2015年11月11日水曜日

新しい風

新人戦の季節がとうとうやってきた。
否応にも思い出すのは昨年の闘いはVS富士見台ウルフ戦。決勝で涙を飲んだけれど、ずっと1,2回戦敗退だったあの弱小チームだったフレンズに、来季への希望に満ちた価値ある準優勝なんであったことを、まるで昨日の事のように想起されるのだった...。

2015年来季の新チームによる「新人戦」の開幕なんである。
例によって開会式の行進から全チームの面々を一挙掲載。写真左側に多少妙な白濁があるのは、レンズフィルターに雨粒が付着しているせいである。女子野球Queensも含めた全20チーム。



















昨年度優勝の富士見台ウルフから優勝旗の返還。
それにしても行進の時のかけ声はなんともまだ「子ども」を彷彿とさせる黄色い声であった。1年間6年Aチームにずっと接してきたオトナから見れば、なんとも可愛らしい声なんであるが、これが冬を越え春のヒバリの声を聴く頃になれば、ずず、ずんと成長しちゃうから楽しいのである。


これまた恒例の、グランドから見た観客席のショット。折悪しく小雨が降り出し、ぱっとしないけれど、以前まで使っていたNikonP100ならもっとぱっとしない画しか撮れなかったはず。今のD5500だからまだ、ここまで写っている。どんなプロ仕様の高級機一眼レフカメラでも、雨模様を晴天に変えて撮影は出来ないわけで。



選手宣誓はサンダースの主将。きりりとした気持ちの良い宣誓。
昨晩は一生懸命練習したのだろうか。その宣誓の先生となったのは彼の親御さんに違いない。
特別賞はフォルコンズ。行進の優秀だったチームに与えられるものだ。フォルコンズのUeshimaさんは遠く海外出張の地で、このブログを見ているだろうか。海外へMacを持ち込みホテルで連合ヤンキース祝勝会・解散式のDVD制作に没頭しているんであった。


このあとフレンズ1回戦は場所を移動して第四公園ドームにて。
対戦はKurosu監督率いるヤングホークス。シートノックは29番HCのIshikuraさん。
雨のせいかホーム........。
(※書いている途中たった今、世界野球プレミア12で中田の安打でサヨナラゲーム)
雨のせいかホーム周辺のマーカーが埋没し、試合直前になって必死にかつ冷静に白線を引くKatsuさんたち。

「プレイっ!」
試合詳細は割愛したい。
フレンズ2015年の大快挙、今年はフレンズ史上特別なシーズンであったけれど、それが為に5年生以下の練習や練習試合は今年、ほとんど実現していないんである。Aチームの応援ばかりで野球をさせてあげれなかった。チーム事情を鑑みれば致し方ないこととは言え、彼らには可哀想なことをしたと思っている。反して一生に一度あるかないかの全国大会や県大会などの大舞台をその目に焼き付けられたことは、彼らの一生の想い出になったはずである。いつか二度目の大舞台をキミたちに託したい。

負けの、言い訳がましくなっちゃった。
惨敗の12:1なんである。
正直、12失点で終わったことに安堵した。もっと悲惨な結果を想定していたんである。
それだけにほんの少し、トンネルの暗闇の向こうに一条の光明を見た思いがしたんである。きっと今年全国へ導いた監督Satohが、長い目でしっかりチームを作ってくれるに違いない、ことを希うばかりだ。
(※筆者スコアラーにて写真は開始前のこんだけ)



にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村


3区夜の交流戦

女子野球チーム宮前Queensが発足して来年は10周年を迎える。今着々と記念式典や記念誌発行に向けて委員会を起ち上げメンバー全員頑張っているんであった。筆者の微力だけでは委員会の協力なくしては良い記念誌は出来ない。筆者は広報担当ということもあり、また原稿を作成するのには専門のグラフィックソフトを操りデザインすることが出来るためである。更に誌面を実際作れるヒトがいれば代わりにお任せしたいのだが、世界の中心で愛を叫んでみても他に誰もいないから筆者が名乗り出たわけで。しかしながら、本当のところはQueensのために自分が出来ることはこのブログで少女野球をPRすることくらいしかないので、筆者のスキルの専門分野で協力出来るのであればとの思いと、いちクリエイターの端くれとしての、胸の底からふつふつと湧いてくる、如何ともし難いデザインへの制作意欲なんである。デザイナーを自称する者ならば、これがなければデザイナーとは言えない。

