのユニフォーム姿もこれで見納めか。ギャラリーの母らに促され3塁塁審オヤジとサード息子のツーショット写真を狙った。母Shinobuちゃんの肩越しに写る息子写真も。このShinobu母のフレンズへの貢献度も計り知れないものがある。大変な責務をいつもニコニコ悠然とこなし、母たちのチームワークをハートとハード両面でまとめてくれた。
Inoue夫妻に感謝である。今までお疲れさま。
さすがは皆6年生、野球になっている。打球や送球のスピードが5年以下のチームとは格段に違うわけで。見ていて気持ちいい。でもちょっぴり中学生になりつつあるオトナにも近い時期だ。どこかクールに冷めていて小学生らしい無邪気な子どもっぽさが消えつつある空気感が漂う全選手たちであった...と感じたのは筆者の穿った見方だろうか。
右から....。
夜になるとスナックShinobuを自宅で開店し、酔っぱらいフレンズオヤジどもをニカニカ笑いながら温かく迎えてくれるShinobu母。決して逃走中の指名手配犯ではない。
沖縄からここへ移住しフレンズでは3人のキャッチャーを育てた(育てている)Akane母。4人目の子は女の子でやっと1歳になったばかり。彼女も名母マネの呼び声高い。
こちらも男子3人を女手で育てあげたHUkae母。若い頃はプロカメラマン(助手?)の経歴を持ち、今は生保所長のバリバリ働くウーマン。土日仕事で中々チームに来れないこともあったけれど、車出しなど一生懸命頑張ってくれた。
4人目は...。ん、誰だこいつ?!
Akaneちゃんのダンナ、Tetsuo、通称「てっちゃん」であった。
人は外見で判断しては、いけないルージュマジック♪。このオヤジもハートが気持ちいい優しいヤツなんである。決して逃走中の指名手配犯が捕まり、刑期を終えてムショから出て来た組の鉄砲玉とかではない。鉄砲玉ではないが、弾丸小憎みたいではある。
ゲームセット。
最後はみな和気藹々、握手をしてラグビーで言うところのノーサイド。
もうすぐ中学生だね。宮前少年野球で培った「心のチカラ」を忘れずにみんな頑張ってほしい(^-^)/
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2013年3月4日月曜日
6年最後の野球
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チームをめぐる仕事と遊び,
ひと・友人・家族,
少年野球
有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
少年野球サブウェイシリーズ
ニューヨーク・ヤンキースとニューヨーク・メッツの対戦のことを俗に「サブウェイシリーズ」と称するのは、大リーグファンならずとも万人(ばんにん)の知るところである。ヤンキースもメッツも本拠地が同じニューヨークで、地下鉄で結ばれておりお隣さん同士のライバル対決と言うところから付いた呼称である。
遠く離れたファーイースト・ニッポン、神奈川県川崎市宮前区、しかも少年野球においてこれが実現しちゃうんである。
我が宮前少年野球における「オープン戦」とも言えるのが「グリーンカップ大会」
土曜の第四公園スタジアムには早春の早朝にもかかわらず10万人の観客が詰めかけた。午前中に組まれたカードは2試合。「鷺沼ヤングホークスVS富士見台ウルフ少年野球クラブ」と我々の「有馬子ども会VS有馬フレンズ」宮前21チームの中でもこの4チームは全て東急田園都市線鷺沼・宮前平駅を利用するし、鷺沼小・富士見台小、西有馬小・有馬小を本拠とする学区が隣接しているのだ。ヤングホークスもウルフも、アリコもフレンズも永遠のライバルであり盟友とも言える仲なんである。クジ引きの偶然の妙であろうか。この偶然の確率を計算するには、円周率の計算をスパコン「京(けい)」にさせるほどと同様の時間と労力を必要とするので、筆者はやらない。....てゆーか、出来ない。
さて第一試合は「鷺沼ヤングホークスVS富士見台ウルフ少年野球クラブ」
宮前きってのマンモスセレブチーム同士の豪華なカードである。Queens繋がりでウルフのImanishiさんと談笑しながら観戦。ウルフ二番手ピッチャーには息子のImanishiくんが登板。パパそっくりの美男子である。対してヤングの一塁手は少女野球Queensの今季主将であるHimari。ママそっくりの超可愛い子である。こんな対戦も楽しい。Imanishiくんの投球フォームは初動の体重移動がしっかり出来ていて、ボールに体重のチカラを乗せた力強い球を放っていたのが印象に残る。対してHimariは一塁ベースとの、これ以上ないと言うくらいのミリ単位の絶妙な距離感を保って守備位置についていたのには驚いた。こんなところで非凡な才能を垣間見たのは、おそらく筆者くらいのものであろう。
