2017年1月24日火曜日

Queens卒部式Part1

2016年度宮前Queens卒部式なんである。記念すべき十周年の第十期生は主将AyanoとMiku、Honamiの三人娘たち。
※しつこいようだけれど、以下、卒部生入場や、来賓挨拶や、今季選手挨拶など全て写真に収めたんだけれど、割愛しちゃってまする。申し訳ないでござる。

筆者風邪っぴきゆえ酒もそこそこに各テーブルを巡回す。

腹が減った時にスーパーへ買い物に行くとついついいろんな余計なものまで買ってしまうことってよくある話で。その逆もまた真なり(ちょっと違いけどね)、会場に到着すると母たち手作りカレーが待っていたんであった。まるで結婚式のウェルカムドリンクのように。ちょっぴり空腹を覚えていた筆者、大喜びでご相伴にあずかるわけでプチ満腹。ところがこのあとこれが災いして、せっかくテーブルに所狭しと並べられた食べ物になかなか食指が伸びないのであった。せっかくだったのにゴメンナサイ。

3姫たちへ代表、監督、ベンチスタッフから記念品贈呈。

いよいよ満を持してのDVDの上映である。Mochida総合コーチが編み出した手練手管の妙技、ちっちゃい頃の写真が登場すると目尻が下がる人、逆に目尻に涙を溜める人。筆者例によって暗闇の中で文字通り暗躍しシャッターを切る。


涙に追い打ちをかけるように、続いては照明を落として親子でのスピーチ。
Ayano。

Miku。

最後はHonami。

.................
ブログ途中で突然ではございますが、なんとか最後まで完遂しようと決心し筆を執ったものの、やはりまだ風邪の野郎が若干居座っており、頭が回転せず入力ミスも連発、ゆえにやむなく断念。これは決して年のせいではなく風邪によるものだと自分に言い聞かせて筆を置かせていただきたく候。

PART2はまた次回。ごめんなさいまし。かしこ。
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2017年1月23日月曜日

球恋遊学

久々のオムニバス形式的日々雑感ブログなんである。

昨日土曜はQueens年間最大のイベント「卒部式」なんであった。全部載せられないと分かっているにもかかわらず、結局200枚超えの写真を撮ってしまうわけで、あとで公開出来ないのに後悔しちゃう。本日日曜はフレンズ午前のみで、午後帰宅後にQの写真から厳選70枚に絞り込んだものの、まだ多すぎて断腸の思いで更に削除し40数枚に絞り込む作業。ひと仕事終えるとここ1,2年の悪いクセで疲労感を覚えて集中力が続かない。ましてや風邪が長引いて寒気を覚える中、熱燗を飲みながらであるからして余計なんである。

風邪と言えば一週間ほど前から風邪をひいちゃった。ピークは木曜の晩。仕事部屋で暖房をかけていても悪寒が止まらず上下ヒートテックを着込んでから厚手の服を着て更にダウンベストを羽織ってもまだ寒い。やっべ、風邪の野郎俺の中に完全に居座りやがったな。風呂に行き裸になると震えが止まらない。慌てて部屋に戻り体をファンヒーターで十分に暖めてから熱めの湯船に身を沈める始末。なんとか土曜のQ卒部式には行けたものの、延々昼から夜8時頃まで続いた酒宴の席では酒はほとんど進まず、あまり酔えなかったんであった。Kurashige号、Sashiki号の送迎してもらった車の中では極力咳をしないように心がける。これを書いている今も時折咳が止まらないが、だいぶ良くはなってきている。

小説「月に雨降る」のこと。
一回のブログアップには400字詰め原稿用紙で平均して5,6枚程度、短くて4枚、長くて8枚ほど。ブツ切れでの掲載は読み手を混乱させて、一気読みが出来ないイライラ感を助長させることは百も承知なんであるけれど、致し方なし。Queens新年会でもSohma会長に「Teshimaさ〜ん、小説いつ完了するのよ?」...昨日の卒部式でもMurata代表が「Teshimaさ〜ん、芥川賞はいつ?」...今日のフレンズでもKaneda顧問が「テッシーさあ、希伊のその後が早く知りたいんだけど」と。少年野球ブログの中で小説を書き始めるという暴挙に出て、フレンズではKanedaさん以外ほとんどの人からの反応はなく、フレンズでは誰も読んでないのかと疑心暗鬼、むしろ他チームからの父母から言われることのほうが多い。例えば連合で知り合えたメイツHazama母や、バーズ、Qの熱烈な「晴耕雨読」ファンと言ってもらっているYoshikawa母などである。そして連盟事務局の至宝鬼の編集長Nishimuraさん。きっと遠くから見守ってくれているに違いない。そんな声をかけてもらうことが小説執筆のモチベーションとなるわけで、とてもありがたし。短編と長編の線引きは曖昧だけれど、長編小説とは原稿用紙で200から300枚らしい。今、佳境に入っている「月に雨降る」は現在219枚まで行った。晴れて長編の領域に入ったんである。

