2015年9月29日火曜日

線は細く芯は太く

前回に引き続き駆け足の、写真中心の、少年野球の、中学野球の、「晴耕雨読」的な少年野球「晴耕雨読」BLOGなんである。
写真は290cc、文章は小さじ3杯、あとは鶏ガラスープの素と塩コショウを少々と、お好みでごま油を垂らしてワケギを散らせば完成なんである。
「いただきましたっ!星みっっっちゅですっ!」となるかどうか?

宮前連合チーム、宮前クラブの練習試合なんである。恒例となった地元中学チーム(1年生チーム)との対戦なんである。今年は宮前平中学野球部と有馬中学野球部との試合。もちろんルールや塁間23m投本間16mの学童野球の仕切で。
写真スタート。まずは宮前平中学野球部と。監督さんは礼儀正しい若い青年監督(先生)であった。筆者の息子くらいか?
写真をノートリミングの生で。長いぞ。これでも全体の1/5くらいである。








宮前クラブは連錦と続く歴史を継承し名将Matsui監督が、そして知った顔のTadaiさんやWadaさんに加えて、QueensのOgawaさんもスコアラーでベンチ入りなんであった。熱い視線で見つめるオヤジ軍団と母応援団。





有馬中学野球部監督は泣く子も黙るKojima先生。フレンズ30周年記念誌には寄稿をお願いし快諾いただいた。確か有中に赴任して間もない頃で当時はまだ監督ではなかったと記憶する。「少年野球があって今の自分がある」という寄稿文が印象に残っている。
昔筆者の息子も有馬中でピッチャーをやっていたんであったが、当時は下から数えたほうが早いくらいの弱小チームだった。時は流れて今はKojima先生の代になって相当強くなったと聞き及ぶ。今年も素晴らしい成績を収めた有馬中野球部なんであった。
中学応援ギャラリー父母にも見知った顔がチラホラなんである。





有馬中学はフレンズの地元である。卒業後ほとんどの子はここへ進学する。現監督Satohもオレンジ監督Itohも筆者の息子娘も有中出身だ。フレンズ父母にも多くいるわけで。有馬小・西有馬小・鷺沼小・野川小などの小学生の進学先である。なのでフレンズや他の見知った子の顔がちらほら。つい半年前まで同じフレンズまたは他の小学野球チームでチームメイトだった子らが、今は中学と小学で対戦することに。なんとも楽しいわけである。
昨年のフレンズのHiroは今は驚くほど痩せてシュッとしちゃって身長もぎゅんと伸びた。
TakutoやYuusukeは痩せぎすだったが、線の細さは相変わらずだけど、体幹の芯は太くなったようだ。ちょっと眩しい思いで見るとバッティングフォームや投球スタイルは変わってない。これまた楽しい。目を細めずにはいられない。





フレンズの今年の活躍は宮前中学野球界にも及んでいるはずだ。ことにYuiのスラッガーぶりはおよそ皆知っているのだろう。Yuiが打席に立つとライト守備が極端に下がるシーンがあった。Kojima先生が大声で言う。
「オマエ下がり過ぎだよーーー!いくらなんでもよーーー!」
確かにそりゃそうである。全打席ホームランを打つわけではないし。
しかし、終盤のYuiの打席。あわやセンターオーバーのホームランかと思えるような大飛球が飛び出した。有中センターくんは慌ててバック、コケそうになりながらぎりぎりフェンスを背中にしてなんとかキャッチ。ちょっと溜飲が下がったんであった(^-^)






来年はこの宮前クラブの面々や他のチームの6年選手も中学へ行く。部活で野球を続ける子、そうでない子、シニアチームへ行く子もいるだろう。どんな道に進んでも中学校でも元気に楽しく頑張って欲しいものだ。

さてブログ脱稿。ふう。ん...?。
終わってみればやはりいつもと変わらぬ文章量になっちまった。今日こそサクサク終わらせて1ヶ月前から借りている埃をかぶったTSUTAYAの映画を観ようと決心したのに。

写真は290cc(29枚)は予定通りだが、文章は小さじ3杯どころか、バケツ3杯になっちゃったんである。少々濃いめの味付けならば、バケツ10杯の水を加えてから読まれたし。
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2015年9月28日月曜日