結果は名将Ogasawaraさん率いるウルフの快勝であった。
次は我がフレンズの試合である。
これもサブウェイシリーズである。両チームとも卒業すれば同じ有馬中学校に進学する仲間だ。今年から試合前円陣を組んで「お〜〜〜っ!」と雄叫びを発するフレンズ。あとで知ったことだが、このアイディアは指導者がやれと指導したのではなく、子どもら自らがやると言い出したのだそうだ。
但しまだ日が浅いせいか、この絵はまるで日本昔話浦島太郎の序盤で登場する、寄ってたかって「亀をいじめる」村の子どもたちのように見えなくもない。思わず苦笑する筆者。
試合前のシートノックを見れば、ほぼほぼチームの力の差は解るというもの。これは野球指導者なら誰もが理解出来る感覚。うちはいつにも増してポロポロのテイタラクを露呈し、アリコは予想以上のしっかりしたシートノックを見せていた。今季かなり上位を狙えるという噂は本物と感じた。(※事実、これを書いている3/3日曜深夜時点、アリコがウルフに勝ったんである)
試合はアリコの快勝というべきかむしろ圧勝というべきか。7:1でフレンズの惨敗というべきか惜敗というべきか...。やはりここは「言葉のチョイス」としては「圧勝と惨敗」を選択して間違いないであろう。初回裏アリコの4番Hamazakiくんが先頭打者ランナーを3塁に置いて2死からの2球目を振り抜いた打球は、ホームランアーチストと称された往年の田淵クンを彷彿とさせる弧を描いて、センターオーバーのツーランホームラン。Aチームにとっては狭い第四公園スタジアムで本塁打が出やすいのは当然だけれど、それにしても滞空時間の長い見事な一打であった。スコアラー筆者も含め、一瞬ベンチがフリーズしてしまった。
そのHくんと二番手Tくんに散発3安打に押さえられてしまったウチ、本塁打1、二塁打3、単打2のアリコとの差は歴然。かつては強豪フレンズが弱小アリコを徹底的に打ちのめしていた連戦連勝の輝かしい歴史があるが、それも今は昔。近年は逆転現象著しい。であるからしてライバル、アリコにだけは負けたくないという思いを抱くのは、筆者を含め過去の栄光を知る者の忸怩(じくじ)たる思いなんである。
それでも我々指導者は数少ない持っている「駒」だけで全力を尽くすしかない。
「隣りの芝生は青い」と思っているうちは、強くなれないのである。
次回ブログ予告。
今日、日曜に行われた南部リーグ恒例、7チーム6年生だけのオールスター懇親試合のレポートは次回のお楽しみなんである(^-^)/
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遠く離れたファーイースト・ニッポン、神奈川県川崎市宮前区、しかも少年野球においてこれが実現しちゃうんである。
我が宮前少年野球における「オープン戦」とも言えるのが「グリーンカップ大会」
土曜の第四公園スタジアムには早春の早朝にもかかわらず10万人の観客が詰めかけた。午前中に組まれたカードは2試合。「鷺沼ヤングホークスVS富士見台ウルフ少年野球クラブ」と我々の「有馬子ども会VS有馬フレンズ」宮前21チームの中でもこの4チームは全て東急田園都市線鷺沼・宮前平駅を利用するし、鷺沼小・富士見台小、西有馬小・有馬小を本拠とする学区が隣接しているのだ。ヤングホークスもウルフも、アリコもフレンズも永遠のライバルであり盟友とも言える仲なんである。クジ引きの偶然の妙であろうか。この偶然の確率を計算するには、円周率の計算をスパコン「京(けい)」にさせるほどと同様の時間と労力を必要とするので、筆者はやらない。....てゆーか、出来ない。
さて第一試合は「鷺沼ヤングホークスVS富士見台ウルフ少年野球クラブ」
宮前きってのマンモスセレブチーム同士の豪華なカードである。Queens繋がりでウルフのImanishiさんと談笑しながら観戦。ウルフ二番手ピッチャーには息子のImanishiくんが登板。パパそっくりの美男子である。対してヤングの一塁手は少女野球Queensの今季主将であるHimari。ママそっくりの超可愛い子である。こんな対戦も楽しい。Imanishiくんの投球フォームは初動の体重移動がしっかり出来ていて、ボールに体重のチカラを乗せた力強い球を放っていたのが印象に残る。対してHimariは一塁ベースとの、これ以上ないと言うくらいのミリ単位の絶妙な距離感を保って守備位置についていたのには驚いた。こんなところで非凡な才能を垣間見たのは、おそらく筆者くらいのものであろう。
