我が輩はワシである。ワシは鷲なんである。名前はまだない。いあ、あった。白幡台イーグルス、という。
昔の映画のタイトルじゃないけれど、「鷲は舞い降りた」んである。
今日は白幡台小ドームでイーグルスとの練習試合。巨大な塔の上に鷲が舞い降りたんである。子どもらはどうしてこれに気づかず、ノホホンとしているのだろう。
去年ここで試合をやった時のブログでは、この塔に巨大なC球を載せたような記憶がある。今年はどうするかなあと思っていたら、勝手に鷲がやってきちゃったわけだ。
先発はToyoda.Taku。フレンズきってのイケメン兄弟の兄で、大人になったら西岡徳馬のようになるかと思われる。しかし高々2,3試合投手として投げただけで、ちゃんとピッチングを教えてないのだからかなり無理がある。これは100%大人の責任だ。いきなり四球を4連発、即、4年にしてすでに百戦錬磨のRuiにスイッチしたものの、初回で5失点であった。これが後に響くことになる。
対してフレンズも四死球がらみに乗じてBenのタイムリー2ベースなどで4得点と肉薄。
今日もまた互いにピッチャーがころころ替わる。
代打の切り札Shohgoの華麗なスライディング。背が小さいので2塁の上に乗り更に自分の足にまた足を乗せて背伸びをしてサインを見る。まてよ、これで背が高くなるわけじゃないのだが。
いつも終盤守備交代で出場のKyousukeは珍しく打席が廻ってきた。打った瞬間を撮った写真。このあとのこの打球はベンチの筆者の熱いコーヒーカップを直撃。カメラレンズでなくてホットした。ホットコーヒーだけに...(^-^)
特筆はイーグルスの3番Morokumaくん。3打席目の打撃は14球。そのうちファウルボールが9本である。しかもほとんどがレフト線への大飛球。スコアブックの左横の欄は溢れんばかりのファウル記号であった。
試合は恥ずかしながら8:8のドロー。
ベストプレイヤーは火消し役で登場の3番手、4連続KのHiro。
5回に逆転タイムリーを放ったYuusukeの二人に。
試合後は両チーム共お説教のお時間。校長と学年主任が学校生活はいかにあるべきかを、ワルガキ生徒に説いているように見えなくもない。
いや、失敬。言い過ぎかな?(^-^)/
黄金週間が始まった。
今年は仕事やりつつスキあらばフレンズに行く毎日になりそうだ。ここ数年GWはほとんど仕事で忸怩たる思いを抱えつつ仕事であったことを思うと、まだましな年になりそうだ。
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2013年4月27日土曜日
我が輩はワシである
2013年4月23日火曜日
「晴耕雨読」について
先日さりげなく書店で買った。村上春樹著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
村上春樹的には「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」以来の長いタイトルではあるまいか。外見はさりげなく装ったものの、内心は目がハートになって乙女のような気分で本屋をあとにしたわけで。
しかし、読書時間は昔の一兆分の1に減ったのに伴い、読書量も一京分の1にまで激減した。更にOhmoriさんからもらった奥田英朗3冊がある。うち「サウスバウンド」上巻の1冊はもうすぐ読了だけれど、次の下巻が餌を求めるひな鳥のごとく、筆者の手に取られるのを待っているんである。更にあろうことか、昨日衝動的に奥田英朗の「最悪」を購入してしまった。最悪である。いや、最悪ではなく、読みたいのに読めない本が溜まっていくのを眺めるだけで、ウィスキーのロックをWで3杯はいけるのだ。帝国ホテルのバーならばこれで6,000円は取られるだろう。ドライヴェルモットの瓶を眺めながらジンロックを舐める、究極のドライマティーニ「チャーチルズ・マティーニ」みたいに、至福の時を過ごせるのだ。