前回ブログで「球遊学恋」という多少苦しげなタイトルで、中学生の部活あるいは学校生活をなぞらえてみた。野球を頑張って、仲間と遊んで、学業も怠らず、そして恋をする。親の庇護の元、家庭中心だった生活が中学になると、次第に初めて親抜きでの世界を知ることになるのが中学時代だと思う。
この「球遊学恋」(きゅうゆうがくれん)を野球のみに転じて言葉を並べ替えてみた。
「球恋遊学」(きゅうれんゆうがく)
野球に恋して夢中になって遊んでいるうちに、社会人になっても通用することの基礎を学ぶことになる。

いささか強引だったろうか。
やばっ、もう寝なきゃ。こほこほ、げほげほ。相棒Macに向かっていくら咳をしても彼に風邪はうつらないので安心だ。
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2017年1月18日水曜日

球遊学恋

日曜日はフレンズ父母会(総会)があって、夜は新年会を兼ねたような「2017壮行会」なんであった。会場はいつものファミレス夢庵。子どもも含めた集まりとなると有馬にはここがあるので助かっちゃうんである。筆者がフレンズに入った時分にはまだ夢庵ではなく、藍屋であった。ほぼ毎週のように練習終わりに監督コーチ大人数人が集まり、酒を飲んだものである。

さて一眼レフを過信していた。写真をフラッシュなしでもイケルと思い、ぱしぱし撮ったのだったが、あにはからんや、全体的に光量不足の暗いボケ写真になっちまった。なので相当割愛して掲載なんである。
まずは乾杯!

子どもたちはしゃぶしゃぶ食べ放題メニュー。まあ、食うわ食うわ、胃袋の大きさが頭の5倍くらいあるんではと思うほど。子どもがメシをお替わりする姿ほど頼もしいことはない。家庭では食費が大変だろうけれど。

それぞれのテーブルでは大人も子どもも盛り上がっていた。

こちら母テーブル。「はいはいはい、自分が一番美人だと思う人〜」と言ってレンズを向けると全員が「は〜い!」とピースサインなんである。有馬美女軍団。

「アタシさあ、チャーハンをおかずに白飯食える人」と言ってはばからないほどご飯大好き娘のNatsuki。ダンナAyumuは炭水化物ダイエットしとるっちゅうに。茶碗片手に子らのしゃぶしゃぶを横取りしじゃぶじゃぶしてパクパク、大森いや、大盛り飯を食べていた。Yasuda母も追随。日本の米農家への経済効果は絶大だ。素敵なことである。

こちらはフレンズ長老組。頭の薄さからいけば筆者が上座を独占するに違いない。最近まためっきり減ってきたんである。バーコード状態を維持するのも困難になってきたんである。

小さい子たちから数枚と6年生から数人だけ写真掲載。全員撮ってもここに載せるのは困難なんである。冗長で長〜いブログになっちゃうからだ。昔「髪は長〜い友だち」というCMがあったが、あれはカロヤンハイだったかな?



最後は主将Shohmaと今はまだ幼稚園生の女子二人。すでに背番号ももらっているんである。将来Queensに入ってくれたらもっと嬉しいぞ。

父母も挨拶。ただし父たちは割愛、母も無作為抽出で数人のみとしたい。


中学OBもついでにメシを食いにきた。在校生へのエールを送る。それよりおまえら勉強しとるんか?野球中学生が野球以外にやるべきことは3つある。
勉強、遊び、そして恋なんである。
筆者は中学サッカー小僧だったが、サッカー以外にやるべきことは野球と一緒だ。
球、遊、学、恋。
やっぱり一番熱心だったのは「球」サッカーだったけれど。