しかーし。フレンズ30周年、連盟20周年記念誌に携わり、仕事そっちのけで何度かの徹夜を経験し、見えない精神的プレッシャーに押しつぶされそうになった経験者としては、正直キツイ気分でもあるんである。あの地獄がまたしてもやって来るのかと...。
今記念誌との格闘はまだ中盤戦にさしかかったばかり。これからただでさえこの時季忙しいフレンズとのバランスをとりつつ年末へ怒濤の闘いに突入するんである。

さて、今日はこんな事を書くつもりではなかった。
女子野球が宮前区に産声をあげて誕生したのが宮前Queens。読売巨人軍からの要請を請けて故Kasahara前代表が尽力し、Koshimizuさんを監督に指名して産み落されたんである。最初の試合は交流戦というカタチで、多摩区、麻生区と対戦したのだった。今でこそ川崎市内7区にそれぞれの女子チームが健在するけれど、当時は全く手探りだったらしい。その1,2年後からこの多摩・麻生・宮前3区の女子野球関係者で懇親会が開かれることになった。一度やってみるとたいへん盛り上がり評判も良くて、その後毎年この時季恒例開催することになったのであった。通称「3区女子野球懇親会」。幹事チーム(区)は輪番制でたまたま今年は宮前なんである。Queens夜の部室でお馴染み宮前平「藍屋」の帝国ホテルバンケットルームにも引けを取らない大宴会場を貸し切って開催。
昨年も生前のKasaharaさんからお誘いがあったのだったが所用で参加出来ず、今年はやっとQ広報担当部長としても、また自分の見聞を広めて「自分力」を高めるためにも参加することになった。

例によって写真のオンパレードになる。野郎どもはいざ知らず、女性の写真は極力目をつぶったものや、あとでお叱りを受けそうな懸念があるものは良心に従い削除したつもりであるからして、その努力だけは認めていただきたい。でも被写体の素材がいいから皆さん素敵な方たちばかりであった。

まずは幹事である宮前の代表Murataさんから挨拶。しんと静まり返り神妙に聞いていたのはここまで。このあとからはいきなりバンバン盛り上がるのである。
写真でお気づきだろうか。席順である。どうしてもこんな場合区ごとに固まってしまうきらいがあるのは世の常人の常、わかよたれそつねならむ、なんである。それを払拭するために考案されたのが....。それぞれのテーブル席にあらかじめトランプを置いておき、来客順に別のトランプを渡し、そのトランプのカードが合致した所に座るシステムなんである。IT企業顔負けの見事なシステム構築なんであった。全員シャッフルされて近隣区との会話にも話が弾むのであった。ちょっとした合コン的な匂いがないではないが、筆者は嫌いではない。懇親会ならばとても有意義な策である。








たまたま筆者の左お隣さんは多摩区の方。(ダジャレではない)ひとしきり女子野球の話題や個人情報の話で盛り上がる。
右隣りは麻生区の麻生シスターフレンズの素敵な美人お母さんだった。いろいろ話してみたら...。
母体チームは王禅寺少年野球部の方でご主人はそこの監督さんをされている。フレンズの今年の全国大会の話を振ったら知っていた。フレンズHPでもうご存知なんであった。ならばと、少年野球「晴耕雨読」をiPhoneで見せたら「あっ、これも見たことあります〜!」と嬉しいお言葉。母体チームとの掛け持ちの女子野球の母ならではの苦労話などに花が咲いた。
※さきほど王禅寺少年野球部のHPを見たら....驚いた。部員数33人中女の子はなんと11人(幼稚園生含む)なんである!ちょっとしたカルチャーショック、ウルトラショック♪なんである。Queens女子最大の供給源である鷺沼ヤングホークス監督Kurosuさんもインド人もビツクリである。

挨拶は宮前連盟会長Sohmaさん始め、多摩区会長Shimizuさんなど順々と。Shimizu会長はそのトレードマークの蝶ネクタイで超有名人である。ついでに話が長いことでも超有名みたいだった(^-^)周りから揶揄されても一向に意に介さず延々とニコニコと話続けるShimizu会長。
多摩ウィンドフラワーズ前監督Minobuさんのスピーチ。うちのMutara代表によれば、大変に人望の厚い女性監督(前)さんなんである。
一人ひとりの挨拶は時間がかかるとのことで、区ごとに立ち並びざっくり挨拶をすることに。まずは多摩区、そして麻生区と続き、宮前がしんがりを務めた。



RyohくんDaiちゃんと続きQの最後はKoshimizu監督。
会の途中であちこちD5500を持って徘徊すればこんな場面に。美人妻Kitamatsu母とツーショットの会長。ニッカリにんまり実に柔和なご満悦の表情なんであった。一応会長の名誉のために断っておくが、シャッターを切る前に無理やり肩に手を回させたのは筆者。