結果は名将Ogasawaraさん率いるウルフの快勝であった。
次は我がフレンズの試合である。
これもサブウェイシリーズである。両チームとも卒業すれば同じ有馬中学校に進学する仲間だ。今年から試合前円陣を組んで「お〜〜〜っ!」と雄叫びを発するフレンズ。あとで知ったことだが、このアイディアは指導者がやれと指導したのではなく、子どもら自らがやると言い出したのだそうだ。
但しまだ日が浅いせいか、この絵はまるで日本昔話浦島太郎の序盤で登場する、寄ってたかって「亀をいじめる」村の子どもたちのように見えなくもない。思わず苦笑する筆者。
試合前のシートノックを見れば、ほぼほぼチームの力の差は解るというもの。これは野球指導者なら誰もが理解出来る感覚。うちはいつにも増してポロポロのテイタラクを露呈し、アリコは予想以上のしっかりしたシートノックを見せていた。今季かなり上位を狙えるという噂は本物と感じた。(※事実、これを書いている3/3日曜深夜時点、アリコがウルフに勝ったんである)
試合はアリコの快勝というべきかむしろ圧勝というべきか。7:1でフレンズの惨敗というべきか惜敗というべきか...。やはりここは「言葉のチョイス」としては「圧勝と惨敗」を選択して間違いないであろう。初回裏アリコの4番Hamazakiくんが先頭打者ランナーを3塁に置いて2死からの2球目を振り抜いた打球は、ホームランアーチストと称された往年の田淵クンを彷彿とさせる弧を描いて、センターオーバーのツーランホームラン。Aチームにとっては狭い第四公園スタジアムで本塁打が出やすいのは当然だけれど、それにしても滞空時間の長い見事な一打であった。スコアラー筆者も含め、一瞬ベンチがフリーズしてしまった。
そのHくんと二番手Tくんに散発3安打に押さえられてしまったウチ、本塁打1、二塁打3、単打2のアリコとの差は歴然。かつては強豪フレンズが弱小アリコを徹底的に打ちのめしていた連戦連勝の輝かしい歴史があるが、それも今は昔。近年は逆転現象著しい。であるからしてライバル、アリコにだけは負けたくないという思いを抱くのは、筆者を含め過去の栄光を知る者の忸怩(じくじ)たる思いなんである。
それでも我々指導者は数少ない持っている「駒」だけで全力を尽くすしかない。
「隣りの芝生は青い」と思っているうちは、強くなれないのである。
次回ブログ予告。
今日、日曜に行われた南部リーグ恒例、7チーム6年生だけのオールスター懇親試合のレポートは次回のお楽しみなんである(^-^)/
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2013年2月26日火曜日
緑と橙
試合の模様をブログに書くのは早ければ早いほど良い。ひとつには、読み手にしてみれば3週間前の試合を今読まされても鮮度に欠けるからであり、今ひとつは書き手にしても3週間も経ってしまえば記憶も薄れ、書くモチベーションも下がってしまっているからに他ならない。一番良いのは試合後その日のうちに書いてしまうことだが、そこはそれとてオトナの事情、都合、予定というものもあり、必ずしも叶うとは限らないわけで。
2日前の日曜日のことを書くことは、まだまだ十分、読者にとっての鮮度も筆者にとっての記憶も保持しているので大丈夫であろう。...しかし、はて、2日前の朝食は何を食べたか思い出せないけれど。....う〜む、なんだっけ?
そっか、朝食は食べてないのであった。
日曜は午前中グリーンカップ初戦、対宮崎台シャークス。
人数が少なく小さい子が多いチームである。一人ひとり健気(けなげ)にプレーしている。対戦相手には申し訳ないが、半ば予想出来た圧勝の26:0のコールドゲーム。それでもフレンズは10安打だけ。つまり相手のWPや死四球、失策でもらった得点が大きい。点数に対して安打数が少ないのは、とりもなおさず四球が多く打たせてもらえないというところか。相手のことを思うと大差での勝利でもあまり喜べない。うちも年に1,2回はこんな点差で大敗することがあるわけだし。大敗を喫した敗者の気持ちは、同じ経験を持つ者でないと分らないであろう。常勝チームには計り知れないココロの痛みというものがある。圧勝の完封で勝ったのにこんな思いをするというのは、自分はつくづく勝負師じゃないなと思う。...がんばれシャークス!
