2024年11月10日日曜日

シスタージャビット 涙の向こう側

 昨晩のナイターから一夜明けた今日、新人戦第一公園で会う人ごとに「残念でしたね」「いったいどうしたの」「お疲れ様でした」etcの言葉をかけていただき、誠に恐縮至極。今日の新人戦は一部のみ取材で次回に回し、昨日のシスタージャビット準決勝VS中原区戦なんである。ただし言わずもがな筆が重い。

会場は錦糸公園野球場。A,B面に分かれた境川のようなグランド構成である。夕刻開始にて事前に周囲をパトロール。墨田区ゆえに間近にスカイツリーも垣間見える環境。この辺の小学生は毎日これを見ながら学校に通うのだろう。山梨静岡の子供たちが毎日富士山を見ながら登校するように。そんな生活を想像してみると、ちょっぴり愉快になる。

試合前の点景。この時はまだ昼の日差しが夕闇を排除し明るかった。ここから薄暮を迎えやがて照明灯に火が灯り、次第に太陽は去り、夜が忍び寄って、闇が辺りを支配するに違いない。...なんて叙情的に書いているのは野球本編に入るのが重い気分で、それを先延ばしにしちゃっている自分がいる。

とは言えいつもの調子に戻る「晴耕雨読」。試合前の写真撮影。

初回中原は先頭打者が安打で出塁するも無得点。Q先発マウンドはエース左腕Seira。

対するQueens、ほぼ打者一巡に届くほどに打線がつながり、Airi、Satsuki、Seiraの3本の単打で3点先取となる。中原の投手は小柄ながらいつも笑顔の素晴らしいピッチング。

ところがなんである。2回中原は安打わずか1本ながら、四球失策に乗じて5得点もぎ取り逆転する。Qに3連続失策が発生した時は、MLB・WSのNYヤンキースの3連続エラーを想起してしまった。名手ジャッジがフツーの打球を落球したように、Qも普段鉄壁の守備を見せる選手などが、連鎖の渦に巻き込まれたんである。

裏のQは二死走者無しから打順はAiri。凄まじい打球は火を吹き遥かレフトの上空を越え、B面グランドまで転々、Airiのターボエンジンを点火させるまでもなく、瞬足を生かしドライブモードの余裕でランニングホームランとなった。5:4と肉薄する展開。

3回中原無得点のまま推移。Qには好捕のプレーもあり、流れは渡さない。

その裏Qは今度はSatsukiにもライトオーバーの長打。ライト方向ゆえ三塁打は確実な当たり、もしかして、おしっ、...これも2打点逆転ランニングHRとなった。レッパでの連日の疲れを感じさせない打撃と走塁だった。ついにQ軍5:6と逆転に成功する。

4回には更に差を広げる宮前Q軍。トップからの好打順で打席は頼れるAiri。今日3の3となるセンター前タイムリーなどで2点追加し5:8とする。

薄暮の時間帯は守備で打球が見えにくいと良く言われるが、写真もまた然り。今までの撮影モードでは光と影のバランスが読み取りにくく、ブレブレのピンボケの写真を量産しちゃう筆者。なんとか掲載可能な写真のみ。画像では明るく見えても実際は照明灯が煌々と燦々とグランドに光明を提供している。



5表の中原、またしても先頭安打、Qの四球絡みで3得点し土壇場で8:8の同点に追いつく。

最終回チャンスがあれば逆転サヨナラの回となるも、無念の三者三振。怒涛のタイブレークに突入する。

無死2,3塁から中原1得点し9:8。僅かの1点差。対する裏のQは好打順からの攻撃。しかし相手監督は絶妙のタイミングで申告敬遠をMiyuとAiriに二つ発動。

筆者は劇的サヨナラを想起夢想したのだが、無得点に終わり無念の敗退となったんである。試合後号泣する多くのQナインたち。こんな時我々大人はかける言葉を失う。

同じ負けでも悔しさや無念には温度差がある。これが最後の公式戦の大きな大会であること、実力拮抗なのに勝てる試合を逃してしまったこと、目標がここではなくジャイアンツ球場だったこと、周囲からの期待値が大きかったこと...etc。選手やベンチ、保護者でも微妙な温度差はあれど、筆者的にはいろんな思いが交差しての惜敗であった。

しかし選手たちには、ここまで本当に良く頑張ったと賞賛の拍手を惜しまない。今季連合を組んで破竹の勢いを持って野球を楽しませてくれたのは、他でもない主役のキミたちなのだから。涙の向こう側に待っているものを見据えて、これからも頑張ってほしい。

