2017年5月11日木曜日

再現VTRか

防犯大会のフレンズVSウルフが終わったあとは、連盟キャップをかぶり次戦の試合を観戦取材なんであった。これがなんとまたヤングVSフォルコンズなんである。ついこのあいだジャビットカップでもフレンズ戦のあと同じくこのヤングVSフォルコンズを取材しブログアップしたばかり。組み合わせ抽選の妙と言えばそれまでだけれど、なんとも因縁のカードの偶然の連続なんであった。前回はフォルコンズが終盤猛追し一時は勝利が見えたかに思えたが結果は惜敗。また、ヤングにしてみれば先のジャビットでフレンズ、フォルコンズ両試合ともに結果は競り勝ったけれど、薄氷を踏むようなギリギリでの勝利だったに違いない。
果たしてフォルコンズのリベンジなるか...であるけれど、詳報はもちろん書けない。手元にスコアブックがなければ記憶だけでは書けないからである。曖昧な記述は良くない結果しか生まないんである。スコアを見て書いても過去にこんな間違いを犯したことがある。スコアには打者の安打がどこへ飛んだかを記録する欄があってそれを記号や数字で表すのだけれど、「8︵・9」はセンターライト間を抜ける安打なんであるが、それをブログでつい「左中間を抜ける」と書いてしまった。正解は右中間なのに。これはまだ良いほうだけれど、例えば選手の三振などの表記には個人名は出さないようにするし、せいぜい出しても「主軸のバットは沈黙を守ったまま」とか「4番が三振に倒れて」という表現にする。また相手チームのショートのエラーで決勝点が入った場合などは「相手失策などで」と表現を曖昧にさせている。三振や失策で名前を出すのは自チームのフレンズ選手かQueens選手に限るようにする。(それでもほとんど書かないが)もしこれを曖昧な記憶を元に、他のチーム選手でかつ4番を5番と間違えて書いたら、5番の子に申し訳ないからだし、親も憤慨するだろうからである。うちの子は三振しとらんぞと。昔ここのコメント欄に見知らぬ親から非難めいた書込みがあったけれど、以前から気をつけてはいたものの、それ以降更に気遣うようになった。とても窮屈だけれどブログを書く者としての矜持(きょうじ)だし、襟を正すことにもなるわけで。それでもミスを発見した場合はお知らせ願いたい。早ければ1分以内、遅くとも24時間以内に訂正したい。(先日もQのAkaneとHinataを取り違えてしまったことがある。筆者が助産婦さんでなくて良かった)

あらら、こんなことを書くつもりは子猫の毛ほどもなかったのに、夏の早朝の露ほどもなかったのに、つい脱線してしまった。
防犯大会で偶然にもまた同じ組み合わせとなったヤングフォルコンズなんであった。
写真は当然Queens姫中心になるのは覚悟されたし。また、結果は周知の通りゆえ、忌まわしい記憶を思い出したくないF関係者は読まないでいただいて結構なんである。
フォルコンズには6年Sachikoの他、Q姫のAyane、Mikku、Tohkoがいる。

火ぶたは切って落とされた。初回からFは2得点を挙げて勢いに乗る。



その裏先発のマウンドに立ったのはなんとQのSachikoなんであった。本部席のMurata代表も驚く。試合前父のJeffに訊いたら「本人は言葉には出さないけど相当緊張しているみたい」と言っていたのだった。そういうJeffも心配そうに緊張しているようだった。


ヤングもその裏1点を返す。なんだかつい先日のゲーム展開が脳裏をよぎるわけで。ヤングにはAyakaとユリッチことYurikoがAチームだ。


Q姫が投手同士で投げあう場面はなかったが、投手対打者での対決は当然あるわけで。回が遅くなればSachikoとAyakaのマウンドがあるかとは思ったが、ベンチの采配でそれはなかった。ライトのAyakaがフライを捕る瞬間。ちゃんと左手を添えている基本に忠実な姿勢。それとサードYurikoが走者とクロスプレーでタッチアウトする瞬間。会場中が判定に息をのむあいだにも、すでにYurikoは次のプレーに注意を向けているシーン。


Sachikoは慣れない公式戦のマウンドでよく頑張った。上出来である(印象的だけれど)。途中から投手交代、お疲れさまであった。以下印象的な写真を抜粋し掲載。




ますます痺れる試合展開なんであった。2裏にYが2点を入れて3:2と逆転する。しかしそのあと3表にはFも1点追加しすかさず同点に。
大盛り上がるFベンチ&ギャラリー応援団。応援は圧倒的にFが賑やかに盛り上がっていた。これはフレンズもそうだけれど昔から受け継いだチームカラーというものであろう。



5回ついにFが1点を奪取し4:3と逆転する。欣喜雀躍どころではない、狂喜乱舞しかねないF応援団。(スコアブックはないので写真に撮ったスコアボードを見てブログ執筆)


もう時間もない。最終5裏のヤングはあの時の再現VTRを見ているようだった。ジャビットでのフレンズとのサヨナラゲーム、つい先日のフォルコンズとの死闘...。
怒濤の3得点で一気に6:4とひっくり返しサヨナラとした。さすがは名将Kurosu監督率いる名門ヤングホークス。今年はナニカ「持っている」ぞ。
Ayakaも自ら安打を放ち本塁ベースを踏む活躍。「集合!」のコールで勝利を知った瞬間、立ち上がって喜ぶヤングのヤングな応援母たち。画面の端でニンマリするKurosuさん。大量の胃薬とともに、タイムをかけてマウンドへ行く前に血圧を下げる特効薬も服用されることをお薦めしたい。