それはともかく、ベストプレイヤーはエースのSueki。打者9人に5奪三振無四死球の好投である。打撃では3打数2安打3打点のYui。最近やっと空振りが減ってきて、この日は大当たりだった。
試合後区役所隣りのパーキングではグリーンスポーツのミズノの「野球道具無料修理カー」が出張サービス。バットのテープを2,3本新品に替えてもらう。
さほど痛んでないバットを持つ子が言った。「俺も修理して欲しいな」
すかさず筆者。「おまえはバットより頭の中を修理してもらったほうがいいな、ガハハ」
(※昨今これを指導者のパワハラだ体罰だと糾弾するならしてみろってんだい、バーロー)
午後は名門富士見台ウルフ対古豪復活の兆し見えるかつての名門有馬フレンズである。
但しウルフBチームに対しうちはAチームの変則ゲームなんである。
つまりいくら強豪ウルフと言えども、勝って当たり前で手放しでは喜べない、負ければこれほどの恥はないという妙なプレッシャーのかかる試合である。そんなふうに感じたコーチは何人いることだろう。
初回裏Fが2点先制。3回にはWがあっと言う間に同点に追いつく。4回表Wが1得点で逆転。その裏Fも1点で3:3、5回もお互い1点ずつ加点してのシーソーゲーム....。やっと最終回にFが相手失策・暴投がらみに乗じて4番5番の2本の適時打で4点を奪取し8:4のダブルスコアで勝った。
これを「B相手に辛勝した」と捉えて意気消沈とするか、または「Bといえど強豪相手になんとか勝てた」と捉えて明日への希望に繋げるか。筆者、近年勝利に飢えている我がFにとっては、後者を選択しちゃうんである。
ベストプレイヤーは5人。5人も?! 最近甘すぎるぞ、俺。
Ben=2本のツーベース。2試合で3本の長打。今年も長打率一位なるか。
Takuto=4番の仕事をした。4の2、1打点。
Hiro=最近痛烈な打球が多く打てるようになった。成長著しい。4の2の1打点。
そしてYuuta=5回に貴重な同点タイムリー。ただの安打ではない。右中間を大きく破る起死回生の一発。昨年までヘルメを飛ばして空振りが多かったのが嘘のよう。これまた成長しているようだ。
最後はオレンジボール練習試合。
ウルフは宮前代表として一緒に3月東京本大会に行く。いわば盟友とも言えるわけで。今日唯一対等の試合とも言える。昨年の決勝ではフレンズが勝利した相手だ。
1:1の拮抗で迎えた4回裏Wの攻撃。四球と3本の長短打で一挙7得点。8:1に逆転されてしまった。がしかし、5回表Fも猛反撃を開始。走者を出してはコマメに返し5本の単打で6得点。結果は8:6で敗れはしたももの、最後の追い上げは見事であった。
WのエースはOgasawara大監督のお孫さんのO君である。絵に描いたようなあっぱれ野球小僧だ。打っては3の2、3打点の大活躍だったことは特筆ものである。
ベストプレイヤーは3人。3人も?! やっぱり甘いぞ、俺。
Hajime=ライト線を破るタイムリー、2打点。オヤジが地響きするほど、どすどす手を叩いて喜んでいた。
Yuuta=5番に座りBの試合に続き3打数2安打。スピードのある打球が打てるようになった。
Shougo=3打数2安打1打点。昨年のアリコ戦で本塁打を記録。今日もきっちり仕事をしてくれた。
若手の台頭著しい好ゲームであった。
ん?若手?
3年生以下なんだから全員が若手なんであった。
ところでブログタイトル「緑と橙」の意味が分りましたか?(^-^)/
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2日前の日曜日のことを書くことは、まだまだ十分、読者にとっての鮮度も筆者にとっての記憶も保持しているので大丈夫であろう。...しかし、はて、2日前の朝食は何を食べたか思い出せないけれど。....う〜む、なんだっけ?
