2020年7月16日木曜日

学校施設解放再開

東京コロナの感染者数が日々増大傾向を見せる中、GoToトラベルにもとうとう東京にブレーキがかかった今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。非難を浴びそうだが悪いことを考えた。東京発着にはGoToキャンペーンが適用されないわけで、しかしそれでもどーしても安く旅行したい東京都民は、例えば東京からフツーに東横線で新横浜まで来て、新横浜から指定席で新幹線に乗り込み目的地まで行くのならどーなんだろうか。GoToについて詳しいことは知らないので、意味ないことかもしれないけれど。あっ!そもそも東京に住民登録してたらダメなのか?...いずれにせよこの状況下では都民も納得せざるを得ないだろうか。神奈川は東京と一心同体なので、東京と共に神奈川埼玉千葉の1都3県を規制対象にする選択肢もあったのではないか。経済とのバランスってやつだろうか。どちらにしろこの時期に観光旅行するなんて、精神的経済的な余裕のない筆者には無縁なものではあるが。余談ではあるが、もしコロナ収束したら今どこに旅行したいかと問われれば、金沢に行ってみたい。自分で書いた小説の架空の跡を辿ってみたいのである。神島龍一として。

さて、待ちに待った学校施設解放である。学校のグランドが使えないのは、チームにとっては羽を失ったトンボのようなもの。15日に川崎市教育委員会HPにアクセスすると、8月1日から解放再開とのことだった。予想以上に遅かったけれど朗報ではある。

しかし但し書きがあり、「学校単位で準備が出来次第」とのこと。HPの説明を通読すると、文章を読むことを苦にしない筆者でも、少々頭が痛くなるほどの煩雑な書類提出が義務付けられている。ザックリ要約すれば三密を避けるや、運動中を除くマスクの着用や、検温の実施などの基本事項は当たり前で、これに加えて4種類の書類提出または作成が義務付けられている。
※川崎市教育委員会HPから一部抜粋。


川崎に限らず行政や政府や民間大企業というものは、万一の場合あとあと責任を追求されないように、「我々はこんだけの注意喚起を行ったんだけんね、万一あった場合はうちらの責任じゃないぜよ、規定を遵守しなかった方が悪いんだかんね」的な、いわゆる「お役所仕事的縛り」があることは世の中の通念である。しかし見方を変えればこれは仕方ないことで、遵守しないで感染者が出た場合はやはり利用団体に非があると言えよう。(不可抗力の場合を除く)行政の良心に照らして思えば、税金で給料をもらっている以上その責任があるわけで、それがために市民の安全を守るための縛りがキツくなるのも仕方ないことか。と、解釈すれば得心がいく。

子どもも大人も来場者全ての健康チェックシートがある。キモになるのは検温記入欄。これは連盟公式戦でも運用されているのは既報の通り。しかし学校施設解放ではあらかじめ子どもや大人が検温してから来場し記入するのはあくまで自己申告であり、そこには大きな落とし穴が潜んでいるわけで。「口頭で言うだけのテキトー」の存在は否めない。また予期せぬお手伝いのOBやOB父などが来た場合、検温してないからといって追い返すことも心情的に無理である。なので本当に遵守しようと思えば出来ればQueensのように、各チーム非接触型の赤外線温度計を購入することを推奨したい。QはMurata代表の先見の明で購入した。しかしAmazonで検索すると¥7,000近くするし、安くても4〜5,000円は覚悟しなきゃである。Queensですでに何回か経験しているがほんの数秒で済むし、あらかじめ名簿リストを用意していれば簡単に終わる。ただこれをいちいち実施する母会長や担当マネージャーは大変ではあるが。

感染拡大防止に物理的な方策はある程度可能である。がしかし、ここで何度も書いてるけれどソーシャルディスタンスを規定通り遵守するのは実に難しい。屋外の野球ですらこーだから、ましてや体育館利用団体はもっと困難であろうことは火を見るよりも明らかである。また試合の応援で大声を出すことの規制も、結構困難であることは皆実感していると思われる。ただ、先日の宮前公式戦で観客席とベンチを分離したのにも関わらず、ある一部の父(コーチ?)たちは規制線のない一塁側階段の中段に居座り大声で叫んでいた。ホームベース近くで応援したい気持ちはよーく分かる。けれどそのすぐ前でカメラを構えていた筆者の背中に、ビャンビャン飛沫の砲弾が着弾していたわけで、コロナじゃなくても連盟指示を遵守しないという意味で若干不快な気分であった。