宮前ヤンキース

何しろヤバい状況ではある。このブログの為に撮り溜めた写真フォルダは先の連休もあって週末ごとに山積し、もはや手が付けられない状況なんである。まるで昔の新聞記者のデスクに山積みされた資料のように、今にも崩れそうな光景を呈している訳で。
そーなると断腸の思いでばっさりお蔵入りと行きたいのだけれど、せっかく撮ったネタ、フレンズオレンジ以外でも連合チームやQueensなどもある。連盟とQueensの広報も兼務している手前、こちらもおろそかには出来まい。ばっさりやっちゃうのも忍びないわけで、せめて写真だけでも...。

なので今回こそさっくり行かせていただく。今回こそ...と言ってはいつも結構な文章量を書いてしまっちゃうのが常であるけれど、今回はホントに写真だけでゴメンナサイなのだ。あとがつかえているので仕方がない。ホントは今日あたりはじっくり夜空のスーパームーンを一眼レフで捉えたブログか、福山雅治が結婚を発表したことで、ショックを受けたOLが明日会社を休む社会現象についての考察などを書いたりしてみたかったりする今日このごろなんであるけれど、一杯の焼きそば、じゃなかった一杯のかけそば的にぐっと我慢の子になるのだった。
てゆー具合にこんなくだらないことを書いていたら文章が増えてきたではないかっ。またお叱りを受けそうなので、そろそろ。

過日有馬小ドームで宮前連合「宮前ヤンキース」の練習があった。宮前ではもうひとつの6年連合なんである。周知の通り監督はフレンズからSatoh監督が連盟の要請を受けて就任。まずは軽くキャッチボールとノック。
(後日宮前クラブとの練習試合があったが、それはまたの機会に)



練習後二組に別れて紅白戦に突入する。選手それぞれの適正を見るためだろう。子どもたちは必死の思いでプレーしていた。
何十枚も撮ったけれどやむなくそのうちの一部の写真だけを。では、一気に...。








余談。
「我が輩は犬である。名前はもうある。Hanaという。我が輩というが実は女である」
フレンズのスコアラーの一人Inoueさんが連れて来るワンコなんである。
このワンコを見るといつも連想するのが、ちょっと昔の映画「グレムリン」なんであった。


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あの感動をもう一度

今0:00ちょうど。今日はまたしても怒濤の一日なんであった。朝からナニして昼はああして、夕方はこうして、夜は酒を飲んで....なんちゅう細かい話はあとにして。

オレンジボール最終戦も感動の素晴らしい試合をして、その後お疲れさん会でファミレスでの宴のあと、二次会で馴染みの居酒屋へ。22:30頃散会、やっと帰宅。本来ならそのあとデブになるのを覚悟で締めのラーメンなんであったけれど、今日のシメはこれ。

帰宅後予約録画していたtvkのTV放送を観ながらウィスキーのロックを舐める。
至福のひとときなんであった。横浜銀行カップのTV放送。あの時の気持ちの高ぶりが蘇るわけで。神奈川最強のチームを決めると言われる大会での優勝。
改めて映像として観ると、自画自賛ではあるが、フレンズの子らは本当に真剣にしっかり野球をやっていたんだと感動する。素晴らしいこいつらに乾杯だ!
1年のハナタレ小憎から知っている、あのShohgoがなぜかやたら目立っていて、しかもめちゃカッコ良かった。

安いウィスキーでもとんでもない上等の美酒に変身しちゃうからフシギ。
今ちょうど決勝戦が始まった。
じっくり観たいので今日のブログはここまでなんである。

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2015年9月25日金曜日

野球のトビラ

やっとオレンジボール大会2回戦目なんである。といってもこれはブログ上の話で、現実的には先のシルバーウィークですでに4戦終わっているわけで、いかにブログが追いついていないかの証である。連合系のネタもあったりするけれど、この分では日の目を見ずに倉庫の奥深くに収納されちゃう懸念もあったりして、なんである。
そんな言い訳を書いてる暇があればとっととブログを書け、と激高される貴兄、今日は短いブログになっちゃうのだ。だから、少し前フリで水増しの策を弄する筆者なんである。1ページいくらの契約フリーライターなら、編集者に速攻ぶっ飛ばされるに違いない。

さて、2回戦は宮前平小学校ドーム。対するは強豪向丘サンダース。兄貴たちのチームはこの秋の川崎市大会へ単独チームとして参戦が決まっている、宮前でも屈指の強豪なんである。3年以下のオレンジを率いるはSatoh監督。
筆者はスコアラーなのでこの僅かな時間にしか写真が撮れないわけで、写真がない分ブログも短くなっちゃうんである。試合前のシートノック。監督Itohがシートノックの最後の華とも言えるキャッチャーフライを上げる。高々と上がったボールを追って天を仰ぎながらヨロヨロと歩みだすのは、Aチーム眠れるアジアの大砲Hajimeの弟Hideakiだった。しかし、写真をご覧あれ。ボールは全然ちゃうところに落下したんであった。苦笑するItohくん。のっけから笑いが渦巻く幕開けとなった。

