本日日曜筆者はQueensに帯同しJA共済杯開催にて、相模原方面へ出撃予定だったが、あいにくの雨で早朝には中止延期が決定。これで2週連続の延期となった。従軍カメラマンは一転して第一公園へ赤カブの鼻先を向けてエンジンをかけたのだった。
深夜の豪雨でたっぷりと雨を吸い込んだグランド、宮前の男たちの手で復旧作業、水分が蒸発し、天に戻る頃合いを見て約1時間遅れで開催となった。ジャビット宮前大会もいよいよ佳境に、準決勝2試合なんである。
●グリーンサンダースVSモンタ
初回の攻防は互いに1得点し1:1、更に2回も両者無得点でスコアは変わらず同点のまま。
3裏ようやくM軍の鋭い牙がGS軍に突き刺さる。小柄でも大きな仕事を成し遂げたのは背番号14番くん。打球は外野を転々としついに本塁まで生還す。筆者の見立て(記憶)ではランニングHRかと思う。(あるいはヒット&エラー絡みかも)この回5得点し一気に1:6となった。
反対に自力に勝るMは裏にも2点を加えて1:8となった。最後まで初回のスミイチのまま、本塁は遠かったGS軍、このままゲームとなった。今大会、大方の予想通りモンタが決勝進出となった。
●ブルアロVSフレンズ
南野川と東有馬は国境線を介して隣り合っている、いわば隣国同士の対決だった。ここまで特別延長を2連続制してきたF、果たして結果やいかに。初回Bは主軸の長打2本で早速2点先制す。
対するFも、ここぞという時に頼れる主砲Terukiのタイムリー2塁打などで2点を返し、すぐさま同点に持ち込む。
2回はともに無得点。FベンチはItoh兄弟。兄は総監Satoh君と同期で、弟は筆者の息子と同期。監督ShohtaはじめFベンチはフレンズOB群で担うことになって久しい。宮前でも特異なカラーのチームとなった。
おやおやFベンチを見ると背番号組は皆、帽子がフラットバイザー採用じゃないか。他に応援席にもちらほら散見される。フレンズはそのうちラッパー集団でDJなんかやっちゃうかもしれない。「多様性」であり大いに結構だ。フラットバイザー、筆者は絶対ムリだ。これをかぶれと言われたら、渋谷のスクランブルでパンイチになれと言われるに等しい。3裏Fはトップからの好打順なるも無得点。
その後も決め手に欠き両者ともスコアを動かせずに無得点が続く。ところが5回表のB軍がついにその均衡を破った。こちらも9番の小さな選手が2点タイムリーとなる3塁打を放ち大仕事をやってのけた。Bは更に2得点し、4点を叩き込み8:2と引き離す。
焦るFは5回裏、こちらも9番のYamatoが中堅への安打で出塁するも、得点には至らず。
その裏Fは脅威の粘りを見せる。先頭Kohyohがライトへの安打で出塁、7番Hiroのセンターオーバーのタイムリーが飛び出し2点を返し9:4とする。
ここでShohta監督はHiroに続いて双子ちゃんのKeiを代打に送り出す。これまた大きなライトオーバーの3塁打を放ち、Hiroを楽々本塁へ生還させた。Hiro&Keiの双子パワー炸裂し9:5と肉薄する。
またしても3戦連続タイブレークかと思わせるほどの期待感はあったが、中盤での失点の積み重ねは大きく、9点の大きな壁を乗り越える術はなかった。Fナイン奮闘するもここで決勝進出ならず。9:5で敗退となった。
さて最後に野球に関係ない一文。筆者はことあるごとにここで三苫薫に触れてきた。イングランドプレミアリーグ、ブライトンで目を見張る活躍で世界のサッカーファンを魅了した彼。チームではFWのダニー・ウェルベックとジョアン・ペドロと同じ10得点し、プレミアでは日本人初の2桁得点を記録した。前出の二人はFWでPKでの得点も含まれるが、三苫はMFで10点にはPKはない。純粋なシュートでの10ゴールだ。何をか言わんや。しかも劇的な印象に残るファンタスティックなゴールが多い。リバプール戦でのあの伝説のスーパーゴールは、今季全英プレミアのベストゴール賞も獲得した。
来季はプレミアのビッグクラブへの移籍が確実視されてきたし、実際今季中に他国からのオファーも含めさまざまな移籍情報が錯綜した。筆者はリバプール、マンC、マンU、チェルシーなどに期待していたのだった。しかしなんである。昨日衝撃が筆者の脳天を突き抜けた。ドイツの超名門バイエルンが水面下で獲得に乗り出しかなり話が進んでいるらしいとのこと。フェイクニュースは山ほどあるが、信頼のおける筋からの情報で、しかも三苫も前向きな姿勢だとのこと。バイエルンは来季のCL参戦が決まっているドイツ王者なので、上昇志向の三苫も食指を動かせられないはずがない。だが筆者はイングランドサッカーが好きで出来ればプレミアでプレーして欲しいと願っていたんである。同じ「鷺沼兄弟」の田中碧のリーズが2部からプレミア1部に昇格が決まり、来季は三苫と田中のプレミアを舞台にした、宮前鷺沼兄弟のマッチアップも見られたかもしれないのだ。この宮前少年野球ブログをご覧の皆様、サッカーに興味がないかもしれないが、宮前出身の二人が世界を舞台に活躍しているんである。実に誇り高いことだ。大袈裟ではなく野球に例えれば、宮前出身の同じチームの6年生と5年生が成長して米国に渡り、ドジャースとヤンキースに所属してワールドシリーズで戦うみたいなものだ(個人的見解です)。
まだ確定情報ではないが、果たしてどう展開するのだろう。
さて、駄文が長くなった。この後深夜24時キックオフで、プレミア24-25シリーズ最終節、ブライトンVS強豪トッテナム戦がある。泣いても笑っても今季最後のカードになる。三苫薫は若干のトラブルを抱えているので、スタメンはあるかどうか。前節通りに途中出場のジョーカーとして現れるのか。プレミアリーグ残留かブンデスリーガ移籍か。どちらにしても筆者、有終の美を飾って欲しいと願わざるを得ない。

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