さて待ちに待った施設解放である。
各チームは当該ガイドラインを通読し、さらに4種類の書類提出を求められる。おそらく各学校から施設解放委員へ通達があると思われるのでそれを待っても良いと思うけれど、せっかくなので教育委員会HPのURLを下記に掲載。必要書類のPDF、WordやExcel形式のリストもあるので参照されたし。

※川崎市教育委員会HP(当該ページURL)
「8月1日以降、順次再開します」
http://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000111167.html
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2020年7月12日日曜日

宮前少年野球、再始動

※はじめに
NHKや朝日などニュースでも報じられているので、ご存知の方も多かろうと思われますが、11日川崎市内で学校教育関係者の感染が確認された。あえてここでは風評被害を鑑みて詳らかにすることはしない。ここで言いたいのは子どもたちや保護者やその関係者への、風評被害や差別が絶対あってはならないということだ。私たちと同じ仲間なのだから。と同時に、過剰に恐れることはないとはいうものの、まだ気を緩めず十分注意して日々を過ごしていただきたい。

さて、いよいよジャビットカップ宮前大会とU5(アンダーファイブ)宮前連盟会長杯が開幕した。今日12日は第一公園での3試合を活写。ザックリと写真にて宮前広報なんである。
第一試合はバーズVSウルフ戦。ベンチ内ではなかなかソーシャルディスタンスは難しい。全員マスク着用(プレーする選手と主審以外の塁審はノーマスク可)、試合前と試合後の集合挨拶はカットetc、様々な予防策を講じて開催なんである。バーズベンチを見れば今季はまたKawataさんが監督に復帰したようだ。

谷村新司の名曲は「昴」、浅田次郎の歴史小説超大作は「蒼穹の昴」、ウルフのSubaruくんは「送球のSubaru」。ファーストで捕球、送球に忙しい。スィングは超特大ホームランのスタイルであったが、写真のボールの位置に注目。しかしこの後チームに貢献する見事なヒットで出塁。

試合はウルフの圧勝だった。
インターバルの間にゴーストバスターズならぬ、宮前ウィルスバスターズ出動。「気休めだけど」と笑いながら「気遣い」を見せるSatoh事務局長なんであった。来週からのチームはこのベンチ消毒を終えてから審判団の許可を得てベンチ入りされたし。また試合前の健康チェックシートの提出もお忘れなく。

第二試合はアリコVSメイツ戦。こちらアリコも今季はYakabeさんが復帰。


お気づきだろうか。ソシアルダンスは社交ダンスであり、ソーシャルディスタンスは社会的距離なんである。ベンチと観戦者との感染予防のため、応援席をライト線ファウルグランドに特設したんである。マツダスタジアムばりの臨場感溢れるスタジアムの再構築と言えよう。豪速球投手の球を、若干振り遅れて当てに行った右打者のファウルライナーを、モロ被り出来る迫力を味わえると思えば悪くない。レフト方向も同様である。フェンス位置は通常時より手前に設置されている。


試合はアリコ優勢のまま終盤を迎えたが、メイツが大逆転しサヨナラゲームとなった。

はい、宮前ウィルスバスターズ出動。

ミミズだってオケラだってアメンボだあ〜って、
カメムシだってミツバチだあ〜って、みんな、みんな、性の営み...じゃなかった、生の営みを、コロナなんてどこ吹く風と言わんばかりに自然界の中で頑張っていた。

第三試合は松風VSレッパ。
レッパには野球大好き元気印娘、Queensの主将Karinがいる。対する松風にもこれまた元気娘QのMomoが在籍。

松風の先発左腕投手くんのピッチングは、真上から投げ下ろすオーバースローのフォームが綺麗で、実にキレの良い素晴らしい速球を投げていた。

試合はレッパの勝利。

試合後連合チームについての説明会があった。
選に漏れたチーム選手には申し訳なし、しかし同じ宮前の仲間として選出された選手にエールを送ろう。連合監督は連盟技術部Satohさん、29・28コーチはフレンズとアリコから、チーム代表は百戦錬磨の副会長Ogasawaraさんの布陣となった。コロナのために特殊なシーズンとなったけれど、みんな頑張って欲しい。

