2025年9月1日月曜日

2025集大成の秋季決勝

 甲子園球児凱旋の興奮冷めやらぬまま、秋季決勝ブログを書くことになった。あの二人の来たタイミングが実に良かったかもしれない。大会途中のたとえば先週だったりしたら閉会式にも出なかっただろうし。しかしあんなに子どもたちから人気があるとは意外だった。フレンズとしてもフレンズOBとしても実に誇り高く思えるのだった。写真枚数多いゆえ文章少なめに。

●秋季大会 3位決定戦 モンタVS花フラ

H主将の長身痩躯、剛腕豪速球のHorieくんは見るたびに大きくなっている気がするのは筆者だけだろうか。おそらく一週間に10cmくらいのペースで身長が伸びてる気がしちゃう。初回Mは無得点。

その裏Hは幸先よく1点を先制したのだが、その後が...。

2回は互いに無得点、3回Mは猛攻にて2点を返し1:2と逆転に成功。Hは満を辞して温存していたHorieくんにスイッチ。

1点差のまま均衡した展開が続き、ついに5回Mが待望の追加点を入れる。5:1とジワリ点差を広げる。

最終回裏Hは意地を見せ1得点するも万事休す。5:2の好ゲームでモンタの3位が決定した。

●秋季大会 決勝戦 ウルフVSレッパ

お互いに実に長い夏を過ごしたのではないだろうか。特にレッパは大きな全国大会を複数回出場し、熱い戦いを経験してきたわけで。大人も子どもも相当疲れているだろうか。しかしそれもバネにして元気なのはやはり子どもたちだ。むしろ大人は夏バテと酒疲れだろう。初回Wは1点先制で幕開けとなる。

Wの強烈なスライディングで2塁ベースが破壊された。前回試合でも同じようなケースがあった。珍しく試合中にハンマーまで持ち出して修復作業になった。決してオジサン三人が「ブラジルの皆さんお元気ですか?」と叫んでいるわけではない。

その裏Rは早速アカリキレッドパワーが炸裂し、3点を奪取しすぐに逆転に成功す。

Rの火を吹くような打球が三塁線ギリに爆進する。フェアだ。これをWの三塁手が逆ハンドでキャッチしライン上からファーストへ正確無比の送球。...アウト。見事なファインプレーだった。写真では分かりづらいけれど。運営席ではRのB監Hiranoさんがいるではないか。専門用語は知らないので筆者的に言うと、「メガネレンズ上下パカパカタイプ」のノスタルジックなメガネをかけちゃって。

2裏のRは攻撃の手を緩めることはなく、畳み掛けるようにまた3点を追加す。1:6と点差を広げる。逆にウルフは傷口が広がる。(※ダジャレ的な韻を踏んでます)

しかしここでもWの美技が発動。センターが抜けようかと言う大飛球をジャンプ一番見事キャッチ。分かりにくいのでドアップにしてみた。

対するRもファインプレーの応酬。随所に堅守の光景が見られる。おかげでWは未だ追加点を奪えず。

4裏にはRが更に1点追加、1:7とする。この時点ですでに本部では竹中、中田の甲子園球児来訪で盛り上がっていたんである。それを取材していたせいもあり、その間の写真は少ない。

このまま最終回を迎え1:7でR軍の優勝となった。恒例の帽子投げを。中央の大の字の大ジャンプはお見事。暑くても疲れていても、この優勝の瞬間は誰しも全てを忘れて元気になっちゃうのだった。

●閉会式

ブログやっとここまで来た。インドから紅茶の茶葉をシルクロード経由で英国ロンドンへ到着したような気分である。あるいはロシアバルチック艦隊が大西洋からアフリカ希望峰を経てインド洋経由し、日本海へたどり着いたような感じ。または...。こうして余計なことを書くから長くなっちゃう「晴耕雨読」なんである。閉会式の模様は写真で淡々と行きたい。

決勝戦も含め三決の試合も熱戦であった。

6年前のこの第一公園で竹中・中田両選手は小学生としてグランドの中心に立っていた。しかし今日は大人の連盟役員の列に並んでいる。光陰矢の如し。実に感慨深いものである。熱中症対策として議員さんの挨拶は持田さん以下は列席の位置のままにて。更に行進も割愛とした。

さて最後に集合写真。前回ウルフに続き今回も陳謝。モンタ写真ではiPhoneのレンズ部分に指がかかってしまい、またしても失敗しちゃった。注意してはいたのだが、iPhoneの画面は太陽光線がモロ反射して白っぽくなり画像がよく見えず、実はほとんど感覚で撮っているんである。言い訳は要らない。モンタさんごめんなさい。

