2015年3月11日水曜日

笑顔と涙は

宮前Queensの監督Koshimizuさんは、東京は晴海、勝どきの銘店「勝どき 輿」の2代目店主でもある。勝どきは東京オリンピック招致決定前からのマンション建設ラッシュの波。その中に「輿」もあった。現在の店舗はマンション完成までの仮店舗である。完成の暁には下層階に新店舗、上層に自宅が出来る予定なんである。昨年このマンションのTVCMも流れたくらいの超高層住宅だ。現在の店は仮設とはいえ立派なお店である。普段は近隣会社の常連や近くの家族連れなどで賑わうアットホームなお店でもある。

6年生が卒部したあと監督のご好意で、6年生とその親たちやQ関係者がご招待されちゃうんである。6年生の慰労会なんである。今年は3月初めの日曜日。昨年に続き筆者は寸前まで楽しみにしていたのだったが、急な用件が入り断念。代わりに特派員Suna母に頼んで何枚か写真をLINEで送ってもらうことにしたんであった。
2014年悔しい思いもあったであろう、6年の少女戦士たち。とはいえこうしてユニフォームを私服に着替えれば、まだまだ、あどけない小学生の女の子なんであった。

下は男どもの楽しげな酒宴のテーブルのショット。行きたかったなあ。残念ながら女子の....いや、かつて女子だった母たちのテーブルの面々の写真は届かなかった。特派員のスマホの調子が悪かったのだろうということにする。スナママノスマホ。なんだか早口言葉みたいだ。今季からはクレママになっちゃうのだろうか。(※妹のKurenaがまだQに在籍しているのだ)

カウンターに陣取ったのはKasahara代表とMurataヘッドコーチ。呑みたかったなあ。

カウンター越しのオープン厨房で立ち働くのは、Koshimizu監督その人である。金曜夜はここで遅くまで仕事をし、翌土曜朝8時にはQueensの練習に愛馬のバイクにまたがり駆けつける。「男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」フィリップ・マーロウのあまりに有名なセリフがこの人には似合うかもしれない。

お茶目なSohma会長ではある。Suna母のリクエストで撮ったものか、会長自らおどけてみせたのかは定かではない。どちらにしろなかなかお目にかかれないショットである。早春の梅の枝にウグイスが止まっている写真がなかなか撮れないようなものだ。我ながら全く的を得てないひどい比喩である。

輿の名物は「こだわりの焼き鳥」「最強モツ煮込み」や「旬の刺し盛り」「ジューシーメンチカツ」.....etc。それに超ビッグなかき揚げ天ぷら。それを目の前に大盛りメシを頬張るのはQueensOGのMeikaだった。バリバリの女子硬式野球選手にはこの程度は朝メシ前、いや、晩メシ前なんである。彼女にとってはダイエットして化粧することよりも、こっちのほうが「女子力」アップだと言わんばかりに。

会長一見して強面(こわもて)の表情だが、誤解してはいけない、これで内心すごく嬉しいのである。2014Qの主将を勤め上げたFuukoとのツーショット。Meika、Himariのあとを追い、女子野球クラブチームの強豪オール京急に入団が決まった。昨年この子のグランドに響き渡る声でチームがどれだけ牽引され、この子の輝くような笑顔でオトナたちがどれだけ救われたことだろうか。

卒業を迎えたQueensの姫たち。
中学生になっても親やコーチたちへの感謝の気持ちを忘れるな。
困難に立ち向かった時は大いに笑って大いに泣け。

笑顔は人を幸せにし自分を救う最強の武器だ。
涙はキミの心を大きく成長させる最良のクスリだ。
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2015年3月8日日曜日

開幕2015の春

今日はあいにくの小雨まじりの空模様、この曇天が一気に晴れるような大曇天返し....いや、大どんでん返しは期待出来そうもない。例年のこの日は晴天に恵まれたんであったけれど、今年の春季大会の開会式はこんな肌寒い天候のもと開催されたのだった。