さて長く書き過ぎた、今に始まったことではないが。
なのでこのあと近くのカラオケ二次会での模様はさっくり写真中心で。多摩区の二人は実に会場の盛り上げ上手であった。一気にがんがんヒートアップしちゃう展開に。
途切れる間もなく次々と予約曲が満載でぎゃんぎゃんわんわん歌いまくるんであった。
3区入り乱れて誰彼関係なく楽しむ交流戦は実に良い。








最終電車間際まで粘り順々と帰宅する他区メンバー。多摩のMinobuさんは最後までおつきあい下さった。残った宮前メンバーで更に夜は更けゆくのだった。




ウルフImanishi父(次期Queens29番)が筆者のカメラを手にとり言った。
「Teshimaさんも撮ってばかりいないで、たまには自分の写真もアップして下さいよ」
筆者が性懲りも無く「M」を歌うと壁にヒビが入り、天井は崩れ落ち、室内が氷の世界になるのは分かっていたが、歌ってしまったんである。それをImanishiオヤジに激撮されてしまった。そこまで言われたらブログアップしないわけにはいかないではないか。
久々自分の写真をここにアップする。
ちょっとハゲてはいるがなかなかのイイ男に写っていたんである(^-^)
「ちっちゃいオジサン」に似ていなくもないが....。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村


2015年11月10日火曜日

じょりじょり

よく言われることのひとつに、「男が女の肉体的感覚を一生かかっても理解出来ないこと」の代表格は、「出産の痛み」なんである。筆者の娘が子どもを出産時に深夜の産院の待合室で待っていた時の絶叫や、筆者の息子の嫁さんが出産の時の話をあとで聞いた時の衝撃は今でも憶えている。また、フレンズ母たちの話などからも知識としては知っているつもりだ。だからほんの片鱗ではあるけれど、多少なりとも理解はしているものの、でもやはり、想像を絶するものであるに違いない。
以前のブログにも書いた覚えがあるけれど、女はカラダの痛点が少なく痛みに強いのだそうだ。もし男が出産を経験したのならば、男は痛みに耐えきれず気を失うか、死んじゃうらしい。(ナニかの本で読んだ)また、血を見ることに慣れている女に比べて、慣れていない男が自分の怪我での出血には、からっきし弱腰になるのだそうだ。これもナニかの小説で読んだのけれど、素人相手のケンカでは、ただ闇雲に殴りかかるのではなく、確実に鼻をヒットさせてまずは鼻血を出させるのがコツらしい。すると自分の血を見た相手の男はかなりの確立で戦意を喪失するんである。

反して「女が男の肉体的感覚を一生かかっても理解出来ないこと」はなんだろうか?
筆者は女ではないので分からないけれど、そのひとつとして確実なのは「ヒゲのじょりじょり感覚」ではないだろうか。ほとんどの(経験値によるが)既婚女性はその「じょりじょり感」は男による外的圧力で感じ取るものであろうが、自分の顔にヒゲがじょりじょり生えた感覚は一生理解出来ないであろう。
筆者は18で上京後学生でバイトしていた頃から口ひげをはやし、会社員になって1,2年は剃ったものの、その後はずっと今日までヒゲを絶やしたことがない。今でこそ男のファッションの一部として誰も彼も、猫も杓子もヒゲを伸ばしているけれど、当時はまず若造のヒゲなどは珍しかったんである。「若造のヒゲ」はそのまま「生意気なガキ」の代名詞だった。会社に対する反骨精神と、今にして思えば自分のちっぽけな青臭いダンディズムがそれを持続させたのだろう。

しかし当時は黒々だったそれも今は、頭髪とともに良く言えばロマンスグレー、しかし現実は白髪まじりの「限りなく白色に近いグレー」になっちゃったんであった。「限りなく透明に近いブルー」ならば字面(じづら)もカッコいいのだが。

さて、ここまでは久々の例のブログを更新出来ない「深夜の弁明」の序文なんである。
二週間前深夜の路上で精神的肉体的格闘を演じて、更に先日の土曜はQueens関連で「3区懇親会」のあと、カラオケに流れ帰宅は午前2時過ぎ。翌朝はカラダの中のアルコール分が抜けきらないうちに早朝6時起床し、宮前新人戦スコアラー。午後はQueens10周年記念誌のラフデザインのまとめ。今日月曜は朝から渋谷MODI(旧丸井)のテナント設計現場へ....。

ここ1,2週間もう眠いのなんのって、たまらんのであった。
なのでQueens懇親会ブログはまたの機会を伺いつつ、本日は寝ちゃうのである。

今日のブログはいったい何の話だったんだろうか?(^-^)
にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村