またしても苦杯を舐めたフォルコンズナイン。もしこれが自チームだったならばと思うと軽々しいことは書けないが、胸が張り裂けんばかりの悔しさであったろうと思う。泣いている子もいた。2戦連続だもの心中察して余りある。しかしそれでもキミたちのおかげで素晴らしい試合であったことは紛れもない事実だ。


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2017年5月9日火曜日

猛追、逃げ切り

宮前区少年野球連盟主催の大きな公式大会のひとつ、上部大会に通じる宮前防犯大会なんであった。歴史はとても古く今回で50周年を迎えた。なぜ「防犯」なのかは、過去の防犯大会ブログに理由を記載しているので、今年は割愛しちゃう。
更に昨年からあの米国最古の野球用品メーカーである、RawlingsさんがJAサレサ川崎さんとともに協賛としてスポンサーについていただいている。あの「ゴールデングラブ賞」を模した豪華賞品もあるんである。この日筆者はRawlingsのTシャツを着用して出動しようと思ったのであったが、あにはからんや、前日に着てしまって洗濯中なんであった。Rawlingsロゴ入りのグラブは垂涎(すいぜん)の的である。
また、川崎富士見ライオンズクラブさんから、古くなった連盟の横断幕を刷新した新しいパキパキのものを寄贈していただいた。併せて感謝いたします。


フレンズの試合前のカードは向丘キッズVS長沢ドングリーズ。
ドングリにはQueensOBのYumaの妹ちゃんも在籍している。


フレンズの前監督Satohくんは仕事の関係で北海道へ単身渡っていたんであるが、やっとこちらへ帰ってきたんであった。球場を睥睨(へいげい)する丘の上のVIPルームで宮前のお歴々と観戦していた。

さて、試合なんである。対するは富士見台ウルフ。今年からいったん監督を退きつつもベンチ入りするのは名将Ogasawaraさん。フレンズベンチでは監督Itohが大阪出張で不在、29Shohtaと28Ohshiroオヤジ。言ってみれば全くメンバーは変わったものの、2015年全国出場ベスト16のチームと、同じく2016年ベスト4、第三位のチーム同士の激突なんである。....ってもちろんうちにはそんな面影はないけれど、でも大げさに言えばそれは事実なんであった。


簡潔に言ってしまおう。3回裏終了までにウルフの放った安打は単打の連打で6安打、毎回3塁まで走者を進めるもあと一本が出ず無得点。こちらフレンズはと言えば打線が沈黙し全くの無安打でやはり無得点。ゼロ行進が続く閉塞感の漂う展開。


4回表についに均衡を破ったのはW軍団。FのPBや5FCなどの隙に乗じて先制点をもぎ取る。しかしその裏Fの攻撃では、主砲4番Takashiの初安打が出ると、相手失策や続くGakuの内野安打などですかさず同点に追いつき、Fも盛り返す。

その後5回表にもWは2安打三塁まで行くもののやはりあと一歩足らず。
Fにとってのビッグイニングはその裏にやって来たんであった。
Sohmaが四球、相手失策などで逆転すると続くShohが右前打で出塁、二死後4番Takashiがやっと本領発揮、あわやホームランかという痛烈な外野フェンス直撃弾を放ち3:1とし、更にKunjiもバットを強振すれば左翼へのタイムリーで4:1としたんである。
フレンズにしてみれば常勝軍団「あの王者ウルフ」から大逆転の展開に持ち込んだだけで、大盛り上がりなんであった。



しかしなんである。これで終わらないのがWの真骨頂。終盤必ず逆転し終わってみれば勝ちをもぎ取るゲームスタイルはウルフの昔からのお家芸。どんだけ昔かと言えば昨日今日の話ではなく、筆者の息子時代からウルフの印象はそうだったんである。体格の大きい子は少ないが実に野球と真摯に向き合って指導陣の言うことを素直に聞き、野球巧者というイメージが強い。
最終回の6回ウルフの猛追が始まった。どうしちゃったのかエースShohmaがここにきて四死球を連発し暗雲漂う空気になってきた。1失点後なんとか二死、しかし走者を溜めてしまったところでマウンドを5年生Shohと交代。打者は主砲の4番。見事なタイムリー二塁打を献上、ついに1点差に肉迫された。
がしかし...。
猛追及ばずこれまで。その裏の回には時間切れで突入せず、結果4:3でフレンズがなんとか逃げ切ったのであった。安打数W10本に対しF5本。少ない好機を活かし、我慢強く守り切ったのだった。
いつものフレンズならここで逆転まで許しあとは意気消沈のズルズル負けが多かった。少しは前に進んでいる手応えを感じられるゲームであった。



大歓喜に湧くフレンズベンチと応援ギャラリー。その渦中に自分もいたいといつも思うのだけれど、大抵はカメラを構えて別の場所にいるのでなかなか叶わないのである。
いやはやフレンズはウルフよりも実力差はあったものの、点差だけ見れば伯仲した試合であったと思う。(互いのミスも多かったが)このFの試合のみならず、前大会のジャビットカップから他の試合でも、このところなかなかの好ゲームを観戦している筆者である。
このあとまた、ジャビットからの因縁のカード、ヤングVSフォルコンズ戦が待っていたんである。前大会に続きこれがまた激戦であった。

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