前回プロローグ的ブログ「本塁憤死の悲喜こもごも」に続き、本編であるフレンズVSヤングなんである。ここでもどーゆーわけか「本塁憤死の悲喜こもごも」的写真が数多く撮れちゃったんである。一眼レフ入門機のNikonD5500(TVCMで小栗旬がやってるヤツ)でさえ立派な画が撮れるのだから、プロ仕様の上級機ならもっと凄い写真が撮れるのでは?と思うのだけれど、写真の良し悪しは画像の良さもさることながら、その一瞬のコンセプトにあるのだと思う今日この頃。カメラ性能や撮影技術を凌駕するのは、とりもなおさず被写体の良し悪しだと思う。少年野球ならばそれは子どもの表情であり、躍動感であり、文字に出来ないその心の内側を画像に焼き付けることが出来たならば、「良い写真」となるに違いない、と思っている。
その一兆分の一にも至ってない筆者が偉そうに書いても説得力がないけれど、せめてプロの写真の1000分の1くらいにまで迫ることが出来れば素敵なことだ。昨年途中からここではトリミングなしでそのまま掲載しているから、なおのことシビアなシャッターを切ることになる。スポーツモードでの連写をすれば決定的瞬間をモノにすることが出来る確率がうんと高くなるけれど、これをやるとあとでMacに取り込んだ際に、ブログ執筆前に膨大な枚数と対峙することになるためにウンザリしちゃうんである。これでは寝る時間がなくなっちゃうわけで。なので一瞬を切り取ることに専念して一人の打席につきせいぜい3〜4枚しか撮らないようにしている。それだけに良い画が撮れた時には心の中で快哉を叫んじゃう。
はい、お待たせでした。つまらない前置きはこれくらいで。
シートノックは監督Itohが仕事で不在につきフレンズはShohtaが、ヤングは重鎮Kurosu監督に代わり、クールかつニヒルで斜めの視点からの洞察が得意、しかしてストレートな下ネタも大好きというまるで筆者のようなオヤジ、いや、酸いも甘いも噛み分けたベテランコーチIshikuraさん。
フレンズベンチではこの日朝練からつき合ってくれた大学生OBのKazuがそのまま帯同してくれて、ことあるごとに子どもたちへ細かなアドバイスをしてくれていた。彼が現役で主将をやっていた頃のフレンズは宮前ではBクラスくらいで、個性の強い選手が多すぎてチームをまとめるのに相当苦労したんであった。彼と当時の話をすれば今となっては懐かしいものだ。当時の小学生時代の頃をおぼろに記憶している連盟Nishimuraさんは、オトナになった彼の変貌ぶりに超驚いていた。しかし私に言わせれば、そんな昔の他チームの子まで覚えていてくれるNishimuraさんに超驚いたのだった。
初回5年Kohkiくんらの長短打でヤングがあっという間に4得点。
これまた本塁でのタッチアピールシーン。少年野球に限らず野球ではお互いしのぎを削る最たる場面である。
その裏Fも1得点し4:1。
先発はRuiの弟4年生Shoh。ヤングはAsanoくん。
ヤングKasugaくんの打席では、C球が正月の鏡餅のようにぺちゃんこになった写真が撮れた。見事にスィートポイントを捉えたバッティングを証明する一瞬であった。思わず雑煮にして食べちゃいたくなるくらいに球がモチモチに変形していた。まるで野球漫画のワンカットのようだ。
Queens繋がりでKitamatsu、Sashikiヤング美人妻としばし談笑。敵陣の懐に入っても楽しく出来るのは少年野球の良いところだ。これがもし県大会ともなれば論外であるけれど。
外野に回ってみる。カメラモードをエフェクトにして「ジオラマ効果」で撮ってみる。
昨年もアリンコをモチーフに掲載したと思うけれど、懲りずにまたやってみた。
まずは目一杯アップの写真。D5500の300mmではこれが限界。もっとデカい望遠レンズが欲しくなる瞬間だ。
センター外野席の木立の奥から撮ったんである。.........更に少し引いてみると。
実際はここからだった。Hoshiba母がわざわざ銃弾の雨をかいくぐり、前線で奮闘する戦場カメラマンの筆者のもとへアイスコーヒーを届けてくれたんである。米ドラマ「コンバット」の、救護テントに駆け込んだサンダース軍曹(ビッグ・モロー)のような気分であった。
試合は小康状態。てゆーか、Fは不甲斐ないノーヒットの回を重ね、Yは単打が連発するものの、次の決定打不足で追加点を奪えず。Kurosuさんの「ぼやき」が聞こえてきそうな展開だった。途中出場のQ姫Ayaka。昨年に比べれば格段にシュアな良いスィングを会得したようだ。
本塁へ突っ込みアピール。
んでもって非情なコール。
このまま互いに閉塞感を抱えつつ回を重ねて、結果4:1でヤングの勝利。
この写真にはタマげた。
タマの位置にタマがタマタマ来た時の写真。タマらんなあ〜。