ウルフの集合写真を撮っていると背後のマウンドからザワメキが聞こえるではないか。振り返ると秀明が子どもらに囲まれて、再度のサイン攻めにあっていた。この宮前の地からまた多くの甲子園球児が輩出されれば、我々宮少連としても大いに喜ばしいこと。誰かのために頑張ることも素敵なことだが、その前に自分のために頑張って欲しい。それが結果的に誰かを幸せにすることになるのだから。大人になったらその意味がわかるはずだ。

※甲子園球児凱旋に特化したブログは前回掲載してます。こちらもどーぞ。

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2025年8月31日日曜日

甲子園球児凱旋フィーバー

 今日は秋季大会決勝戦のブログではあったけれど、例によって写真枚数が多寡(たか)を極め、選択するだけでも一苦労、しかも22時からドラマ「〜朝山家です」とプレミアブライトン三苫薫があるとなっては、筆者的には到底ブログを書くには気が遠くなるほどの大仕事なわけで。ならば通常は優勝などの集合写真だけでお茶を濁す姑息な手段をとるのだが、今日ばかりは違う。

フレンズ出身の甲子園球児二人が「凱旋」にやって来たのだった。秋季決勝戦の最中に来たのだが、ざわめきと人の群れで決勝戦が霞んでしまうような騒ぎだった。名前は準優勝の竹中秀明と初戦で姿を消したが中田吏(つかさ)の二人。もうこの際公人扱いとなった彼らには本名明記でも問題なしと判断した。

※注=秀明父に訊いたのだが、凱旋などで地元のいろんな場に呼ばれてSNSにアップされるのはOKだが、学校名などは記載しないでほしいとのこと。宣伝行為になるのでNGらしい。学校や高野連からの注意事項とのこと。今までは知らずに書いていたがここでは遵守したい。画像のTシャツも学校名は加工してある。

一言でいうと「甲子園球児フィーバー」に包まれた第一公園だった。まずは連盟本部会長らに挨拶し議員さんらと写真を撮った。

噂を聞きつけた場内の選手たちがワラワラと本部周りに押し寄せる。惜しげなく準優勝の銀メダルを子らに触らせる秀明。通常の試合中ならこの場に選手がいたら、本部から「ダメだよ」と叱責を受けるのだが、今日は特別だ。フェンス越しに鈴鳴り状態であった。1枚目の右端は竹中父。フレンズ時代から豪快な好人物である。バイクに乗るときは首を左に傾ける癖があるのを思い出した。

子どもばかりではない、大人たちもニコニコしながらメダルに群がると、皆一斉にスマホで写真を撮る。忘れていないだろうか、この間にも決勝戦は粛々と熱戦を繰り広げていたんである。「豊島さん、秀明と一緒に写真撮りましょうか」とフレンズコーチOhmoriさんが言ってくれたのだが、忙しさに紛れて失念しちゃった。
丘の上ではいつの間にか列を作った選手と個別に写真を撮っていた。メダルを選手の首に掛けてあげてポーズをとる秀明。嫌な顔ひとつせず、黙々と応えてあげる姿は、筆者が知っている秀明の人間性そのものだった。ヒーロー扱いになっても決してそれを鼻にかけずフレンズ時代から変わらぬ謙虚な姿勢であった。

閉会式では会長の取り計らいで二人を紹介することに。更に秀明にマイクが渡った。一言コメントをどーぞ。

「野球は心のスポーツ」その意を汲んで理解できただろうか。筆者なりに文脈を咀嚼して解釈すると、どんなに体力があっても、どんなに技術が優れていても、最後はメンタルの強い者が勝つ。厳しい練習に耐え抜いて、数々の修羅場をくぐり抜けてきた者だけが言える言葉だろう。少年野球のみならず、我々社会人の大人にも通底する言葉ではないだろうか。

会長の意向で「甲子園の土」を第一のマウンドに撒いた。これから甲子園に憧れる宮前の子どもらがここに立ち、ボールを握り力投する姿を想起すると楽しくなるわけで。

閉会式後竹中父とちょっと会話した。「いやあ、竹中さん、本当にお疲れ様でしたね。楽しい思いをさせてもらった秀明に感謝だね」と。父曰く「本当にそう。むしろ秀明よりもハジメ(兄)に感謝してる。ハジメが秀明を野球(フレンズ)に誘ってくれて、その後もいろいろとバックアップしてくれてね」と。しみじみとした顔で言っていたのだった。

集合写真撮影時から今度は帽子にサインをねだる選手が続出し、延々と列を成して止まることを知らない光景が出現。筆者が帰る頃もまだサイン会の列が絶えなかったんである。

さてここへ来る前には当然フレンズへ凱旋しているわけで。有馬小と西有馬小へ行きこちらも相当盛り上がったようであった。OB-LINEに上がった写真も膨大な数になる。掲載できないカットもあるが、竹中父本人がアップした集合写真だけ無断で掲載したい。身内なので無断借用でも構わないだろう。

さて秋季大会である。冒頭のように今日はギブアップしちゃう。また次回ブログアップをお楽しみに。


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