ここですぐに試合には突入しない。もっと素敵な写真が撮れちゃったんであるからして。またしても本文に入らないこの文章。筆者が契約フリーライターなら、編集者に速攻絞め殺されるに違いない。サンダースのシートノックが始まった。ベンチでカメラをしまいかけた筆者の琴線に触れる子が目に留まったのだった。
なんちゅう可愛らしさ!しゃがんだ姿はヘルメットの3倍くらいしかなく、ヘルメットぎりぎりの視界を確保して、ちょっと顎を上にして遠くを見ている姿はなんとも可愛いではないか。フレンズの2年生女子のAnjuがしきりに「ちっちゃ!可愛い〜」を連発していた。世界で最も権威のある報道写真に贈られるピューリッツアー賞も夢ではないと思うほどの瞬間を捉えた一枚なんでる。自画自賛...というか素材の良さに感謝。

サンダース+写真と言えば、もちろんTakahashiさん。少年野球写真を撮り続けて20数年の超ベテランなんである。ベンチから筆者のコンデジNikonP100でそのカメラを撮ってみた。左上がノーマル標準での遠景。左下がすこしズームアップ。右がCanonの望遠レンズをNikonの望遠ズームで撮ったものだ。デジタルズームの領域なので画質が粗い。

さて試合開始....、と思ったらまたこんなシーンが。
おいおい、また文章水増しかよってか。編集者にドラム缶に詰められて海に落され、一週間後東京湾に浮かんでいたら、それは筆者である。
「集合〜!」の審判の声に反応して「行くぞ〜!」と主将Shohの声で一斉に駆け出すフレンズナイン。ただ茫然と取り残される子がいた。これまたオレンジではお馴染みの微笑ましい光景なんである。

試合である。
初回Sの先攻。マウンドは主将Shoh。この子に頼るしかないフレンズのオレンジ。ルールも知らない子もたくさんいる。しかしそれでも良い。うちにはうちのチーム事情というものがあるから。参加出来ただけでもありがたいのだ。子らには野球の楽しさや悔しさを味わってもらい、このまま野球を続けてくれたらそれで良いと思うんである。過日連盟会長Sohmaさんともそんな話をしたのだった。

Sの1,2,3番打者を三者とも空振り三振にした幕開けは圧巻であった。
その裏Fはいきなり先頭Shohのセンターオーバーツーベースを足がかりになんとか1点先制す。
3回まで打者9人に対し奪三振7個のパーフェクトピッチだったShohだが、終盤4回Sの反撃は、2番Tくん、4番Kくんに安打が飛び出し2失点。とうとう逆転され1:2。

その裏Fは一死後四球と盗塁で走者を3塁に置き、打者はKenzoh。普段はバットにかすりもしないのだが、この大一番でなんと二遊間を見事に破る同点タイムリー。その後押し出しDBでフレンズがサヨナラ勝ちしちゃったんであった。

サヨナラ勝ちしたんではない、サヨナラ勝ちしちゃったんであった。
子どもらも親たちも我々指導者もみな、日に焼けた頬をオレンジ色に輝かせていたことは、勝ったことの喜びよりももっと嬉しい光景なんであった。

球を芯で捉えた時のバットのグリップから手のひらに伝わる心地よい痺れ。
三振した時の悔しさと恥ずかしさ。
見事にタッチの差でスライディングし盗塁を決めたときの爽快感。
エラーした時の仲間への申し訳ない気持ちと、そのあと肩を叩かれ「ドンマイ!」と言ってくれたチームメイトとの一体感。

そんなふうに野球を好きになる入口の扉を開けて、次第にその奥まで足を踏み入れることになる。行けば行くほど面白くなり、それでもゴールは遠く虹の彼方。
キミたちは今その扉をノックして一歩足を踏み入れたばかりだ。

ようこそ、ここへ。

※最後は少しはまともに書いたので、これで編集者から命を狙われることは免れただろうか(^-^)/
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2015年9月24日木曜日

ヴィトンとシャネル

ああ〜、なんてこったい、ついにやっちまったんである。
数年前から「一眼レフカメラ」を虎視眈々と狙っていたのであったが、今のコンデジでもブログには十分だったことと、何しろその日暮らしの風来坊にとっては一眼レフ(デジイチ)は高嶺の花なんであったわけで、素人には手が届かないと逡巡していたんである。
しかし、お笑い芸人の陣内○○が藤原紀香を射止めたように、世の中高嶺の花と思っていても念ずれば叶うこともあるわけだ。