Hiroの弟、1年生のHaruはバット引きの大役を務めた。なにしろ打席が変わるたびにバットを取りに行かねばならないわけで。グランド本塁付近に転がったバットをせっせと回収に行くんである。その役目に徹するあまり終盤には、ニカニカ笑いながら次打者のバットまで奪って持って帰ろうとしたんである。これから合戦に赴こうとしている武士の刀を奪い取るようなものだ。筆者ファインダー越しに大笑いし、ふとベンチを見たら28番Ohshiroオヤジと目が合い、彼も大爆笑していた(^-^)
次回はエピローグ。
バーズ戦の試合を少し。
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2016年4月27日水曜日
2016年4月25日月曜日
本塁憤死の悲喜こもごも
土曜に開催されたジャビットカップのイントロダクションなんである。前回も書いたけれどフレンズVSヤング戦の前の試合は、サンダースVSフォルコンズなんであった。
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印象に残った写真などをチョイスしてさっくり行きたいんである。
先制はサンダース。2回表にはフォルコンズも1点を返し1:1のタイの展開。宮前悠久の昔から常勝軍団であるサンダースに対してフォルコンズは、物怖じせず伸び伸びと野球をやっていたような印象がある。
両軍エース、FのWatanabe監督、Queens姫でもあるSachiなどのショット。
サンダースにもレギュラー紅一点の女子がいて頑張っている。3塁からの果敢な本塁スライディングに主審のジャッジを仰ぐ選手たち。こんな写真が今大会では多く撮れちゃったんである。サンダースベンチには6年連合宮前クラブのスコアラーも務めるTsudaさん。TsudaさんにLINEで送ったら早速丸く切り取りLINEのプロフィール画像に。今までの可愛いニャンコ画像から180度転換。「部員募集中!」
2裏にはSが1点入れて逆転。このままSが畳み掛けるかと思いきや、しかし3回Fは怒濤の3得点、更に最終回には1点加点し5:2でF。バックネット裏本部席でも「まさか?」「よもや!」と騒がしくなる展開。
Fの選手が本塁へ突っ込む。すかさず投手がタッチプレーをアピール。
三塁走者は「えっっ!どっち?」と大きなヘルメを上げて「ミケランジェロ的最後の審判」を待つ。審判の裁断は.....あえなく沈没。神は見捨てたもうか?
7回裏Sは1得点し最後の力を振り絞るものの、Fの勢いに勝てずにまさかのSの初戦敗退。
「まさかの」という語句を付与してはFに対して失礼なのだが、逆にそれはある意味Fの奮闘をを賛辞する意味合いもあるわけで。欣喜雀躍のフォルコンズなんであった。
筆者は連盟公認ではあるけれど、連盟公式ではない広報担当として、他チームの試合もカメラを構えていたんである。そんな中ネット裏で5年連合(2016松風監督)Abeさんと、同じく5年連合監督Hirataさんのツーショットを捉えた。Abeさんは松風レッドのジャージをはいた山本五十六的風貌なんである。対してHirataさんは....。昔から想起しているのは作家の石田衣良に感じが似ていると思うのだった。
時折Abeちゃんのジョークで談笑しながらも、選手の力量を見つめる二人の意見交換はさすがであった。
さて、今日は月曜なんである。木曜深夜のテレ朝「アメトーーーーク」まで待ち遠しいぞ的な月曜深夜なのだ。
サンダースTsudaさんからメールをいただいた。サンダースカメラマンSonobeさんが筆者の写真を撮っていただいていたそうで、それを転送してくれたんであった。Sonobeさんの私(筆者)に送ってくださいとのコメント付きで。ありがたいことである。私は撮るばかりで自分の写真はほとんどない。明日交通事故であの世へ逝ったならば、この写真を遺影にするか、または数年前にQueensの秋季大会の等々力球場で撮ってもらったものにするか、あるいは見栄を張って竹野内豊にするか、じたばたせずに温水洋一に差し換えるか、悩み中なんである。
Sonobeさんへの感謝の意味もあり、せっかくなのでいつも人の写真を勝手に掲載している罪滅ぼしに、自ら襟を正す意味も込めて恥ずかしながら筆者の写真を掲載しちゃう。背景に偶然Matsuiさんの姿が写っているのも良い。
両膝に両腕を固定してカメラを構えている己の姿は、なんともジジイになったなあと思わざるを得ない。3人もマーゴがいるのだから当たり前か。千歩譲って「ジジイ」は認めるが、せめて「クソジジイ」にならぬよう襟を正してゆきたい。
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
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