さていったい写真枚数が何枚になるかと懸念したが、数えるのが怖いのでやめた。問答無用で早速春季大会最終日ブログ本編に突入。
●本大会 3位決定戦 フレンズVS花フラ
H軍先発は宮前でも屈指の本格左腕投手くん。長身から繰り出すボールはキレのある速球で打者は簡単には打ち崩せない。そんな中先攻のF、Ryohjirohが失策にて出塁するも、次打者Terukiの打席ではエースくんの的確な判断によって1-6-3の鮮やかなゲッツー完成。やはり一筋縄ではいかない強豪H、よく訓練された結果であろう。しかしHaruhiが四球を選び出塁すると、この日4番に座ったSackyが見事なレフト線安打、これが起爆剤となって続くFの大砲Kaiもセンターへの2点タイムリー。2死走者なしから先制点を挙げる鮮やかな攻撃だった。
...ヤバイ。F寄りのブログとはいえ、冒頭からつい詳細に書いてしまった。このペースでは全て書き終えるのに、日本橋-箱根間を歩いて往復するくらいの時間がかかっちゃう。心を鬼にして簡潔にいこうではないか。(と、自分に言い聞かせる俺なのだが...)
対する裏のHの攻撃は無得点。Aoiは健気にもベンチで元気よく大声で声援でチームを盛り上げていた。
2表のFはOhsukeが出塁し、Yamatoが犠打(犠飛打ではなく犠打=送りバント)で走者を進め、Terukiがしなやかにレフト前タイムリー。3:0とリードを広げる。
3裏Hの攻撃。安打で走者を出すと4番のエースくんをFはこの日2回目の申告敬遠。(正当なルールとはいえ個人的には可哀想だった)その後Fのミスにより1点返し3:1。ただ、救援投手のOhsukeは3アウトのうち全てを打者三振に切ってとったことは頼もしい。
4回のF、ついにこの男がやってのけた。今季主将10番を背負ったHaruhiがまたしても2死走者なしから、四死球で溜めたランナー二人をセンターオーバーのタイムリーで本塁へ生還させ2点を追加。5:1と更にリード。
この直後Sackyがまたしても外野手を襲う強烈な安打性の、追加点確実の打球を放つも、Hセンターくん(レフト?)の素晴らしいファインプレーで3アウト、互いにハイタッチしHの窮地を救ったのだった。守備の乱れが目立ったHにあって、好守備が光ったシーンだった。Hは4回にもスクイズを決めて1点加点し5:2と追い上げる展開。
最終回Fは更に1点追加し6:2となる。チビッコながら犠打を記録し重責を果たしたYamatoに代えて、代打指名はAoi。小さな心臓はバクバクだったに違いないが、最近Queensでもバットの振りが強くなり、勢いのある生きた打球も打てるようになった。安打にはならなかったが、ショート前へ弾き飛ばし全力疾走。QのSackyとともにやはりQ姫を応援したい筆者ではある。試合に出ることで得るものはきっと多いはず。言い方を変えれば、試合に出なければ得られない経験値がある。強豪相手にまだセーフティーリードとはいえない点差で、普段出れない子を起用した指導陣の勇気ある英断にも、いちフレンズOBとして、また「晴耕雨読」筆者としてもエールを送りたい。
裏のH攻撃ではここでもFは小さい子らに守備交代を大幅に敢行。(試合時間制限も関係するのだが)最後にHは宮前を代表するスラッガー4番打者くんに回ってきた。走者はいない。もちろんここは勝負の場面。ここまで2連続申告四球の鬱憤を晴らすかのような、ライト線への見事な素晴らしい打球。ギュンギュン韋駄天の如く疾走、Fのミスにも乗じて3塁を蹴り飛ばし本塁まで帰還する快走を見せた。記録はRHではなくワンヒット+ワンエラーの三塁打。6:3とした。
互いにギリギリの攻防、最後は本部で「あと何分か?」と連盟役員がガン首揃えてストップウォッチを覗き込む。筆者もガン首の一本となって見てみたら2分余りだった。当然Fはタイムをかけるなど時間を有効に使うことに。正当なベンチワークである。昔は逆にこれをやられて忸怩たる思いをした経験が何度もあるが、これも野球の勝負の巡り合わせという妙であろう。
6:3ダブルスコアでゲームセット。ついにFは春季大会3位に上り詰めたのだった。強い時代も弱小だった時期も知っている、酢いも甘いも噛み分けたオトナである筆者(?...自分で言うなってか)には、ことのほか嬉しい快挙であった。特に宮前春季は2024開幕となる、他チームにとっても大きな意味があるはずだ。春季の先にまだ多くのチャンスがキミたちを待っている。そんな3位決定戦であった。
...
はい、そーなんである。結局当初の信念は守れずやはり長文になってしもた。F寄りのブログをここまで書いて、たった1試合で頭の充電池は既に10%足らず。このまま続ければ日本橋から大阪心斎橋間を徒歩で往復するくらいの時間がかかることは火を見るよりも明らか。なので、この後のジュニアと本大会の決勝はまた後日としたい。民衆の暴動が勃発しなければ良いのだが...。
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