う〜む。続きを読むか、村上春樹に浮気するか、迷ってしまう。普段なら何をさておいても即村上春樹に走るのだけれど、「サウスバウンド」下巻の主人公の少年が俺を手招きしてもいるのだった。
文芸評論家の北上次郎こと、本の雑誌社長、目黒考二は、一週間に10冊の本を購入する。読むスピードが追いつかず、溜まりに溜まる本の山。この本たちを収蔵するためのみに、家を購入しちゃうほどだ。まさに「活字中毒者の味噌蔵」(椎名誠著)なんである。そんな本たちに囲まれて、「晴耕雨読」になれたらどんなに素敵だろうなと夢想するも、筆者の現実は甘くない。雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、晴れても降っても田畑に出てゆかねばならぬ。顔の皺がウミガメの首のようになるまで。退職金を拝領できるサラリーマン諸氏。若い頃ならいざ知らず、努々(ゆめゆめ)勝算なしに起業することはしないほうが良い。
このブログのタイトル、少年野球「晴耕雨読」はそうなりたいと思い、つけたものである。
晴れた日は額に汗し畑を耕し、雨の日は心を平らかに読書に勤しむ。「晴耕雨読」
素敵だと思いませんか。
煩悩のまだ抜けきらない筆者には、きっといくら年をとっても無理なんだろうな。
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Google翻訳こんにゃく
中学時代は英語が好きだった。青年老い易く学なり難し、オトナになって英語をすっかり忘れてしまった経験を持つのは私だけではあるまい。なんてことを随分以前にブログに書いたような気もするけれど、気にしないでいこう。
Google翻訳サービス。これも以前書いたはずだが、気にしないでいこう。
英語翻訳に興味を持ったきっかけはスパムメールである。ブログのコメント欄に海外の通販サイトから英語のコメントがわんさか届く。それで無料のGoogle翻訳サービスに日本語に翻訳させてみるんである。メチャクチャである。メチャクチャなりになんとか意味が分かるようなわからんような。だいたいにおいて美辞麗句が散りばめられてある。最後に「私のブログも見てね」と書いてあるのでクリックすると、ヴィトンだのレイバンサングラスだのの海外通販サイトに飛ばされるわけだ。幸いこのブログにはスパム防止機能があるため、いきなり公開されないシステムになっている。大昔に書いたブログコメント欄に一時期は1日に100個くらいのスパム野郎が溜まっていたこともあった。全く実害はないのだが、削除する手間を考えると腹立たしいわけで。
いちいち英語をコピペして翻訳するのではなく、サイトをまるごと訳してくれる機能はないものか。あるんである。同じGoogleの機能で、Macの場合Safari、WinならIEの機能拡張で出来る。和文のサイトを英語に、英語のサイトを日本語に瞬時に翻訳してくれちゃう。(英語のみならず外国語ほとんどOK)
たとえばどこかで見たことあるこのブログ。
これを左上のボタンをクリックするとあっと言うまに、ホレ、こんな感じに。
ただし、悲しいかなこの翻訳がどれだけ正確なのかを知る術はないんである。ざっくり読んだ感じではだいぶ正確に訳されているようだ。その是非はともかく、なんだかワールドワイドで高級なブログになったようで面白い。
因に4/2に書いたエイプリルフールの「アリクイクイ」の文章がこれだ。
赤い楕円に注目。
これを一瞬でページ翻訳してみた。
驚いたのはイギリスの実在した人物を単に「ヒラリー卿」と書いただけなのに、翻訳ではちゃんと「Sir Edmund Hillary」(エドムンド・ヒラリー卿)とフルネームになっていたんである。また、「雪男」は単にSnowmanではなく、ヒマラヤという語句に関連させて、「雪男」を「イエティー」と、ちゃんと固有名詞に変換してくれているではないか。素晴らしい。
ただし、訳せない日本固有の和文はそのまんま英文になるのは当たり前だ。JudoやKimonoやSushiなどは今や立派な英語である。