蛇足的編集後記。
久々待望の公式戦ブログとなった。子どもも大人も野球ができる喜びを感じたのではないだろうか。梅雨はまだ明けないのに筆者も何かココロが晴れたような感覚である。そして同じ宮前の仲間が早く参戦できることを心から切に願ってやまない。
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2020年7月9日木曜日

感染予防と観戦要望

今日(木曜)午後、iPhoneのニュース速報で東京のコロナ感染者数が一気に224名、過去最多となったとの報に接し一瞬唖然となってしまった。100超えが数日間続き昨日は70代に下がったと思った途端の、約3倍に当たる224であった。しかしすぐにその数値の要因はPCR検査数の増大によるものかなと判断したんであるが、それにしても驚きの数字ではある。なのでPCR検査数における陽性率が気になるところだ。

ましてやここ数日の九州、中部地方の豪雨による甚大被害。昨年10月の台風で多摩川が氾濫し流域住民に被害を及ぼし、河川敷少年野球場も全滅したことは記憶に新しいが、現在の豪雨による甚大な被害はその比ではない。太古の昔エジプトメソポタミア文明から、日本の江戸時代なども、その時代の首長の大仕事は河川の治水事業だったけれど、現代文明がこれだけ発達してもなお、自然の力には勝てない現実が目の前にある。近年大きな自然災害のたびに「想定外の」という枕詞が乱発されて久しいけれど、もうその言葉も「想定内」になってしまった感のある今、想定外だったとの逃げ道は残されていないように思う。

世界は、善良な市民の命を奪う殺戮兵器に莫大な血税を費やすよりは、善良な市民を不可避の自然災害から救う政策に税金を使うべきだ。
しかしその反面、筆者などはF35などの最新鋭戦闘機の飛行映像を観るのが大好きだし、地球温暖化に加担するかもしれない、GT-Rニスモのマフラーから排出される重低音の爆音も好きである。語るべきテーブルが全く異なるから「好き」でも許されるのだろうが、大仰に言えば二律背反的命題なんであった。

さて、今夜私が...。もうこれも手垢のついた枕詞となってしまった感のある「晴耕雨読」、少年野球ブロガーであり、フレンズ、Queens広報部長、宮前連盟の広報(非公式)である筆者から、またお知らせである。
レギュラーシーズンも半ばを迎え、コロナの影響でイレギュラーなシーズンとなってしまったけれど、宮前も他連盟もいよいよ少年野球大会公式戦が始動することとなった。ここに至るまでなんども書いているけれど、連盟役員、事務局、審判部、技術部メンバーは連日のように3密ならぬ4密な連絡と協議を重ねてきた。昨日まで複数の案件メールが縦横無尽に飛び交い錯綜し、宮前少年野球を支える男たちの夜は更けてゆくのであった。

直近の大会は今週末日曜7/12に開催される「ジャビットカップ宮前大会」※第一公園と「U5トーナメント大会」(連盟会長杯)※第四公園、の同時開催である。「U5トーナメント大会」は5年生以下なのだがこれはU5を「アンダーファイブ」と言うのかまたは「ユーファイブ」か「ユーゴ」と発音するかは分からない。広報担当としては失格であるが、それを議題の俎上(そじょう)に上げるほど能天気ではないので看過しているのが現状である。顔を突き合わせれば自然と氷解するに違いないのだが。

※追記
ブログアップからほどなくしてこのブログを読んだ某連盟某事務局某氏からコメントあり。正式読み仮名は「アンダーファイブ」であることが判明。詳しくは下のコメント欄を参照されたし、なんである。

連盟からの決定事項は適宜各チームへ配信されている。チーム担当事務局から指導陣へ、または保護者へと流れているのが普通であろうと思う。近隣に配慮した公園利用に際しての決め事に関しては、チーム全員に行き渡っていることを期待したいし、逆にそうでなければいけない。しかし通達内容によっては事務局止まりで良いものもあれば、指導者や役員まで周知させれば済むものもある。今回ブログでは保護者も含めたチーム全員が予め知っておくべきこととして掲載したい。