価格ドットコムで価格の推移を見極めて、Amazonで「欲しいものリスト」に登録し、一昨日の晩清水の舞台から飛び降りる気持ちでAmazonでクリック。昨日午後来ちゃったんである。
今まで使ってきたのはNikonP100というコンパクトデジタルカメラのハイエンドタイプ。このブログへの貢献度は計り知れないわけで。購入したのはやはりNikonのD5500。CMではファミリーNikonという触れ込みで小栗旬が出演しているアレなんである。パパママの初心者が手にするデジイチ入門機なんだそうだ。しかし筆者にとっては「パパママの初心者の一眼レフ」が10万以上(ダブルズームキット)することに驚きを禁じ得ない。CMのように気軽に買える金額ではないではないか?対抗するCanonのイオスKissX8iも垂涎ものだったけれど、比較対称すればNikonに落ち着きココロが決まった。性能は圧倒的にNikonなんであった。Canonの神髄には今でも憧れがあるし、国際スポーツ中継で見るあの白い望遠レンズにはうっとりしちゃうんであったが、やっぱりNikonなんである。これはヴィトンを選ぶかシャネルを買うか、みたいなところがある。ヴィトンはCanon、シャネルはNikon。(註:筆者のオリジナル解釈)

あるネット情報によれば「記憶のCanon、記録のNikon」という格言があるんだそうだ。Canonは事実に若干色付けして鮮やかな絵を撮るのに対して、Nikonは実直に事実をありのままに切り取るスピリッツがあるんだそうだ。なので商業写真のCanon、芸術写真のNikonという言い方もあるらしい。
このへんのCanon対Nikonの比較を話せばきりがない。迷ったら手に取って好きなほうを選ぶ、というのが最もシンプルで良い選択方法なのかもしれない。きりがないのでやめる。
写真左はP100...お疲れさま。
真ん中D5500本体+18-55mmレンズ。
右が望遠ズーム55-300mmレンズ。これでもP100のズームには敵わないかもしれない。

今日コンデジとデジイチでベランダの遅咲きのハイビスカスを撮ってみた。
この花は相当昔にある人へのお礼の品として買ったついでに、うちにももう一個買ったものなんである。毎年健気に花をつけるしぶとさには驚き桃の木山椒の木、いやハイビスカスの木なんである。
左が今まで使ってきたP100。これでもブログ的には十分な解像度とピント精度ではあるけれど。
右がD5500。花の赤の鮮明度もさることながら、葉脈の密度や花のひだひだ感、遠景のボケ感はやはり違う。単純に解像度の違いだけだろうか。

鷺沼小ドームでのオレンジボール3回戦のあと、有馬小スタジアムに戻りいよいよデジイチのデビューを果たした。来年フレンズに入ってくれたら妖怪ウォッチのグッズを買ってあげると去年から筆者と約束しているHiroの弟、まだ幼稚園児のHaru。テッシー画伯のジバニャンのイラストも贈る約束だ。これに母のセクシーダイナマイトNatsukiとのショットを撮ってみた。やはりコンデジには出来ない、デジイチならではの人物造形に深みがある。Natsukiの凹凸感も....。いやそりゃ違うか(^-^)
NatsukiにはLINEでブログアップには細身に加工してくれと頼まれたが、それは出来ない相談だ。毅然と断ろうではないか。現実をありのままに活写するのがNikonだからね。

同じクラスのCanonにもあるエフェクト効果。中でもこれが楽しみだった。「ジオラマ効果」または「ミニチュア効果」。このブログの左に貼ってあるUNIQLOのリンク動画と同じエフェクトなんである。左がノーマル画像、右がミニチュア効果で撮ったもの。

同じくバイクやグランド風景を撮ってみた。バイクや自転車がオモチャのようになっちゃう。これは今後このブログでも活躍しそうな予感。

ついつい面白くてわしわし、しゃばしゃば撮ってしまう。一眼レフならではのシャッター音も小気味良いわけで。これでまた写真枚数が増えてブログアップの障壁となる懸念に夜も眠れなくなっちゃう筆者なんであった。他にもWi-Fiでの操作も可能なことやいっぱいあるけれど、また順次触れていこうじゃないのよ的に、今日は寝るんである。
シルバーウィークはもう今日で終わり、疲れた〜。
週末はQueensのBBQ大会が待ち受けているんである。
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