そっか、朝食は食べてないのであった。
日曜は午前中グリーンカップ初戦、対宮崎台シャークス。
人数が少なく小さい子が多いチームである。一人ひとり健気(けなげ)にプレーしている。対戦相手には申し訳ないが、半ば予想出来た圧勝の26:0のコールドゲーム。それでもフレンズは10安打だけ。つまり相手のWPや死四球、失策でもらった得点が大きい。点数に対して安打数が少ないのは、とりもなおさず四球が多く打たせてもらえないというところか。相手のことを思うと大差での勝利でもあまり喜べない。うちも年に1,2回はこんな点差で大敗することがあるわけだし。大敗を喫した敗者の気持ちは、同じ経験を持つ者でないと分らないであろう。常勝チームには計り知れないココロの痛みというものがある。圧勝の完封で勝ったのにこんな思いをするというのは、自分はつくづく勝負師じゃないなと思う。...がんばれシャークス!
それはともかく、ベストプレイヤーはエースのSueki。打者9人に5奪三振無四死球の好投である。打撃では3打数2安打3打点のYui。最近やっと空振りが減ってきて、この日は大当たりだった。
試合後区役所隣りのパーキングではグリーンスポーツのミズノの「野球道具無料修理カー」が出張サービス。バットのテープを2,3本新品に替えてもらう。
さほど痛んでないバットを持つ子が言った。「俺も修理して欲しいな」
すかさず筆者。「おまえはバットより頭の中を修理してもらったほうがいいな、ガハハ」
(※昨今これを指導者のパワハラだ体罰だと糾弾するならしてみろってんだい、バーロー)
午後は名門富士見台ウルフ対古豪復活の兆し見えるかつての名門有馬フレンズである。
但しウルフBチームに対しうちはAチームの変則ゲームなんである。
つまりいくら強豪ウルフと言えども、勝って当たり前で手放しでは喜べない、負ければこれほどの恥はないという妙なプレッシャーのかかる試合である。そんなふうに感じたコーチは何人いることだろう。
初回裏Fが2点先制。3回にはWがあっと言う間に同点に追いつく。4回表Wが1得点で逆転。その裏Fも1点で3:3、5回もお互い1点ずつ加点してのシーソーゲーム....。やっと最終回にFが相手失策・暴投がらみに乗じて4番5番の2本の適時打で4点を奪取し8:4のダブルスコアで勝った。
これを「B相手に辛勝した」と捉えて意気消沈とするか、または「Bといえど強豪相手になんとか勝てた」と捉えて明日への希望に繋げるか。筆者、近年勝利に飢えている我がFにとっては、後者を選択しちゃうんである。
ベストプレイヤーは5人。5人も?! 最近甘すぎるぞ、俺。
Ben=2本のツーベース。2試合で3本の長打。今年も長打率一位なるか。
Takuto=4番の仕事をした。4の2、1打点。
Hiro=最近痛烈な打球が多く打てるようになった。成長著しい。4の2の1打点。
そしてYuuta=5回に貴重な同点タイムリー。ただの安打ではない。右中間を大きく破る起死回生の一発。昨年までヘルメを飛ばして空振りが多かったのが嘘のよう。これまた成長しているようだ。
最後はオレンジボール練習試合。
ウルフは宮前代表として一緒に3月東京本大会に行く。いわば盟友とも言えるわけで。今日唯一対等の試合とも言える。昨年の決勝ではフレンズが勝利した相手だ。
1:1の拮抗で迎えた4回裏Wの攻撃。四球と3本の長短打で一挙7得点。8:1に逆転されてしまった。がしかし、5回表Fも猛反撃を開始。走者を出してはコマメに返し5本の単打で6得点。結果は8:6で敗れはしたももの、最後の追い上げは見事であった。
WのエースはOgasawara大監督のお孫さんのO君である。絵に描いたようなあっぱれ野球小僧だ。打っては3の2、3打点の大活躍だったことは特筆ものである。
ベストプレイヤーは3人。3人も?! やっぱり甘いぞ、俺。
Hajime=ライト線を破るタイムリー、2打点。オヤジが地響きするほど、どすどす手を叩いて喜んでいた。
Yuuta=5番に座りBの試合に続き3打数2安打。スピードのある打球が打てるようになった。
Shougo=3打数2安打1打点。昨年のアリコ戦で本塁打を記録。今日もきっちり仕事をしてくれた。
若手の台頭著しい好ゲームであった。
ん?若手?