他にも外野では喧々囂々あり今後の問題山積するも、一旦は心の傷を癒すため、平らかな平常心に戻りたい。連盟含め、全てのQueens関係者、お疲れ様でした。

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2024年11月6日水曜日

しりとり形式オムニバスブログ

 
このブログ、以前は週2ペースでアップしていた時期もあったけれど、ここ近年は週イチの野球ブログがすっかりメインとなった。少年野球以外の「日々雑感」的なブログも好きだとおっしゃる方もいたし、自分もそうだったのだが、夜時間があれば大抵は、AmazonプライムかU-NextかAppleTVなどのサブスクで映画を観ちゃうのである。今年は膨大な数になりそうだ。週末はプレミアリーグ三笘薫のブライトンもあるし。だから日々雑感的なネタがあっても筆を執るまでには至らず。

しかしながら、久々のしりとり形式のオムニバス的日々雑感なんである。そう、少年野球と言えば...。

●少年野球と言えば...

連盟役員LINEや連盟ALL-LINE、QueensスタッフLINEなどが頻繁にギュンギュン鳴るのが日常である。たまにはその中の個人LINEも来たりするわけで。今日は用事があって娘と息子の嫁さんにLINEするため、ずっと下を遡って二人のアカウントを探していた。ふとした拍子で連盟TsujiさんのLINEを開くと、ジャイアンツJrの写真があった。そうだ、いっけねえ、この写真をもらって次回のブログに掲載するねと返して、そのまま失念していたのだった。ちょうどQueensがシスタージャビット日野戦に勝利した日で舞い上がっていたのかもしれない。すぐにLINEからiPhoneにDLし、クラウドを通じてMacに自動保存。ジャイアンツJrと宮前クラブとの練習試合後の集合写真なんである。※もらった写真、なぜか画質が超悪い。顔の周囲に色の滲みが浮いている。

まだ未確定情報だが、ジャイアンツJrは12月に、年末の全国大会に向けて第一公園で練習をするかもしれない。ジャイアンツ=シスタージャビット=Queens、Queensと言えば...。

●Queensと言えば...

監督Satohさんが所持しているグラブはRawlingsなんである。Rawlingsは世界で最初に野球グラブを作製販売した最古のメーカー。筆者が使っているグラブはフレンズの時は息子のお下がり、Queensではネットで買った格安のペランペランのダンボールで作ったようなグラブを使っていた。筆者がプレイヤーなら超こだわりを持ってグラブを選択するが、週イチでQの外野守備をやるかどうか程度なので、安ければ何でもいいや的に購入したのだが、これが失敗だったんである。オモチャのようなダンボールグラブは捕球するとパチンパチンと、弾くのなんのってありゃしない。しかも最近塗装の剥離が大いに目立ってきたんである。使用者が禿げでグラブも剥げていたんではシャレにならんぞいってな訳で、昔から憧れだったRawlingsを買おうと決意。今から甲子園を目指すつもりはないので、なるべく安いRawlingsを。迷いに迷った。¥15,000から¥17,000クラスが多い。ところがデザインが気に入ったものはもっと高い。散々見たのちにおっとこれで良いか。¥9,800のカラフルなRawlings。しかも女子ソフトボール用とあったが、サイズは大人とそう変わらず。これから米国に渡ってドジャース入団を目指すつもりはないので、これで十分である。ただしオレンジ部分がキャラメル色だったらもっと良かったのになあ。ただ今オイルを塗り塗り、モミモミしちゃって柔らかくすることに腐心しているのである。MLB・WSの公式球もRawlingsであった。

ドジャースと言えば先日の大谷翔平のMLBワールドシリーズ優勝である。MLBワールドシリーズと言えば...。

●MLBワールドシリーズと言えば...

