今日は秋季大会決勝戦のブログではあったけれど、例によって写真枚数が多寡(たか)を極め、選択するだけでも一苦労、しかも22時からドラマ「〜朝山家です」とプレミアブライトン三苫薫があるとなっては、筆者的には到底ブログを書くには気が遠くなるほどの大仕事なわけで。ならば通常は優勝などの集合写真だけでお茶を濁す姑息な手段をとるのだが、今日ばかりは違う。
フレンズ出身の甲子園球児二人が「凱旋」にやって来たのだった。秋季決勝戦の最中に来たのだが、ざわめきと人の群れで決勝戦が霞んでしまうような騒ぎだった。名前は準優勝の竹中秀明と初戦で姿を消したが中田吏(つかさ)の二人。もうこの際公人扱いとなった彼らには本名明記でも問題なしと判断した。
※注=秀明父に訊いたのだが、凱旋などで地元のいろんな場に呼ばれてSNSにアップされるのはOKだが、学校名などは記載しないでほしいとのこと。宣伝行為になるのでNGらしい。学校や高野連からの注意事項とのこと。今までは知らずに書いていたがここでは遵守したい。画像のTシャツも学校名は加工してある。
一言でいうと「甲子園球児フィーバー」に包まれた第一公園だった。まずは連盟本部会長らに挨拶し議員さんらと写真を撮った。
噂を聞きつけた場内の選手たちがワラワラと本部周りに押し寄せる。惜しげなく準優勝の銀メダルを子らに触らせる秀明。通常の試合中ならこの場に選手がいたら、本部から「ダメだよ」と叱責を受けるのだが、今日は特別だ。フェンス越しに鈴鳴り状態であった。1枚目の右端は竹中父。フレンズ時代から豪快な好人物である。バイクに乗るときは首を左に傾ける癖があるのを思い出した。
子どもばかりではない、大人たちもニコニコしながらメダルに群がると、皆一斉にスマホで写真を撮る。忘れていないだろうか、この間にも決勝戦は粛々と熱戦を繰り広げていたんである。「豊島さん、秀明と一緒に写真撮りましょうか」とフレンズコーチOhmoriさんが言ってくれたのだが、忙しさに紛れて失念しちゃった。
丘の上ではいつの間にか列を作った選手と個別に写真を撮っていた。メダルを選手の首に掛けてあげてポーズをとる秀明。嫌な顔ひとつせず、黙々と応えてあげる姿は、筆者が知っている秀明の人間性そのものだった。ヒーロー扱いになっても決してそれを鼻にかけずフレンズ時代から変わらぬ謙虚な姿勢であった。
閉会式では会長の取り計らいで二人を紹介することに。更に秀明にマイクが渡った。一言コメントをどーぞ。
「野球は心のスポーツ」その意を汲んで理解できただろうか。筆者なりに文脈を咀嚼して解釈すると、どんなに体力があっても、どんなに技術が優れていても、最後はメンタルの強い者が勝つ。厳しい練習に耐え抜いて、数々の修羅場をくぐり抜けてきた者だけが言える言葉だろう。少年野球のみならず、我々社会人の大人にも通底する言葉ではないだろうか。
会長の意向で「甲子園の土」を第一のマウンドに撒いた。これから甲子園に憧れる宮前の子どもらがここに立ち、ボールを握り力投する姿を想起すると楽しくなるわけで。
閉会式後竹中父とちょっと会話した。「いやあ、竹中さん、本当にお疲れ様でしたね。楽しい思いをさせてもらった秀明に感謝だね」と。父曰く「本当にそう。むしろ秀明よりもハジメ(兄)に感謝してる。ハジメが秀明を野球(フレンズ)に誘ってくれて、その後もいろいろとバックアップしてくれてね」と。しみじみとした顔で言っていたのだった。
集合写真撮影時から今度は帽子にサインをねだる選手が続出し、延々と列を成して止まることを知らない光景が出現。筆者が帰る頃もまだサイン会の列が絶えなかったんである。
さてここへ来る前には当然フレンズへ凱旋しているわけで。有馬小と西有馬小へ行きこちらも相当盛り上がったようであった。OB-LINEに上がった写真も膨大な数になる。掲載できないカットもあるが、竹中父本人がアップした集合写真だけ無断で掲載したい。身内なので無断借用でも構わないだろう。
さて秋季大会である。冒頭のように今日はギブアップしちゃう。また次回ブログアップをお楽しみに。

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