「晴耕雨読」は「Seikouudoku」、ブログの最後に書いた「ぐふふ、...」は「Guhuhu,...」になっていて、「てゆーか...」はしっかり「Teyuka....」になっていた。
先日の電脳将棋戦でコンピュータが人間のプロ棋士を団体戦で敗ったというニュースは記憶に新しい。そのうち、「ぐふふ」も「てゆーか」もひょっとして、「つーか、オメエ、それ違くね?」なんて口語体の日本語が正確な英文に訳される日もそう遠い将来ではないのかもしれない(^-^)/
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Google翻訳サービス。これも以前書いたはずだが、気にしないでいこう。
英語翻訳に興味を持ったきっかけはスパムメールである。ブログのコメント欄に海外の通販サイトから英語のコメントがわんさか届く。それで無料のGoogle翻訳サービスに日本語に翻訳させてみるんである。メチャクチャである。メチャクチャなりになんとか意味が分かるようなわからんような。だいたいにおいて美辞麗句が散りばめられてある。最後に「私のブログも見てね」と書いてあるのでクリックすると、ヴィトンだのレイバンサングラスだのの海外通販サイトに飛ばされるわけだ。幸いこのブログにはスパム防止機能があるため、いきなり公開されないシステムになっている。大昔に書いたブログコメント欄に一時期は1日に100個くらいのスパム野郎が溜まっていたこともあった。全く実害はないのだが、削除する手間を考えると腹立たしいわけで。
いちいち英語をコピペして翻訳するのではなく、サイトをまるごと訳してくれる機能はないものか。あるんである。同じGoogleの機能で、Macの場合Safari、WinならIEの機能拡張で出来る。和文のサイトを英語に、英語のサイトを日本語に瞬時に翻訳してくれちゃう。(英語のみならず外国語ほとんどOK)
たとえばどこかで見たことあるこのブログ。
これを左上のボタンをクリックするとあっと言うまに、ホレ、こんな感じに。
ただし、悲しいかなこの翻訳がどれだけ正確なのかを知る術はないんである。ざっくり読んだ感じではだいぶ正確に訳されているようだ。その是非はともかく、なんだかワールドワイドで高級なブログになったようで面白い。
因に4/2に書いたエイプリルフールの「アリクイクイ」の文章がこれだ。
赤い楕円に注目。
これを一瞬でページ翻訳してみた。
驚いたのはイギリスの実在した人物を単に「ヒラリー卿」と書いただけなのに、翻訳ではちゃんと「Sir Edmund Hillary」(エドムンド・ヒラリー卿)とフルネームになっていたんである。また、「雪男」は単にSnowmanではなく、ヒマラヤという語句に関連させて、「雪男」を「イエティー」と、ちゃんと固有名詞に変換してくれているではないか。素晴らしい。
ただし、訳せない日本固有の和文はそのまんま英文になるのは当たり前だ。JudoやKimonoやSushiなどは今や立派な英語である。
「晴耕雨読」は「Seikouudoku」、ブログの最後に書いた「ぐふふ、...」は「Guhuhu,...」になっていて、「てゆーか...」はしっかり「Teyuka....」になっていた。
なんでも訳しちゃうから、世界はネットで狭くなった感しきりである。
例えばの話、憧れの韓流スターのブログやフェイスブックなんかも、リアルタイムで読めてしまうから、その筋が好きな人にはたまらないだろう。良かったらお試しあれ。
先日の電脳将棋戦でコンピュータが人間のプロ棋士を団体戦で敗ったというニュースは記憶に新しい。そのうち、「ぐふふ」も「てゆーか」もひょっとして、「つーか、オメエ、それ違くね?」なんて口語体の日本語が正確な英文に訳される日もそう遠い将来ではないのかもしれない(^-^)/
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2013年4月22日月曜日
宮前Queens 2連覇達成!