3年生以下なんだから全員が若手なんであった。
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極寒
雪国の人に笑われそうだけれど、関東の日曜は「極寒」そのものだった。
その中グリーンカップ開幕戦、午後は富士見台ウルフB、及び同3年以下のオレンジチームとの練習試合と、終日七転八倒の一日であった。年間通じて3連戦は滅多にないにもかかわらず全てスコアラーをやった。サブスコアラーOhmori父と練習・監修・講習を兼ねて一緒に。
いやはやチョモランマのシェルパに笑われそうだけれど、マジ寒かった。
どんだけ寒かったかと言えば、北極海で難破船から逃げ出したネズミくらい寒いのだった。もしヒートテックを下に着用してなければ、鼻からツララが垂れ下がり、3回の表あたりで凍死していたにちがいないんである。
3連戦もすればブログネタはあるものの、仕事関連と時間のなさで、なかなかペンを執るまでに至らず。それで今日は1枚の写真でお茶を濁しておこうと思う。写真編集だけは先ほど完了。
Tsudaさん主宰の向丘サンダースブログ「わんさいど・さんだーす2」にウマイことが書いてあった。
母たちが「防寒するも傍観」なんて。オトナたち母たちも男たちもガッツリ着込んで臨んだのであるが、それでも寒そうだった。考えてみればもっと寒いのは主役の子どもたち。いくら「風の子」とはいえたまらんだろうね。2,3枚しか着てなくてプレーするんだから。それでもヤツらは頑張っちゃうんである。アッパレである。オトナが同じ薄いユニフォームで下に1,2枚のシチュエーションなら確実に、男女ともグランドに累々たる凍死の屍の山を築いているはずだ。
俺たちオトナはいつからこんなに日和(ひよ)ってしまったのか。
大昔、子どもだった頃は彼らと同じように「風の子」だったはずなのにね。
個人的にやることいっぱいなんであるが、スキを伺いつつ明日からまた試合のブログを書いてみようと思う今日この頃なんでる。
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その中グリーンカップ開幕戦、午後は富士見台ウルフB、及び同3年以下のオレンジチームとの練習試合と、終日七転八倒の一日であった。年間通じて3連戦は滅多にないにもかかわらず全てスコアラーをやった。サブスコアラーOhmori父と練習・監修・講習を兼ねて一緒に。
いやはやチョモランマのシェルパに笑われそうだけれど、マジ寒かった。
どんだけ寒かったかと言えば、北極海で難破船から逃げ出したネズミくらい寒いのだった。もしヒートテックを下に着用してなければ、鼻からツララが垂れ下がり、3回の表あたりで凍死していたにちがいないんである。
3連戦もすればブログネタはあるものの、仕事関連と時間のなさで、なかなかペンを執るまでに至らず。それで今日は1枚の写真でお茶を濁しておこうと思う。写真編集だけは先ほど完了。
Tsudaさん主宰の向丘サンダースブログ「わんさいど・さんだーす2」にウマイことが書いてあった。
母たちが「防寒するも傍観」なんて。オトナたち母たちも男たちもガッツリ着込んで臨んだのであるが、それでも寒そうだった。考えてみればもっと寒いのは主役の子どもたち。いくら「風の子」とはいえたまらんだろうね。2,3枚しか着てなくてプレーするんだから。それでもヤツらは頑張っちゃうんである。アッパレである。オトナが同じ薄いユニフォームで下に1,2枚のシチュエーションなら確実に、男女ともグランドに累々たる凍死の屍の山を築いているはずだ。
俺たちオトナはいつからこんなに日和(ひよ)ってしまったのか。
大昔、子どもだった頃は彼らと同じように「風の子」だったはずなのにね。
個人的にやることいっぱいなんであるが、スキを伺いつつ明日からまた試合のブログを書いてみようと思う今日この頃なんでる。
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2013年2月23日土曜日
少女野球宮前Queens完結編
やっとの思いで佳境を迎えるQueens卒団式の後編なんである。怠け病と煩悩と闘いながら、このブログシリーズもなんとかここまでたどり着いた。昨晩は仕事終わりのタイミングでフジの「最高の離婚」が始まり、更に「アメトーク」も続いたのでつい誘惑に負けてしまったのであった。それでも後編用の写真編集だけは完了。どんだけ苦労したかと言えば、「ああ無情」のジャンバル・ジャンが味わった艱難辛苦(かんなんしんく)と同じくらいのものである。後編は怒濤の写真を展開していくわけで。