貫禄十分の連盟Sohma会長、眼鏡を新調したようだ。ツルの部分がなかなかのおしゃれさんである。昨年の驚異の全大会の覇者、驚異とともに脅威ももたらした富士見台ウルフから優勝旗・カップの返還。

来賓、連盟、監督指導者、そして主役の選手たち。いよいよ2015年の瞼(まぶた)は切って落され.....いや、火ぶたは切って落されたんである。これから長い少年野球シーズンの始まりだ。

時系列は逆行しちゃうけれど、数年前から「晴耕雨読」で恒例となった全チームの入場行進写真を一挙掲載。そぼ降る雨とカメラの調子が今ひとつで綺麗な写真とはほど遠い出来。この角度から撮ると行進のうまいチームはほぼ全員の顔をきれいに捉えることが出来るけれど、そうではないチームは直線に整列していないため、顔が欠けて見えなかったりしちゃう。行進は足並みと腕の振りを揃えることが一番重要かなと思っていたけれど、その次に顔は真っすぐ前を見る、歩く軌道も直線に....も大事だと知った次第である。
では本大会の部の一挙20チームである。これには宮前Queensも参加する。




















次は次世代を担うジュニアの部全8チームのチビッコ軍団。本来は全チームにジュニアチームを併設出来ればいいのだが、昨今の野球人口減少、少子化問題のあおりからか8チームとなった。こういうチームは恒常的に安定して強くなれるチームだと思う。羨ましい限りだ。








さてこれも恒例、外野から一塁内野スタンド方面を眺めたショット。コーチや父母たちを順々に撮って切り貼り。雨にもかかわらずなかなかのギャラリー、観客数である。日本野鳥の会を呼んでカチカチ人数をカウントしてもらったら、53,257名を記録したんである。
選手宣誓はAbe連合艦隊司令長官の母体チームである、松風スラッガーズのMorimotoくん。自ら志願しての選手宣誓だそうだ。実に見事なスピーチであった。会場からも拍手が湧き起こる。


今年はオマケのショットがある。例年同じ写真パターンなので、今年はむくつけき男どもの、監督コーチ陣のアップを特集しちゃう。顔が写っていなかったり、イカツイ表情だったりしていても筆者は責任とらない。もし筆者がここに写っていればおそらく誰よりも一番イカツイ、不細工な顔をしていたに違いない。母たちの写真掲載には人知れず結構気を遣うのであるが、まあ、男なら文句あるまいて。肖像権侵害、プライバシー侵害、個人情報保護法、秘密情報保護法、ストーカー規制法etcは一切無視しちゃう。
2015年、今年の宮前少年野球を牽引する野郎どもなんである。
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2015年3月6日金曜日

最後のゲーム

某月某日、南部リーグの6年生だけによるオールスター戦が開催されていたんであった。筆者のMacのブログ倉庫に眠っていたんである。つい先日のことなのにいつだったかは失念...なんである。ローカル大会とはいえ大変に歴史のある大会。場所は有馬小スタジアム。そーなんである、運営幹事チームは毎年持ち回りで今回は有馬フレンズの番であった。本来昨年中にこの最後の懇親試合と閉会式を終わらせなきゃであったけれど、年々試合数が多くなり相手チームとの調整も難航する中、12月の対外試合禁止期間に突入したための苦汁の判断により今回の開催となったんである。歳を越してからの解禁日以降に開催となってしまったことは、ひとえにフレンズ及び筆者の不徳の致すところ、この場をお借りして関係各球団にお詫び申し上げたい。

その調整役はフレンズ事務局Tagamiオヤジ。一人に任せきりであったことは否めない。次回はチーム全体でサポートすべきだと自省の念。監督やベンチスタッフに比べて、フレンズのみならず他チームや連盟でも、事務局は裏方仕事であまり日の目を見ることがない。しかし、この事務局のスタッフあってこそのチーム運営なんである。チームによっては事務局のスタンスや仕事内容に若干の差異はあるだろうけれど、およそ大変な業務であることに違いはないはずだ。微に入り細に渡り、時に一斉送信メールに何人も返信がなく、思うに任せない状況にストレスを溜めることも多かろう。ご苦労さま、お疲れさま、ありがとうございますm(_ _)m