土曜日曜は仕事であった。土曜の都合がつけばQueensのライオンズ杯に行くつもりだったけれど、あにはからんや、如何ともし難し。
我がQueensは昨年このライオンズ杯で初優勝を果たしている。今年は追う立場から追われる立場になった。本当のチームの真価と進化が問われる大会だ。
夕刻Kasahara代表からメールあり。
「2連覇達成!準決勝7:0、決勝9:0、両試合ともコールドゲーム。JAで今から祝勝会ですが、来ませんか?」(+アゲアゲマークの絵文字入り)
筆者速攻返信。
「ワーオ!凄い、圧勝ですね!おめでとうございます。....(中略)....スマホで写真撮った人いるなら送って下さい。速報でブログに載せますんで」(+笑いマーク+感嘆符+etc)
きっとKさんのことだから、また酔っぱらって忘却の彼方なのであったろう。待てど暮らせど写真の返信はなかった。あるいはみんなそれどころじゃないくらい、盛り上がっていたのだろう。
Queen=女王のことである。これで名実共に本当の女王になったわけだ。
王と言えば百獣の王ライオンである。(武井壮は除く)しかもライオンズ杯なのだ....て、ことは。
はたと、閃いたわけで。速攻ネットでハリウッドのMGM映画会社のアレの画像をゲット。
例の映画が始まる前に輪っかの中でガオガオ〜と叫ぶライオンのアレ。
むむ、驚いた。首をかしげた角度でそうなってるのだと思うが、映像では雄ライオンの記憶があるのだが、画像ではたてがみの印象が弱くなり雌ライオンに見えるではないか。正に百獣の王、いや女王、KingではなくQueenなのだった。
すぐに記念の帽子を制作。ツバ部分にライオンの刺繍をして、LionsCupのロゴを入れて完成。アメリカのキャップメーカー「ニューエラ」とコラボして全世界で売り出したら....5個くらいは売れるかもしれない。
何はともあれ最高の滑り出し、今年の2013Queens、こんぐらっちゅれーしょん、なんである(^-^)/
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我がQueensは昨年このライオンズ杯で初優勝を果たしている。今年は追う立場から追われる立場になった。本当のチームの真価と進化が問われる大会だ。
夕刻Kasahara代表からメールあり。
「2連覇達成!準決勝7:0、決勝9:0、両試合ともコールドゲーム。JAで今から祝勝会ですが、来ませんか?」(+アゲアゲマークの絵文字入り)
筆者速攻返信。
「ワーオ!凄い、圧勝ですね!おめでとうございます。....(中略)....スマホで写真撮った人いるなら送って下さい。速報でブログに載せますんで」(+笑いマーク+感嘆符+etc)
きっとKさんのことだから、また酔っぱらって忘却の彼方なのであったろう。待てど暮らせど写真の返信はなかった。あるいはみんなそれどころじゃないくらい、盛り上がっていたのだろう。
Queen=女王のことである。これで名実共に本当の女王になったわけだ。
王と言えば百獣の王ライオンである。(武井壮は除く)しかもライオンズ杯なのだ....て、ことは。
はたと、閃いたわけで。速攻ネットでハリウッドのMGM映画会社のアレの画像をゲット。
例の映画が始まる前に輪っかの中でガオガオ〜と叫ぶライオンのアレ。
むむ、驚いた。首をかしげた角度でそうなってるのだと思うが、映像では雄ライオンの記憶があるのだが、画像ではたてがみの印象が弱くなり雌ライオンに見えるではないか。正に百獣の王、いや女王、KingではなくQueenなのだった。
すぐに記念の帽子を制作。ツバ部分にライオンの刺繍をして、LionsCupのロゴを入れて完成。アメリカのキャップメーカー「ニューエラ」とコラボして全世界で売り出したら....5個くらいは売れるかもしれない。
何はともあれ最高の滑り出し、今年の2013Queens、こんぐらっちゅれーしょん、なんである(^-^)/
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2013年4月19日金曜日
NYと高所恐怖症
30代の頃、勤めていた会社の研修旅行でニューヨークへ行った。
言うまでもないことであるが入浴へ行ったわけではない。あの米国のNYなんである。当時はまだ世界の中心は米国だと、傲岸な態度を見せても諸外国は物申せない、自他ともに認める超大国であった頃のこと。
日本からデザインツアーに参加したメンバーは、設計事務所、建築会社、内装施工会社、家具メーカーと、個人から大企業までの赤の他人の集まり。筆者は現地で意気投合した3人の男と終日行動を共にする。本物の「HardRockCafe」へ行ったり、ニューヨーク近代美術館へ行って本物のアンディー・ウォーホルの「キャンベルの缶詰」を鑑賞し感激したり、タイムズスクェアの怪しげな路地裏に潜入したりと、誠にもって濃密な時間を過ごした。