フレンズの生き字引、歩くピッチングマシーン、ステルス級のピンポイントノッカー、Yanagisawa代表から挨拶。
手締めでおしまい。

集合写真はテーブルをずらして。Gakuのお姉ちゃんがここでバイトしているので撮ってもらった。とんでもなく可愛い娘(コ)である。彼女がAKBに入ったら間違いなくセンターを獲るに違いない。今年のGakuはセンター?内野なはず?だ。
みんな、今年一年頑張ってくれよ〜。

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小説「月に雨降る」33

翌朝会社のデスクの電話が鳴った。
「はい、T&Dです」
「もしもし、私、トラスト探偵事務所の黒坂と申します。そちらに神島さんという方はおられるでしょうか」
電話をとった恭子は驚いた。探偵事務所っていったい何?リュウさんに何の用だろう。心がざわめきながら龍一に電話を取り次いだ。
「神島さん、黒坂さんという方からお電話です」
「ん、誰?」
眉間に皺を寄せてiMacのVectorWorksと格闘していた龍一が言った。
「探偵事務所の方だそうですけど」
探偵事務所?黒坂?怪訝な表情で受話器を持ち上げた。
「はい、神島ですが」
「初めまして、トラスト探偵事務所の黒坂と申します。神島龍一さんでいらっしゃいますね」
「ええ、はい、そうですが」
「単刀直入に申し上げます。永山希伊さんのことをご存知ですよね」
龍一は一瞬相手が言っていることが理解出来なかった。
きい?希伊?
誰だこいつは。動悸が早まるのを感じた。
「もしよろしければ、一度お会いして彼女のことでお話ししたいと思ってお電話差し上げました」
龍一の返事は心の動揺とは裏腹に勝手に口をついて出た。
「はい。もちろん」

仕事を早々に切り上げて、約束の恵比寿駅前の喫茶店に入った。黒坂はすでにコーヒーをすすりながら待っていた。黒いロングコートと赤いスェットシャツにストーンウォッシュジーンズ、真っ赤なスニーカーを履き、薄いグレーのサングラスを掛けた初老の男だった。短く刈り込んだ頭には白いものがだいぶ混じっていた。年の頃はすでに50代半ばだろうか。街で見かけた他人ならば一瞥して胡散臭い男と決めつけているはずだ。だが電話での丁寧で柔らかい物腰が印象に残っていたので、人を見かけだけで判断してはいけないことを自分に言い聞かせた。互いに名刺交換を済ませると、龍一は勢い込んで言った。
「希伊のことでお話があるそうで。いったいどういうことですか」
「私は永山希伊さんが高校生の時に調査を依頼された探偵で黒坂と申します」
瞬時に記憶が蘇る。あの日の晩、希伊が自分の生い立ちを初めて龍一に語った時、高校三年生の時分に探偵に依頼して出自を調査してもらったと言っていた。あのときの探偵がなぜ今頃俺に連絡をして来たのだろう。希伊の名前を出されて動悸が早まる。
「15、6年前に希伊からある話を聞いた時に、探偵さんに依頼したと言ってましたが、それが黒坂さんなんですね」
「そうです。神島さんはすでに希伊さんの生い立ちの話は知ってらっしゃるのですね」
「はい、おおよそのことは彼女から聞いて知ってます」
「では話は早い」
「でもどうして私のことを知っているんですか」
それには答えず煙草をもみ消して黒坂は話し始めた。
「希伊さんに調査報告をして実際的には私の仕事はそこで終わったわけですが、まだ高校生だった彼女の放心したような顔を見ると、どうにもいたたまれなくなりましてね。機会があれば仕事抜きでも協力してあげたいと思ったんです。でも日々の忙しさにかまけて、その思いはすっかり引き出しの奥にしまい込んだままでした」
龍一は質問をはさまず黙って聞くことにした。
「それから何年経った頃でしょうか。たぶん7、8年は過ぎていたと思いますが」
すぐに逆算してみる。その頃なら希伊が龍一のもとを去ってまだ間もないはずだ。龍一が煙草に火をつけると、黒沢もショートホープとジッポーを取り出した。
「仕事の関係で富山へ出張があったんです。二泊したあと明日帰京するという時になってふと思い出した。希伊さんの生まれが隣の石川県の金沢だったことをね。幸い翌日は休みだったので、帰る前に金沢へ寄ってみようと思ったんです。いや、でも、これといった当てはなかったんですが」

龍一は黒坂の話がこのあとどう展開していくのか全く分からぬまま、ひとことも聞き逃すまいと目の前の男の顔をまっすぐ見つめた。
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