そのTagamiさんの差配で遅ればせながらこの度のオールスター戦開催となった。
連合チームでの顔見知りもいれば、初対面での選手同士も少なくない。それでも分け隔てなく同じ野球仲間としてチームを組むことに意義がある。
参加チームは(敬称略、略称愛称にて)ヤング、ブルアロ、フレンズ、フォルコンズ、アリコ、レッパ、松風の7チーム。人数の関係から先の3チーム16人対あとの4チーム15人の混成となる。チーム名は筆者が考案した。
ヤング、ブルアロ、フレンズ=YBF16
フォルコンズ、アリコ、レッパ、松風=FARM15
AKB48に倣(なら)ったのだがFARM=ファームとしたことは確信犯的な珍名である。

卒業生を労うのが本来の大会趣旨なので、基本全員を試合に起用する。顔を覚えている子もいれば、ほっほう面白い子だなあ、という選手もいる。もういっそのことランダムに写真を撮ってうまく撮れた写真を組み合わせてアップしちゃおうじゃないのよ。

この日一番目立ったヒーローは筆者的にはアリコのある選手だった。三塁コーチャーズボックスであらん限りの大音量で走者に指示を出す。大柄な体格に高音のよく通る声質でしかも実に明瞭である。グランドの応援の母たちにも大人気であった。筆者何も知らないくせに言える立場にはないのだけれど、この子はきっととても素直で野球に対して真摯な気持ちで向き合っているのではと、勝手に想像しちゃったんである。将来好感の持てる青年になるに違いない。
この子に限らず6年生はこれが小学生最後の試合。
我々大人たちには最後であっても、君たちには次のステージへの第一歩でもある。

フレンズのHiroの打順である。昨年はシーズン中連合も併せて6,7本のホームランを放っているスラッガーだ。宮前少年野球の聖地、第一公園ドームでのライト観覧席へ突き刺さる、豪腕投手から放ったホームランは今でもありありと瞼に焼き付いている。
有馬小のライト方面では今季選手たちがサーキットトレーニングをしていたのだが、Hiroの打席になるとわらわらと集まり両手を挙げて、「Hiroせんぱ〜い!ここにホームラン打って〜!」とおねだりする光景。なんだか素敵な場面を目撃しちゃった。
期待に応えようと力んだHiroはポテンに終わってしまったけれど(^-^)

なかなかの接戦であった。勝ち負けは記憶にないし、それはどうでも良いことだ。
みな野球を楽しんでくれたかなと思う。幹事チームとしてはもっとナニかサプライズ的オモシロ企画を考案したかったけれど、時間がなく忙しくて気がまわらず、残念であった。

一応滞(とどこお)りなく試合は終了。閉会式の優勝旗授与などはYanagisawa代表やKaneda顧問に要請するもやんわり辞退され、結局Tagami事務局が代役を務めた。
優勝は昨年上部大会でも活躍したブルアロ、準優勝はレッパ、フレンズが3位であった(かな?)

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同日の晩、南部リーグ懇親会である。チームの垣根を越えてオヤジどもの打ち上げだ。
「ただの飲み会だろ」とおっしゃる御仁。そーではない。南部リーグに限らずこれはとても大事なイベントである。子どもの野球を共通項として見知らぬ隣人と楽しいオトナの時間を共有することはとても意義あることと筆者は思う。筆者はあえてフレンズから離れたテーブルに陣取りレッパさんと談笑。闘将Yoshida監督と名将Kurosu監督が根っこが生えたようにどっかりと奥の陣で構える。
順々と各チームからのひと言挨拶。笑いありシビアな意見ありで夜は更けてゆく。
今季つまり今年の幹事チームはブルアロさん。きっと大会運営も闘将Yoshida監督のもと、うまく運んでいただけるに違いない(^-^)

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