以前のブログでも掲載したけれど、大会開催におけるコロナ関連の特別事項である。ソーシャルディスタンスに関わる事項は物理的に難しい部分もあるけれど、遵守されたし。宮前では結局は上部組織である川崎市少年野球連盟の「感染予防対策ガイドライン」をそのまま流用遵守する方針となった。
これは「感染予防対策ガイドライン」であると同時に「観戦要望対策ガイドライン」でもあるので(「晴耕雨読」的ダジャレと理解していただきたい)、保護者諸氏も一読して損することはない。

宮前広報として、以下長文ではあるけれどコピペして皆さまへの周知の一助としたい。
なお、試合前には各チーム事務局に配布済みの、下記添付の健康チェックリストの提出が義務づけられているので、試合前にバタバタして時間を浪費しないよう、余裕を持ってご準備いただきたい。

2020 年6 月21 日作成
新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドライン
川崎市少年野球連盟学童部
【はじめに】
新型コロナウイルス感染症について、現段階で得られている知見を基に、行政と上部団体から出されている感染拡大予防ガイドラインを参考に、川崎市少年野球連盟学童の感染予防対策方針として作成したものです。
■参考資料
・JSBB 感染予防対策ガイドライン改訂版(6 月4 日改訂)
・JSBB「健康チェックシート」
・スポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガイドライン改訂版(概要)
・スポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガイドライン改訂版(5 月29 日改訂)
・スポーツイベント開催・実施時の感染防止策チェックリスト改訂版

1.大会(練習試合)参加時の感染予防対策
(1)大会(練習試合)への参加者の事前注意事項
・参加者は検温を実施し球場に来ること。
・大会参加者は自宅から球場まで移動時、必ずマスクを着用すること。
・選手、監督、コーチ、大会役員、スタッフ、審判員及び保護者の出席を確認、参加者の 健康状態を確認し、健康チェックシートに記載し大会事務局か球場責任者に提出すること。
・発熱、咳、倦怠感などの風邪症状および嗅覚味覚を感じない者の参加を認めない。
・14 日以内に感染者との接触や濃厚接触者と特定された者も参加を認めない。
・過去14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされた者も参加を認めない。
・大会参加者は各自水筒かペットボトルを持参し、頻繁に水分補給して熱中症防止対策を十分に行うこと。
・選手は各自タオルを持参すること(タオルを濡らすときはバケツの水を共有で利用しないこと)

(2)試合開催時共通の注意事項
・試合開始前の攻守決定時は、監督、主将および捕手はマスクを着用する。その時の審判員もマスクを着用する。挨拶時の握手は行わない。
・試合時の大会事務局側ならびに審判員からの諸注意をチームに伝える場合は、各マスクを着用して行うこと。
・グランド内に入場および退場する場合、人と人との距離を1m 以上確保して入退場すること。
(ベンチ内の入れ替えなどに十分配慮し、密集・密接にならないように時間配分すること。)
・選手はグランド入場後、マスクを外し外野での練習行う。その際は、選手間の距離を1m以上確保すること。
・用具点検を行う審判員は、消毒を施してから行うこと。
・試合中は、熱中症リスクを考慮し、グランド内でプレーする選手、ランナーコーチおよび塁審のマスク着用は義務付けない。但し、球審はマスク着用が望ましい(天候により判断する)
・ベンチ内では監督、コーチ、スコアラー、代表、マネージャー、給水係はマスク着用し、一定間隔を保つように努力すること。
・試合開始および終了時の選手挨拶は、ベンチ前に一列に整列し、球審の合図で挨拶する。(ホームベース前に整列することは行わない)
・試合および練習において、選手が密集・密接する円陣や声出しは行わないこと。
・選手は試合中、握手、ハイタッチ、グータッチ等は行わないこと。
・監督が選手に指導するときは、マスク着用し、密集・密接ならないように1m以上離れた位置で指導行うこと。
・グランド内における唾、痰を吐く行為は厳禁とする。
・試合中、共用し使用するヘルメット、バットなどは出来るだけ除菌液等を塗布し、清潔状態を維持すること。
・審判員は給水を各自用意し、近場に保管しイニング間で給水を取ること。(本部、ベンチからの給水は行わない)
・応援者については、観客席が「密」にならないように、一定の距離を確保しマスク着用して観戦すること。また、大声を出す応援は控えること。
・各チームは、手洗い用の石鹸、消毒液等を準備すること。
・飲食は、周囲の人となるべく距離を取って対面を避け、会話は控えめにすること。




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