卒業生5人Izumi、Arisa、Reona、Suzuka、SaraたちへのKoshimizu監督、Murata、Mochida両コーチから一人ひとりへ記念品の贈呈である。慣れない壇上へ上がり名前を呼ばれて大勢の前に立つのは、子どもでなくとも気恥ずかしいものである。皆照れ笑いを隠せない。
次は6年生からそれぞれの母たちへ「感謝」の花束を送る。
全体通して言えることだが、皆の表情や一挙一動を観察していると、案外子どもはサバサバしたものだが、むしろ親たちのほうが緊張しいの、感慨深い思いがあるようだ。当然といえば当然か。
このあと会場を見回すと、6年生がもらった色紙を見て人だかりがしている。みな口を「お」の形にしてため息を漏らしているではないか。早速突撃取材開始。
なるほど間近で観察すれば納得。手作り感満載の心のこもった色紙であった。フレンズの卒団色紙も毎年素晴らしいのであるが、フレンズのそれを見て参考にして作ったそうだ。こちらも素敵な逸品である。デジタルで仕事をしている筆者はいつも思うのだけれど、アナログのぬくもりのある作品には勝てないのである。5年以下の送る側の母たちへ改めて敬意を表したい。
会場の「1ベル」が鳴り、やがて「2ベル」が響き、客電が落ちる(専門用語で映画や芝居の劇場の照明が暗くなり、本編が始まる合図を指す)...。
こんな雰囲気なんである。
作文を書いてきた6年子どもたち。朗々と読み上げる。
筆者、正直女子小学生をみくびっていた。想像以上にみな素晴らしい、まともな文章力を発揮していた。中でも印象に残った一文は....。
「...私がクィーンズにいた時間は短かったけれど、想い出はたくさん残っています。...」
子に続き父母が挨拶。涙で声を詰まらせる母や、あえて気丈に振る舞う父。男子たるもの人前で涙を見せてはいけないという「大和魂」みたいなものは過去のもの。時と場面によっては絵になる「男泣き」もあっていいのだ。昨年のMeika父Mochidaさんや、数年前のフレンズHarukaの時のYanagisaki父を想い出す。
一挙怒濤の写真掲載しちゃう。
さて舞台は明転、ドギュンと明るくなり、新チームの紹介発表なんである。
新主将に白羽の矢が立ったのは、昨年度2011の主将Meikaの妹、Himariである。持って生まれた明るい性格。筆者、さほど多くの打席・守備機会を見たわけではないが、AKB48なんぞ足元にも及ばぬ女の子らしい可愛らしい明るさと、反して試合での真剣な眼差しのギャップにメロメロに参ったことがある。名門H高校で野球を続けている兄、中学生でも野球を頑張っている姉に負けず劣らず、素晴らしい野球センスを持っていると見た。是非頑張ってほしい。
更に新チーム選手、一人ひとり自己紹介。フレンズでは大抵一人二人くらいはアガってしまって何も言えずにシドロモドロになっちゃう子がいるものだが、Qの女子たちはみな立派にそれなりにマイクを持って話していた。「いよっ!頑張れ○○!」なんてオヤジたちから激励の声が飛び拍手喝采なんである。
会場の点景を活写してみた。
お孫さんを抱っこするおばあちゃんにインタビューするKasahara代表。
泣いたり笑ったりの6年母たち。
「美女と野獣ども」(?)の集合写真。
2011年の栄えある「Qのオヤジ・素敵な笑顔大賞」を見事受賞した笑顔も健在だった。
(過去ブログ「男の笑顔」)
K代表の息子さんである、Qコーチ、通称「だいちゃん」ことDaikiくん。
もう立派な社会人である。父親よりもむしろSohma会長に似ていると思えるほどの貫禄。
5年以下の選手自己紹介の最後に、彼が小さな女の子(Kitamatsuさんか?)を連れて来て、マイクを渡す。
「さっき言ってたの、なんだっけ?ほら、言ってごらん」と。すると彼女、
「わたしは〜、おおきくなったら〜、くぃーんずに、はいりたいです!」
満場の喝采。
とうとうお開き。午後2時から延々7,8時間はあっただろうか。時間に比してみればあっという間だったような気がする。
勝てるチームが必ずしも良いチームだとは限らないが、良いチームはきっと勝てるチームになるはずだ。
オトナたちの支持、協力、一枚岩の結束があってこその良いチームであろうという思いを強くした筆者であった。
このブログを読んでいる全世界の女子諸君!