夜になってツアーメンバーみんなで、エンパイアステートビルへ繰り出した。
当時の日本の超高層建築は足元にも及ばないくらいの、超超超高層ビルなんである。あのキングコングが頂上まで登って飛行機を握り潰したことでも有名だ。ニューヨークは海底の堅牢な岩盤の上に出来た都市であるから、地震がきてもびくともしない。それを抜きにしてもいやはや、とんでもなく古いのにとんでもなく威厳に満ちた建築であった。
屋上へ行った。
投身自殺防止のための金網ごしに下を覗くと、股間がブルった。(オトコならワカリマスネ。ふと思った。さてオンナはどうなんだろう?今度誰かに訊いてみよっと)
思わずめまいがするほど素敵な夜景だった。眼下のアスファルトに吸い込まれそうになる。ヒッチコックの「めまい」を彷彿とする思い。あちこちのマンホールから白い湯気があがり、その上をイエローキャブが疾走する。ハリウッド映画でしか見たことのない光景を目の当たりにし、恍惚となってしまった。途中までワイガヤやっていたメンバーはやがて全員言葉を失ってしまう。
さてここでミクロの世界へいきなりワープしちゃうんである。まるで「グーグルアース」のように。NYからびよ〜んとニッポン、川崎、宮前、有馬、歩いて数分の地元にある神明神社。
犬は高所が苦手なんである。ペットトリミングでどんな暴れ犬でも、おとなしく神妙になすがままになるのは、高い台に乗せられちゃうからに他ならない。犬は元来高所恐怖症なんである。
神明神社には狛犬がいる。いわゆる「あ・うんの呼吸」のアレだ。
うちの愛犬「りん」を乗せてみた。
狛犬と困った犬のツーショット。やはり妙に緊張してる面持ちだ。
iPhoneで写真撮影のあとりんに両手を伸ばしたとたん、いきなり筆者の胸にダイブしてきた。....どすんっと。
よほど怖かったのだろうか。....想像以上に可哀想なことをしてしまったようだ、こんな可憐な娘(コ)に対して。
でも今後悪いコトしちゃったら、罰としてこれはいいなと一人ほくそ笑んでしまう筆者でもある。
俺ってS? (^-^)/
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言うまでもないことであるが入浴へ行ったわけではない。あの米国のNYなんである。当時はまだ世界の中心は米国だと、傲岸な態度を見せても諸外国は物申せない、自他ともに認める超大国であった頃のこと。
日本からデザインツアーに参加したメンバーは、設計事務所、建築会社、内装施工会社、家具メーカーと、個人から大企業までの赤の他人の集まり。筆者は現地で意気投合した3人の男と終日行動を共にする。本物の「HardRockCafe」へ行ったり、ニューヨーク近代美術館へ行って本物のアンディー・ウォーホルの「キャンベルの缶詰」を鑑賞し感激したり、タイムズスクェアの怪しげな路地裏に潜入したりと、誠にもって濃密な時間を過ごした。
夜になってツアーメンバーみんなで、エンパイアステートビルへ繰り出した。
当時の日本の超高層建築は足元にも及ばないくらいの、超超超高層ビルなんである。あのキングコングが頂上まで登って飛行機を握り潰したことでも有名だ。ニューヨークは海底の堅牢な岩盤の上に出来た都市であるから、地震がきてもびくともしない。それを抜きにしてもいやはや、とんでもなく古いのにとんでもなく威厳に満ちた建築であった。
屋上へ行った。
投身自殺防止のための金網ごしに下を覗くと、股間がブルった。(オトコならワカリマスネ。ふと思った。さてオンナはどうなんだろう?今度誰かに訊いてみよっと)
思わずめまいがするほど素敵な夜景だった。眼下のアスファルトに吸い込まれそうになる。ヒッチコックの「めまい」を彷彿とする思い。あちこちのマンホールから白い湯気があがり、その上をイエローキャブが疾走する。ハリウッド映画でしか見たことのない光景を目の当たりにし、恍惚となってしまった。途中までワイガヤやっていたメンバーはやがて全員言葉を失ってしまう。
さてここでミクロの世界へいきなりワープしちゃうんである。まるで「グーグルアース」のように。NYからびよ〜んとニッポン、川崎、宮前、有馬、歩いて数分の地元にある神明神社。
犬は高所が苦手なんである。ペットトリミングでどんな暴れ犬でも、おとなしく神妙になすがままになるのは、高い台に乗せられちゃうからに他ならない。犬は元来高所恐怖症なんである。
神明神社には狛犬がいる。いわゆる「あ・うんの呼吸」のアレだ。
うちの愛犬「りん」を乗せてみた。
狛犬と困った犬のツーショット。やはり妙に緊張してる面持ちだ。
iPhoneで写真撮影のあとりんに両手を伸ばしたとたん、いきなり筆者の胸にダイブしてきた。....どすんっと。
よほど怖かったのだろうか。....想像以上に可哀想なことをしてしまったようだ、こんな可憐な娘(コ)に対して。
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