FIFAワールドカップなんである。(少々強引かな)筆者がサッカー好きなのはヘビロテ読者さんならご存知のはず。今年の代表レプリカユニフォームも購入済み。サッカー代表戦中継ではTVの前でこれを着て一喜一憂するのがもう定番なんである。先日パリにいる兄貴からメールがあり、例によってパリでは手に入らない和食の食材、北海道のガゴメ昆布などを送ってほしいと。今年2月にも送ったのだが、今回はもう一つリクエストがあったんである。兄貴の息子の誕生日祝いに代表ユニフォームをプレゼントしたいのだと。兄貴の息子、つまり筆者にとっては甥っ子だが、彼はランスの大学生でパリを離れて寄宿舎住まい。子供の頃からサッカー好きで移籍前まではパリサンジェルマンのムバッペファンだったのだが、同時に日本代表三笘のファンでもあるそうだ。今回初めて知った。昔日本で会った時はまだ小学生だったけれど、当時は若いネイマールが台頭し始めた時で、彼のファンだと言っていたのを思い出す。ちなみにフランスサッカーリーグ、リーグ・アンのスタッド・ランスでは伊藤純也と中村敬斗の日本代表コンビがゴールを量産していて、地元ではすんげえ人気なんである。フランスモナコには南野拓実もいる。その兄貴の要望に応えて甥っ子の代表ユニフォームを購入。左が筆者のXLサイズ、右が彼の3XL。今回ユニはヨウジヤマモトとのコラボでY-3ブランドのマーク入り。下から燃え上がる炎のデザインが、サイズによって違うのも面白いではないか。パリへは先日国際小包を航空便で送ったばかり。

兄貴が東京の大学生の頃、筆者はまだ山形で中学生のサッカー小僧だった。むむむ、山形と言えば...。

●山形と言えば...

先日ここで掲載したこのツーショット写真。Queens日野戦でいきなり女性が歩み寄ってきて言ったんである。「Teshimaさん、私も山形出身なんです!」と。ブログを読んで筆者が山形だと分かったのだそうだ。Kotoha母なんであった。いやはや、ますます宮前区少年野球山形県人会メンバーが増えたのである。先日もYamakawaさんがドングリーズEndohさんを発見したばかりだ。このKotoha母でこれで5人目の快挙。同じ県ならああ奇遇ですねえ、どーぞよろしくとなるが、同じ市内と言うのがミソなんである。ググッと親近感が湧くものだ。山形に限らずこれは皆さんも同じだろうと思う。上京した後の同郷との邂逅とは実に良いものだ。改めて素敵な笑顔を掲載。

更に山形と言えば...。

●更に山形と言えば...Part2

最近の丸亀製麺CMを見ていると、とうとうご当地つけ汁うどんが登場したのは、皆さんもうご存知か。上戸彩出演のアレである。筆者は土日野球の帰りに昼食に寄る場合はほとんど行きつけのラーメン屋である。たまにマックに行ってサムライマック照り焼きを買ったり、季節限定メニューが出ると丸亀製麺にもごく稀に行く。CMによると全国都道府県由来の汁物にうどんを入れて食すみたいだ。「コロンブスの卵」ではなく、筆者も丸亀製麺の企画部長か執行役員ならとっくに企画立案していたに違いない、実に魅力的な商品である。CMでは全体像がすぐに消えてしまうため、興味を持ってHPを見てみた。筆者の想定通り山形は「芋煮」のつけ汁であった。なんとも美味そうだ。見れば東北勢はどいつもこいつも良さそうじゃないか。秋田きりたんぽ汁なんて、実にうまそうだ。神奈川はどーかと検索すると「横浜家系ラーメンつけ汁」...はあ?あれはラーメンじゃなきゃダメだ。あまり魅力を感じないのである。元々家系ラーメンはさほど好きではない。稀にだが豚骨の獣臭(けものしゅう)があるからである。山形芋煮の名前は近年全国区になった感があるが、ちょうど今が旬である。今度山形39LINEに聞いてみようと思う。「もう、食ったけが?」なんて。「我が町釜揚げうどん」今が山形の旬と言えば...。

●今が山形の旬と言えば...。

これも既に掲載済み。過日近所のスーパーでラ・フランスを買った。地元では巷間まことしやかに囁かれる「見た目はブス、中身は美人」の洋梨である。世界中の果物の中で一番好きだ。もっとも世界中の果物を食べたことはないが。まだカチカチで機は熟してないので放置している。ついでに山形産の「若もぎ小茄子」も買った。これはもう食べたのだが、うーむ期待が大きすぎたかあまり美味しくないわけで。もっと好きなのは山形特産の本当の「小茄子」なんである。まん丸で小さくてちょっと硬くて齧るとコリッと音を立てる、口の中に茄子の旨味がジュワーっと広がるんである。茄子に対する世界観が変わるはずだ。そういえば11月からは「おみ漬け」が旬になる。世界中の漬物の中で一番美味いのである。もっとも世界中の漬物を食べたわけではないが、根拠のない自信がある。機会があれば横浜へまた探しに行こうと思う今日この頃、やっと、しりとり的な日々雑感的「晴耕雨読」の筆を置くのであった。

いよいよ週末はQueensシスタージャビット準々決勝である。ベンチ及びQ姫たちには慢心を捨てて自信を以って臨んでほしい。絶対勝つと信じて。

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