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卒業生5人Izumi、Arisa、Reona、Suzuka、SaraたちへのKoshimizu監督、Murata、Mochida両コーチから一人ひとりへ記念品の贈呈である。慣れない壇上へ上がり名前を呼ばれて大勢の前に立つのは、子どもでなくとも気恥ずかしいものである。皆照れ笑いを隠せない。
次は6年生からそれぞれの母たちへ「感謝」の花束を送る。
全体通して言えることだが、皆の表情や一挙一動を観察していると、案外子どもはサバサバしたものだが、むしろ親たちのほうが緊張しいの、感慨深い思いがあるようだ。当然といえば当然か。
このあと会場を見回すと、6年生がもらった色紙を見て人だかりがしている。みな口を「お」の形にしてため息を漏らしているではないか。早速突撃取材開始。
なるほど間近で観察すれば納得。手作り感満載の心のこもった色紙であった。フレンズの卒団色紙も毎年素晴らしいのであるが、フレンズのそれを見て参考にして作ったそうだ。こちらも素敵な逸品である。デジタルで仕事をしている筆者はいつも思うのだけれど、アナログのぬくもりのある作品には勝てないのである。5年以下の送る側の母たちへ改めて敬意を表したい。
会場の「1ベル」が鳴り、やがて「2ベル」が響き、客電が落ちる(専門用語で映画や芝居の劇場の照明が暗くなり、本編が始まる合図を指す)...。
こんな雰囲気なんである。
作文を書いてきた6年子どもたち。朗々と読み上げる。
筆者、正直女子小学生をみくびっていた。想像以上にみな素晴らしい、まともな文章力を発揮していた。中でも印象に残った一文は....。
「...私がクィーンズにいた時間は短かったけれど、想い出はたくさん残っています。...」
子に続き父母が挨拶。涙で声を詰まらせる母や、あえて気丈に振る舞う父。男子たるもの人前で涙を見せてはいけないという「大和魂」みたいなものは過去のもの。時と場面によっては絵になる「男泣き」もあっていいのだ。昨年のMeika父Mochidaさんや、数年前のフレンズHarukaの時のYanagisaki父を想い出す。
一挙怒濤の写真掲載しちゃう。
さて舞台は明転、ドギュンと明るくなり、新チームの紹介発表なんである。
新主将に白羽の矢が立ったのは、昨年度2011の主将Meikaの妹、Himariである。持って生まれた明るい性格。筆者、さほど多くの打席・守備機会を見たわけではないが、AKB48なんぞ足元にも及ばぬ女の子らしい可愛らしい明るさと、反して試合での真剣な眼差しのギャップにメロメロに参ったことがある。名門H高校で野球を続けている兄、中学生でも野球を頑張っている姉に負けず劣らず、素晴らしい野球センスを持っていると見た。是非頑張ってほしい。
更に新チーム選手、一人ひとり自己紹介。フレンズでは大抵一人二人くらいはアガってしまって何も言えずにシドロモドロになっちゃう子がいるものだが、Qの女子たちはみな立派にそれなりにマイクを持って話していた。「いよっ!頑張れ○○!」なんてオヤジたちから激励の声が飛び拍手喝采なんである。
会場の点景を活写してみた。
お孫さんを抱っこするおばあちゃんにインタビューするKasahara代表。
泣いたり笑ったりの6年母たち。
「美女と野獣ども」(?)の集合写真。
2011年の栄えある「Qのオヤジ・素敵な笑顔大賞」を見事受賞した笑顔も健在だった。
(過去ブログ「男の笑顔」)
K代表の息子さんである、Qコーチ、通称「だいちゃん」ことDaikiくん。
もう立派な社会人である。父親よりもむしろSohma会長に似ていると思えるほどの貫禄。
5年以下の選手自己紹介の最後に、彼が小さな女の子(Kitamatsuさんか?)を連れて来て、マイクを渡す。
「さっき言ってたの、なんだっけ?ほら、言ってごらん」と。すると彼女、
「わたしは〜、おおきくなったら〜、くぃーんずに、はいりたいです!」
満場の喝采。
とうとうお開き。午後2時から延々7,8時間はあっただろうか。時間に比してみればあっという間だったような気がする。
勝てるチームが必ずしも良いチームだとは限らないが、良いチームはきっと勝てるチームになるはずだ。
オトナたちの支持、協力、一枚岩の結束があってこその良いチームであろうという思いを強くした筆者であった。
このブログを読んでいる全世界の女子諸君!
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